戦艦大和、時空往復激闘戦記!(おーぷん2ちゃんねるSS出展)

俊也

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更なる絶望へ?

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71: 名無しさん@おーぷん 20/08/12(水)01:39:45 ID:ENU
これ絶対周辺諸国もここぞとばかりに干渉してくるぞ(確信




72: 俊也 20/08/12(水)22:06:43 ID:44P
翌日の夕刻

浦添市 沖縄電力牧港発電所

「こちらが、変電施設です。」
「へえ~すっごいおっきい」

20代の若者数名の、発電所職員に(何故こんな非常時にと戸惑いつつも)案内されつつの施設見学であった。

「ここで発電した電力を家庭用の電圧に変換して各家庭に送り出しています。」

「それじゃあ、ここがもし壊れたりしたら大変なことになりますね。」
若い女性の言葉に、職員は苦笑で返した。

73: 俊也 20/08/12(水)22:07:42 ID:44P
「・・・・・・じゃあ、壊さなきゃ。」

不意に女性はバッグから辞書ほどの大きさの物体を取り出し、それを変電施設の構造物に向け投げつけた!


「な、なにをする・・・・」
声を上げた職員を若い男が警棒で殴りつけ、職員は昏倒した
「ほなみ!逃げるぞ!」
「名前で呼ぶなキモイ!」

言いながら、若者たちは施設外に向けダッシュする。

120秒後、ほなみと呼ばれた女性が投げた物体・・・・・C4プラスチック爆弾が爆発した。

沖縄市街の60パーセントが、これにより停電に見舞われたのである。





79: 名無しさん@おーぷん 20/08/12(水)22:24:12 ID:j5T
>>73
そんな重要な場所なのに手荷物検査とかしないんか…

81: 名無しさん@おーぷん 20/08/12(水)22:28:41 ID:WZJ
>>79
それな。
でも実際してないっぽくもある。知らんけど。

74: 名無しさん@おーぷん 20/08/12(水)22:13:23 ID:82e
ほなみまだいたんか…

75: 名無しさん@おーぷん 20/08/12(水)22:17:57 ID:WZJ
暴力革命やんけ…






76: 俊也 20/08/12(水)22:18:48 ID:44P
彡(゚)(゚)「ファッ!?」
那覇基地そのものは、すぐに非常電源に切り替わったが・・・・。
(´・ω・`)「テロかな!?ってことは・・・・・・・!?」

「これは・・・・・!」
オペレーターがうわずった声を上げた・・・・・

モニターには、海岸線に飛ばした偵察用ドローンからの映像が映し出されていた。
「海が・・・・・・見えません!!」
沖縄南西部の海岸線が、中国の上陸船団に埋め尽くされていた・・・・・・・・

彡(゚)(゚)「廻せーっ!!」
サイレンが鳴るより早く、格納庫へ向けダッシュ!!
戦闘機は残り10機を切っているが、それでも迎撃に出るしかない!!

F-2 4機、F-15 5機
パイロットたちは絶望の空へと駆け上がる!

77: 俊也 20/08/12(水)22:19:43 ID:44P
襲い来るJ-15を、南慈英は一機で十数機引き受け、超絶技巧の限りを尽くして渡り合う。

彡(゚)(゚)「わずかでもいい!F-2が突破できる隙を作ったる!」

あえなくF-2  3機は四散。

だが1機が辛うじて海岸線近傍に到達。


「沖縄は渡さねえ!!」


対艦ミサイルを斉射する!



害虫のように沿岸を這っていた上陸用舟艇が数隻消し飛ぶ。

だが、反撃は当然ここまで。
F-2は撃墜され、パイロットは脱出しなかった。

彡(゚)(゚)「クッソー!!あああああああああああああああああ!!」
ミサイル、バルカン砲とも撃ち尽くし、あとは・・・・・・・・

彡(゚)(゚)「くらいやがれや!」
一機のJ-15に体当たりをかます南慈英機。
辛くも緊急脱出には成功する・・・・・・・。





78: 名無しさん@おーぷん 20/08/12(水)22:23:16 ID:DBc
アカン…




80: 俊也 20/08/12(水)22:27:24 ID:44P
6時間後 那覇市街は阿鼻叫喚。地獄絵図と化していた
逃げ惑う市民。街を蹂躙する中国兵の群れ。
役所や警察署はロケット砲で破壊され
スーパーやコンビニ等の店舗はことごとく略奪の的となり、男性は撃ち殺され、女性は・・・・・・

82: 俊也 20/08/12(水)22:29:58 ID:44P
「いやあ!はなして!」
数人の中国兵に、女子高生が羽交い絞めにされていた。





劣情に歪んだ顔で、一人の兵士がズボンを下ろしかけたとき・・・・・・・・





立て続けに響く銃声。兵士たちがバタバタとなぎ倒される。




「もう大丈夫!味方よ」


すらりとした女性陸上自衛官が、少女を抱きとめる。


別の中国兵の一団が、なにやら喚きながら近づいてくる。
が、女性自衛官の89式ライフルが咆哮し、それも撃ち倒された。

「こっち!避難用の装甲車両まで案内するから!」

少女の手を引き、装甲車へと駆け込む。


「あ、ありがとう・・・・・・おねえさん、名前は?」
「私?私は喜屋武あさな 一等陸尉よ。また会えるといいね」
あさなは微笑して扉を閉め、自らは部下たちと合流して戦線へと戻っていった。






86: 名無しさん@おーぷん 20/08/12(水)22:36:12 ID:82e
>>83
近くてグアムやからなぁ…ここの世界やと

>>82
お、ヒロイン候補か?

83: 名無しさん@おーぷん 20/08/12(水)22:31:17 ID:j5T
米軍は静観か?




84: 俊也 20/08/12(水)22:32:35 ID:44P
ホテル「りゅうきゅう」
ここに中国人民解放軍の司令部が置かれていた。

地上軍司令の孫光文大将に対し、日本の若者たちがたどたどしい中国語でなにやらまくしたてていた。
「こんな街をめちゃくちゃに壊すなんて聞いていません!あくまで皆さんは沖縄の独立を支援するだけなんじゃないんですか!?」
若者たちの中心には、あのほなみがいた。
「あくまで自衛隊を追い出すために、うちらはいろいろやってきたんです。
テロまがいのことまで・・・・・・そのあと皆さんに居座られたのでは意味ないです。
デニー知事だって・・・・・・そうだ、デニーさんはどこですか?あの方なら純粋に沖縄の独立を・・・・・」

それに対して、孫大将はにべもなく言い放った。

「さてな・・・・・我々は中央の意思でのみ動いておる。君らの志など知ったことではない。
独立云々などと、はっきりそう言っていたのは君たち運動家くらいではないか?
ちなみにデニーは、上海に屋敷をもらってそこで悠々自適に過ごすらしいぞ?」

「そ・・・・・・んな・・・・・・・」

ほなみたちは床にへたり込んでしまった。

自分たちが正義と疑いもせず、ずっと推し進めてきたことが、こんな悲惨な結果を招いてしまうとは。
苛烈な現実を、受け止めきれずにいた。





85: 名無しさん@おーぷん 20/08/12(水)22:33:58 ID:j5T
デニー買収されてて草





87: 俊也 20/08/12(水)22:39:29 ID:44P
同時刻 東京 首相官邸地下

遡ること6時間前、沖縄に中国軍が上陸を開始したころ、遅まきながら日本全土に国民保護サイレンが鳴り響いていた。

「沖縄県民の避難状況はどうか!?那覇市民は!?」
安倍晋三首相の問いに、菅官房長官が応える。

「半数は沖縄本島北部に向けて脱出できたようですが、残りは・・・・・・」
「く・・・・・国民を護れなかったか・・・・・防衛体制が整っていれば・・・・・無念だ」
「脱出した避難民を確実に救うことを今は考えましょう!そうであろう?防衛大臣!?」
「はっ!ただ今第二護衛艦隊の残存兵力と第一護衛艦隊の艦艇で沖縄救援艦隊を組織しておりますが・・・
・・ロシア、韓国、北朝鮮軍も領空、領海侵犯等で圧迫を加えてきている現状ですと、
即派遣というわけには・・・・・・・航空兵力も、北海道方面でロシア機が新鋭機を多数侵犯させており、虎の子のF-35もなかなか…。」

「それらに関しては、米国に仲介を依頼し、軍事行動を控えさせるよう要請するほかない・・・・・・・」


外務大臣も、他の閣僚たちも唇を噛んでいた。

88: 俊也 20/08/12(水)22:43:11 ID:44P
那覇市北端。

あるものは車を走らせ、またあるものは徒歩で、陸上自衛隊員に守られながら、那覇市民は北方へと必死の逃走を図っていた。


「ママ・・・・足が痛いよ・・・・・喉乾いた~」
「あとすこしがまんして・・・・・・」
5歳程の男児に対し、若い母親は困惑の表情を浮かべる。

スッと一人の男性自衛官が、水筒を差し出す。
「あ、ありがとうおじちゃん・・・・・・・」
「っと、おじさんって年でもないんだけどな・・・・ちゃんと都築憲吾って名前もあるしね。お母さんの為にも頑張って歩くんだぞ。」
その襟には陸曹長の階級章が縫い付けられていた。
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