交わる時が奏でる旋律

Sara

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序章~光の少女~

第二話 謎の神殿

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私は目が覚めると、見覚えのない場所にいた。
白く、金の装飾が施してある壁に、大理石のような地面。

「ここはどこ?」

私はあの後どうなったのか覚えていない。

「あ、ローゼはどこにいったの?ローゼ!!」

私はローゼと叫んだが、返事はなかった。
まずはここから出るしかない。
私は部屋の扉を開け、廊下らしき場所に出た。

「ここはどこだろう?」

とりあえず、歩いてみる。それしかやることがないからだ。
このままじっとしていても、いずれ死んでしまう。
私は死の恐怖を初めて間近に感じた。



10分くらい歩いただろうか。まだ収穫はない。

《コツコツコツコツコツ》

「あっ、誰か来た」

私は咄嗟に物陰に隠れ、その音の正体が近づくのをじっと待った。

「えっ?」

なんと、そこには白いローブを纏った男に連れられる
手を光の縄で縛られたローゼの姿があった。

「ローゼ!」

私は驚いて声を出してしまったが、相手は気づいてない様子。
尾行して、ローゼを助けないと。
私はローゼについてった。



次の瞬間、

「誰だ!」

私は後ろを振り向くと、そこには私を敵対視する
また別の白いローブを纏った男が立っていた。

「セナ!逃げて!」

ローゼは私に気づき、同時に逃げろと言った。
ここは危険な場所だと瞬時に私は感じた。

「ローゼも逃げないと!」

「ダメ。私を置いて逃げて。お願い、早く行って!」

私はローゼを置いていくことなんて出来るはずが無い。
しかし、ローゼはこちらを真剣な眼差しで見つめている。

「絶対助けるから!」

私はローゼにそう言い残し、走った。走り続けた。
後ろから白いローブを纏った男が魔法で攻撃してくる。
私はそれを避け、走る。



私はついに廊下の終わりにたどり着いた。
そこにある扉を開けると、なんとそこは空の上だった。

「待てぇーー!」

男は追いかけてくる。逃げ道はここしかない。
でも、空に飛び降りるなんて。



いや、やるしかない。捕まったら殺される。
助かる方法は飛び降りることだけ。

《タタッッ》

私は飛び降りた。はるか高い空に。



私はそこで意識を失った......
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