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Chap.14 純白は手折りましょう
Chap.14 Sec.7
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夕飯の食卓は普段どおりだった。
セトが心配していたような揉め事は起きず、イシャンによって挙げられた問題点について、サクラがロキへと「それにトレーニングは必要ない。入室は許可するが、銃器へ触れることは禁じる」簡潔に答えて結論づいた。ロキも(銃器じゃなくてトレーニング器具だろ?)といった屁理屈めいた反論はしなかった。
メルウィンの横に並んだウサギが、細々とした声でメルウィンと会話しているのが聞こえる。ウサギの横には当然のようにロキが座っていて、その隣に座ったハオロンがゲームについてあれこれと語っていた。さらに隣のアリアは、よく分かっていない感じながらも柔らかく微笑んでハオロンの相手をしている。ロキがほとんど無言であるのを含んでも、あちらのラインはコミュニケーションが成立している。
セトのいる廊下側のラインはというと、端に並ぶサクラとイシャンについては言及するまでもなく。最後に入室したティアはセトの横に座ったが、こちらも大人しい。
「……ティア、」
「……うん?」
「お前、それだけしか食わねぇのか?」
「あぁ、うん。おもたいものはちょっとね、遠慮しとく」
「体調わるいのか?」
「ううん、元気だよ。デセールは食べるから……心配しないで」
「………………」
白い肌に微笑を浮かべて、ゆっくりとしたペースでスープを口に運んでいる。
——ティアくん、それだけなの?
——うん、昼間の疲れかな? 食欲ないんだ。
射撃のトレーニングがハードすぎた、と。言い訳したあの頃くらいから、食事の量が少ないような。ティアは栄養管理のアドバイスを受けているのだろうか。確認したいが……そこまで口を出すのは、いくら兄弟でも過干渉な気がする。
ひとり、またひとりと席を立つ者が出て、食後のデセールはセトの他に3人。ティアとメルウィン、あとは彼女のみだった。ハオロンは出て行こうとするロキにまとわりつきながら、
「今夜は世界を救いに行こか!」
「ヤだ」
「勇者ハオロンには賢者ロキが必要なんやって」
「そんな世界は滅んでい~よ」
「なんてこと言うんやぁ! 謝って! ゲームの製作者と、うちに!」
「ヤだね」
「そんなこと言わんと! 付き合ってよ! 一生のお願いやからぁ~!」
「それ87回目。ハオロンの一生って何回あるワケ?」
「666回!」
「やっぱ人間じゃねェよなァ……」
「666回目は盛大にお祝いしよっさ♪」
「やらねェし」
あの感じだと徹夜コースだろう。「デセールはゲームのあいまに食べるし、できたら遊戯室に送ってくれんかぁ?」ニコニコと依頼して去っていったハオロンは、ロキに断られる気が全くない。なんだかんだとロキを言いくるめるのが巧いので、あのふたりは相性がいいのかも知れない。
「ね、メル君。この……プディング? 栗っぽい味だけど……ちょっと違うよね? なんの味?」
「それは、クリと……カボチャも入ってるよ」
「なるほど。……僕のこと心配して、栄養を考えてくれたのかな?」
「ぁ……えっと……うん。よけいなことだったら、ごめんね……?」
「余計なんかじゃないよ、ありがと」
ティアに気づかれるとは想定していなかったのだろう。困ったような顔で眉尻を下げたメルウィンは、紅茶の入ったカップへと目線を落とした。
(やっぱ食欲ねぇのか……?)無言で眉を寄せたセトに、傍らでティアがくすりと笑った。
「平気だよ? 代わりに射撃のノルマをこなしてるからね」
「食欲が失せるくらいなら、やらなくていい。そこまで強制してねぇ」
「うん? ……冗談だよ?」
「……は?」
「冗談で言ったの。トレーニングは関係なくて、だらだら過ごしてるから食欲ないだけ」
「……なんだそれ。心配させんなよ」
「心配してなんて言ってないよ」
「………………」
席を立った。腹が立ったから、とかではなく一応食べ終えたので。いつもなら追加で食べるところだが、やめた。
ティアはセトを気にせずメルウィンに、
「クリームもいつもと違うよね? さらっとしてる」
「うん、これは植物性で……」
どうでもいい会話を片耳に食堂を出たところ、背後から追いかけて来る気配が。これは予想がついている。
名を呼ばれる前に振り返ると、黒い双眸がぱちりと瞬き、手前で止まった。今更だが髪が短い。後ろで纏められているのか。
「……こんやの、じゅんばん……」
「知ってる」
「……わたしは、いらない?」
「……要らねぇ、けど……」
「けど? ……しごと、なにか、ある?」
「いや、仕事はねぇな……」
「……じゃあ、わたしは、いらない?」
「ああ、まぁ…………けど、」
「……けど?」
セトの歯切れ悪い物言いに、彼女は首をかしげて距離を詰めた。まっすぐに見つめられると居心地がわるい。
「——けど、部屋に……来るか? お前、行くとこねぇだろ。俺は出てくから。なんでも好きに使えよ」
昨日の昼間、セトは彼女に、森のログハウスでじっとしているよう命じていた。仕事と称して。休ませる手段がそれ以外に考えつかなかった。
——とはいえ、あれはどうかと反省したので、今回はそれなりに気を回して提案したのだが……しかし、彼女は1秒も悩むことなく首を振った。
「わたし、いらないなら、いかない。……せとのへやは、せとが、ねてほしい」
「お前は寝るとこねぇだろ」
「だいじょうぶ」
「……ベッドくらい貸してやるよ」
「だいじょうぶ」
何が大丈夫なのか。強情にも思えるはっきりとした返答に、セトのなかで小さな火種が生まれる。
「……大丈夫じゃねぇだろ」
胸中の燻りには目をつむって、なるべく平坦な声で否定すると、彼女は事もなげに、
「ろきのところに、いこうとおもう」
「……は?」
「? ……わたしは、ろきのへやに、いこうと、おもいます」
「いや、意味は通じてる」
「?」
「……なんでロキのとこ行くんだよ。あいつならハオロンとゲームしてるぞ」
「……げーむ、やらないって、いってたと……おもう」
「あの感じならやってるだろ」
「……それなら、ねむって、まってる」
「あれだけロキと居たのに、まだ居てぇのかよ……」
「? ……わたしは、できれば、やくにたちたい。……ろきは、しごとを、くれるから……」
「……なんだそれ」
口の中だけでこぼれた批判は、多分届いていない。きょとりとした目をしてから、
「もういちど、いってほしい」
「なんでもねぇよ」
「…………はなしは、おわり?」
「ああ」
「……わたしも、うえにいく。えれべーた、いっしょに、のってもいい?」
「…………いや、俺は乗らねぇ。食堂に戻る」
え? と驚いたような顔をしたが、「ティアに用があるんだよ」適当な言い訳をすると、納得したらしく、
「じゃあ……おやすみなさい」
「……おやすみ」
小さく頭を下げて横を過ぎていった。
そのとき、すれ違いざま——ふっと流れた空気が、セトの鼻腔を撫でた。シャボンの清潔感が混じった、淡く甘い匂い。釣られたように振り返ってしまったのは、完全に無意識だった。彼女は振り返らず、その後ろ姿だけが目に入る。
白い、うなじに——赤い、痕。それが目についた瞬間、セトは今まで覚えたことのない感情に襲われた。
——その、首を。
白く弱そうな首筋を、咬み千切ってやろうか——。
脳裏では、ここまで明確に言語化されていない。時間にすれば刹那にも満たない、ほんのわずかなあいだの感情の起伏だったが……あまりにも凶悪な意思に、セトはぞっとして目を逸らした。
思考を無理やり止めて、食堂へと向かう。
香ばしい珈琲の香りや甘ったるい菓子で——すべて掻き消してしまいたい。
セトが心配していたような揉め事は起きず、イシャンによって挙げられた問題点について、サクラがロキへと「それにトレーニングは必要ない。入室は許可するが、銃器へ触れることは禁じる」簡潔に答えて結論づいた。ロキも(銃器じゃなくてトレーニング器具だろ?)といった屁理屈めいた反論はしなかった。
メルウィンの横に並んだウサギが、細々とした声でメルウィンと会話しているのが聞こえる。ウサギの横には当然のようにロキが座っていて、その隣に座ったハオロンがゲームについてあれこれと語っていた。さらに隣のアリアは、よく分かっていない感じながらも柔らかく微笑んでハオロンの相手をしている。ロキがほとんど無言であるのを含んでも、あちらのラインはコミュニケーションが成立している。
セトのいる廊下側のラインはというと、端に並ぶサクラとイシャンについては言及するまでもなく。最後に入室したティアはセトの横に座ったが、こちらも大人しい。
「……ティア、」
「……うん?」
「お前、それだけしか食わねぇのか?」
「あぁ、うん。おもたいものはちょっとね、遠慮しとく」
「体調わるいのか?」
「ううん、元気だよ。デセールは食べるから……心配しないで」
「………………」
白い肌に微笑を浮かべて、ゆっくりとしたペースでスープを口に運んでいる。
——ティアくん、それだけなの?
——うん、昼間の疲れかな? 食欲ないんだ。
射撃のトレーニングがハードすぎた、と。言い訳したあの頃くらいから、食事の量が少ないような。ティアは栄養管理のアドバイスを受けているのだろうか。確認したいが……そこまで口を出すのは、いくら兄弟でも過干渉な気がする。
ひとり、またひとりと席を立つ者が出て、食後のデセールはセトの他に3人。ティアとメルウィン、あとは彼女のみだった。ハオロンは出て行こうとするロキにまとわりつきながら、
「今夜は世界を救いに行こか!」
「ヤだ」
「勇者ハオロンには賢者ロキが必要なんやって」
「そんな世界は滅んでい~よ」
「なんてこと言うんやぁ! 謝って! ゲームの製作者と、うちに!」
「ヤだね」
「そんなこと言わんと! 付き合ってよ! 一生のお願いやからぁ~!」
「それ87回目。ハオロンの一生って何回あるワケ?」
「666回!」
「やっぱ人間じゃねェよなァ……」
「666回目は盛大にお祝いしよっさ♪」
「やらねェし」
あの感じだと徹夜コースだろう。「デセールはゲームのあいまに食べるし、できたら遊戯室に送ってくれんかぁ?」ニコニコと依頼して去っていったハオロンは、ロキに断られる気が全くない。なんだかんだとロキを言いくるめるのが巧いので、あのふたりは相性がいいのかも知れない。
「ね、メル君。この……プディング? 栗っぽい味だけど……ちょっと違うよね? なんの味?」
「それは、クリと……カボチャも入ってるよ」
「なるほど。……僕のこと心配して、栄養を考えてくれたのかな?」
「ぁ……えっと……うん。よけいなことだったら、ごめんね……?」
「余計なんかじゃないよ、ありがと」
ティアに気づかれるとは想定していなかったのだろう。困ったような顔で眉尻を下げたメルウィンは、紅茶の入ったカップへと目線を落とした。
(やっぱ食欲ねぇのか……?)無言で眉を寄せたセトに、傍らでティアがくすりと笑った。
「平気だよ? 代わりに射撃のノルマをこなしてるからね」
「食欲が失せるくらいなら、やらなくていい。そこまで強制してねぇ」
「うん? ……冗談だよ?」
「……は?」
「冗談で言ったの。トレーニングは関係なくて、だらだら過ごしてるから食欲ないだけ」
「……なんだそれ。心配させんなよ」
「心配してなんて言ってないよ」
「………………」
席を立った。腹が立ったから、とかではなく一応食べ終えたので。いつもなら追加で食べるところだが、やめた。
ティアはセトを気にせずメルウィンに、
「クリームもいつもと違うよね? さらっとしてる」
「うん、これは植物性で……」
どうでもいい会話を片耳に食堂を出たところ、背後から追いかけて来る気配が。これは予想がついている。
名を呼ばれる前に振り返ると、黒い双眸がぱちりと瞬き、手前で止まった。今更だが髪が短い。後ろで纏められているのか。
「……こんやの、じゅんばん……」
「知ってる」
「……わたしは、いらない?」
「……要らねぇ、けど……」
「けど? ……しごと、なにか、ある?」
「いや、仕事はねぇな……」
「……じゃあ、わたしは、いらない?」
「ああ、まぁ…………けど、」
「……けど?」
セトの歯切れ悪い物言いに、彼女は首をかしげて距離を詰めた。まっすぐに見つめられると居心地がわるい。
「——けど、部屋に……来るか? お前、行くとこねぇだろ。俺は出てくから。なんでも好きに使えよ」
昨日の昼間、セトは彼女に、森のログハウスでじっとしているよう命じていた。仕事と称して。休ませる手段がそれ以外に考えつかなかった。
——とはいえ、あれはどうかと反省したので、今回はそれなりに気を回して提案したのだが……しかし、彼女は1秒も悩むことなく首を振った。
「わたし、いらないなら、いかない。……せとのへやは、せとが、ねてほしい」
「お前は寝るとこねぇだろ」
「だいじょうぶ」
「……ベッドくらい貸してやるよ」
「だいじょうぶ」
何が大丈夫なのか。強情にも思えるはっきりとした返答に、セトのなかで小さな火種が生まれる。
「……大丈夫じゃねぇだろ」
胸中の燻りには目をつむって、なるべく平坦な声で否定すると、彼女は事もなげに、
「ろきのところに、いこうとおもう」
「……は?」
「? ……わたしは、ろきのへやに、いこうと、おもいます」
「いや、意味は通じてる」
「?」
「……なんでロキのとこ行くんだよ。あいつならハオロンとゲームしてるぞ」
「……げーむ、やらないって、いってたと……おもう」
「あの感じならやってるだろ」
「……それなら、ねむって、まってる」
「あれだけロキと居たのに、まだ居てぇのかよ……」
「? ……わたしは、できれば、やくにたちたい。……ろきは、しごとを、くれるから……」
「……なんだそれ」
口の中だけでこぼれた批判は、多分届いていない。きょとりとした目をしてから、
「もういちど、いってほしい」
「なんでもねぇよ」
「…………はなしは、おわり?」
「ああ」
「……わたしも、うえにいく。えれべーた、いっしょに、のってもいい?」
「…………いや、俺は乗らねぇ。食堂に戻る」
え? と驚いたような顔をしたが、「ティアに用があるんだよ」適当な言い訳をすると、納得したらしく、
「じゃあ……おやすみなさい」
「……おやすみ」
小さく頭を下げて横を過ぎていった。
そのとき、すれ違いざま——ふっと流れた空気が、セトの鼻腔を撫でた。シャボンの清潔感が混じった、淡く甘い匂い。釣られたように振り返ってしまったのは、完全に無意識だった。彼女は振り返らず、その後ろ姿だけが目に入る。
白い、うなじに——赤い、痕。それが目についた瞬間、セトは今まで覚えたことのない感情に襲われた。
——その、首を。
白く弱そうな首筋を、咬み千切ってやろうか——。
脳裏では、ここまで明確に言語化されていない。時間にすれば刹那にも満たない、ほんのわずかなあいだの感情の起伏だったが……あまりにも凶悪な意思に、セトはぞっとして目を逸らした。
思考を無理やり止めて、食堂へと向かう。
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