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断片;旅の途中
誰が為の騎士 -2-
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最後の客が帰って今日は店じまいとなった。少し夜空を見上げればそこには真ん丸とした満月があった。まだ低い位置にあり頭上までは遠い。
店の中では後片付けをしていた。カリンの父は調理器具の片付けを担当し、母は食器の片付けを担当した。カリンは布巾でテーブルや厨房の台を拭いて回った。ガイアはごみの入った麻袋を抱えて地区のごみ捨て場まで持っていった。
ガイアがごみ捨てから戻ってくると流れのままカリンに自宅まで連れていかれた。
そうして今ガイアはカリンやその両親と食卓を囲んでいた。
「……その、いまさらこんなことを言うのはおかしいのかもしれないが、どこの馬の骨とも分からない私を食卓に加えてもよいのだろうか」
自分の常識では考えられないことにガイアは戸惑っていた。
「うちの娘は昔から人を見る目があるんだ。だからその娘が連れてきたってことは悪い人じゃないんだあんたは。現にちゃんと仕事をしてくれたじゃないか」
カリンの父はにっこりと笑って答えた。
「ええ。すごく助かったわ」と横からカレンの母。
「……信じられない。防犯意識はどうなっているんだ」
「娘を信じているからね。それに……この地区はみな貧しい。だから助け合って生きているんだ。私たちが苦しい時には誰かが助けてくれる。誰かが苦しい時には私たちが助けにいくんだ。そうしていると悪いことをする人も不思議と出てこない」
カリンの父は穏やかな目で戸惑うガイアの目を見た。
「さあ、温かいうちに食べて。考えるのはあとにしなさい」
カリンの母はガイアの前にいくつかの皿を置いた。今日の夕食はパンやスープに余った食材で作った料理。そのどれもが空腹のガイアにはきらきらと輝いて見えた。
「……そのご好意ありがたくいただきます」
ガイアはカリンたちに深く感謝して夕食をご馳走になった。その味は彼の人生の中でも忘れられない味となった。
「そういえば聞くところによると宿もないそうじゃないか。離れの小屋で良ければ好きなだけ泊まっていくといい」
「……何から何まで。本当に感謝します」
「気にしなくていい。今日はゆっくりと休みなさい」
「小屋まで案内するよ。こっち来て」
カリンに呼ばれてガイアは椅子から立ち上がり、彼女の両親に向かって深く一礼した。
離れの小屋は馬小屋を人が住めるように改装したものだった。中はランタンの灯りを点けても薄暗くて肌寒かった。隙間風も気になるところだがこの際贅沢は言えない。
「これ毛布ね。寒いから使って」
「助かる」
「……うーん。やっぱり薄暗い。家からロウソクを持ってくるね」
「その必要はない」
そう言ってガイアは掌の上に光源となる光の玉を出した。光の玉はふわっと宙に浮かんで小屋の中を照らした。
「……すごい。お兄さん魔術も使えたのね」
「まあな」
ガイアは指をパチンと鳴らした。すると光の玉は破裂して小屋中に光の粉を降らせた。
「……わあ、綺麗」
カリンは降り注ぐ光の粉を手で受け止めた。触れると雪のように儚く溶けて消えた。
「今の私にはそんなことくらいしかできない」
「ううん。とっても綺麗だったよ。ありがとう。また明日ね」
にっこりと笑みを浮かべてカリンはそっと小屋の扉を閉めた。
人の温かさを思い出したガイアは自身が今までいかに高圧的で自惚れていたかを恥じて反省の時を持った。
それから寝床を整えて毛布を被り静かに目を閉じた。
###
翌日の早朝。外から聞こえてくるけたたましい音にガイアは目を覚ました。
「いったい何事だ……」
小屋の外に出てみるとそこにはカリンたちの姿もあった。寝ぼけた様子で庭先から空を見上げている。よく見れば近所の人々も家の外に出ていた。
「あ、お兄さん。おはよう。こんな朝早くからどうしたんだろう」
カリンはガイアを見つけると目を擦りながら挨拶した。
「おはよう。これでは良い朝とは言い難いな。しかしこの鐘の音以前どこかで……」
言葉の途中でガイアはハッとした。
「君たち。急いで家の中へ避難するんだ」
「え、どうして?」
カリンはガイアに背中を押されながら聞いた。
「この鐘の音は緊急警報。敵襲の合図だ」
「て、敵襲ってどういうこと?」
「そのままの意味だ。このラボワが何者かに攻め込まれた」
カリンやその両親は愕然とした。
「何の音沙汰もなく人間が攻め込んできたとは考えにくい。となれば……」
その時、近所の人が悲鳴を上げた。指差す先には空を飛ぶ魔族の姿があった。鳥型で鋭いクチバシを持ち瘴気を発しながらその赤い瞳で地上の獲物を探している。
その内の1匹がカリン宅の庭に舞い降りた。カリンは腰を抜かして両親は硬直した。
その魔族は捕食対象を肉の柔らかそうなカリンに定めて襲いかかった。大きなクチバシを開けて丸ごと食らおうとしている。
カリンは呆然とした状態で両親はもう間に合わないと悲鳴を上げた。
少女の瞳には大きく口を広げて襲いくる魔族の姿が映っていた。しかし途中でガイアの背中が割り込んできた。
「……お兄さんッ!」
「大丈夫だ。少し待っていろ」
ガイアは手に魔力を纏わせて敵の腹部を思いっきり殴り飛ばした。敵は吹っ飛んで壁に激突し羽を折った。そのまま止めを刺そうと腰に手を持っていったが、そこに剣はなかった。
「しまったッ」
剣は決闘の場に置き忘れていた。仕方なくガイアは手に魔力を凝縮して剣の形をとり手刀で止めを刺した。魔族は断末魔を上げながら灰になりその身を崩した。
「これでもう大丈夫だ。心配はいらない」
ガイアは腰を抜かしたカリンに手を差し伸べた。カリンはその手を取り立ち上がった。
「あ、ありがとう……」
「また次が来るかもしれない。そのためにもできれば武器になるようなものを私に貸してほしい。剣に近いものならば尚更良い」
「わ、分かった! 探してみよう!」
硬直していたカリンの父は我に返り母とともに家の中へ探しにいった。
「お兄さんって強いんだね。驚いちゃった」
「私は騎士だからな。いや、正確にはもう騎士ではないか」
「ううん。そんなことないよ。私を守ってくれたお兄さんは今も騎士様だった」
「…………」
カリンの言葉を聞いてガイアの胸の内が熱くなった。それは久しく忘れていた感覚。大事な人を守るために騎士を志したあの日の自分が蘇る。
「……そうだ。久しく忘れていた。私は騎士の地位に胡坐をかいていたんだな」
騎士団の確固たる地位を獲得するために日々邁進するあまりガイアはいつしか民の感謝の声に耳を傾けることがなくなった。だが全てを失った今だからこそそれに気づくことができた。
「君のおかげで大事なことを思い出すことができた。感謝する」
ガイアは礼を言い、初めて笑顔を見せた。
店の中では後片付けをしていた。カリンの父は調理器具の片付けを担当し、母は食器の片付けを担当した。カリンは布巾でテーブルや厨房の台を拭いて回った。ガイアはごみの入った麻袋を抱えて地区のごみ捨て場まで持っていった。
ガイアがごみ捨てから戻ってくると流れのままカリンに自宅まで連れていかれた。
そうして今ガイアはカリンやその両親と食卓を囲んでいた。
「……その、いまさらこんなことを言うのはおかしいのかもしれないが、どこの馬の骨とも分からない私を食卓に加えてもよいのだろうか」
自分の常識では考えられないことにガイアは戸惑っていた。
「うちの娘は昔から人を見る目があるんだ。だからその娘が連れてきたってことは悪い人じゃないんだあんたは。現にちゃんと仕事をしてくれたじゃないか」
カリンの父はにっこりと笑って答えた。
「ええ。すごく助かったわ」と横からカレンの母。
「……信じられない。防犯意識はどうなっているんだ」
「娘を信じているからね。それに……この地区はみな貧しい。だから助け合って生きているんだ。私たちが苦しい時には誰かが助けてくれる。誰かが苦しい時には私たちが助けにいくんだ。そうしていると悪いことをする人も不思議と出てこない」
カリンの父は穏やかな目で戸惑うガイアの目を見た。
「さあ、温かいうちに食べて。考えるのはあとにしなさい」
カリンの母はガイアの前にいくつかの皿を置いた。今日の夕食はパンやスープに余った食材で作った料理。そのどれもが空腹のガイアにはきらきらと輝いて見えた。
「……そのご好意ありがたくいただきます」
ガイアはカリンたちに深く感謝して夕食をご馳走になった。その味は彼の人生の中でも忘れられない味となった。
「そういえば聞くところによると宿もないそうじゃないか。離れの小屋で良ければ好きなだけ泊まっていくといい」
「……何から何まで。本当に感謝します」
「気にしなくていい。今日はゆっくりと休みなさい」
「小屋まで案内するよ。こっち来て」
カリンに呼ばれてガイアは椅子から立ち上がり、彼女の両親に向かって深く一礼した。
離れの小屋は馬小屋を人が住めるように改装したものだった。中はランタンの灯りを点けても薄暗くて肌寒かった。隙間風も気になるところだがこの際贅沢は言えない。
「これ毛布ね。寒いから使って」
「助かる」
「……うーん。やっぱり薄暗い。家からロウソクを持ってくるね」
「その必要はない」
そう言ってガイアは掌の上に光源となる光の玉を出した。光の玉はふわっと宙に浮かんで小屋の中を照らした。
「……すごい。お兄さん魔術も使えたのね」
「まあな」
ガイアは指をパチンと鳴らした。すると光の玉は破裂して小屋中に光の粉を降らせた。
「……わあ、綺麗」
カリンは降り注ぐ光の粉を手で受け止めた。触れると雪のように儚く溶けて消えた。
「今の私にはそんなことくらいしかできない」
「ううん。とっても綺麗だったよ。ありがとう。また明日ね」
にっこりと笑みを浮かべてカリンはそっと小屋の扉を閉めた。
人の温かさを思い出したガイアは自身が今までいかに高圧的で自惚れていたかを恥じて反省の時を持った。
それから寝床を整えて毛布を被り静かに目を閉じた。
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翌日の早朝。外から聞こえてくるけたたましい音にガイアは目を覚ました。
「いったい何事だ……」
小屋の外に出てみるとそこにはカリンたちの姿もあった。寝ぼけた様子で庭先から空を見上げている。よく見れば近所の人々も家の外に出ていた。
「あ、お兄さん。おはよう。こんな朝早くからどうしたんだろう」
カリンはガイアを見つけると目を擦りながら挨拶した。
「おはよう。これでは良い朝とは言い難いな。しかしこの鐘の音以前どこかで……」
言葉の途中でガイアはハッとした。
「君たち。急いで家の中へ避難するんだ」
「え、どうして?」
カリンはガイアに背中を押されながら聞いた。
「この鐘の音は緊急警報。敵襲の合図だ」
「て、敵襲ってどういうこと?」
「そのままの意味だ。このラボワが何者かに攻め込まれた」
カリンやその両親は愕然とした。
「何の音沙汰もなく人間が攻め込んできたとは考えにくい。となれば……」
その時、近所の人が悲鳴を上げた。指差す先には空を飛ぶ魔族の姿があった。鳥型で鋭いクチバシを持ち瘴気を発しながらその赤い瞳で地上の獲物を探している。
その内の1匹がカリン宅の庭に舞い降りた。カリンは腰を抜かして両親は硬直した。
その魔族は捕食対象を肉の柔らかそうなカリンに定めて襲いかかった。大きなクチバシを開けて丸ごと食らおうとしている。
カリンは呆然とした状態で両親はもう間に合わないと悲鳴を上げた。
少女の瞳には大きく口を広げて襲いくる魔族の姿が映っていた。しかし途中でガイアの背中が割り込んできた。
「……お兄さんッ!」
「大丈夫だ。少し待っていろ」
ガイアは手に魔力を纏わせて敵の腹部を思いっきり殴り飛ばした。敵は吹っ飛んで壁に激突し羽を折った。そのまま止めを刺そうと腰に手を持っていったが、そこに剣はなかった。
「しまったッ」
剣は決闘の場に置き忘れていた。仕方なくガイアは手に魔力を凝縮して剣の形をとり手刀で止めを刺した。魔族は断末魔を上げながら灰になりその身を崩した。
「これでもう大丈夫だ。心配はいらない」
ガイアは腰を抜かしたカリンに手を差し伸べた。カリンはその手を取り立ち上がった。
「あ、ありがとう……」
「また次が来るかもしれない。そのためにもできれば武器になるようなものを私に貸してほしい。剣に近いものならば尚更良い」
「わ、分かった! 探してみよう!」
硬直していたカリンの父は我に返り母とともに家の中へ探しにいった。
「お兄さんって強いんだね。驚いちゃった」
「私は騎士だからな。いや、正確にはもう騎士ではないか」
「ううん。そんなことないよ。私を守ってくれたお兄さんは今も騎士様だった」
「…………」
カリンの言葉を聞いてガイアの胸の内が熱くなった。それは久しく忘れていた感覚。大事な人を守るために騎士を志したあの日の自分が蘇る。
「……そうだ。久しく忘れていた。私は騎士の地位に胡坐をかいていたんだな」
騎士団の確固たる地位を獲得するために日々邁進するあまりガイアはいつしか民の感謝の声に耳を傾けることがなくなった。だが全てを失った今だからこそそれに気づくことができた。
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