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Chap.15 A Mad T-Party
Chap.15 Sec.7
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「——サクラさん! ティアは大丈夫なんか?」
深夜の食堂に、ハウスの住人たちが集まっていた。
以前より、ハウス内での話し合いの多くはここで行われている。医務室からやって来たサクラとアリアが遅れて加わったところで、当然ティアの姿はない。誰も席に着いてはいない。
入室したサクラに飛びついたのは、ハオロンだった。褪せた血のような色の着物を、ハオロンの手が掴んでいた。
「ああ、ようやく容態が落ち着いた。今は医務室で眠っている。当分起きる様子はないが……極度の負担に身体が耐えられなかったのだろうな。呼吸は不安定だが、悪化する心配はない」
「ほんとか! よかったぁ……」
廊下側のスペースで、セトの横にいたメルウィンも「無事でよかった……」泣く寸前だった顔をくしゃりとして、安心に涙をこぼした。セトとメルウィンに近い位置にいたイシャンは、表情を変えなかったが細く息を吐いていた。窓に寄りかかって無関心を装っていたロキでさえも、緊張の肩を下ろした。
「——で? 容疑者ってのは、どォゆうこと? ウサギはどこにいるわけ?」
ロキの問いに、サクラがハオロンから窓の方へと目を移した。深夜だが、食堂は煌々とした明かりがつけられている。鮮彩な髪の下で、地球めいた虹彩に囲まれた瞳が、サクラを捉えていた。
「情報開示もねェし、かといって勝手に見たらペナルティ出してくンだろ? 当然アンタの口で説明してもらえるよなァ?」
「ティアが毒物を摂取した蓋然性が高い——と言ったが、それは確定した。ロボがティアの私室を調べたが、ワゴンに残されていたティーポットと、カップ内の紅茶と思われる物から、複数かつ多量の毒性アルカロイドが検出されている。検査の結果、ティアが摂取した物で間違いない」
サクラの説明に、メルウィンが「……紅茶?」茫然としたようすで復唱した。
「それって……アリスさんも飲んでないの? ティア君は身体が弱かったから反応が強く出ただけで、アリスさんは無事なの……?」
「カップは二つ用意されていたが、あれが口を付けた跡はなかった。中毒症状も一切ない。——何故だろうな? 一緒に茶の席を共にしておきながら、一口も飲んでいないようだ」
「……でも、それは……ティアくんが倒れたからかも……」
「口にしてすぐに倒れたわけではない。10分は経過していると診断が出ている」
「…………でも。一緒にいただけで、犯人あつかいなんて……」
「——では、誰を疑おうか」
剣の切先のように、冷たく突き刺す響きに、メルウィンが口ごもった。
近くのイシャンが口を開き、
「その毒物は……具体的に、どういったものだろう? 毒性のアルカロイドは、植物や一部の動物に自然に存在する物のはずだ。……紅茶に含まれていたのなら、それは……犯人がいるのではなく、元から混入していた可能性があるのでは……?」
イシャンの指摘には、サクラの背後にいたアリアが答えようと半歩ほど前に出た。それまで誰も気づいていなかったが、アリアの顔色は驚くほど悪かった。今にも倒れてしまいそうなほど血の気が引いている。ハオロンは心配になったが、口を挟める空気ではなかった。
「もちろん、サクラさんはその可能性も考慮して調査しました。——ですが、特定された毒物……いえ、正確に話しますと、紅茶の葉に異物が混じっていまして、それがこのハウスでのみ自生している植物なのです。遺伝子改良の施された、ハウス固有の植物。これが購入の時点で混入していたとみるのは……厳しいでしょう」
セトが、「はっきり言ってくれ。その植物はなんだ? 俺らやウサギが勝手に取ってこられる物なのか」低い声で問いかけた。アリアの目が、伏せられる。口にするのをためらうような、誰かを案じるような間があった。
「……学名はリコリス・ラディアータ。彼岸花です」
息を呑む音が、セトの耳に届いた。
傍らのメルウィンが、ふらりと揺れた。
「ゆり……? そんなん、どこに生えてる……?」
ぽつりともれたハオロンの声に、ロキが「データ上は、以前ならあのひとの個人エリア。そこから株分けして改良された物は、メルの個人エリア」
答えにハオロンがメルウィンを見ると、彼は涙の浮かんだ目で困惑していた。
「ぇ……?」
疑惑を感じて怯えるような顔に、ハオロンは急いで首を振った。
「メルウィンが犯人のわけないが! メルウィンがティアをどうにかしたい理由なんてないやろし!」
「メルに限らず、容疑は誰にでもあンじゃねェ?」
「ロキは黙って! ティアを殺す動機なんてうちらに無いのに、容疑も何もないわ!」
「殺す動機はなくても、興味本位で毒を飲ませたい——とかね」
かっとなったハオロンはロキに飛び掛かる勢いだったが、サクラの手によって阻まれた。ハオロンの肩を押さえながら、「落ち着きなさい」静かな声をかける。ハオロンの目が訴えるようにサクラを見上げた。
「……分かっている。お前たちを疑ってはいないよ」
「けどロキが……」
ハオロンの弱々しい声に、ロキが言葉を重ねた。
「——オレが言いてェのは、ウサギも同じだって話。オレと違って、ウサギはティアと仲良くやってンじゃん。殺す動機なんてねェよな」
ロキの主張に、セトも、
「ウサギは最初からティアとは仲良くやってる。毒を飲まそうなんて思うわけねぇよ」
左右に別れているロキとセトに対して、サクラは目を向けなかった。間で長く伸びるリフェクトリーテーブルを眺めながら、
「茶葉に含まれていたのは、リコリス・ラディアータの花被片と鱗茎だ。その茶葉はハウスの保管庫で長く保管されていた。保管前の時点では、遺伝子改良のリコリスはこの世に存在していない。今日ティアが取り出しの指示を出すまで、保管庫から出された記録もない。取り出されてからティアの口に入る過程で、お前たちがリコリスを混入する機会はなかった」
食堂の冷ややかな空気に、サクラの声はひどく調和している。
イシャンが、控えめに調和を乱した。
「可能性で言うなら……ティアが自死を望んだ場合もあるのでは……?」
「その可能性は否定しない。——だが、死を望むなら、もっと楽な手段があるだろう。紅茶に混ぜて飲むというのも確実性に乏しい。ティアの性格からして、あえて苦痛を選ぶとは思えない」
「……それは、サクラさんの主観ではないだろうか?」
「そうだな、私の思い込みだ」
思い出したように、メルウィンが首を振った。
「——違うよ。ティアくんは、僕のポタジェに来たことがないから……花を用意するなんて、できなかったはずだよ。……記録を確認すれば、証拠になると思う……」
アリアが手を上げた。
「それを言うなら……私は一度、メルウィンさんのポタジェ・ガーデンに伺ったことがあります」
「だいぶ前の話だよね……? 一緒に見て回っただけで、アリアくんが植物に触れる機会はなかったはずだよ……?」
しん、と。沈黙が、場を支配した。
メルウィンの個人エリアに足を運んでいて、かつハウスの管理下から離れた状態の茶葉に触れられた人物は——ひとりしかいない。
「——待ってくれ。そんな消去法でウサギを疑うのか?」
セトの声は、獣がうなるように低く響いた。
その声に、サクラがようやく目を返した。深い青の眼。首から垂れる宝石よりも、なお暗い。
「——なら、ひとつ試してみようか」
細まった青い眼が、セトには笑ったようにみえた。
深夜の食堂に、ハウスの住人たちが集まっていた。
以前より、ハウス内での話し合いの多くはここで行われている。医務室からやって来たサクラとアリアが遅れて加わったところで、当然ティアの姿はない。誰も席に着いてはいない。
入室したサクラに飛びついたのは、ハオロンだった。褪せた血のような色の着物を、ハオロンの手が掴んでいた。
「ああ、ようやく容態が落ち着いた。今は医務室で眠っている。当分起きる様子はないが……極度の負担に身体が耐えられなかったのだろうな。呼吸は不安定だが、悪化する心配はない」
「ほんとか! よかったぁ……」
廊下側のスペースで、セトの横にいたメルウィンも「無事でよかった……」泣く寸前だった顔をくしゃりとして、安心に涙をこぼした。セトとメルウィンに近い位置にいたイシャンは、表情を変えなかったが細く息を吐いていた。窓に寄りかかって無関心を装っていたロキでさえも、緊張の肩を下ろした。
「——で? 容疑者ってのは、どォゆうこと? ウサギはどこにいるわけ?」
ロキの問いに、サクラがハオロンから窓の方へと目を移した。深夜だが、食堂は煌々とした明かりがつけられている。鮮彩な髪の下で、地球めいた虹彩に囲まれた瞳が、サクラを捉えていた。
「情報開示もねェし、かといって勝手に見たらペナルティ出してくンだろ? 当然アンタの口で説明してもらえるよなァ?」
「ティアが毒物を摂取した蓋然性が高い——と言ったが、それは確定した。ロボがティアの私室を調べたが、ワゴンに残されていたティーポットと、カップ内の紅茶と思われる物から、複数かつ多量の毒性アルカロイドが検出されている。検査の結果、ティアが摂取した物で間違いない」
サクラの説明に、メルウィンが「……紅茶?」茫然としたようすで復唱した。
「それって……アリスさんも飲んでないの? ティア君は身体が弱かったから反応が強く出ただけで、アリスさんは無事なの……?」
「カップは二つ用意されていたが、あれが口を付けた跡はなかった。中毒症状も一切ない。——何故だろうな? 一緒に茶の席を共にしておきながら、一口も飲んでいないようだ」
「……でも、それは……ティアくんが倒れたからかも……」
「口にしてすぐに倒れたわけではない。10分は経過していると診断が出ている」
「…………でも。一緒にいただけで、犯人あつかいなんて……」
「——では、誰を疑おうか」
剣の切先のように、冷たく突き刺す響きに、メルウィンが口ごもった。
近くのイシャンが口を開き、
「その毒物は……具体的に、どういったものだろう? 毒性のアルカロイドは、植物や一部の動物に自然に存在する物のはずだ。……紅茶に含まれていたのなら、それは……犯人がいるのではなく、元から混入していた可能性があるのでは……?」
イシャンの指摘には、サクラの背後にいたアリアが答えようと半歩ほど前に出た。それまで誰も気づいていなかったが、アリアの顔色は驚くほど悪かった。今にも倒れてしまいそうなほど血の気が引いている。ハオロンは心配になったが、口を挟める空気ではなかった。
「もちろん、サクラさんはその可能性も考慮して調査しました。——ですが、特定された毒物……いえ、正確に話しますと、紅茶の葉に異物が混じっていまして、それがこのハウスでのみ自生している植物なのです。遺伝子改良の施された、ハウス固有の植物。これが購入の時点で混入していたとみるのは……厳しいでしょう」
セトが、「はっきり言ってくれ。その植物はなんだ? 俺らやウサギが勝手に取ってこられる物なのか」低い声で問いかけた。アリアの目が、伏せられる。口にするのをためらうような、誰かを案じるような間があった。
「……学名はリコリス・ラディアータ。彼岸花です」
息を呑む音が、セトの耳に届いた。
傍らのメルウィンが、ふらりと揺れた。
「ゆり……? そんなん、どこに生えてる……?」
ぽつりともれたハオロンの声に、ロキが「データ上は、以前ならあのひとの個人エリア。そこから株分けして改良された物は、メルの個人エリア」
答えにハオロンがメルウィンを見ると、彼は涙の浮かんだ目で困惑していた。
「ぇ……?」
疑惑を感じて怯えるような顔に、ハオロンは急いで首を振った。
「メルウィンが犯人のわけないが! メルウィンがティアをどうにかしたい理由なんてないやろし!」
「メルに限らず、容疑は誰にでもあンじゃねェ?」
「ロキは黙って! ティアを殺す動機なんてうちらに無いのに、容疑も何もないわ!」
「殺す動機はなくても、興味本位で毒を飲ませたい——とかね」
かっとなったハオロンはロキに飛び掛かる勢いだったが、サクラの手によって阻まれた。ハオロンの肩を押さえながら、「落ち着きなさい」静かな声をかける。ハオロンの目が訴えるようにサクラを見上げた。
「……分かっている。お前たちを疑ってはいないよ」
「けどロキが……」
ハオロンの弱々しい声に、ロキが言葉を重ねた。
「——オレが言いてェのは、ウサギも同じだって話。オレと違って、ウサギはティアと仲良くやってンじゃん。殺す動機なんてねェよな」
ロキの主張に、セトも、
「ウサギは最初からティアとは仲良くやってる。毒を飲まそうなんて思うわけねぇよ」
左右に別れているロキとセトに対して、サクラは目を向けなかった。間で長く伸びるリフェクトリーテーブルを眺めながら、
「茶葉に含まれていたのは、リコリス・ラディアータの花被片と鱗茎だ。その茶葉はハウスの保管庫で長く保管されていた。保管前の時点では、遺伝子改良のリコリスはこの世に存在していない。今日ティアが取り出しの指示を出すまで、保管庫から出された記録もない。取り出されてからティアの口に入る過程で、お前たちがリコリスを混入する機会はなかった」
食堂の冷ややかな空気に、サクラの声はひどく調和している。
イシャンが、控えめに調和を乱した。
「可能性で言うなら……ティアが自死を望んだ場合もあるのでは……?」
「その可能性は否定しない。——だが、死を望むなら、もっと楽な手段があるだろう。紅茶に混ぜて飲むというのも確実性に乏しい。ティアの性格からして、あえて苦痛を選ぶとは思えない」
「……それは、サクラさんの主観ではないだろうか?」
「そうだな、私の思い込みだ」
思い出したように、メルウィンが首を振った。
「——違うよ。ティアくんは、僕のポタジェに来たことがないから……花を用意するなんて、できなかったはずだよ。……記録を確認すれば、証拠になると思う……」
アリアが手を上げた。
「それを言うなら……私は一度、メルウィンさんのポタジェ・ガーデンに伺ったことがあります」
「だいぶ前の話だよね……? 一緒に見て回っただけで、アリアくんが植物に触れる機会はなかったはずだよ……?」
しん、と。沈黙が、場を支配した。
メルウィンの個人エリアに足を運んでいて、かつハウスの管理下から離れた状態の茶葉に触れられた人物は——ひとりしかいない。
「——待ってくれ。そんな消去法でウサギを疑うのか?」
セトの声は、獣がうなるように低く響いた。
その声に、サクラがようやく目を返した。深い青の眼。首から垂れる宝石よりも、なお暗い。
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