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勇者のママは環の婚礼を魔王様と≪婚礼編≫
十三ノ環・冥王のママは今日も3
◆◆◆◆◆◆
ハウストは人間界の王都シュラプネルを訪れていた。
いや、もはやここはシュラプネルだった場所である。
冥界と手を組んだフォルネピア国は塔にいた魔族を難民ごと襲撃したが、魔界から送られた軍によって殲滅された。
フォルネピア軍には人間だけでなく、冥界のオークやトロールの軍団が加わっており、近海にはクラーケンが出現した。それらが一斉に近隣諸国に宣戦布告したのだ。
前触れもない襲撃に最初は劣勢だったが、魔界、精霊界、人間界の国々が軍隊を展開させたことで劣勢を押し返したのである。
そして今や王都シュラプネルを残すばかりとなった。
次の総攻撃でシュラプネルは陥落するだろう。そして人間界からフォルネピアという国が完全に消えるのである。
すでにフォルネピアの民衆は難民として国外へ脱出し、今は近隣諸国の保護を受けている。しかし逃げ遅れた者も少なくなく、王都で凄惨な最期を迎えた者が多かった。
ハウストは王都に近い第二の都に本陣を敷いていた。
都の城館を本陣として利用できるように明け渡され、城館の主人は荷物をまとめて逃げたのだ。国が崩壊し、この第二の都が最前線の本陣基地となった今、都に住む民衆も貴族も逃げ出すのは当然だった。
本来ならすぐにでも総攻撃は可能だ。今すぐに王都を陥落し、そこにいる全てを殲滅することができる。
だが、王都にはブレイラがいる可能性があるのだ。ブレイラの身の安全が確保されるまでは総攻撃を仕掛けることはできない。
「魔王様、北地区の包囲完了いたしました。他、東、西、南、同様に包囲完了しています」
「魔法部隊第三部隊、精鋭部隊第六部隊、配置につきました。いつでも攻撃可能です」
「南西の山でトロールを確認、ただいま精鋭部隊第二部隊小隊長率いる三班が殲滅に向かっております」
ハウストの元には次々に報告が舞い込む。
それを士官が処理し、ハウストは静かに聞いて必要な命令を出していく。
しかし冷静でありながらも嵐のような激情を無理やり押さえつけていた。
舞い込む報告は全て重要なもので、戦局を有利に展開させていく為にも必要なことだ。だが今、最も待ちわびている報告は一つ。
「失礼します。コレットでございます」
「入れ」
入室したコレットはハウストに最敬礼した。
今のコレットは腕や足に包帯を巻いており、負傷した左足を保護するために松葉杖をついている。
その痛々しい姿に、援軍が到着するまで塔では厳しい防衛戦が繰り広げられていたと察することができた。実際、援軍の到着が後一時間でも遅ければ塔は陥落していただろう。
「魔王様のお手を煩わせたこと申し訳なく思っています」
「気にするな。それよりよく持ち堪えてくれた」
「勿体ない御言葉です」
コレットは恐縮して低頭する。
魔王の婚約者であるブレイラが危険な目に遭い、誘拐されたことは深刻な事態である。それなりの処分を覚悟しなければならないことだ。普段は気丈なコレットも表情を強張らせていた。
「ブレイラ様が攫われた一件、誠に申し訳ありません。私どもの不徳の致すところです。いかようにもご処分ください」
「それは後でいい、処分はいつでも出来る。それより塔でなにがあったか説明してほしい。報告は聞いているが直接聞いておきたかった」
このハウストの質問にコレットは畏まって答える。
ブレイラが突然塔の奥へ向かって駆け出し、忽然と消えたこと。リリアルという少年のこと。そしてブレイラが冥界に攫われたということ。
リリアルの自供でフォルネピアがすでに冥界の手に墜ちており、冥界の復活もブレイラ誘拐も全てが冥界の企みだったことが判明したのだ。
「――――分かった。今、ブレイラはシュラプネルにいない。間違いないな?」
「はい、間違いありません。塔が襲撃を受けた後、冥界側は新たな軍を呼ぶ様子はありませんでした。塔への襲撃は撹乱が目的だったのではないかと思います」
「シュラプネルは捨て駒、本命はやはり亡き六ノ国の冥界か」
「今、ブレイラ様もそこに捕らわれているかと」
「……分かった」
報告内容はハウストにとって最悪のものだった。
しかし、ただ嘆いていることはできない。
ハウストは報告を聞くと立ち上がった。そして魔王の名においてシュラプネルを包囲する全軍に命じる。
「今よりシュラプネルに総攻撃を仕掛ける! 王都にいる冥界の怪物は全て殲滅し、歯向かう人間にも容赦するな! 三時間で終わらせろ!!」
ひとたび命令が下されれば、控えていた全軍がいっせいに動き出す。
ブレイラがシュラプネルにいないのなら総攻撃を躊躇う理由はない。北の大地から冥界の怪物を一掃し、そして次は――――冥界。
「コレット、イスラはどうしている」
「……部屋で休んでおりますが、その」
言葉を濁すコレットにハウストはおおよそのことを察した。
塔での出来事に不安定になっているのだろう。しかもブレイラが攫われたことが追い打ちをかけた。
「分かった。お前は戦線から離れて休んでいろ。他に塔の襲撃で戦闘に加わった者たちも今は十分な休養をとらせろ」
「ありがとうございます」
コレットが深々と頭を下げる。
ハウストは頷き、司令室を出た。
向かう場所はイスラがいる部屋だ。
休んでいるという事になっているが実際は閉じこもっているのだろう。
六ノ国が消滅した時、同じように部屋に閉じこもっていたことがある。その時はブレイラが慰めたが、今はブレイラがいないのだ。
長い回廊を歩き、イスラのいる部屋に近づいていくと。
「あっちいけ! ブレイラじゃないなら、いらない! あっちいけ! ブレイラは?! ブレイラっ、ブレイラがいい!!」
「イ、イスラ様、どうか気をお静めくださいっ」
「ブレイラ様は必ず戻ってきますから、どうか」
「イスラ様! お願いですからっ……」
イスラの大声がしたあと、部屋から侍女たちが慌てて出てきた。
侍女が部屋から追い出されたのだ。
侍女たちは扉の前でおろおろしていたが、ハウストに気付くとはっとして端に退いてお辞儀する。
「構うな。下がっていろ」ハウストは彼女たちを下がらせるとイスラのいる部屋の前に立った。
そしてカチャリと扉を開ける。
「あっちいけ! っ、ハウスト?!」
イスラは条件反射で怒鳴ったものの、ハウストだと気付いて飛び上がる。そして怯えた顔で後ずさり、ぴゅーっと逃げるようにベッドに潜り込んでしまった。
そんなイスラの姿にハウストはすっと目を細める。
「イスラ、何をしている」
「っ……」
ビクリッ、イスラの体が跳ねた。
頭まですっぽり布団を被っているが、動揺と脅えが手に取るように分かる。
こうしてハウストから逃げるところを見ると、自分が侍女たちに悪い事をした自覚はあるようだ。ハウストに怒られると思ったのだろう。
イスラの癇癪はこれが初めてではない。思えば、イスラが生まれて一日目、ブレイラと引き離して魔界に連れて行こうとした時も大泣きして嫌がった。精霊族から守る為にイスラだけ魔界に連れて行った時もブレイラを早く連れてこいと大騒ぎしていた。
その姿は普段のイスラからは想像できないものだ。なぜなら、ブレイラと一緒の時は基本的に物分かりの良い子だからだ。それはブレイラの前で演じているというより、ブレイラが側にいる安心感で気持ちが安定した状態だからなのだろう。
「癇癪をおこして当たり散らしていたのか。情けない」
「っ、う~、う~っ」
イスラのくぐもった嗚咽が聞こえてきた。
布団を被り、声を殺して泣いているのだ。丸く膨らんだ布団がぷるぷる震えている。
もしここにブレイラがいれば枕元に座ってイスラの背中を撫でて慰めていたはずだ。それだけでイスラも閉じこもっている布団から出て、ブレイラに抱っこをせがんで甘え、気持ちを落ち着かせることができたのだろう。
親なら、そうすべきなのかもしれない。
イスラは幼い子どもだ。まだ甘えたい盛りで、母と慕うブレイラが側にいなければそれだけで不安定になる。その気持ちを察してやるべきなのだろう。ハウストとてイスラを息子にしたいと思っているのだから。
だが。
ハウストはベッドに大股で近づく。イスラが被っている布団をむんずと掴み、一気に引き剥がした。
「わあああっ!」
勢いのままイスラがベッドから転がり落ちる。
ハウストの足にぶつかって止まり、イスラが顔をあげた。
ハウストは人間界の王都シュラプネルを訪れていた。
いや、もはやここはシュラプネルだった場所である。
冥界と手を組んだフォルネピア国は塔にいた魔族を難民ごと襲撃したが、魔界から送られた軍によって殲滅された。
フォルネピア軍には人間だけでなく、冥界のオークやトロールの軍団が加わっており、近海にはクラーケンが出現した。それらが一斉に近隣諸国に宣戦布告したのだ。
前触れもない襲撃に最初は劣勢だったが、魔界、精霊界、人間界の国々が軍隊を展開させたことで劣勢を押し返したのである。
そして今や王都シュラプネルを残すばかりとなった。
次の総攻撃でシュラプネルは陥落するだろう。そして人間界からフォルネピアという国が完全に消えるのである。
すでにフォルネピアの民衆は難民として国外へ脱出し、今は近隣諸国の保護を受けている。しかし逃げ遅れた者も少なくなく、王都で凄惨な最期を迎えた者が多かった。
ハウストは王都に近い第二の都に本陣を敷いていた。
都の城館を本陣として利用できるように明け渡され、城館の主人は荷物をまとめて逃げたのだ。国が崩壊し、この第二の都が最前線の本陣基地となった今、都に住む民衆も貴族も逃げ出すのは当然だった。
本来ならすぐにでも総攻撃は可能だ。今すぐに王都を陥落し、そこにいる全てを殲滅することができる。
だが、王都にはブレイラがいる可能性があるのだ。ブレイラの身の安全が確保されるまでは総攻撃を仕掛けることはできない。
「魔王様、北地区の包囲完了いたしました。他、東、西、南、同様に包囲完了しています」
「魔法部隊第三部隊、精鋭部隊第六部隊、配置につきました。いつでも攻撃可能です」
「南西の山でトロールを確認、ただいま精鋭部隊第二部隊小隊長率いる三班が殲滅に向かっております」
ハウストの元には次々に報告が舞い込む。
それを士官が処理し、ハウストは静かに聞いて必要な命令を出していく。
しかし冷静でありながらも嵐のような激情を無理やり押さえつけていた。
舞い込む報告は全て重要なもので、戦局を有利に展開させていく為にも必要なことだ。だが今、最も待ちわびている報告は一つ。
「失礼します。コレットでございます」
「入れ」
入室したコレットはハウストに最敬礼した。
今のコレットは腕や足に包帯を巻いており、負傷した左足を保護するために松葉杖をついている。
その痛々しい姿に、援軍が到着するまで塔では厳しい防衛戦が繰り広げられていたと察することができた。実際、援軍の到着が後一時間でも遅ければ塔は陥落していただろう。
「魔王様のお手を煩わせたこと申し訳なく思っています」
「気にするな。それよりよく持ち堪えてくれた」
「勿体ない御言葉です」
コレットは恐縮して低頭する。
魔王の婚約者であるブレイラが危険な目に遭い、誘拐されたことは深刻な事態である。それなりの処分を覚悟しなければならないことだ。普段は気丈なコレットも表情を強張らせていた。
「ブレイラ様が攫われた一件、誠に申し訳ありません。私どもの不徳の致すところです。いかようにもご処分ください」
「それは後でいい、処分はいつでも出来る。それより塔でなにがあったか説明してほしい。報告は聞いているが直接聞いておきたかった」
このハウストの質問にコレットは畏まって答える。
ブレイラが突然塔の奥へ向かって駆け出し、忽然と消えたこと。リリアルという少年のこと。そしてブレイラが冥界に攫われたということ。
リリアルの自供でフォルネピアがすでに冥界の手に墜ちており、冥界の復活もブレイラ誘拐も全てが冥界の企みだったことが判明したのだ。
「――――分かった。今、ブレイラはシュラプネルにいない。間違いないな?」
「はい、間違いありません。塔が襲撃を受けた後、冥界側は新たな軍を呼ぶ様子はありませんでした。塔への襲撃は撹乱が目的だったのではないかと思います」
「シュラプネルは捨て駒、本命はやはり亡き六ノ国の冥界か」
「今、ブレイラ様もそこに捕らわれているかと」
「……分かった」
報告内容はハウストにとって最悪のものだった。
しかし、ただ嘆いていることはできない。
ハウストは報告を聞くと立ち上がった。そして魔王の名においてシュラプネルを包囲する全軍に命じる。
「今よりシュラプネルに総攻撃を仕掛ける! 王都にいる冥界の怪物は全て殲滅し、歯向かう人間にも容赦するな! 三時間で終わらせろ!!」
ひとたび命令が下されれば、控えていた全軍がいっせいに動き出す。
ブレイラがシュラプネルにいないのなら総攻撃を躊躇う理由はない。北の大地から冥界の怪物を一掃し、そして次は――――冥界。
「コレット、イスラはどうしている」
「……部屋で休んでおりますが、その」
言葉を濁すコレットにハウストはおおよそのことを察した。
塔での出来事に不安定になっているのだろう。しかもブレイラが攫われたことが追い打ちをかけた。
「分かった。お前は戦線から離れて休んでいろ。他に塔の襲撃で戦闘に加わった者たちも今は十分な休養をとらせろ」
「ありがとうございます」
コレットが深々と頭を下げる。
ハウストは頷き、司令室を出た。
向かう場所はイスラがいる部屋だ。
休んでいるという事になっているが実際は閉じこもっているのだろう。
六ノ国が消滅した時、同じように部屋に閉じこもっていたことがある。その時はブレイラが慰めたが、今はブレイラがいないのだ。
長い回廊を歩き、イスラのいる部屋に近づいていくと。
「あっちいけ! ブレイラじゃないなら、いらない! あっちいけ! ブレイラは?! ブレイラっ、ブレイラがいい!!」
「イ、イスラ様、どうか気をお静めくださいっ」
「ブレイラ様は必ず戻ってきますから、どうか」
「イスラ様! お願いですからっ……」
イスラの大声がしたあと、部屋から侍女たちが慌てて出てきた。
侍女が部屋から追い出されたのだ。
侍女たちは扉の前でおろおろしていたが、ハウストに気付くとはっとして端に退いてお辞儀する。
「構うな。下がっていろ」ハウストは彼女たちを下がらせるとイスラのいる部屋の前に立った。
そしてカチャリと扉を開ける。
「あっちいけ! っ、ハウスト?!」
イスラは条件反射で怒鳴ったものの、ハウストだと気付いて飛び上がる。そして怯えた顔で後ずさり、ぴゅーっと逃げるようにベッドに潜り込んでしまった。
そんなイスラの姿にハウストはすっと目を細める。
「イスラ、何をしている」
「っ……」
ビクリッ、イスラの体が跳ねた。
頭まですっぽり布団を被っているが、動揺と脅えが手に取るように分かる。
こうしてハウストから逃げるところを見ると、自分が侍女たちに悪い事をした自覚はあるようだ。ハウストに怒られると思ったのだろう。
イスラの癇癪はこれが初めてではない。思えば、イスラが生まれて一日目、ブレイラと引き離して魔界に連れて行こうとした時も大泣きして嫌がった。精霊族から守る為にイスラだけ魔界に連れて行った時もブレイラを早く連れてこいと大騒ぎしていた。
その姿は普段のイスラからは想像できないものだ。なぜなら、ブレイラと一緒の時は基本的に物分かりの良い子だからだ。それはブレイラの前で演じているというより、ブレイラが側にいる安心感で気持ちが安定した状態だからなのだろう。
「癇癪をおこして当たり散らしていたのか。情けない」
「っ、う~、う~っ」
イスラのくぐもった嗚咽が聞こえてきた。
布団を被り、声を殺して泣いているのだ。丸く膨らんだ布団がぷるぷる震えている。
もしここにブレイラがいれば枕元に座ってイスラの背中を撫でて慰めていたはずだ。それだけでイスラも閉じこもっている布団から出て、ブレイラに抱っこをせがんで甘え、気持ちを落ち着かせることができたのだろう。
親なら、そうすべきなのかもしれない。
イスラは幼い子どもだ。まだ甘えたい盛りで、母と慕うブレイラが側にいなければそれだけで不安定になる。その気持ちを察してやるべきなのだろう。ハウストとてイスラを息子にしたいと思っているのだから。
だが。
ハウストはベッドに大股で近づく。イスラが被っている布団をむんずと掴み、一気に引き剥がした。
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