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メアラの苦悩
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注)今回もノーコンの管轄外の話となりますので、ノーコンの出番はありません。ノーコンが本編に戻ってきたばかりというのに、以後2回程お休みになります。ノーコンファンの皆様には申し訳ありませんが、予めご了承頂ますようお願い申し上げます。
「にしても派手にやられたのぉ」
「ですなぁ。如何な悪童とは言え、我等二人で相手すれば何とかなると思ったんですが……」
フローラの祖父で鬼将軍ことマクシマスと、その右腕でフローラの父でもあるゼオルグは頭を悩ませていた。メアラは彼らの部隊を蹴散らすものの、致命傷を与えはしなかった。しかし死なないからと言って、行動不能に陥る者を量産するメアラの行動が看過できるわけではない。なのでメアラ相手では勝算が低いにしても、二人がかりで対応するつもりで居た……のであるが。
「ああも逃げに徹されるとどうしようもないのぉ」
「そうですなぁ全く……」
メアラは二人の姿を確認するやいなや、さっさと撤収してしまったのである。慌てて追いかける二人を躱すと、また部隊へと突撃を繰り返した。この事より、メアラの役割が部隊の人数を減らす事、そして身動きできない者を量産することにあると見た二人は、部隊を一箇所に集めて警戒に当たっていた。
「あの行動を見るに、操られている線は無いじゃろう」
「バモン君が人質、ですかねぇ……」
「或いはそちらの方こそ操られているのかも知れんな」
「二人して戦場に顔を出し、片方はさんざっぱら我等の兵を削り、もう片方は最初に顔を見せたっきり……ですからな」
「援軍は誰であろうな?」
「パーリントン夫人であると……困りますなぁ」
「あれが出張ってくれば殺し合いとなろうな。事情が分からぬ故、儂等としても悪童を庇い難いのぉ。となると手持ちの駒でどうにかせざるを得んのだが……悩みどころではあるな」
「例の『兵器』ですか?」
ここで彼等の言う『兵器』とは、ゲームで言う所の課金アイテムだった。天候を操ったり全軍を一斉に全快にしたり、危険に落ちいった自軍の将を本国に戻したり、逆に敵将を敵国へお繰り返したり等のとんでもアイテムである。
「うむ。数が極僅かである故、使い所を間違えるわけにはいかんからな。『兵器』についてはあちらもこちらも手持ちが限られておるじゃろう。故に、どれだけ早く切り札を切らせるかが勝敗を分けてくるじゃろうな」
「向こうがどの様なつもりで戦争を仕掛けてきたのかもよりますしね」
「問題はそれよな。既に帝国以外の諸国が手を結んでおり、戦端を切り開いたレアムが帝国を消耗させて『兵器』を枯渇させる。その後、タイミングを図って一斉攻撃……とかなったら洒落にもならんわい」
「使い切る事のできない我等と、後顧の憂い無く使い切れるレアム、ですか。冗談じゃないですな」
兵力では恐らく、革命が起こったばかりのレアムより帝国の方が多いだろう。しかし軍を一斉回復できる『兵器』の存在がある以上、使い切れるレアムに兵力では負けてる可能性が高い。それも一気に押し込まれた場合、使わざるを得ない状況に陥る事になるだろう。
「……ただのぉ、使うとしてもどちらが効くかのぉ」
「……と言いますと?」
「メアラやバモン君に敵国へ戻す『兵器』が効くのか、自国へ戻す『兵器』が効くのかどっちかと思ってのぉ」
「……使えませんな」
「じゃのう。仮に敵国に戻っても、ここは敵国間近故すぐに戻ってきよるじゃろうし、帝国に戻ったら戻ったで暴れられては肩身が狭ぅなってしまうわ」
「兵の回復も使えませんな。回復した先から削られる未来しか見えない」
「ほんに厄介な駒よな……」
………
……
…
「……ああ、面倒なのが出張って、来たわね」
悪童ことメアラは、鬼将軍達から距離を取った場所で身を伏せて様子を窺っていた。
「仕方ないとはいえ、他の軍人なら、もう少し……」
彼女は感情が昂ぶると、言葉がぶつ切りになっていく癖がある。今そうなっていない所を見るに、抑え切れない激情の支配下には無い様だ。
「帰って、くれないかなぁ……」
フローラの母ステラは、メアラにとって恩人である。故に、その父である鬼将軍や夫である右腕を傷つけたくはない。だから逃げまわっているものの、一度命令が下りたなら逆らうわけにはいかない。
「はぁ、やだなぁ、帰りたいなぁ。ステラお姉様、怒ってないかなぁ……」
マイナスな方面に思考が偏り、思わず弱気な事を口にするメアラ。
「ああ、しんどいなぁ、誰か助けてくれないかなぁ、苦しいなぁ、それも、これも、あの、クソ、女ぁ……」
メアラの周囲の空間が揺らめく。何かを思い出して感情が昂ぶっていく。それは彼女がアシュカノン帝国からレアムへ行くことを決意した切っ掛けについてである。
………
……
…
コンコン
「はい、どぉぞ?」
カチャ、
「失礼します、姉さん」
「……何の、冗談、かしら?」
「冗談、とは? どうしたの? 姉さん」
「次、その顔で、私、を、姉、さん、と、呼んだ、ら……」
「あーはいはい! ああもう、何だよてめえ? 弟なら何でも良かったんじゃねえの?」
「……バモンは何処?」
「はーぁん? 知らねえなぁ……って待て待て! レアムに連れてった! 嘘じゃねえよ!?」
「……レアム、王国?」
「あー、そりゃ今の所の名前だな。直にレアム共和国に変わっちまうんだなこれが」
「どうでも、良い」
「んまぁそうだよな。バモンて野郎ならレアムで預かってんよ。無事も保証してやる。会いたけりゃいずれ会わせてやる。それでどうよ?」
「目、的?」
「おいおい、もうそこまで言葉が途切れてんのか。情報からしてそろそろやべえか? とりあえず私の事を見逃しておけ。また今度細かい部分を話し合おうぜ。でも……分かってんよな? 私に何かあればバモンは……」
そう言ってバモンの姿をしたその者は、指で首を掻き切る動作をしてみせる。メアラはピクッと動いたものの、虚ろな目をその者に向けるだけだった。
「へへ、んじゃあな」
………
……
…
バモンの姿をした者は数日後、またメアラの元を訪ねていた。
「よっ。そろそろ機嫌は治ってっかなぁ?」
「その姿、やめなさい」
バモンの姿をしている事が余程気に入らないのか、殺してやるとばかりに睨みつけるメアラ。
「へいへい。その方が良さそうだな……っと。じゃあ改めて始めまして? レアムに所属するロドミナでぃ~っす」
そこに姿を表したのは、赤い髪を前半分は肩辺りに切り揃え、後ろ半分は束ねて服の中にしまいこんだ少女だった。何が面白いのかニヤニヤとメアラを見つめている。
「………………」
「ぉぅぉぅ、なんだよノリが悪ぃなぁ。なんかこう、あんだろ? どうやって姿を変えてる~? だとか、どうやって入れ替わった~? だとかよぉ!」
「何しに、来たの?」
「あっちゃー、全無視かよ!? っつか、詳しい話をするって言ってあったろうが? ……ああ! 余計な事はどうでも良いから早く話せって事か!? 分っかり辛ぇなぁおい! んまぁ大した用事はねえんだ。私がこの国でちょちょっと小細工するのを見逃してくれればそれでよ?」
「………………」
「ああ? ああ! それもどうでも良いってのかよ。はぁ。興味あるのはバモン、バモン、バモン! ってわけだな? わぁ~ってるよ。レアムにいる私の同僚がバモンを改造中だよ」
「 !? 」
ビシッッ
「うおう! 待て待て待て! 私とそいつは命が繋がってんだよ! 私に何かあったら、バモンの命は保証できねえ! ……意味は分かるよな?」
「(ギリッ)」
「うへぇ……歯軋りってなぁ、そこまですげえ音立てるもんなんだなぁ……おっかねえ、へっへ」
メアラの激昂する様子に、何故か厭らしい笑みを浮かべるロドミナ。心底楽しそうな様子に、メアラの苛々が募っていく。
「まぁ、バモンを連れて行かれるのは既定路線だったんだから諦めろ。私も長いこと時が来るのを待ってたんだ。報われてくれなきゃあ困るんだよ」
「知ら、ない、わ、そん、なの」
「うひひ、まぁあれだ。いずれアシュカノン帝国とレアム共和国で戦争になる。そん時、私達の駒として働いてもらうぜ。代金はバモンの身柄、ってとこだな」
「………………」
「睨むな睨むな。いずれは同僚になるんだから、よっ」
そう言ってロドミナはバモンの姿に戻り、
「そろそろこの国でも戦争絡みで動きがあるかも知れねぇなぁ。そうなったらちょっとばかりからかってやろか? 楽しいなぁ、ひっひ!」
言うだけ言ってメアラの教務員室を出て行った。このすぐ後、メアラ・バモン姉弟失踪事件が起きたのである。
………
……
…
「あ、の、クソ、女、は、ころ、すこ、ろす、ころころころ……むうん!」
ガンッ!
メアラは自分の頭を思い切り岩にぶつける。額は裂け、メアラの顔を血で汚す。
「飲まれ、ては、だめ。うっかり、殺しちゃう、もの。落ち着くのよメアラ。ステラ様を思い出して……。はぁ、ふぅ、はぁ………………よし」
落ち着きを取り戻したメアラは、また鬼将軍達の動向を探り、隙あらば部隊を半壊させる準備に戻っていくのであった。
「にしても派手にやられたのぉ」
「ですなぁ。如何な悪童とは言え、我等二人で相手すれば何とかなると思ったんですが……」
フローラの祖父で鬼将軍ことマクシマスと、その右腕でフローラの父でもあるゼオルグは頭を悩ませていた。メアラは彼らの部隊を蹴散らすものの、致命傷を与えはしなかった。しかし死なないからと言って、行動不能に陥る者を量産するメアラの行動が看過できるわけではない。なのでメアラ相手では勝算が低いにしても、二人がかりで対応するつもりで居た……のであるが。
「ああも逃げに徹されるとどうしようもないのぉ」
「そうですなぁ全く……」
メアラは二人の姿を確認するやいなや、さっさと撤収してしまったのである。慌てて追いかける二人を躱すと、また部隊へと突撃を繰り返した。この事より、メアラの役割が部隊の人数を減らす事、そして身動きできない者を量産することにあると見た二人は、部隊を一箇所に集めて警戒に当たっていた。
「あの行動を見るに、操られている線は無いじゃろう」
「バモン君が人質、ですかねぇ……」
「或いはそちらの方こそ操られているのかも知れんな」
「二人して戦場に顔を出し、片方はさんざっぱら我等の兵を削り、もう片方は最初に顔を見せたっきり……ですからな」
「援軍は誰であろうな?」
「パーリントン夫人であると……困りますなぁ」
「あれが出張ってくれば殺し合いとなろうな。事情が分からぬ故、儂等としても悪童を庇い難いのぉ。となると手持ちの駒でどうにかせざるを得んのだが……悩みどころではあるな」
「例の『兵器』ですか?」
ここで彼等の言う『兵器』とは、ゲームで言う所の課金アイテムだった。天候を操ったり全軍を一斉に全快にしたり、危険に落ちいった自軍の将を本国に戻したり、逆に敵将を敵国へお繰り返したり等のとんでもアイテムである。
「うむ。数が極僅かである故、使い所を間違えるわけにはいかんからな。『兵器』についてはあちらもこちらも手持ちが限られておるじゃろう。故に、どれだけ早く切り札を切らせるかが勝敗を分けてくるじゃろうな」
「向こうがどの様なつもりで戦争を仕掛けてきたのかもよりますしね」
「問題はそれよな。既に帝国以外の諸国が手を結んでおり、戦端を切り開いたレアムが帝国を消耗させて『兵器』を枯渇させる。その後、タイミングを図って一斉攻撃……とかなったら洒落にもならんわい」
「使い切る事のできない我等と、後顧の憂い無く使い切れるレアム、ですか。冗談じゃないですな」
兵力では恐らく、革命が起こったばかりのレアムより帝国の方が多いだろう。しかし軍を一斉回復できる『兵器』の存在がある以上、使い切れるレアムに兵力では負けてる可能性が高い。それも一気に押し込まれた場合、使わざるを得ない状況に陥る事になるだろう。
「……ただのぉ、使うとしてもどちらが効くかのぉ」
「……と言いますと?」
「メアラやバモン君に敵国へ戻す『兵器』が効くのか、自国へ戻す『兵器』が効くのかどっちかと思ってのぉ」
「……使えませんな」
「じゃのう。仮に敵国に戻っても、ここは敵国間近故すぐに戻ってきよるじゃろうし、帝国に戻ったら戻ったで暴れられては肩身が狭ぅなってしまうわ」
「兵の回復も使えませんな。回復した先から削られる未来しか見えない」
「ほんに厄介な駒よな……」
………
……
…
「……ああ、面倒なのが出張って、来たわね」
悪童ことメアラは、鬼将軍達から距離を取った場所で身を伏せて様子を窺っていた。
「仕方ないとはいえ、他の軍人なら、もう少し……」
彼女は感情が昂ぶると、言葉がぶつ切りになっていく癖がある。今そうなっていない所を見るに、抑え切れない激情の支配下には無い様だ。
「帰って、くれないかなぁ……」
フローラの母ステラは、メアラにとって恩人である。故に、その父である鬼将軍や夫である右腕を傷つけたくはない。だから逃げまわっているものの、一度命令が下りたなら逆らうわけにはいかない。
「はぁ、やだなぁ、帰りたいなぁ。ステラお姉様、怒ってないかなぁ……」
マイナスな方面に思考が偏り、思わず弱気な事を口にするメアラ。
「ああ、しんどいなぁ、誰か助けてくれないかなぁ、苦しいなぁ、それも、これも、あの、クソ、女ぁ……」
メアラの周囲の空間が揺らめく。何かを思い出して感情が昂ぶっていく。それは彼女がアシュカノン帝国からレアムへ行くことを決意した切っ掛けについてである。
………
……
…
コンコン
「はい、どぉぞ?」
カチャ、
「失礼します、姉さん」
「……何の、冗談、かしら?」
「冗談、とは? どうしたの? 姉さん」
「次、その顔で、私、を、姉、さん、と、呼んだ、ら……」
「あーはいはい! ああもう、何だよてめえ? 弟なら何でも良かったんじゃねえの?」
「……バモンは何処?」
「はーぁん? 知らねえなぁ……って待て待て! レアムに連れてった! 嘘じゃねえよ!?」
「……レアム、王国?」
「あー、そりゃ今の所の名前だな。直にレアム共和国に変わっちまうんだなこれが」
「どうでも、良い」
「んまぁそうだよな。バモンて野郎ならレアムで預かってんよ。無事も保証してやる。会いたけりゃいずれ会わせてやる。それでどうよ?」
「目、的?」
「おいおい、もうそこまで言葉が途切れてんのか。情報からしてそろそろやべえか? とりあえず私の事を見逃しておけ。また今度細かい部分を話し合おうぜ。でも……分かってんよな? 私に何かあればバモンは……」
そう言ってバモンの姿をしたその者は、指で首を掻き切る動作をしてみせる。メアラはピクッと動いたものの、虚ろな目をその者に向けるだけだった。
「へへ、んじゃあな」
………
……
…
バモンの姿をした者は数日後、またメアラの元を訪ねていた。
「よっ。そろそろ機嫌は治ってっかなぁ?」
「その姿、やめなさい」
バモンの姿をしている事が余程気に入らないのか、殺してやるとばかりに睨みつけるメアラ。
「へいへい。その方が良さそうだな……っと。じゃあ改めて始めまして? レアムに所属するロドミナでぃ~っす」
そこに姿を表したのは、赤い髪を前半分は肩辺りに切り揃え、後ろ半分は束ねて服の中にしまいこんだ少女だった。何が面白いのかニヤニヤとメアラを見つめている。
「………………」
「ぉぅぉぅ、なんだよノリが悪ぃなぁ。なんかこう、あんだろ? どうやって姿を変えてる~? だとか、どうやって入れ替わった~? だとかよぉ!」
「何しに、来たの?」
「あっちゃー、全無視かよ!? っつか、詳しい話をするって言ってあったろうが? ……ああ! 余計な事はどうでも良いから早く話せって事か!? 分っかり辛ぇなぁおい! んまぁ大した用事はねえんだ。私がこの国でちょちょっと小細工するのを見逃してくれればそれでよ?」
「………………」
「ああ? ああ! それもどうでも良いってのかよ。はぁ。興味あるのはバモン、バモン、バモン! ってわけだな? わぁ~ってるよ。レアムにいる私の同僚がバモンを改造中だよ」
「 !? 」
ビシッッ
「うおう! 待て待て待て! 私とそいつは命が繋がってんだよ! 私に何かあったら、バモンの命は保証できねえ! ……意味は分かるよな?」
「(ギリッ)」
「うへぇ……歯軋りってなぁ、そこまですげえ音立てるもんなんだなぁ……おっかねえ、へっへ」
メアラの激昂する様子に、何故か厭らしい笑みを浮かべるロドミナ。心底楽しそうな様子に、メアラの苛々が募っていく。
「まぁ、バモンを連れて行かれるのは既定路線だったんだから諦めろ。私も長いこと時が来るのを待ってたんだ。報われてくれなきゃあ困るんだよ」
「知ら、ない、わ、そん、なの」
「うひひ、まぁあれだ。いずれアシュカノン帝国とレアム共和国で戦争になる。そん時、私達の駒として働いてもらうぜ。代金はバモンの身柄、ってとこだな」
「………………」
「睨むな睨むな。いずれは同僚になるんだから、よっ」
そう言ってロドミナはバモンの姿に戻り、
「そろそろこの国でも戦争絡みで動きがあるかも知れねぇなぁ。そうなったらちょっとばかりからかってやろか? 楽しいなぁ、ひっひ!」
言うだけ言ってメアラの教務員室を出て行った。このすぐ後、メアラ・バモン姉弟失踪事件が起きたのである。
………
……
…
「あ、の、クソ、女、は、ころ、すこ、ろす、ころころころ……むうん!」
ガンッ!
メアラは自分の頭を思い切り岩にぶつける。額は裂け、メアラの顔を血で汚す。
「飲まれ、ては、だめ。うっかり、殺しちゃう、もの。落ち着くのよメアラ。ステラ様を思い出して……。はぁ、ふぅ、はぁ………………よし」
落ち着きを取り戻したメアラは、また鬼将軍達の動向を探り、隙あらば部隊を半壊させる準備に戻っていくのであった。
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