102 / 129
第九節 〜遷(うつり)・彼是(あれこれ)〜
102 心がせく 1
しおりを挟む
~遷(うつり)・彼是(あれこれ)~編、突入です。
102 103 104は“ひと綴りの物語”です。
戦いは階上へ。
《その1》
ご笑覧いただければ幸いです。
※注
白い◇は場面展開、間が空いた印です。
―――――――――
ようやく倒し切った。
腰を折り、両膝に両手の掌を当て上半身を支え、荒い息を整える。鼻先からポタポタと汗が滴り落ち、床に黒いシミを広げる。
勢いよく顔を上げて思う。やっとこれでハナ達を追える。
多人数を相手にする場合での、自分の体に追従する宙に浮いた盾は有効であったが、接近戦では邪魔でしか無く、逆に敵勢に上手く使われ危ない場面が多々あった。戦闘では所詮素人であり、本職の兵士には叶わないと改めて思い知った。
恐怖はあったが正面の盾は全て消し、背後だけに半円形の壁を形成し守りとした。正面の敵に身を晒し、物理の剣や槍は戦闘の流れの中で躱したり、靭性金剛石の層を籠手、脛当、胸当と各形状に合わせて覆い、防具とし敢えて受けた。
見た目はちょっと光ってる程度で基本は透明だ。重量は感じないし、まともに受ければそのまま衝撃が骨を軋ませる。正直、心許ない。そう思ってしまった。自分に対する信頼のブレは直接的に魔法の防護の強度を低下させた。魔法はイメージ。負の想像力は簡単にマイナスに傾く。
大上段からの唐竹割りを左腕で受け止めた際、一度は防いだが動きが止まった僕は侮られ、執拗に同じ箇所に連続斬撃を畳み込また。四撃目で不安が掠め、五撃目で完全に萎縮し、籠手《ガントレット》が崩壊した。それほど鋭くも重くもない普通の斬撃だったが、僕は完全に怯えていたのだろう、腕の半分まで刃が達し、切断寸前まで追い込まれた。
動きを止めると背後を守る靭性金剛石の壁も連撃を喰らい何度も破られた。その度に必死で逃げ、張り直すことを繰り返した。
相手を倒すよりも、自分の中の恐怖や不安を捩じ伏せるほうが苦労した。
攻撃は一発で沈めようとはせず、両手二丁拳銃の中でフェイントの捨て弾を織り交ぜ、足蹴りも加え丁寧に追い込むように倒していった。
困った事に一人倒すと何故か人数が増え、常に数人を相手にしていた。終わらない輪舞曲。意識が白濁しそうだ。
もう不殺は終わりにしてもいいかもしれないと思った。どうせ後でオッサンが止めを刺すだろう。何も変わらない。気分だけの話だ。
たぶん、僕は瞬殺できる。
でも、なんとなくだけど、その気分が本当に大切なような気がしていた。
ハナ達を追う時がどんどん遅れる。確かにそれは解っているのだけど。
全てを倒しきったあと、やっと一息つけた時に改めて思った。いやに 多い人数を倒したなと。
敵の増援があったのかと心配になり改めて見回すと、幹部傭兵“七人”は各自がそれぞれ一人と対峙したまま、まだ戦闘中だった。団長オッサンも含めて。
何て事はない、領主館に突入した際の撃破数ノルマは二・三人ってことだった筈が、僕を除く他の者達は一人に変更され、残り全てを僕に押し付けていたらしい。
だからあれ程の人数が僕に殺到していたのだろう。倒しても倒しても人数が減らない訳だ。
切り結び中の例の古参傭兵が僕を見て、頭を下げる。ニコリと笑った。今度はちゃんと“感謝”と“済まなそう”を込めたミックス風な顔だった。あくまで風だったけど。
“七人”が相手している敵は誰もがその身体能力の高さが伺われた。正直、今“七人”が相手をしている一人でも僕の包囲網に加わっていたならば厳しかったかもしれない。いや、確実に押し込まれて負けていただろう。人選はしてくれていたのだろう。感謝はしないけど。
本当にきつかったから。ノルマは三人以下。おねがいします、約束は守りましょう。後で別に約束などしていない事に気づく。でもさ。
ちょうど背後で轟音と爆風が起こり僕の身体も前に押し出さ蹌踉めく。それ程の風量だった。振り返って見えたものは高い天井まで届くキラキラ光る大竜巻だった。その中心に宙に浮いた赤い鎧が見えた。
唐突に竜巻が消滅すると赤鎧がドサリと落ち、周りに掌大の鋭利な金属片が雪のようにハラハラと乱反射させながら降りそそぐ。金属片は魔法で顕現化されたものだろう、やっぱり雪のように儚げに消えていった。
残ったのは赤い鎧を身に着けた何かだった。原型を辛うじて残している鎧に何かが絡みついているだけ。曾てそれが何であったのかはもうわからない。ただ、その赤い鎧だったものを中心に赤い液体が床に静かに広がっていく。
オッサンが最後に大魔法をぶっ放したんだろう。凄く満足そうなイイ顔でヒョコヒョコ片足を引き摺り歩いてきた。大剣を右手で握り肩で担ぎ、左手は無かった。
「チッキショウが。野郎め、最後に往生際悪く抵抗しやがって持っていきやがった。高かったのによ。大損だぜ」
輪切りにされた義手の切断面を僕に見せた。でもやっぱ満足そうだ。
「おい、野郎ども、何グズブズしてやがる! 外も終わってねーんだぞ、キリキリ給料分は働け! あと三分以内に片付けネーと俺が後ろから蹴り食らわすぞ」
幹部傭兵“七人”全員がいきなり顔面を引き攣らせてのラッシュ・イン。
オッサンは僕が倒し昏倒しているだけの敵兵に止めを刺して廻った。踊り場の矢を投擲した三人はスカウトするからと止めは不要と告げた。
オッサンが眉間に皺を寄せたが何も言わず鼻を鳴らしたその時、建物を震わす低重爆音が連続で響き渡った。全ての者が一瞬動きを止める程の空気の振動だった。
オッサンは眉間に皺を寄せ、上階に続く階段を顎で示した。僕も頷き返し、駆け出した。
心がせく。
階段を駆け上がると強烈なイオン臭が鼻を突いた。その匂いの元を辿って進む。一階も申し訳程度の装飾だったがそれでも体裁らしきものは保っていたように思えた。二階から上は貴族の館というよりは廃ビルの中のように感じる。それほど簡素で、素っ気ない。ただ、壁も天井も床も酷く丈夫そうではある。
何箇所目かの角を曲がると漂う空気の温度が上昇し、濃いイオンの霧の中でサチが二人の子供を両脇に抱え、死んだように壁に凭れ座り込んでいた。……死んでいるように。足が止まり心臓に針を刺されたような鋭い痛みが走る。昨日の、運ばれてきた時のシズキの姿と重なった。
三人とも裸に近く、焦げたぼろ布が僅かに引っ掛かっている程度だった。そして差し出す手を思わず止めてしまう程に焼け爛れていた。特に右に抱えた子供の左半身は見るに耐えない。髪の毛はなく、片方の目玉玉は瞼から焼け落ち暗い穴と化し、額の小さな角が炭化、肉と血を焼く匂いが生臭く鼻孔を苛む。
「サチ、サチ! 目を開けろ、しっかしろ!」
俺の声に反応し薄っすらと目を開け、カサカサの唇が動く。
「……子供たちは……生きて、生きているなら……頼む。……主様が……すまない」
少し先の壁が丸く刳り取られ、ドアの破片が飛散する箇所をサチの目線が指し示す。その中にハナはいるのか。でもまずは。
「安心しろ、お前の魔法のお陰で子供たちは生きている。良くやったな、サチ。偉いぞ」
サチ頬が少しだけ柔らかくなった気がした。そう、まだ生きている。
特に右の子供は表面だけに留まらず細胞や筋肉といった皮下組織にまで及ぶ三度熱傷だと確実に思われる。それが身体の表面積全体に及んでおり、普通なら既に命はない。
だが生きている。サチが自身の自個保有魔系特異技能“冷却”をフル稼働させていた。特に熱傷が酷い左側を自分の肌に密着させていた事が、か細い命を繋いでいた。
左の子供は足の骨折と二度燃焼で、体力魔力とも尽きかけているが命の危険はなさそうだ。ただ放っておける程には軽い傷ではない。
投げ捨てられていたサチのタクティカル・ベストから治癒と体力増強のポーションを抜き取ると口径で飲ませる。魔力の回復には体に貼り付けていたワイヤーアクションの為の子蜘蛛を首筋に張り付かせ、魔力を供給させる。透明化はそのままにしておく。もし目を覚ました時に蜘蛛がいたらパニックになりかねない。
これで一先ず左の子はいいだろう。その治療を手早く進めながら残りの二人の治療の手順や方法を模索する。一つ間違えるとアウトだ。本当に、何があった。
右の子供も重症だが、サチも負けずに今直ぐ死んでしまってもおかしくない程に重症だ。息を吐き、落ちつこうと努めるが、手の震えが止まらない。
再び虚空をただ見ているだけの見知らぬ顔のシズキを思い出す。サチの内臓はボロボロだ。焼け切れている。肝臓の一部が炭化している。この状態でどうしてまだ心臓が動いているのか不思議なぐらいだ。
「サチ、サチ、起きろ。目を開けて俺の話を聞け。
おまえは死にかけている。あっ! 受け入れるな、お前が死ねばこの子供も死ぬぞ!……そうだ、気をしっかり持て。
―――――――――
お読み頂き、誠にありがとうございます。
よろしければ次話もお楽しみ頂ければ幸いです。
102 103 104は“ひと綴りの物語”です。
戦いは階上へ。
《その1》
ご笑覧いただければ幸いです。
※注
白い◇は場面展開、間が空いた印です。
―――――――――
ようやく倒し切った。
腰を折り、両膝に両手の掌を当て上半身を支え、荒い息を整える。鼻先からポタポタと汗が滴り落ち、床に黒いシミを広げる。
勢いよく顔を上げて思う。やっとこれでハナ達を追える。
多人数を相手にする場合での、自分の体に追従する宙に浮いた盾は有効であったが、接近戦では邪魔でしか無く、逆に敵勢に上手く使われ危ない場面が多々あった。戦闘では所詮素人であり、本職の兵士には叶わないと改めて思い知った。
恐怖はあったが正面の盾は全て消し、背後だけに半円形の壁を形成し守りとした。正面の敵に身を晒し、物理の剣や槍は戦闘の流れの中で躱したり、靭性金剛石の層を籠手、脛当、胸当と各形状に合わせて覆い、防具とし敢えて受けた。
見た目はちょっと光ってる程度で基本は透明だ。重量は感じないし、まともに受ければそのまま衝撃が骨を軋ませる。正直、心許ない。そう思ってしまった。自分に対する信頼のブレは直接的に魔法の防護の強度を低下させた。魔法はイメージ。負の想像力は簡単にマイナスに傾く。
大上段からの唐竹割りを左腕で受け止めた際、一度は防いだが動きが止まった僕は侮られ、執拗に同じ箇所に連続斬撃を畳み込また。四撃目で不安が掠め、五撃目で完全に萎縮し、籠手《ガントレット》が崩壊した。それほど鋭くも重くもない普通の斬撃だったが、僕は完全に怯えていたのだろう、腕の半分まで刃が達し、切断寸前まで追い込まれた。
動きを止めると背後を守る靭性金剛石の壁も連撃を喰らい何度も破られた。その度に必死で逃げ、張り直すことを繰り返した。
相手を倒すよりも、自分の中の恐怖や不安を捩じ伏せるほうが苦労した。
攻撃は一発で沈めようとはせず、両手二丁拳銃の中でフェイントの捨て弾を織り交ぜ、足蹴りも加え丁寧に追い込むように倒していった。
困った事に一人倒すと何故か人数が増え、常に数人を相手にしていた。終わらない輪舞曲。意識が白濁しそうだ。
もう不殺は終わりにしてもいいかもしれないと思った。どうせ後でオッサンが止めを刺すだろう。何も変わらない。気分だけの話だ。
たぶん、僕は瞬殺できる。
でも、なんとなくだけど、その気分が本当に大切なような気がしていた。
ハナ達を追う時がどんどん遅れる。確かにそれは解っているのだけど。
全てを倒しきったあと、やっと一息つけた時に改めて思った。いやに 多い人数を倒したなと。
敵の増援があったのかと心配になり改めて見回すと、幹部傭兵“七人”は各自がそれぞれ一人と対峙したまま、まだ戦闘中だった。団長オッサンも含めて。
何て事はない、領主館に突入した際の撃破数ノルマは二・三人ってことだった筈が、僕を除く他の者達は一人に変更され、残り全てを僕に押し付けていたらしい。
だからあれ程の人数が僕に殺到していたのだろう。倒しても倒しても人数が減らない訳だ。
切り結び中の例の古参傭兵が僕を見て、頭を下げる。ニコリと笑った。今度はちゃんと“感謝”と“済まなそう”を込めたミックス風な顔だった。あくまで風だったけど。
“七人”が相手している敵は誰もがその身体能力の高さが伺われた。正直、今“七人”が相手をしている一人でも僕の包囲網に加わっていたならば厳しかったかもしれない。いや、確実に押し込まれて負けていただろう。人選はしてくれていたのだろう。感謝はしないけど。
本当にきつかったから。ノルマは三人以下。おねがいします、約束は守りましょう。後で別に約束などしていない事に気づく。でもさ。
ちょうど背後で轟音と爆風が起こり僕の身体も前に押し出さ蹌踉めく。それ程の風量だった。振り返って見えたものは高い天井まで届くキラキラ光る大竜巻だった。その中心に宙に浮いた赤い鎧が見えた。
唐突に竜巻が消滅すると赤鎧がドサリと落ち、周りに掌大の鋭利な金属片が雪のようにハラハラと乱反射させながら降りそそぐ。金属片は魔法で顕現化されたものだろう、やっぱり雪のように儚げに消えていった。
残ったのは赤い鎧を身に着けた何かだった。原型を辛うじて残している鎧に何かが絡みついているだけ。曾てそれが何であったのかはもうわからない。ただ、その赤い鎧だったものを中心に赤い液体が床に静かに広がっていく。
オッサンが最後に大魔法をぶっ放したんだろう。凄く満足そうなイイ顔でヒョコヒョコ片足を引き摺り歩いてきた。大剣を右手で握り肩で担ぎ、左手は無かった。
「チッキショウが。野郎め、最後に往生際悪く抵抗しやがって持っていきやがった。高かったのによ。大損だぜ」
輪切りにされた義手の切断面を僕に見せた。でもやっぱ満足そうだ。
「おい、野郎ども、何グズブズしてやがる! 外も終わってねーんだぞ、キリキリ給料分は働け! あと三分以内に片付けネーと俺が後ろから蹴り食らわすぞ」
幹部傭兵“七人”全員がいきなり顔面を引き攣らせてのラッシュ・イン。
オッサンは僕が倒し昏倒しているだけの敵兵に止めを刺して廻った。踊り場の矢を投擲した三人はスカウトするからと止めは不要と告げた。
オッサンが眉間に皺を寄せたが何も言わず鼻を鳴らしたその時、建物を震わす低重爆音が連続で響き渡った。全ての者が一瞬動きを止める程の空気の振動だった。
オッサンは眉間に皺を寄せ、上階に続く階段を顎で示した。僕も頷き返し、駆け出した。
心がせく。
階段を駆け上がると強烈なイオン臭が鼻を突いた。その匂いの元を辿って進む。一階も申し訳程度の装飾だったがそれでも体裁らしきものは保っていたように思えた。二階から上は貴族の館というよりは廃ビルの中のように感じる。それほど簡素で、素っ気ない。ただ、壁も天井も床も酷く丈夫そうではある。
何箇所目かの角を曲がると漂う空気の温度が上昇し、濃いイオンの霧の中でサチが二人の子供を両脇に抱え、死んだように壁に凭れ座り込んでいた。……死んでいるように。足が止まり心臓に針を刺されたような鋭い痛みが走る。昨日の、運ばれてきた時のシズキの姿と重なった。
三人とも裸に近く、焦げたぼろ布が僅かに引っ掛かっている程度だった。そして差し出す手を思わず止めてしまう程に焼け爛れていた。特に右に抱えた子供の左半身は見るに耐えない。髪の毛はなく、片方の目玉玉は瞼から焼け落ち暗い穴と化し、額の小さな角が炭化、肉と血を焼く匂いが生臭く鼻孔を苛む。
「サチ、サチ! 目を開けろ、しっかしろ!」
俺の声に反応し薄っすらと目を開け、カサカサの唇が動く。
「……子供たちは……生きて、生きているなら……頼む。……主様が……すまない」
少し先の壁が丸く刳り取られ、ドアの破片が飛散する箇所をサチの目線が指し示す。その中にハナはいるのか。でもまずは。
「安心しろ、お前の魔法のお陰で子供たちは生きている。良くやったな、サチ。偉いぞ」
サチ頬が少しだけ柔らかくなった気がした。そう、まだ生きている。
特に右の子供は表面だけに留まらず細胞や筋肉といった皮下組織にまで及ぶ三度熱傷だと確実に思われる。それが身体の表面積全体に及んでおり、普通なら既に命はない。
だが生きている。サチが自身の自個保有魔系特異技能“冷却”をフル稼働させていた。特に熱傷が酷い左側を自分の肌に密着させていた事が、か細い命を繋いでいた。
左の子供は足の骨折と二度燃焼で、体力魔力とも尽きかけているが命の危険はなさそうだ。ただ放っておける程には軽い傷ではない。
投げ捨てられていたサチのタクティカル・ベストから治癒と体力増強のポーションを抜き取ると口径で飲ませる。魔力の回復には体に貼り付けていたワイヤーアクションの為の子蜘蛛を首筋に張り付かせ、魔力を供給させる。透明化はそのままにしておく。もし目を覚ました時に蜘蛛がいたらパニックになりかねない。
これで一先ず左の子はいいだろう。その治療を手早く進めながら残りの二人の治療の手順や方法を模索する。一つ間違えるとアウトだ。本当に、何があった。
右の子供も重症だが、サチも負けずに今直ぐ死んでしまってもおかしくない程に重症だ。息を吐き、落ちつこうと努めるが、手の震えが止まらない。
再び虚空をただ見ているだけの見知らぬ顔のシズキを思い出す。サチの内臓はボロボロだ。焼け切れている。肝臓の一部が炭化している。この状態でどうしてまだ心臓が動いているのか不思議なぐらいだ。
「サチ、サチ、起きろ。目を開けて俺の話を聞け。
おまえは死にかけている。あっ! 受け入れるな、お前が死ねばこの子供も死ぬぞ!……そうだ、気をしっかり持て。
―――――――――
お読み頂き、誠にありがとうございます。
よろしければ次話もお楽しみ頂ければ幸いです。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
事務仕事しかできない無能?いいえ、空間支配スキルです。~勇者パーティの事務員として整理整頓していたら、いつの間にか銅像が立っていました~
水月
恋愛
「在庫整理しかできない無能は不要だ」
第一王子から、晩餐会の場で婚約破棄と国外追放を告げられた公爵令嬢ユズハ。
彼女のギフト【在庫整理】は、荷物の整理しかできないハズレスキルだと蔑まれていた。
だが、彼女は知っていた。
その真価は、指定空間内のあらゆる物質の最適化であることを。
追放先で出会った要領の悪い勇者パーティに対し、ユズハは事務的に、かつ冷徹に最適化を開始する。
「勇者様、右腕の筋肉配置を効率化しました」
「魔王の心臓、少し左にずらしておきましたね」
戦場を、兵站を、さらには魔王の命までをも在庫として処理し続けた結果、彼女はいつしか魔王討伐勇者パーティの一人として、威圧感溢れる銅像にまでなってしまう。
効率を愛する事務屋令嬢は、自分を捨てた国を不良債権として切り捨て、再出発する。
ペット(老猫)と異世界転生
童貞騎士
ファンタジー
老いた飼猫と暮らす独りの会社員が神の手違いで…なんて事はなく災害に巻き込まれてこの世を去る。そして天界で神様と会い、世知辛い神様事情を聞かされて、なんとなく飼猫と共に異世界転生。使命もなく、ノルマの無い異世界転生に平凡を望む彼はほのぼののんびりと異世界を飼猫と共に楽しんでいく。なお、ペットの猫が龍とタメ張れる程のバケモノになっていることは知らない模様。
愚者による愚行と愚策の結果……《完結》
アーエル
ファンタジー
その愚者は無知だった。
それが転落の始まり……ではなかった。
本当の愚者は誰だったのか。
誰を相手にしていたのか。
後悔は……してもし足りない。
全13話
☆他社でも公開します
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
死ぬ瞬間にだけ、愛してほしい
しょくぱん
恋愛
「代わって。死なない程度に、ね?」
異母姉リリアーヌの言葉一つで、エルゼの体は今日もボロボロに削られていく。
エルゼの魔法は、相手の傷と寿命を自らに引き受ける「禁忌の治癒」。
その力で救い続けてきたのは、初恋の人であり、姉の婚約者となった王太子アルベルトだった。
自分が傷つくほど、彼は姉を愛し、自分には冷ややかな視線を向ける。
それでもいい。彼の剣が折れぬなら、この命、一滴残らず捧げよう。
だが、エルゼの寿命は残りわずか。
せめて、この灯火が消える瞬間だけは。
偽りの聖女ではなく、醜く焼けた私を、愛してほしい。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる