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ジュリエッタの呼び出し
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ベルへの恒久折檻内容が決まった次の日、フローラはジュリエッタに呼び出されていた。
(恒久ってなんだよ。3回位はやらせるけど、ずっとはさせないよ)
えー? またまたー。そんなこと言って本当はやらせるんでしょう?
(なんで深夜の通販番組みたいな言い方してんの? やーらーせーまーせーんー)
「いらっしゃい、フローラ。待ってたわ」
(『到着早々何の話で揉めてるの?』)
「ああジュリエッタ様、今日はお招き頂き有難う御座います」
(少しばかりベルと変態の話を……)
「そういうのは良いわ。私達の仲でしょう?」
(『ベルは私が押し付けたから分かるけど、変態ってなんの話? まだ聞いたこと無い話よね?』)
君等、面倒臭い会話してるなぁ……。
<器用っていうかなんて言うか、ねぇ?>
「助かります。貴族としてはダメな事なんでしょうけれど、堅苦しいのはどうも苦手で……」
(付属品共がうるさくなりそうなので、普通に喋れる場所に行きません?)
「サロンを確保してあるからそちらに行きましょう」
(『そうね。そうなったらついポロッと言っちゃいそうだものね』)
なんて器用なのかしら。
<一人二人羽織ってとこかしらねー>
(黙ってろ)(『黙ってなさい』)
俺達への扱いが雑いわー。
<ねー>
………
……
…
「で、変態って何の話?」
「以前バモン君が私刑に遭ったでしょう? あの時は本当にありがとうございました」
「ううん良いのよそんなこと。それで変態って?」
<私が仲間はずれでーす>
「ノーコン、ナビに説明。でね、あの時私が中途半端に半分『潰した』奴が居るんですよ」
「ああ……何人か居たわよね? 特徴は?」
「潰されて嬌声上げてたド変態です」
「ああ、痛みを快感に変えちゃったっぽいあの子ね……」
フローラは心底嫌そうに語っているが、ジュリエッタは極めて平然とした表情で頷く。
<そんな変態さんが居たのねー。そう言えば快感や痒みって、痛みに分類されるんだっけ?>
「それは知らないけどその変態、あの時は、まぁ少しは体が大きいかな? って程度でしたけど、今ではゴリゴリのマッチョになってて、痛みも好き、男も好きって変態になっちゃってて……」
「……なるほど。でもフローラにしてみたら珍しいわね? 性別を超えた位で毛嫌いしないでしょう?」
「ええ、勿論です。ほら、あの時主犯格だった奴居たじゃないですか? イケメンの。あの子今は、絶壁なれど絶世の美女、になってるんですよ。あの人、両方喪ったからか女として生きる覚悟ができてたので、そちらは応援する所存なのです。が、変態の方は隙あらばお気に入りの相手を手籠めにしようって雰囲気漂わせてるので心底嫌なんです。ノーコンですら嫌がるレベルですよ」
あれは俺も無理。耐えられんかった。
<私達の面白ければ何でも良いっていうのまでを平気で飛び越えて来たのねぇ>
「ああ、そういうアレなのね。にしても無理やり襲おうとするのはいただけないわね。ね、フローラ。何時かその訓練に参加させて頂くわね」
「え? ジュリエッタ様、あの化物に会いに来るんですか? 本気?」
「本気よ……って、え? 化物? 確か貴女の隙を見て組み付いた子よね? すぐ投げ飛ばされてたわよね? ……そんなに化物呼ばわりされるような印象は受けなかったんだけど?」
「確かに以前はロン毛のイケメン寄りで、体格も少し大きい程度でした。
けど、今は頬骨が張り出て、顎には青い剃り跡、分厚い唇、真っ青なアイシャドウとバッチリ付け睫毛を決めてる、ドレッドヘアーのゴリマッチョです。当社比4回り程大きく見えます」
「……骨格がどうなってるのかしらそれ。別人過ぎない?」
「会うのはお薦めしませんが、見れば変貌ぶりが分かりますよ」
「……そうなのね」
<そんなにも酷いの?>
酷いというか実体化した悪夢というか、実態を持った混沌というか……。
「……そこまでの存在なの?」
「手が出る時点で実害があるので、ノーコンの言も過ぎた表現ではないと思います」
<そっかー。手が出る人だったんだっけー?>
情報思念体の俺達には関係ないと思うかもしれんが、情報があいつのヤバさばかりを大量に伝えてくるから、割とキッツイ思いをする。
<MA・JI・DE?>
「うちのノーコンはオタク文化にどっぷりだけど、ナビは何処で何でそんな風に染まったの……?」
<……? さぁ? 何が原因って言われても良く分かんない>
「それでその変態とベルが、一体何の関係があるの?」
「あの駄メイド、うちの両親……ってか、お祖父様の使いに転生のことポロッと喋ったらしいんです。しかもそれをダメな事、とはまるで認識もせず」
「フローラ?」
「何でしょう?」
「罰内容は?」
「変態に追わせて、捕まったら熱い抱擁。ただ、ベルは初日にして抱きつかれるのは慣れたらしいので、熱っつぃベーゼが追加されました」
「ぬるくありませんか? そもそも来る意欲を無くしたらどうするの?」
「もふもふが変態の頭の上を気に入ったらしく、普段は預かってもらうことにしました」
「つまりは人質ならぬ、もふ質ってわけね。罰ゲームに参加しないともふれないということかしら。良い考えだわね」
「もふ質って……」
「ま、一旦その話は置いておきましょう。貴女を今日呼んだのは、貴女にも関係のある人物についてなの」
「今の流れは関係ないんですよね? って事はクラスの友人辺りですか?」
「正解。……ね、バモン君、最近見かけてる?」
「あー、専攻課程に分かれてからはそちらに大半を取られてるためか、普通の授業も減ってるので……。それに普段から女子ーずは固まりますけど、男子とは夜会とかでもない限りは余り一緒に過ごしませんね」
「そう……。実はここ最近の話なんだけど、何時を境にかは分からないけど、グラジアス家のメアラ・バモン両名の行方が知れなくなったわ」
「……は? メアラ先生がバモン君を守る口実で授業を休ませる、とは聞きましたけど?」
「それが領地へ引っ込む、という話なら心配はしなかったの。でもグラジアス家にも、姉君方の嫁ぎ先にも姿が無いの」
「攫われた……って事でしょうか?」
「それが変なのよ。一応、護衛兼監視の目もつけてるのよ? 何かあった時は応援に駆け付けれるようにってね。その任に当たってる誰も、二人の移動を確認できてないの」
「一度メアラ先生の住んでいる所に確認に行った方が良いかもしれませんね」
「既に人を寄越してみてるんだけど、人の気配が無かったそうなのよ」
「「………………」」
二人して黙りこくる、喪女と乙女様。情報の無い状態であれこれ出せる結論は無かったようだ。
「……ふふ、乙女様ってのも久しぶりね」
「……そうですね。ジュリエッタ様の記憶等が定着してきてからは、ジュリエッタ様としか呼ばなくなりましたものね」
<懐かしいのも良いけどぉ、現実逃避してても始まらないでしょう?>
「確かにね。いっそのこと、一度大捜索を国中にかけてみるべきでは?」
「後数日待ってみて、好転しないようであればそれもありだと思うわ」
「数日ですか。理由を聞いても?」
「もうすぐ彼女の授業があるでしょう?」
「ああ、なるほど。それでちゃんとメアラ先生が居るかどうかを確認すると」
「そこで彼女が現れなければ、捜索を広げてみることにするわ」
「分かりました。お願いしますねジュリエッタ様」
「ええ、友達ですものね」
………
……
…
こうしてフローラはどうすることもできない日々を悶々と過ごすのだった。メイリアに話を聞いて不安を煽るのも良くない気がしてできずにいたのだ。
なお、ベルが相変わらず変態に捕まったり、変態の連れてくる普通の騎士達に哀れに思われたり、心ここにあらずなフローラに変態が悶々として過ごしたのは、割合どうでも良いことであった。
(それでも言っておかないと気がすまないあんたが面倒臭い)
そしてメアラの教養の授業がある当日、メアラは普通に学院に顔を出していた。バモンもいつもよりは元気が無い感じではあったが、メアラと同じく顔を出していたため、フローラは人知れず胸を撫で下ろすのだった。中身なんて絶壁よりなのにな。
(ああ……何時になったらノーコンに崩玉かませる日が来るのかしら)
情報思念体である俺を攻撃できたとして、人間と同じように痛みを覚えるとは限らないんだぜ?
(情報思念体になった勇者さんを無造作に引っ掴んだりっくんに、ノーコンに痛みを覚えさせるくらい造作もない事だと信じてるんだぜ?)
……神様助けて。
(おいこらぁ!? さも「私、虐げられてます」みたいなお願いの仕方すんじゃねえよ!?)
(恒久ってなんだよ。3回位はやらせるけど、ずっとはさせないよ)
えー? またまたー。そんなこと言って本当はやらせるんでしょう?
(なんで深夜の通販番組みたいな言い方してんの? やーらーせーまーせーんー)
「いらっしゃい、フローラ。待ってたわ」
(『到着早々何の話で揉めてるの?』)
「ああジュリエッタ様、今日はお招き頂き有難う御座います」
(少しばかりベルと変態の話を……)
「そういうのは良いわ。私達の仲でしょう?」
(『ベルは私が押し付けたから分かるけど、変態ってなんの話? まだ聞いたこと無い話よね?』)
君等、面倒臭い会話してるなぁ……。
<器用っていうかなんて言うか、ねぇ?>
「助かります。貴族としてはダメな事なんでしょうけれど、堅苦しいのはどうも苦手で……」
(付属品共がうるさくなりそうなので、普通に喋れる場所に行きません?)
「サロンを確保してあるからそちらに行きましょう」
(『そうね。そうなったらついポロッと言っちゃいそうだものね』)
なんて器用なのかしら。
<一人二人羽織ってとこかしらねー>
(黙ってろ)(『黙ってなさい』)
俺達への扱いが雑いわー。
<ねー>
………
……
…
「で、変態って何の話?」
「以前バモン君が私刑に遭ったでしょう? あの時は本当にありがとうございました」
「ううん良いのよそんなこと。それで変態って?」
<私が仲間はずれでーす>
「ノーコン、ナビに説明。でね、あの時私が中途半端に半分『潰した』奴が居るんですよ」
「ああ……何人か居たわよね? 特徴は?」
「潰されて嬌声上げてたド変態です」
「ああ、痛みを快感に変えちゃったっぽいあの子ね……」
フローラは心底嫌そうに語っているが、ジュリエッタは極めて平然とした表情で頷く。
<そんな変態さんが居たのねー。そう言えば快感や痒みって、痛みに分類されるんだっけ?>
「それは知らないけどその変態、あの時は、まぁ少しは体が大きいかな? って程度でしたけど、今ではゴリゴリのマッチョになってて、痛みも好き、男も好きって変態になっちゃってて……」
「……なるほど。でもフローラにしてみたら珍しいわね? 性別を超えた位で毛嫌いしないでしょう?」
「ええ、勿論です。ほら、あの時主犯格だった奴居たじゃないですか? イケメンの。あの子今は、絶壁なれど絶世の美女、になってるんですよ。あの人、両方喪ったからか女として生きる覚悟ができてたので、そちらは応援する所存なのです。が、変態の方は隙あらばお気に入りの相手を手籠めにしようって雰囲気漂わせてるので心底嫌なんです。ノーコンですら嫌がるレベルですよ」
あれは俺も無理。耐えられんかった。
<私達の面白ければ何でも良いっていうのまでを平気で飛び越えて来たのねぇ>
「ああ、そういうアレなのね。にしても無理やり襲おうとするのはいただけないわね。ね、フローラ。何時かその訓練に参加させて頂くわね」
「え? ジュリエッタ様、あの化物に会いに来るんですか? 本気?」
「本気よ……って、え? 化物? 確か貴女の隙を見て組み付いた子よね? すぐ投げ飛ばされてたわよね? ……そんなに化物呼ばわりされるような印象は受けなかったんだけど?」
「確かに以前はロン毛のイケメン寄りで、体格も少し大きい程度でした。
けど、今は頬骨が張り出て、顎には青い剃り跡、分厚い唇、真っ青なアイシャドウとバッチリ付け睫毛を決めてる、ドレッドヘアーのゴリマッチョです。当社比4回り程大きく見えます」
「……骨格がどうなってるのかしらそれ。別人過ぎない?」
「会うのはお薦めしませんが、見れば変貌ぶりが分かりますよ」
「……そうなのね」
<そんなにも酷いの?>
酷いというか実体化した悪夢というか、実態を持った混沌というか……。
「……そこまでの存在なの?」
「手が出る時点で実害があるので、ノーコンの言も過ぎた表現ではないと思います」
<そっかー。手が出る人だったんだっけー?>
情報思念体の俺達には関係ないと思うかもしれんが、情報があいつのヤバさばかりを大量に伝えてくるから、割とキッツイ思いをする。
<MA・JI・DE?>
「うちのノーコンはオタク文化にどっぷりだけど、ナビは何処で何でそんな風に染まったの……?」
<……? さぁ? 何が原因って言われても良く分かんない>
「それでその変態とベルが、一体何の関係があるの?」
「あの駄メイド、うちの両親……ってか、お祖父様の使いに転生のことポロッと喋ったらしいんです。しかもそれをダメな事、とはまるで認識もせず」
「フローラ?」
「何でしょう?」
「罰内容は?」
「変態に追わせて、捕まったら熱い抱擁。ただ、ベルは初日にして抱きつかれるのは慣れたらしいので、熱っつぃベーゼが追加されました」
「ぬるくありませんか? そもそも来る意欲を無くしたらどうするの?」
「もふもふが変態の頭の上を気に入ったらしく、普段は預かってもらうことにしました」
「つまりは人質ならぬ、もふ質ってわけね。罰ゲームに参加しないともふれないということかしら。良い考えだわね」
「もふ質って……」
「ま、一旦その話は置いておきましょう。貴女を今日呼んだのは、貴女にも関係のある人物についてなの」
「今の流れは関係ないんですよね? って事はクラスの友人辺りですか?」
「正解。……ね、バモン君、最近見かけてる?」
「あー、専攻課程に分かれてからはそちらに大半を取られてるためか、普通の授業も減ってるので……。それに普段から女子ーずは固まりますけど、男子とは夜会とかでもない限りは余り一緒に過ごしませんね」
「そう……。実はここ最近の話なんだけど、何時を境にかは分からないけど、グラジアス家のメアラ・バモン両名の行方が知れなくなったわ」
「……は? メアラ先生がバモン君を守る口実で授業を休ませる、とは聞きましたけど?」
「それが領地へ引っ込む、という話なら心配はしなかったの。でもグラジアス家にも、姉君方の嫁ぎ先にも姿が無いの」
「攫われた……って事でしょうか?」
「それが変なのよ。一応、護衛兼監視の目もつけてるのよ? 何かあった時は応援に駆け付けれるようにってね。その任に当たってる誰も、二人の移動を確認できてないの」
「一度メアラ先生の住んでいる所に確認に行った方が良いかもしれませんね」
「既に人を寄越してみてるんだけど、人の気配が無かったそうなのよ」
「「………………」」
二人して黙りこくる、喪女と乙女様。情報の無い状態であれこれ出せる結論は無かったようだ。
「……ふふ、乙女様ってのも久しぶりね」
「……そうですね。ジュリエッタ様の記憶等が定着してきてからは、ジュリエッタ様としか呼ばなくなりましたものね」
<懐かしいのも良いけどぉ、現実逃避してても始まらないでしょう?>
「確かにね。いっそのこと、一度大捜索を国中にかけてみるべきでは?」
「後数日待ってみて、好転しないようであればそれもありだと思うわ」
「数日ですか。理由を聞いても?」
「もうすぐ彼女の授業があるでしょう?」
「ああ、なるほど。それでちゃんとメアラ先生が居るかどうかを確認すると」
「そこで彼女が現れなければ、捜索を広げてみることにするわ」
「分かりました。お願いしますねジュリエッタ様」
「ええ、友達ですものね」
………
……
…
こうしてフローラはどうすることもできない日々を悶々と過ごすのだった。メイリアに話を聞いて不安を煽るのも良くない気がしてできずにいたのだ。
なお、ベルが相変わらず変態に捕まったり、変態の連れてくる普通の騎士達に哀れに思われたり、心ここにあらずなフローラに変態が悶々として過ごしたのは、割合どうでも良いことであった。
(それでも言っておかないと気がすまないあんたが面倒臭い)
そしてメアラの教養の授業がある当日、メアラは普通に学院に顔を出していた。バモンもいつもよりは元気が無い感じではあったが、メアラと同じく顔を出していたため、フローラは人知れず胸を撫で下ろすのだった。中身なんて絶壁よりなのにな。
(ああ……何時になったらノーコンに崩玉かませる日が来るのかしら)
情報思念体である俺を攻撃できたとして、人間と同じように痛みを覚えるとは限らないんだぜ?
(情報思念体になった勇者さんを無造作に引っ掴んだりっくんに、ノーコンに痛みを覚えさせるくらい造作もない事だと信じてるんだぜ?)
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