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陰謀③
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私は王都アイテールの第3王女、エスメラルダ・フォン・アイテール。こう見えてれっきとした王女だ。
先程、ちょっとダイキ達と離れておトイレに行く途中に何者かに拐われてしまった。大きな袋に入れられ、目隠しをされ、口には布を巻かれ声も出せない……
困った……本当に困った……せめておトイレが終わった後にして欲しかった。
「おい、王女を何処に連れて行くんだっけ?」
王女を担いでいる男が誰かに質問している。
「バカやろー忘れたのか?街外れの誰も住んでない家だ!ここからなら少し遠いいが、目立たず速やかに移動するぞ」
「おう!」
どうやら私を何処かに連れて行こうとしてるみたいだ。
うっあまり揺らさないで……
ダイキ達、心配してるだろうな。
一方大樹達は
『ミコ、そっちはどうだ?』
ミコに念話で状況を確認した。
『あるじさま、先程言うの忘れてましたが、スキルの地図を使えばエスメラルダ様を探せるのではないのですか?』
「あっ!」思わず声が出てしまった。
メルが首を傾げて見ている。
『最近使う機会がなかったから忘れてたよ。ちょっと使ってみる』
大樹はスキル地図を使って見た。
ふむふむ、お!街外れに緑の点滅があるな、沢山の赤い点滅に囲まれてるぞ。
『多分、街外れの建物の中にエスメラルダが居るはずだ。ミコの場所からは遠いみたいだから先に俺が行くからセシルを連れて来てくれ!』
『わかりました。気をつけてください』
よし、そうなったら急いで救出しなくては。
「お兄ちゃん、エスメラルダお姉ちゃん見つかったの?」
やべ、メルをどうしよ、危険な目にはあわせられない……
「メル、お姉ちゃん見つかって助けに行くからメルは宿で待っててくれないか?」
「うん、わかったよ。気をつけてね」
なんてうちの子は聞き分けがいいんでしょ。
メルの頭を撫ぜ、宿まで連れて行った。
そこからは俺の身体強化の出番だ。
街外れまでは難なく来たが、ここからは慎重にいかなくては。
まずは、地図で確認すると、建物の中にはざっと見ても10何人はいる。そして地下らしき所にエスメラルダが捕らえられている。
緑の点滅が動いているから動けない様な状態ではないだろう。
入り口に見張りが2人か……大樹は隠密を使い気配を消し、近づいていった。
「なぁ!サタナエル様はこんな事して本当に王になれるのか?」
「あぁ?知らねえよ!しょうがねえだろ、従わないと何されるかわからないからな……」
ん?サタナエル?黒幕の名前か?一応覚えとくか。
大樹は2人を手刀で気絶させ、屋敷の中に入った。
『ミコ、中に入ったから屋敷の周りを警戒してくれ』
『わかりました。しかし、セシルさんが中に入りたいそうです』
え~。まぁ確かにセシル的には自分で助け出したいよな。
『わかった。セシルは中に入ってもらって、ミコは周りを警戒して』
『わかりました』
さて、セシルが来るまでにある程度は片付けておくか。
大樹は隠密と身体強化のお陰で難なく屋敷の中の男達を制圧した。後は地下だけだな。
ふぅ~これでよしと。セシルを待つ事数分。
入り口からセシルが入って来た。
「おいダイキ!エスメラルダ様はどこだ?」
おいおい、少し落ち着けよ……
「屋敷の中は俺が片付けといたから、後は地下部分だけだ。地下の部屋には5人の人がエスメラルダ様を見張っている感じかな」
「それでエスメラルダ様は無事なんだろうな!」
「多分。何でエスメラルダ様を拐ったのかは知らないが、生きている事は間違いないからまだ人質としての価値があるんだろう。しかし、いつ価値が無くなるかわからないからな急いだ方がいいかもな」
2人は静かに地下の部屋の前まで来た。
さすがに扉を開けるから隠密の意味はなくなるからさて、どうしたものか……
地図で中の様子を確認すると、扉の横に2人、奥に2人、エスメラルダの前に1人か。
セシルに小声で説明し、作戦を教えた。
作戦はこうだ。
まず、基本は殺しはしないので、俺が身体強化で扉から入り、左右の2人を倒し、そのまま奥の2人を倒す。セシルはエスメラルダの前にいる男を倒す。作戦と言っていいのかわからないがこんな感じだ。
大樹は扉を蹴り破ろうとした時、中から声が聞こえて来た。
「エスメラルダ、お前には悪いが、用が済み次第死んでもらう。恨むなら父親を恨むんだな」
エスメラルダは震えて俯いたまま何も言わない。
「ふん、もう口もきけない程怯えてるとは、それでもアイテールの王女か!俺がどれだけ肩身の狭い思いをしたのかお前にはわかるまい。だが、これが成功したら俺が次の王だ!ワッハッハー!」
何が次の王だ、そんな事はさせない。
大樹はセシルを見て頷いた。
大樹は勢い良く扉を蹴り中に入った。
ドッガーン!
「!!」
「セシル、殺すなよ!」
大樹は素早く1人、2人を気絶させ、奥にいる兵隊も無力化した。
パンパンよし、こっちは終わったと。セシルを見ると、あっちも終わった様だ。
セシルが声をかけようとエスメラルダに寄っていくと、
「もう、無理~~!」
セシルに体当たりをして部屋から出て言ってしまった。
「「え~~?」」
先程、ちょっとダイキ達と離れておトイレに行く途中に何者かに拐われてしまった。大きな袋に入れられ、目隠しをされ、口には布を巻かれ声も出せない……
困った……本当に困った……せめておトイレが終わった後にして欲しかった。
「おい、王女を何処に連れて行くんだっけ?」
王女を担いでいる男が誰かに質問している。
「バカやろー忘れたのか?街外れの誰も住んでない家だ!ここからなら少し遠いいが、目立たず速やかに移動するぞ」
「おう!」
どうやら私を何処かに連れて行こうとしてるみたいだ。
うっあまり揺らさないで……
ダイキ達、心配してるだろうな。
一方大樹達は
『ミコ、そっちはどうだ?』
ミコに念話で状況を確認した。
『あるじさま、先程言うの忘れてましたが、スキルの地図を使えばエスメラルダ様を探せるのではないのですか?』
「あっ!」思わず声が出てしまった。
メルが首を傾げて見ている。
『最近使う機会がなかったから忘れてたよ。ちょっと使ってみる』
大樹はスキル地図を使って見た。
ふむふむ、お!街外れに緑の点滅があるな、沢山の赤い点滅に囲まれてるぞ。
『多分、街外れの建物の中にエスメラルダが居るはずだ。ミコの場所からは遠いみたいだから先に俺が行くからセシルを連れて来てくれ!』
『わかりました。気をつけてください』
よし、そうなったら急いで救出しなくては。
「お兄ちゃん、エスメラルダお姉ちゃん見つかったの?」
やべ、メルをどうしよ、危険な目にはあわせられない……
「メル、お姉ちゃん見つかって助けに行くからメルは宿で待っててくれないか?」
「うん、わかったよ。気をつけてね」
なんてうちの子は聞き分けがいいんでしょ。
メルの頭を撫ぜ、宿まで連れて行った。
そこからは俺の身体強化の出番だ。
街外れまでは難なく来たが、ここからは慎重にいかなくては。
まずは、地図で確認すると、建物の中にはざっと見ても10何人はいる。そして地下らしき所にエスメラルダが捕らえられている。
緑の点滅が動いているから動けない様な状態ではないだろう。
入り口に見張りが2人か……大樹は隠密を使い気配を消し、近づいていった。
「なぁ!サタナエル様はこんな事して本当に王になれるのか?」
「あぁ?知らねえよ!しょうがねえだろ、従わないと何されるかわからないからな……」
ん?サタナエル?黒幕の名前か?一応覚えとくか。
大樹は2人を手刀で気絶させ、屋敷の中に入った。
『ミコ、中に入ったから屋敷の周りを警戒してくれ』
『わかりました。しかし、セシルさんが中に入りたいそうです』
え~。まぁ確かにセシル的には自分で助け出したいよな。
『わかった。セシルは中に入ってもらって、ミコは周りを警戒して』
『わかりました』
さて、セシルが来るまでにある程度は片付けておくか。
大樹は隠密と身体強化のお陰で難なく屋敷の中の男達を制圧した。後は地下だけだな。
ふぅ~これでよしと。セシルを待つ事数分。
入り口からセシルが入って来た。
「おいダイキ!エスメラルダ様はどこだ?」
おいおい、少し落ち着けよ……
「屋敷の中は俺が片付けといたから、後は地下部分だけだ。地下の部屋には5人の人がエスメラルダ様を見張っている感じかな」
「それでエスメラルダ様は無事なんだろうな!」
「多分。何でエスメラルダ様を拐ったのかは知らないが、生きている事は間違いないからまだ人質としての価値があるんだろう。しかし、いつ価値が無くなるかわからないからな急いだ方がいいかもな」
2人は静かに地下の部屋の前まで来た。
さすがに扉を開けるから隠密の意味はなくなるからさて、どうしたものか……
地図で中の様子を確認すると、扉の横に2人、奥に2人、エスメラルダの前に1人か。
セシルに小声で説明し、作戦を教えた。
作戦はこうだ。
まず、基本は殺しはしないので、俺が身体強化で扉から入り、左右の2人を倒し、そのまま奥の2人を倒す。セシルはエスメラルダの前にいる男を倒す。作戦と言っていいのかわからないがこんな感じだ。
大樹は扉を蹴り破ろうとした時、中から声が聞こえて来た。
「エスメラルダ、お前には悪いが、用が済み次第死んでもらう。恨むなら父親を恨むんだな」
エスメラルダは震えて俯いたまま何も言わない。
「ふん、もう口もきけない程怯えてるとは、それでもアイテールの王女か!俺がどれだけ肩身の狭い思いをしたのかお前にはわかるまい。だが、これが成功したら俺が次の王だ!ワッハッハー!」
何が次の王だ、そんな事はさせない。
大樹はセシルを見て頷いた。
大樹は勢い良く扉を蹴り中に入った。
ドッガーン!
「!!」
「セシル、殺すなよ!」
大樹は素早く1人、2人を気絶させ、奥にいる兵隊も無力化した。
パンパンよし、こっちは終わったと。セシルを見ると、あっちも終わった様だ。
セシルが声をかけようとエスメラルダに寄っていくと、
「もう、無理~~!」
セシルに体当たりをして部屋から出て言ってしまった。
「「え~~?」」
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