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第02話 世界一平和な逆襲(後)
13.家の中はコメディー
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***
スナキア家本宅一階、ダイニング。
『────まあ経緯は置いておくとして、全世界にミサイルを消耗させるよう仕向けました。これでこの国は当面安全ですし、ウィルクトリア軍がさらなる成長を遂げるに必要な時間を稼げました』
テレビの中でヴァン[記者対応]が一般向けの種明かしをしていた。ウィルクトリアにとって特別な一日となった。ヴァン・スナキアの力なしでも国を守れる。その未来が実現に近づいた。
一方ヴァン[自宅]は一足早く待望の夕食を取っていた。分身の副作用で空腹の絶頂に達していた。テーブルに並べられた数々の料理をかっこみ、食べ終わった皿が高々と積まれていく。
「ミオ、今ので問題なさそうか?」
ヴァンは咀嚼と咀嚼のわずかな隙間でスナキア家の頭脳である第二夫人・ミオに問いかける。彼女はヴァン[記者対応]の会見を注視し、発言を精査してくれていた。
「過不足ないと思うわぁ。……今日は本当に頑張ったわねぇ、ヴァンさん♡」
ミオに褒めていただけるだけで奮闘した甲斐があったというものだ。ヴァン[記者対応]は会見を終了し、すぐさまテレポートで家に舞い戻って食事を取るヴァンに合流した。
「さ、お姉さんもお料理手伝わなきゃねぇ。ジル、何すればいーい?」
ミオは第一夫人・ジルーナに問いかけた。事前に用意していただいた料理だけではとても足りず、妻たちは今も目まぐるしくキッチンとダイニングを動き回っていた。
「じゃあお皿洗ってくれる? このままじゃ作っても載せるお皿がなくなっちゃうよ」
「はーい♡」
ジルーナはキャプテンらしく妻たちの指揮を取っていた。続いて第八夫人・ユウノにも指示を出す。
「あ、ユウノ。このお皿の山運んでくれる?」
「任せろ! ……おりゃ!」
ユウノは数十枚もありそうな皿を一気に持ち上げて流しに運ぶ。
「助かるなぁ、ユウノが力持ちで」
「へへへ、アタシ料理はダメだからこっちで頑張るぜ」
ユウノの表情は皿に隠れて見えないが、きっととても誇らしげに微笑んでいることだろう。
「わ、悪いなみんな。君たちも食べてくれよ?」
自分ばかり食べていることで居心地が悪くなり、ヴァンは申し訳なさそうに告げた。しかしジルーナが口を尖らせて抗議する。
「あんなもの見せられたら食欲なくなるよ。また危ない事して……!」
夫が世界中からミサイル攻撃を受ける様は映像に収められていた。妻たちは気が気ではなかったようだ。ヴァンとしては子どもの頃にも経験している事だし、あの頃に比べれば数百倍は強くなっている。心配かけるほどの事ではないのだが、
「ホントですよ、まったくもう!」
第五夫人・キティアが新しい料理をテーブルに置きながらヴァンをじとっとした目で見つめる。
「こんなにカワイイ妻を不安にさせて何が楽しいんですか! プルプル震えるか弱いところが見たかったんですか? そんなことしなくてもいっつもカワイイでしょうが!」
「お、おう」
流石の自己評価である。心の負担になってしまったのは申し訳ない。とはいえもはやあの手しかなかった。良い結果になったことだし、今日のところは勘弁していただきたい。
「……! これも美味い! シュリ、フラム、ありがとな」
気まずくなったヴァンは話を逸らした。すると本日の料理長を務める第三夫人・シュリルワが、キッチンのカウンターからひょっこり顔を出す。
「感想は後で聞くから今はどんどん食べるです」
シュリルワはぶっきらぼうに言い捨ててすぐに作業に戻っていった。だがヴァンには分かる。彼女は料理を褒められて結構喜んでいると。みんなの前では照れてそれを表現しないだけだ。
「あのねぇ、ヴァンくん。食べたいものがあったら言ってね。わたしまだまだ頑張るの!」
第四夫人・フラムが両手をぎゅっと握ってアピールした。のんびり屋さんの彼女にこの慌ただしさはさぞかしキツいだろうに、精一杯取り組んでくれている。
「あ、フラム、次じゃがいもの処理頼むです」
「はーいシュリちゃん。あのねぇ、ジルちゃんとティアちゃんも手伝ってくれる?」
「「はーい」」
妻たちはヴァンのために協力して頑張ってくれていた。膝から崩れ落ちて号泣しそうだ。さらに、
「ヒューネットさん、扉開けてくださいませ!」
「ほいよっ! 任せなさいっ!」
ダイニング入り口のドアが開かれる。元気良く突入してきた第六夫人・ヒューネットはつぶらなお目々を得意げに輝かせていた。そしてその後ろでは第七夫人・エルリアが、指や腕や肩や頭の上に大量の料理を載せられるだけ載せていた。さながら曲芸である。
「す、すごいなエル……」
「フフ、私『花嫁修行・その7211』にて配膳を極めておりますので」
ドヤ顔を披露するエルリアの腕からヒューネットが皿を手に取ってテーブルに並べていく。どうやら持ってみたはいいが自分では降ろせないらしい。
「エルの部屋のキッチンでヒューと作ったんだよっ! エルすごいのっ! 同時にすんごい数作ってて分身してるみたいだったよっ!」
「お、お話を聞く限り皆さんが頑張ってる最中に私だけ<検閲されました>だったので、せめて少しでもお役に立とうと……」
エルリアは気恥ずかしそうに食事中にあまり聞くたくない類の単語を放った。しかしいつものことなので全員聞き流した。実際はエルリアの行動が最終的なヒントとなったため、本日は八人の妻全員が多かれ少なかれヴァンの活動に貢献してくれたことになる。
「ヴァン、そろそろ足りそうです?」
キッチンからシュリルワが尋ねる。エルリアお手製の料理が増えたことで量は充分そうだった。ヴァンの口は大忙しだったため首を縦に振っておいた。
「ふぅ~……、大変だったです。まあ一回きりならやり甲斐あって楽しかったですけど、こんなのもう勘弁です」
「……あ、悪いんだが、今後も定期的に大量に作ってもらう日がありそうだ」
「え?」
ヴァンはおずおずと進言する。
「軍で三万人になったろ? 最初はどうかと思ったんだが、マンツーマンで見ると兵に色々と指導しやすくてな。案外効率が良さそうだからたまにやろうかと……」
本日の演習はさながら個別指導のように機能した。手合わせしてみると各兵の癖や弱点が手に取るように分かったのだ。演習地に連れ戻した後は全員にフィードバックを行い、一人一人に今後の修行プランを練ってあげた。軍の成長スピードは今後さらに加速することだろう。
唖然とする妻たちの中、キティアが苦言を呈した。
「ヴァンさん、そんなにお世話しなくても良くないですか? 自分たちのことなんだから自分たちで頑張らせないと」
「……俺だって自分のためだよ」
本日ヴァンは国や世界のために駆けずり回った。散々振り回され、苦労させられても、できる限りのことをやり通した。しかしそれは世話焼きだからでもお人好しだからでもないし、義務感からでもない。ヴァンはただ────、
「誰に文句を言われることなく君たちと幸せに暮らせる世の中にしたいんだ。俺は俺のために、その理想を叶えようとしてるだけなんだよ」
愛する妻を思う存分堂々と愛せる世界。つまるところヴァンはそれを実現させたいだけなのだ。多少しんどい目に遭おうと、この結婚生活を守るためだと考えるといくらでもエネルギーが湧いてくる。
「ハァ~、そんなにあたしがカワイイですか……」
第五夫人・キティア。
「フフ、今夜は可愛がってあげなきゃねぇ♡」
第二夫人・ミオ。
「この良い雰囲気……! 今日こそ全員参加の<検閲されました>をしませんか⁉︎」
第七夫人・エルリア。
「あのねぇ、本当に疲れたときは、ちゃぁんと休んでね?」
第四夫人・フラム。
「ご飯ならいくらでも用意してやるからちゃんと事前に言うですよ」
第三夫人・シュリルワ。
「あっ! じゃあさっ、その時はまたみんなで作ろうよっ!」
第六夫人・ヒューネット。
「へへ、色々食べれるならアタシも楽しみだぜ」
第八夫人・ユウノ。
「私たちが支えるよ。どんな道でも」
第一夫人・ジルーナ。
一人の夫と八人の妻という奇妙な家族。世界に混乱をもたらすお騒がせの一家。
「みんな、……愛してるよ」
それでも九人は力を合わせ、密かに握った世界の命運を大切に見守りながら、苦難の中でも毎日愉快に暮らしている。
────これは、そんな数奇な家族が織りなすコメディーだ。
スナキア家本宅一階、ダイニング。
『────まあ経緯は置いておくとして、全世界にミサイルを消耗させるよう仕向けました。これでこの国は当面安全ですし、ウィルクトリア軍がさらなる成長を遂げるに必要な時間を稼げました』
テレビの中でヴァン[記者対応]が一般向けの種明かしをしていた。ウィルクトリアにとって特別な一日となった。ヴァン・スナキアの力なしでも国を守れる。その未来が実現に近づいた。
一方ヴァン[自宅]は一足早く待望の夕食を取っていた。分身の副作用で空腹の絶頂に達していた。テーブルに並べられた数々の料理をかっこみ、食べ終わった皿が高々と積まれていく。
「ミオ、今ので問題なさそうか?」
ヴァンは咀嚼と咀嚼のわずかな隙間でスナキア家の頭脳である第二夫人・ミオに問いかける。彼女はヴァン[記者対応]の会見を注視し、発言を精査してくれていた。
「過不足ないと思うわぁ。……今日は本当に頑張ったわねぇ、ヴァンさん♡」
ミオに褒めていただけるだけで奮闘した甲斐があったというものだ。ヴァン[記者対応]は会見を終了し、すぐさまテレポートで家に舞い戻って食事を取るヴァンに合流した。
「さ、お姉さんもお料理手伝わなきゃねぇ。ジル、何すればいーい?」
ミオは第一夫人・ジルーナに問いかけた。事前に用意していただいた料理だけではとても足りず、妻たちは今も目まぐるしくキッチンとダイニングを動き回っていた。
「じゃあお皿洗ってくれる? このままじゃ作っても載せるお皿がなくなっちゃうよ」
「はーい♡」
ジルーナはキャプテンらしく妻たちの指揮を取っていた。続いて第八夫人・ユウノにも指示を出す。
「あ、ユウノ。このお皿の山運んでくれる?」
「任せろ! ……おりゃ!」
ユウノは数十枚もありそうな皿を一気に持ち上げて流しに運ぶ。
「助かるなぁ、ユウノが力持ちで」
「へへへ、アタシ料理はダメだからこっちで頑張るぜ」
ユウノの表情は皿に隠れて見えないが、きっととても誇らしげに微笑んでいることだろう。
「わ、悪いなみんな。君たちも食べてくれよ?」
自分ばかり食べていることで居心地が悪くなり、ヴァンは申し訳なさそうに告げた。しかしジルーナが口を尖らせて抗議する。
「あんなもの見せられたら食欲なくなるよ。また危ない事して……!」
夫が世界中からミサイル攻撃を受ける様は映像に収められていた。妻たちは気が気ではなかったようだ。ヴァンとしては子どもの頃にも経験している事だし、あの頃に比べれば数百倍は強くなっている。心配かけるほどの事ではないのだが、
「ホントですよ、まったくもう!」
第五夫人・キティアが新しい料理をテーブルに置きながらヴァンをじとっとした目で見つめる。
「こんなにカワイイ妻を不安にさせて何が楽しいんですか! プルプル震えるか弱いところが見たかったんですか? そんなことしなくてもいっつもカワイイでしょうが!」
「お、おう」
流石の自己評価である。心の負担になってしまったのは申し訳ない。とはいえもはやあの手しかなかった。良い結果になったことだし、今日のところは勘弁していただきたい。
「……! これも美味い! シュリ、フラム、ありがとな」
気まずくなったヴァンは話を逸らした。すると本日の料理長を務める第三夫人・シュリルワが、キッチンのカウンターからひょっこり顔を出す。
「感想は後で聞くから今はどんどん食べるです」
シュリルワはぶっきらぼうに言い捨ててすぐに作業に戻っていった。だがヴァンには分かる。彼女は料理を褒められて結構喜んでいると。みんなの前では照れてそれを表現しないだけだ。
「あのねぇ、ヴァンくん。食べたいものがあったら言ってね。わたしまだまだ頑張るの!」
第四夫人・フラムが両手をぎゅっと握ってアピールした。のんびり屋さんの彼女にこの慌ただしさはさぞかしキツいだろうに、精一杯取り組んでくれている。
「あ、フラム、次じゃがいもの処理頼むです」
「はーいシュリちゃん。あのねぇ、ジルちゃんとティアちゃんも手伝ってくれる?」
「「はーい」」
妻たちはヴァンのために協力して頑張ってくれていた。膝から崩れ落ちて号泣しそうだ。さらに、
「ヒューネットさん、扉開けてくださいませ!」
「ほいよっ! 任せなさいっ!」
ダイニング入り口のドアが開かれる。元気良く突入してきた第六夫人・ヒューネットはつぶらなお目々を得意げに輝かせていた。そしてその後ろでは第七夫人・エルリアが、指や腕や肩や頭の上に大量の料理を載せられるだけ載せていた。さながら曲芸である。
「す、すごいなエル……」
「フフ、私『花嫁修行・その7211』にて配膳を極めておりますので」
ドヤ顔を披露するエルリアの腕からヒューネットが皿を手に取ってテーブルに並べていく。どうやら持ってみたはいいが自分では降ろせないらしい。
「エルの部屋のキッチンでヒューと作ったんだよっ! エルすごいのっ! 同時にすんごい数作ってて分身してるみたいだったよっ!」
「お、お話を聞く限り皆さんが頑張ってる最中に私だけ<検閲されました>だったので、せめて少しでもお役に立とうと……」
エルリアは気恥ずかしそうに食事中にあまり聞くたくない類の単語を放った。しかしいつものことなので全員聞き流した。実際はエルリアの行動が最終的なヒントとなったため、本日は八人の妻全員が多かれ少なかれヴァンの活動に貢献してくれたことになる。
「ヴァン、そろそろ足りそうです?」
キッチンからシュリルワが尋ねる。エルリアお手製の料理が増えたことで量は充分そうだった。ヴァンの口は大忙しだったため首を縦に振っておいた。
「ふぅ~……、大変だったです。まあ一回きりならやり甲斐あって楽しかったですけど、こんなのもう勘弁です」
「……あ、悪いんだが、今後も定期的に大量に作ってもらう日がありそうだ」
「え?」
ヴァンはおずおずと進言する。
「軍で三万人になったろ? 最初はどうかと思ったんだが、マンツーマンで見ると兵に色々と指導しやすくてな。案外効率が良さそうだからたまにやろうかと……」
本日の演習はさながら個別指導のように機能した。手合わせしてみると各兵の癖や弱点が手に取るように分かったのだ。演習地に連れ戻した後は全員にフィードバックを行い、一人一人に今後の修行プランを練ってあげた。軍の成長スピードは今後さらに加速することだろう。
唖然とする妻たちの中、キティアが苦言を呈した。
「ヴァンさん、そんなにお世話しなくても良くないですか? 自分たちのことなんだから自分たちで頑張らせないと」
「……俺だって自分のためだよ」
本日ヴァンは国や世界のために駆けずり回った。散々振り回され、苦労させられても、できる限りのことをやり通した。しかしそれは世話焼きだからでもお人好しだからでもないし、義務感からでもない。ヴァンはただ────、
「誰に文句を言われることなく君たちと幸せに暮らせる世の中にしたいんだ。俺は俺のために、その理想を叶えようとしてるだけなんだよ」
愛する妻を思う存分堂々と愛せる世界。つまるところヴァンはそれを実現させたいだけなのだ。多少しんどい目に遭おうと、この結婚生活を守るためだと考えるといくらでもエネルギーが湧いてくる。
「ハァ~、そんなにあたしがカワイイですか……」
第五夫人・キティア。
「フフ、今夜は可愛がってあげなきゃねぇ♡」
第二夫人・ミオ。
「この良い雰囲気……! 今日こそ全員参加の<検閲されました>をしませんか⁉︎」
第七夫人・エルリア。
「あのねぇ、本当に疲れたときは、ちゃぁんと休んでね?」
第四夫人・フラム。
「ご飯ならいくらでも用意してやるからちゃんと事前に言うですよ」
第三夫人・シュリルワ。
「あっ! じゃあさっ、その時はまたみんなで作ろうよっ!」
第六夫人・ヒューネット。
「へへ、色々食べれるならアタシも楽しみだぜ」
第八夫人・ユウノ。
「私たちが支えるよ。どんな道でも」
第一夫人・ジルーナ。
一人の夫と八人の妻という奇妙な家族。世界に混乱をもたらすお騒がせの一家。
「みんな、……愛してるよ」
それでも九人は力を合わせ、密かに握った世界の命運を大切に見守りながら、苦難の中でも毎日愉快に暮らしている。
────これは、そんな数奇な家族が織りなすコメディーだ。
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