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第1章 キリアン
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虚しい。
俺、何やってんだろう。
失恋の痛みよりも、この状況のほうが…より涙が溢れそうなる。…屋敷に帰りたい。
「うんうん…。」
爺さんが俺の眼に浮かんだ涙を良いように勘違いしてくれたのか、頷きながら俺の肩に腕を回すと。
「わしには恋とかはようわからんが。だがわかることもある。何もしなかったという後悔じゃ。後でやろうなどと思っていたら、時期を逸するということじゃな。」
目を細めた爺さんの目元のシワが深くなった。懐かしい友を思い出し微笑んだからなのか、いや、違う。浮かんだ涙を堪えたように俺には見えた。何かを後悔しているように見えたからだ。
「爺さんも…そうなのか?時期を逸し、後悔しているのか?」
俺の問いに爺さんの目元のシワが深くなった。
あのシワの一つ一つは、癒しきれなかった辛い思いが刻まれているように思えた。俺も…俺の失恋も、何れあの爺さんのようにシワとなって刻まれるのかなぁ。
「まぁ、誰にも後悔する事の一つや二つはある。あの勇者マーベリックにもな。あやつも恋に悩んで居ったぞ。」
「…えっ?」
俺が知っている勇者マーベリックは、子供が読む本だった。その中の勇者マーベリックは圧倒的な強さで、魔物を倒していくイメージだったからなのか、女性に愛を囁く姿とは結び付かず、俺はキョトンとした顔で爺さんを見た。
「マーベリックはイケメンでのう。どんな人にも平等に礼儀正しく優しく接する人物じゃったから、そりゃ、老若男女問わずモテたな。」
「性格が良くてイケメンで剣の腕は一流。パーフェクトじゃん。そんな男の恋愛事情は俺とは違うよ。やっぱり転生したというのが俺なわけないわ。絶対ないわ。」
「いやいや、お主も整った顔をしておるイケメンじゃ。」
「そりゃどうも…。」
俺の少し不貞腐れた声に、爺さんは大きな声で笑うと
「わしは今世のお主も人間味溢れて好きじゃよ。」
そう言いながら、視線を俺から自分のシワシワの手へと移し
「あ奴は…マーベリックは、わしとは真逆な性格じゃった。田畑は荒れ、誰もが碌な飯も食えない中、魔物を狩る日々を送っていたら、たまには一日ゴロゴロしたいなぁと…思うじゃろう。だがマーベリックは鍛錬しろとうるさくてのう。」
爺さんは一息つくとシワシワの手を強く握りしめ
「だが、あ奴の生き方をわしは尊敬しておった。自分の容姿を、剣の才能を、奢ることなく、平凡な生活を大事にしておった。フフッ…信じられんじゃろうが、勇者と祭り上げられる前はマーベリックは城の門番の仕事をしておったんじゃぞ。あんな退屈な仕事を楽しそうにやっておった。あの退屈な日々も惚れていた女子との平凡な日々も大切だったのだろうな。あぁ、ほんとうに魔王が出てくる前の世は平和でのう。マーベリックが剣をふるう必要なかった。だが時がゆっくり流れていたあの時代が…一瞬にして変わった。魔王が現れたのだ。魔王に操られた魔物たちが次々と町や村を襲う混沌とした世に、誰かが立ち上がらなければならなかった。マーベリックは国を、町を、惚れた女子を守るために立ち上がった。平凡な日々を愛していたのにのう。
勇者と祭り上げられたマーベリックの生活は一変し、大勢の人間に囲まれ、中にはマーベリックに悩ましげな眼差しを送る令嬢もおり、マーベリックは辟易していた。だがマーベリックが惚れていた女子にはそうは見えなかったようだ。魔王との戦いが激しくなればなるほど、大事にしていた女子との時間は無くなり、亀裂はどんどん大きくなっていったが、無骨なマーベリックはどうしていいのかわからんかったんじゃろう。ただ茫然としておった。斥候のリックと戦士のハイルはそんなマーベリックに(愛していると早く告白をしろ。)と言われておった。
しっかりと頷いておったから、そうしようと思っておったのじゃろうが、なかなか女子との時間を作ることができなずに、あれは…魔王城へと旅立つ前だったか、(今日しかない!行け!)と斥候のリックと戦士のハイルに背中を押されたが、やっぱり言えなかったようじゃった。でもその女子の手に、星が3つ並んだネックレスを握らせたそうだ。何も言わずになぁ。ほんとうに不器用で…そして優しい男じゃった。だから…」
そう言って、爺さんは小さく息を吐くと
「キリアン…。本の中では勇者マーベリックの最後をなんて書いてあるのじゃ。」
「…確か魔王と刺し違えて…と。」
「そうか…。本当は少し違うんじゃ。」
「違う?」
「確かにマーベリックの剣が魔王の心臓を貫いた。だがあの時、魔王はまだ死んではおらんかった。
あの瞬間、わしも魔王を葬ったと思ったんじゃ、だがそう甘くはなかった。虫の息だったとは魔王はまだ死んではおらんかった。わしが…それに気が付けば…なのにわしは気づかず、怪我して動けなかった斥候のリックと戦士のハイルの治療をしておった。魔王の存在は溢れ出る邪悪なオーラでわかる。だからこの世界から魔王の存在が消えればそのオーラも消える。わしだけが魔王から溢れ出る邪悪なオーラを感じることができたのに…。あの時わしは怠った。マーベリックの剣が魔王の心臓を貫いたことで安心してしまったんじゃ。魔王は最後の力を振り絞ってわしを、リックを、ハイルを襲った。マーベリックの剣は魔王の心臓を貫いたままじゃった。だからその身を挺してわしらをかばったんじゃ。マーベリックの腹の半分は魔王の爪で抉られ……それは治癒魔法では回復できる傷ではなかった。」
そう言って爺さんは俯くと小さく息を吐き
「人生にはいたるところで分岐点がある。うまくいった場合は良いが、だが選択を誤った場合、どんなに後悔してももう一度分岐点に戻り選びなおすことはできん。それがこの世の理。だが、もう一度やり直すチャンスを作ることことができるなら…分岐点に戻れるなら…。」
「えっ?」
「わしにはその力がある。分岐点へともう一度戻れる力がな。迷いなどなかった。時を戻し、その分岐点に行けば、マーベリックは助かるのだから、だがマーベリックはダメだと言ったんじゃ。分岐点に戻れば魔王も復活するからダメだと。魔王と自分の力は拮抗していた、だから今度は勝てるかわからない……だからダメだと…。
わしは言ったんじゃ、それじゃあの女子に告白しなくてよいのか!あの女子と幸せになりたいんじゃないのか!って。だがマーベリックは(まさかおまえに恋を語られるとはなぁ。)と笑ったんじゃよ。
確かにわしには恋とかはわからん。だがこのままだとマーベリックが死んでしまう事だけはわかっていた。だがマーベリックは(俺に…魔法はつかうな。その代わり頼まれてくれ。俺はあいつを愛していたと伝えて欲しい。)とわしに頼んだのじゃ。
だがその約束を叶えてはやれんかった。
マーベリックが惚れていた女子は…もうこの世にはおらんかった。女子が住んで居った町は魔物の襲来で焼け野原で、首にかかっていた星が三つ並んだネックレスでその女子だったわかったぐらいじゃ、それほど痛ましい遺体じゃった。死んだ人の時間は戻すことはできぬ。わしはなにもできなかった。時を戻す魔法を使える偉大な賢者なのになんにもな。500年の間ずっと考えておった。長命種のエルフのわしなら待てるではないかと、マーベリックが転生するまで待てるのではないかとな。その時こそマーベリックの恋を成就する助けをしようと!」
爺さんの瞳に戸惑う俺の顔が映った。
俺、何やってんだろう。
失恋の痛みよりも、この状況のほうが…より涙が溢れそうなる。…屋敷に帰りたい。
「うんうん…。」
爺さんが俺の眼に浮かんだ涙を良いように勘違いしてくれたのか、頷きながら俺の肩に腕を回すと。
「わしには恋とかはようわからんが。だがわかることもある。何もしなかったという後悔じゃ。後でやろうなどと思っていたら、時期を逸するということじゃな。」
目を細めた爺さんの目元のシワが深くなった。懐かしい友を思い出し微笑んだからなのか、いや、違う。浮かんだ涙を堪えたように俺には見えた。何かを後悔しているように見えたからだ。
「爺さんも…そうなのか?時期を逸し、後悔しているのか?」
俺の問いに爺さんの目元のシワが深くなった。
あのシワの一つ一つは、癒しきれなかった辛い思いが刻まれているように思えた。俺も…俺の失恋も、何れあの爺さんのようにシワとなって刻まれるのかなぁ。
「まぁ、誰にも後悔する事の一つや二つはある。あの勇者マーベリックにもな。あやつも恋に悩んで居ったぞ。」
「…えっ?」
俺が知っている勇者マーベリックは、子供が読む本だった。その中の勇者マーベリックは圧倒的な強さで、魔物を倒していくイメージだったからなのか、女性に愛を囁く姿とは結び付かず、俺はキョトンとした顔で爺さんを見た。
「マーベリックはイケメンでのう。どんな人にも平等に礼儀正しく優しく接する人物じゃったから、そりゃ、老若男女問わずモテたな。」
「性格が良くてイケメンで剣の腕は一流。パーフェクトじゃん。そんな男の恋愛事情は俺とは違うよ。やっぱり転生したというのが俺なわけないわ。絶対ないわ。」
「いやいや、お主も整った顔をしておるイケメンじゃ。」
「そりゃどうも…。」
俺の少し不貞腐れた声に、爺さんは大きな声で笑うと
「わしは今世のお主も人間味溢れて好きじゃよ。」
そう言いながら、視線を俺から自分のシワシワの手へと移し
「あ奴は…マーベリックは、わしとは真逆な性格じゃった。田畑は荒れ、誰もが碌な飯も食えない中、魔物を狩る日々を送っていたら、たまには一日ゴロゴロしたいなぁと…思うじゃろう。だがマーベリックは鍛錬しろとうるさくてのう。」
爺さんは一息つくとシワシワの手を強く握りしめ
「だが、あ奴の生き方をわしは尊敬しておった。自分の容姿を、剣の才能を、奢ることなく、平凡な生活を大事にしておった。フフッ…信じられんじゃろうが、勇者と祭り上げられる前はマーベリックは城の門番の仕事をしておったんじゃぞ。あんな退屈な仕事を楽しそうにやっておった。あの退屈な日々も惚れていた女子との平凡な日々も大切だったのだろうな。あぁ、ほんとうに魔王が出てくる前の世は平和でのう。マーベリックが剣をふるう必要なかった。だが時がゆっくり流れていたあの時代が…一瞬にして変わった。魔王が現れたのだ。魔王に操られた魔物たちが次々と町や村を襲う混沌とした世に、誰かが立ち上がらなければならなかった。マーベリックは国を、町を、惚れた女子を守るために立ち上がった。平凡な日々を愛していたのにのう。
勇者と祭り上げられたマーベリックの生活は一変し、大勢の人間に囲まれ、中にはマーベリックに悩ましげな眼差しを送る令嬢もおり、マーベリックは辟易していた。だがマーベリックが惚れていた女子にはそうは見えなかったようだ。魔王との戦いが激しくなればなるほど、大事にしていた女子との時間は無くなり、亀裂はどんどん大きくなっていったが、無骨なマーベリックはどうしていいのかわからんかったんじゃろう。ただ茫然としておった。斥候のリックと戦士のハイルはそんなマーベリックに(愛していると早く告白をしろ。)と言われておった。
しっかりと頷いておったから、そうしようと思っておったのじゃろうが、なかなか女子との時間を作ることができなずに、あれは…魔王城へと旅立つ前だったか、(今日しかない!行け!)と斥候のリックと戦士のハイルに背中を押されたが、やっぱり言えなかったようじゃった。でもその女子の手に、星が3つ並んだネックレスを握らせたそうだ。何も言わずになぁ。ほんとうに不器用で…そして優しい男じゃった。だから…」
そう言って、爺さんは小さく息を吐くと
「キリアン…。本の中では勇者マーベリックの最後をなんて書いてあるのじゃ。」
「…確か魔王と刺し違えて…と。」
「そうか…。本当は少し違うんじゃ。」
「違う?」
「確かにマーベリックの剣が魔王の心臓を貫いた。だがあの時、魔王はまだ死んではおらんかった。
あの瞬間、わしも魔王を葬ったと思ったんじゃ、だがそう甘くはなかった。虫の息だったとは魔王はまだ死んではおらんかった。わしが…それに気が付けば…なのにわしは気づかず、怪我して動けなかった斥候のリックと戦士のハイルの治療をしておった。魔王の存在は溢れ出る邪悪なオーラでわかる。だからこの世界から魔王の存在が消えればそのオーラも消える。わしだけが魔王から溢れ出る邪悪なオーラを感じることができたのに…。あの時わしは怠った。マーベリックの剣が魔王の心臓を貫いたことで安心してしまったんじゃ。魔王は最後の力を振り絞ってわしを、リックを、ハイルを襲った。マーベリックの剣は魔王の心臓を貫いたままじゃった。だからその身を挺してわしらをかばったんじゃ。マーベリックの腹の半分は魔王の爪で抉られ……それは治癒魔法では回復できる傷ではなかった。」
そう言って爺さんは俯くと小さく息を吐き
「人生にはいたるところで分岐点がある。うまくいった場合は良いが、だが選択を誤った場合、どんなに後悔してももう一度分岐点に戻り選びなおすことはできん。それがこの世の理。だが、もう一度やり直すチャンスを作ることことができるなら…分岐点に戻れるなら…。」
「えっ?」
「わしにはその力がある。分岐点へともう一度戻れる力がな。迷いなどなかった。時を戻し、その分岐点に行けば、マーベリックは助かるのだから、だがマーベリックはダメだと言ったんじゃ。分岐点に戻れば魔王も復活するからダメだと。魔王と自分の力は拮抗していた、だから今度は勝てるかわからない……だからダメだと…。
わしは言ったんじゃ、それじゃあの女子に告白しなくてよいのか!あの女子と幸せになりたいんじゃないのか!って。だがマーベリックは(まさかおまえに恋を語られるとはなぁ。)と笑ったんじゃよ。
確かにわしには恋とかはわからん。だがこのままだとマーベリックが死んでしまう事だけはわかっていた。だがマーベリックは(俺に…魔法はつかうな。その代わり頼まれてくれ。俺はあいつを愛していたと伝えて欲しい。)とわしに頼んだのじゃ。
だがその約束を叶えてはやれんかった。
マーベリックが惚れていた女子は…もうこの世にはおらんかった。女子が住んで居った町は魔物の襲来で焼け野原で、首にかかっていた星が三つ並んだネックレスでその女子だったわかったぐらいじゃ、それほど痛ましい遺体じゃった。死んだ人の時間は戻すことはできぬ。わしはなにもできなかった。時を戻す魔法を使える偉大な賢者なのになんにもな。500年の間ずっと考えておった。長命種のエルフのわしなら待てるではないかと、マーベリックが転生するまで待てるのではないかとな。その時こそマーベリックの恋を成就する助けをしようと!」
爺さんの瞳に戸惑う俺の顔が映った。
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