わがまま姫様は、転生後 異世界で最強となる~転生したら男の子になりました~

星梅

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~プロローグ~

02目覚めたらここは、知らない場所でした。

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ふぁ~ぁ~よく寝た。お腹空いたー。

「お腹空いたから朝ご飯もってきて!」

シーーーン・・・・・・
ん?ちょっとまって!!ここ何処!?私はベットで寝ていたはずなのに床で寝てるし。パジャマ着ていたはずなのに真っ白なワンピースに身を包んでいる。それに、何も無い・・・あるとしたらこの目の前にある長ぁぁい階段だけだ。しかも、上を見てみると何か白いものが飛んでいる。多分、この階段の終わりのところくらいで。
う~ん・・・これは夢なのかしら?じゃあ階段を登ってみよう白いものの招待を知りたいし。
テクテク・・・テクテク・・・
全然たどり着かない。はぁーはぁーはぁー
もういいや夢から覚めよう。でも、どうしたら良いのかしら・・・ピコン!おっ!うなされてみよう。

「ぎゃぁぁぁぁぁあー助けてー」
「メイドー執事ーお父様ー」

無理か・・・

「メェェーー」

はぁ?羊?そっちの羊じゃないし。てか、どっから出てきたの?ピコン!あっ!羊の後に乗れば行けるかもしれないわ。うんしょっと。動かない。命令すればいけるかしら。

「羊!動きなさい。私は、疲れたわ。」
「メェェ~~?」

動かないわね。

「羊様ー動いてくださいませ。」

ダメだ・・・ピコン!まさか!

「執事動きなさい。」
「メェェーーーーー!」

ビンゴー!!執事で出てきたから執事でうごくとおもったのよね。

「ちょっとまって速いぃぃぃいー」

そう思っているともう着いた。でもまだ走る。

「執事止まりなさい。」
「メェェ!」

階段を登った先には大勢の人がいた。人というか動物までいる。ここが何処か聞いてみようかしら。とりあえず行列に、ならんでみる。

「すみません。ここって何処なのかしら?」
「ここは、死んだ人がくるところじゃよ。ほら上を見てみなさい。天使がいるじゃろ?」

死んだ?わたしが?ここは、夢なんじゃ?

「質問。私死んでないわ。それと、この行列は何なのかしら?」
「死んでないことに関しては、わしには分からん。この行列なら天国に行くか地獄に行くか神様が決めているからそれを聞きに行くんじゃ。」
「これは夢じゃないの?」
「あぁ。夢ではなく現実じゃ。」
「なんでお爺さんは、そんなことしっているの?」
「さっきわしの前に並んでいる人に聞いたんじゃ。」
「後の人に聞かれたらお主も教えてあげるんじゃぞ。」
「わしは、先に行くぞ。」

話をしているうちにお爺さんの順番がきてしまった。お爺さんは、その天使に連れられて大きな扉のなかを通って暗闇に消えた。私は、まだ実感がわかない自分が死んだなんて。
そう思っていると後ろの人にここは何処?と聞かれた。なのでお爺さんに聞いた事を話した。
いよいよ私の番が来た。

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