8 / 21
はじめてのお仕事
しおりを挟む
オレはセバスと別れて、薬草を調べに資料室に向かった。本がたくさんある。その中で薬草の本を見つけたが、よくわからない。
“リン。この本を記憶できる魔法あるかな?”
“ありますよ。本の上に手を置いて『リメンバー』を発動してください。”
リンに言われるまま魔法を発動した。
『リメンバー』
すると、頭の中に魔法の本が記憶された時のように一気に情報が流れ込んできた。
“すごいな! この魔法。学生時代に使えたら、オレ、天才になれたかもしれないな。”
オレは本の内容をすべて頭に入れて資料室を後にした。その後、1階まで下りて受付のリリーのところに行った。
「リリーさん。ポーションの原料となるオミナエ草を取りに行きたいんだけど、どこに生えてるか知ってますか?」
「オミナエ草なら街を出て、西に行ったところの草原地帯にあるわよ。でも、あそこにはシルバーウルフが現れるから気を付けた方がいいわよ。」
「シルバーウルフって魔物なんですか?」
「そうよ。肉食で、群れで行動するの。人も襲われるから気を付けてね。」
「はい。」
オレは、最初に来た門を出ようとした。すると、昨日の兵士が声をかけてきた。
「宿は見つかったか?」
「はい。ありがとうございます。今から薬草を取りに行くんですよ。」
「ギルドに登録したのか?」
「ええ。」
オレはカードを見せた。すると、兵士は、気を付けて行ってくるようにと、ニコニコしながら送り出してくれた。
“さて、マップを使って探そうかな。”
オレは頭の中で薬草をイメージすると、頭の中にマップが出てきた。薬草のありかを次々と示してくれる。オレは何の苦も無く、マップに出てくる場所で薬草をたくさん採った。採りすぎて両手に持ちきれない。
“リン。収納できるような魔法ってない?”
“空間収納の使用をおすすめします。”
“どうするの?”
“頭の中で別の空間を作るイメージを思い描いてください。”
オレはリンに言われた通りやってみた。すると、目の前に黒い渦が発生した。恐る恐るその中に手を入れてみたが何もない。次に取ったばかりの薬草をその中に入れた。
“リン。中に入れたけど、どうやって取り出すのさ。”
“出したいものを思い描きながら手を入れればいいんですよ。”
再び頭の中に空間を思い描くと、いったん消えた黒い渦が再び現れた。薬草を思い描きながら恐る恐る手を入れると、不思議なことに手に薬草を掴むことができた。
“ありがとう。リン。この空間って食べ物も入れられるの?”
“はい。生きているもの以外なら何でも入れられますよ。時間の経過もありませんから、食べ物が傷むこともないですよ。”
“凄いね。なんかリン様様って感じだよ。”
“どういたしまして。”
オレは魔法で作った空間収納を利用して、そこに薬草をすべて入れた。
「さてと、帰ろうかな。」
独り言を言って帰ろうとすると、南の方から悲鳴が聞こえた。マップで確認すると、人間が複数の魔物に囲まれている。オレは、悲鳴のしたところまで急いで向かった。
「キャ————」
オレが駆け寄ると、シルバーウルフが5匹、女の子を取り囲んでいた。ここで見捨てるわけにはいかない。でも、本気を見せるのもまずい。そこで、背中から剣を抜いてシルバーウルフにゆっくりと切りかかった。
「大丈夫かい? オレの後ろに下がって。」
「は、はい。」
偶然シルバーウルフに当たったように見せかけるため、やみくもに剣を振って戦った。
「えい! あっち行け! やー!」
さすがに、シルバーウルフも手強い。なかなか逃げようとしない。逆に手や足を何か所か噛まれてしまった。
「痛てて! この野郎! あっちに行け!」
それでも、少女に気付かれないように大声を出して、剣を出鱈目に見えるように振った。
「あっちに行け! えい! やー!」
すると、諦めたのかシルバーウルフ達は逃げて行った。
「大丈夫だったかい?」
「うん。でも、お兄ちゃん、噛まれてたよね。手から血が出てる!」
「このぐらい大丈夫だから。それより、危ないから一緒に街に帰ろう。」
「でも、まだ薬草を取らないと。」
「大丈夫。オレがたくさん採ったから分けてあげるよ。」
「本当?」
「ああ、本当さ。ちょっと待ってて。」
オレは少女から少し離れた場所で、採取した薬草を空間収納から取り出した。両手にいっぱいだ。それを持って少女のところまで行った。
「お兄ちゃんすごいね。こんなに一杯!」
「だから言ったろ。ほら。」
オレは薬草を少女に渡した。
「ありがとう。これでお母さんの病気が治るかもしれない。」
「お母さんの病気?」
「うん。」
街に帰る途中で少女に話を聞いた。少女の名前はカンナ。オレより6歳下の10歳だ。父親はいない。唯一の肉親の母親が病気らしい。オミナエ草を煎じて飲むと薬になると聞いたようだ。
「カンナちゃんの家はどこなの? 家まで一緒に行くよ。」
「うん。門を入って左の方に行ったとこだよ。」
オレはカンナを家まで送っていくことにした。
「カンナちゃん。お母さんの様子を見せてもらっていいかな?」
「ケン兄ちゃんってお医者様なの?」
「違うけど、薬草の知識はあるからね。どの薬草が効くのか調べてみたいんだ。」
「分かった。」
カンナは自分の家まで案内してくれた。カンナが言った通り門を入って左側にすすんだ。オレの泊まっている宿の反対側だ。その地区は、どちらかというと貧しい人々が住んでいる地域のようだ。正直言って、どの家も立派とは言えない。
「ここよ。」
カンナの家も他の家と同じようにボロボロだった。
「お母さん。薬草採ってきたよ。シルバーウルフに襲われたんだけど、ケン兄ちゃんが助けてくれたんだ。」
カンナの母親は、起き上がることができずに、布団の中から頭を下げてきた。
「娘を助けて、ゴホン、ゴホン、助けていただいてありがとうございました。」
「大丈夫ですよ。それより、オレは薬の勉強をしています。お体を見させていただいていいですか?」
「ええ。」
オレは家に上がって、母親の病状を確認した。服の上から身体全体に手をかざしていく。実はこの時、魔石を握り締め、治癒魔法の『ヒール』を発動していた。
「このオミナエ草を煎じて飲んでみましょう。良くなるかもしれません。」
すでにオレの魔法で病気は大分快復したと思う。だが、薬を飲まないといかにも怪しくなってしまう。そこで、オミナエ草を煎じて飲んでもらうことにした。
「明日も様子を見に伺っていいですか?」
「お兄ちゃん。ありがとう。」
オレは残りの薬草もすべてカンナに渡した。
“リン。この本を記憶できる魔法あるかな?”
“ありますよ。本の上に手を置いて『リメンバー』を発動してください。”
リンに言われるまま魔法を発動した。
『リメンバー』
すると、頭の中に魔法の本が記憶された時のように一気に情報が流れ込んできた。
“すごいな! この魔法。学生時代に使えたら、オレ、天才になれたかもしれないな。”
オレは本の内容をすべて頭に入れて資料室を後にした。その後、1階まで下りて受付のリリーのところに行った。
「リリーさん。ポーションの原料となるオミナエ草を取りに行きたいんだけど、どこに生えてるか知ってますか?」
「オミナエ草なら街を出て、西に行ったところの草原地帯にあるわよ。でも、あそこにはシルバーウルフが現れるから気を付けた方がいいわよ。」
「シルバーウルフって魔物なんですか?」
「そうよ。肉食で、群れで行動するの。人も襲われるから気を付けてね。」
「はい。」
オレは、最初に来た門を出ようとした。すると、昨日の兵士が声をかけてきた。
「宿は見つかったか?」
「はい。ありがとうございます。今から薬草を取りに行くんですよ。」
「ギルドに登録したのか?」
「ええ。」
オレはカードを見せた。すると、兵士は、気を付けて行ってくるようにと、ニコニコしながら送り出してくれた。
“さて、マップを使って探そうかな。”
オレは頭の中で薬草をイメージすると、頭の中にマップが出てきた。薬草のありかを次々と示してくれる。オレは何の苦も無く、マップに出てくる場所で薬草をたくさん採った。採りすぎて両手に持ちきれない。
“リン。収納できるような魔法ってない?”
“空間収納の使用をおすすめします。”
“どうするの?”
“頭の中で別の空間を作るイメージを思い描いてください。”
オレはリンに言われた通りやってみた。すると、目の前に黒い渦が発生した。恐る恐るその中に手を入れてみたが何もない。次に取ったばかりの薬草をその中に入れた。
“リン。中に入れたけど、どうやって取り出すのさ。”
“出したいものを思い描きながら手を入れればいいんですよ。”
再び頭の中に空間を思い描くと、いったん消えた黒い渦が再び現れた。薬草を思い描きながら恐る恐る手を入れると、不思議なことに手に薬草を掴むことができた。
“ありがとう。リン。この空間って食べ物も入れられるの?”
“はい。生きているもの以外なら何でも入れられますよ。時間の経過もありませんから、食べ物が傷むこともないですよ。”
“凄いね。なんかリン様様って感じだよ。”
“どういたしまして。”
オレは魔法で作った空間収納を利用して、そこに薬草をすべて入れた。
「さてと、帰ろうかな。」
独り言を言って帰ろうとすると、南の方から悲鳴が聞こえた。マップで確認すると、人間が複数の魔物に囲まれている。オレは、悲鳴のしたところまで急いで向かった。
「キャ————」
オレが駆け寄ると、シルバーウルフが5匹、女の子を取り囲んでいた。ここで見捨てるわけにはいかない。でも、本気を見せるのもまずい。そこで、背中から剣を抜いてシルバーウルフにゆっくりと切りかかった。
「大丈夫かい? オレの後ろに下がって。」
「は、はい。」
偶然シルバーウルフに当たったように見せかけるため、やみくもに剣を振って戦った。
「えい! あっち行け! やー!」
さすがに、シルバーウルフも手強い。なかなか逃げようとしない。逆に手や足を何か所か噛まれてしまった。
「痛てて! この野郎! あっちに行け!」
それでも、少女に気付かれないように大声を出して、剣を出鱈目に見えるように振った。
「あっちに行け! えい! やー!」
すると、諦めたのかシルバーウルフ達は逃げて行った。
「大丈夫だったかい?」
「うん。でも、お兄ちゃん、噛まれてたよね。手から血が出てる!」
「このぐらい大丈夫だから。それより、危ないから一緒に街に帰ろう。」
「でも、まだ薬草を取らないと。」
「大丈夫。オレがたくさん採ったから分けてあげるよ。」
「本当?」
「ああ、本当さ。ちょっと待ってて。」
オレは少女から少し離れた場所で、採取した薬草を空間収納から取り出した。両手にいっぱいだ。それを持って少女のところまで行った。
「お兄ちゃんすごいね。こんなに一杯!」
「だから言ったろ。ほら。」
オレは薬草を少女に渡した。
「ありがとう。これでお母さんの病気が治るかもしれない。」
「お母さんの病気?」
「うん。」
街に帰る途中で少女に話を聞いた。少女の名前はカンナ。オレより6歳下の10歳だ。父親はいない。唯一の肉親の母親が病気らしい。オミナエ草を煎じて飲むと薬になると聞いたようだ。
「カンナちゃんの家はどこなの? 家まで一緒に行くよ。」
「うん。門を入って左の方に行ったとこだよ。」
オレはカンナを家まで送っていくことにした。
「カンナちゃん。お母さんの様子を見せてもらっていいかな?」
「ケン兄ちゃんってお医者様なの?」
「違うけど、薬草の知識はあるからね。どの薬草が効くのか調べてみたいんだ。」
「分かった。」
カンナは自分の家まで案内してくれた。カンナが言った通り門を入って左側にすすんだ。オレの泊まっている宿の反対側だ。その地区は、どちらかというと貧しい人々が住んでいる地域のようだ。正直言って、どの家も立派とは言えない。
「ここよ。」
カンナの家も他の家と同じようにボロボロだった。
「お母さん。薬草採ってきたよ。シルバーウルフに襲われたんだけど、ケン兄ちゃんが助けてくれたんだ。」
カンナの母親は、起き上がることができずに、布団の中から頭を下げてきた。
「娘を助けて、ゴホン、ゴホン、助けていただいてありがとうございました。」
「大丈夫ですよ。それより、オレは薬の勉強をしています。お体を見させていただいていいですか?」
「ええ。」
オレは家に上がって、母親の病状を確認した。服の上から身体全体に手をかざしていく。実はこの時、魔石を握り締め、治癒魔法の『ヒール』を発動していた。
「このオミナエ草を煎じて飲んでみましょう。良くなるかもしれません。」
すでにオレの魔法で病気は大分快復したと思う。だが、薬を飲まないといかにも怪しくなってしまう。そこで、オミナエ草を煎じて飲んでもらうことにした。
「明日も様子を見に伺っていいですか?」
「お兄ちゃん。ありがとう。」
オレは残りの薬草もすべてカンナに渡した。
0
あなたにおすすめの小説
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
傷物転生令嬢マグダリーナと原初の魔法使いエステラの幻想譚-女神とスライムの光とともに- (旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
※他サイトでも掲載しています
※ちょいちょい手直ししていってます
2026.12.14 タイトル変更 旧タイトル:ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
古代文明の最強王、5000年後に転生すると魔法が弱体化しすぎていたのでもう一度最強になります。~底辺貴族からの成り上がり~
しNぱ
ファンタジー
5000年前、魔法文明マギア魔導王国を築き、
魔法体系そのものを創造した王アーケ・マギアス・マギアは、
さらなる魔法の発展を求め、自らの魂を未来へ送る転生魔法を発動した。成熟した古代魔法を超える研究が進んだ世界を見たいという純粋な探求心から、5000年後の世界へと意識を沈めた。
目覚めた先は、スケルド男爵家三男レイフとしての赤子の身体だった。産まれた瞬間から記憶を持つ彼は、質素な家と薄い魔力の流れを前に、未来の魔法研究が古代よりも大きく退化していることに気づく。最底辺と呼ばれる家に生まれながらも、家族は温かく、彼の異常な魔力量を希望として受け入れた。
幼少期から魔力操作を自然に行い、三歳で石を浮かせ、五歳で光魔法を自在に扱うなど、古代王としての力を隠しながら成長する。外では古代魔法を使わず、転生者であることを悟られないよう慎重に振る舞いながら、未来の魔法体系を観察し続けた。
十歳になると身体強化などの古代魔法を最低限だけ使い、父との剣術訓練でも圧倒的な動きを見せるが、本来の力は隠したまま過ごす。そして十六歳、高等魔導学園に入学したレイフは、初日の実技試験で無詠唱魔法や術式無効化を用いて試験官を圧倒し、最底辺男爵家ながらA級判定を受ける。
その姿を見たストラング公爵家の令嬢エリナは、彼に強い興味を抱く。5000年後の世界は古代より魔法が退化していたが、だからこそ発展の余地がある。レイフは古代王としての知識をもとに、もう一度魔法の未来を切り開くことを決意する。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました
斉藤めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。
白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。
その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。
それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。
やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり――
白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。
身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる