赤ちゃんの頃から天才でした(笑)

星梅

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00プロローグ③

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「とまぁ・・・こんな感じです。」

僕は、苦笑混じりで答えた

「・・・大体わかったの。まとめるとお主は、サミュエル様に第2の人生を魂が綺麗だったので10年だけ貰えたということじゃな。」

「そういうことになりますね。」

「だとするとお主は、第3の人生を歩むことになるんじゃな。だがわしは、サミュエル様のように同じ世界に返すことは出来ないのじゃ。違う世界への転生ならできるがするかの?」

「はい。出来るなら是非。それと 違う世界とはどんな所なのですか?」

「色々な世界があるからの・・・希望はあるかの?」

この神様は、さっきからとても優しい。普通なら3回目の人生なんて簡単に与えられるものでは無いのに。

「では、孫達が読んでいた本にあったような今流行りの魔法とかがある世界とかありますか?」

実は見た目は変わっても中身は25歳なので少しこういうのに興味があるのだ。

「やっぱりないですかね?」

「いやあるの。たしかワンダルド王国というところが・・・。しかし、ここは身分制度なので平民に生まれてしまうと殺されたりする可能性があるんじゃ・・・。」

「大丈夫ですよ。平民に生まれたとしてもどうにかして頑張ります。転生できるだけでも有難いので。」

神様が目をうるうるさせながら僕の話を聞いていた。

「なんといいおじいちゃんなのだ・・・よし!最高にサービスしてやるぞい。」

「えっ?・・・サービスって・・・それと僕は25さ・・・」

「サービスしても生まれる階級は、決めることは出来ないのじゃ。それだけは申し訳ない。」

「では、転生させるぞい!」

「ちょっ!」

そして僕は、神様のペースに喋る暇もなく飲み込まれ転生したのだった。
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