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レアムの侵入
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注)ノーコン不在回
アシュカノン帝国の南東部にある国境を跨いだ大森林の中を、誰の目にも止まらず進む部隊があった。敵国レアムの将官が二人、ロドミナ・エンチェルケとハルロネ・ウェバリアである。アシュカノン帝国と隣国ベルタエルの目を前線に引きつける間に、音もなく進軍してきていたのだった。
「……本っ当に、ここまで接敵しなかったわね」
「おいおい、相棒よぉ? もしかして私の言う事を信じてなかったのかぁ?」
「いやいや、あんたが潜入してたのは知ってるけど、あんただったからできるもんなんだって思ってたのよ。まさか誰でも国境素通りできるなんて……めちゃくちゃじゃない?」
「これでも私の飼い主様は、長い時間をかけて下準備してきたらしいからな。使えなかったら血涙を穴という穴から噴いてるぜ」
「……だからあの人の軽口はやめてってば。乗れないんだから。第一表現が怖いわよ」
「わりいわりい」
「男共も上手く潜り込んでいるかしら?」
「そうだなぁ。私達とバカ様・ナルシスト・イノシシの3馬鹿トリオはソロで入るから、合計5部隊4方向同時突入ってな寸法だな」
「バカ様って何よぉ! 受っけるぅ~! ……にしてもこんなに出張ってきたら本国の方はどうなのよ?」
「私は別に落とされても何とも思いやしねえが、色ボケコンビもいるしな。仮に抜かれちまったなら、それこそオヤッサンに出張ってもらや良いじゃねえか」
「色ボケコンビも受けるぅ~! でもそれもそうよねぇ。私達が酷い思いをしながら訓練してる時、美味しい物食べてふんぞり返ってたんだし。それ位はしてもらわないとね」
「ヒヒッ……急に現れた敵軍を前に、右往左往する平和ボケした奴等の泣きっ面が目に浮かぶぜぇ!」
「それより私は早くメイリアちゃんに会いたいわぁ! どうやっていじめてあげよう、か・し・ら?」
二人は声を潜めながら楽しそうに顔を歪ませて笑い合うのだった。
………
……
…
「ああ、ついてねえ」
そう独りごちるのはレアムの将官、ヴェサリオ・ヴォイドマンである。
「せっかくあのアホみてえなシゴキに耐えてきたのに、相手にするのがあの野郎じゃねえって何なんだよ全く……はぁ」
ヴェサリオは、国に極僅かながら存在する転生者から聞かされてきたことがあった。アーチボルド・ザルツナーは『げぇむ』に置ける、最強の騎士である、ヴェサリオはいいとこ2番手だと。余談ながらその言葉を口にした者達は、一人残らずヴェサリオに血反吐を吐かされている。上からの『転生者は殺すな』という命令さえなければ殺されていただろう。
「俺様を差し置いて最強だぁ? 俺様が2番手だぁ? 舐めてんじゃねえ。っつか、あいつらの下らねえ戯れ言を覆せるだけの力ってのを得るために、あのクソみてぇな修行つけさせたんじゃねえのかよ。意味分かんねぇぜ」
初めて天敵の存在を聞いた時から思っていた。『そんな奴、俺が捻り潰してやる』と。しかし彼に『クソみたいな修行』を強いた人物は、ヴェサリオをタイマンでボロ雑巾のようにした挙句、あろうことか『アーチボルドの足元にも及ばない』と吐き捨てたのだ。故に彼は奮起した。アーチボルドは勿論、あの野郎もぶっ殺す、と。
「あの野郎はともかく……ああ、あのバケモンはともかく、アーチボルド位は狩っておきたかったぜ」
ヴェサリオはそう嘆くが、彼に課せられた任務はこの強襲に置いて最も重要なものであった。故に軽い気持ちでいて良いものではないのだが、作戦の立案者も6割も計画内容を把握していれば良い方と投げている。なので最初から分かりやすい部分を強調し、他の部分にはごちゃごちゃと余計な情報を入れて渡したのだ。結果、
「静かに帝国に入る。合図があるまでじっとしてる。合図があったら移動。目標を見つけて強襲、だな」
と、奇跡的に大事な部分だけはしっかり分かっていた。勿論保険として、副官にはもっと詳しい指令書が渡っているのだが。
「しゃあねえ、他で我慢するか。何人首を取れるかなぁ? 鬼将軍とやらも狩りたかったがここにゃもう居ねえし、メアラがさらっちまったかなぁ……」
ヴェサリオにしてみればアーチボルドも鬼将軍も、ただの獲物でしか無かった。
………
……
…
「ふふふ……あの方は私に最高の舞台を用意してくれたようですねぇ。ああ、あの方には感謝しかありません」
楽しそうに悦に入るのは、馬を駆るレアムの将官アルディモ・ルッケルス。密かに他の隊より早く帝国内を進んでいた彼は、自分の相対するべき相手が誰かを何となく感じ取っていた。対象の名はサイモン・アルトマン、魔法の運用において右に出るものの居ない神童と名高い少年である。
「貴方には一方的かも知れませんが、恨みしかありませんからねぇ」
アルディモもかつてはその才を褒め称えられ、各国の魔法の専門家が集う発表会にて注目を集め、天才だと持て囃されていた。しかしサイモンの登場によって全てが変わってしまった。彼の才能はアルディモを遥かに上回るものであったため、周囲の者達があっさり掌を返したためだった。
「悔しくなかったはずがありません。ええ、とても悔しかったですねぇ。今でも回りから人が遠ざかっていく光景を夢に見るほどに……っ! あの時から私は愚直とも言える程の自己研鑽を積んできました。しかしより自分を高めるという点に置いて、私一人の力では限界があった。そこに手を差し伸べてくださったあの方が用意して下さった舞台です。燃え上がらずに居られましょうか!」
回りから人が去った後、アルディモはぽっと出の神童に負けてなるかと、魔法の勉強に研究に心血を注いできた。しかし独学には限界があって行き詰っていた。そこに『あの方』が道を示してくれたお陰で迷いは晴れ、彼は『あの方』の期待に応える形で一気に実力を伸ばしてきたのだった。
「それにしても面白いものですねぇ。天敵と呼ばれる男がいるヴェサリオ、そしてかつての栄光を掻っ攫われた私、全く似てない二人が良く似た境遇というのは。ヴェサリオとは余り反りが合いませんが、宿敵を討たんとする点に置いてのみ応援できます。まぁ今回機会を頂けたのは私だけのようですが、……そろそろですかね?」
特攻部隊の中で最も早くアシュカノン帝国に侵入し、目的地に到着した彼は隠れて進む必要が無くなったと判断した。
「行きますよ! 皆さん! 我々は初戦に派手な花火を打ち上げるのが目的! 出し惜しみせずガンガン行きますよぉ!」
「「「「「うおおおおおおおおおおお!!!」」」」」
………
……
…
「あの二人はちゃんと進んでおるだろうか?」
ハイネリア・ヒューイックは何の気無しにそうこぼす。戦場に赴く彼の表情からは、何時もの剽軽な雰囲気はまるで感じられない。ただ、二人を思って口をついた言葉は、まるで手のかかる弟達を思うかの様な慈愛の響きが感じ取られた。
「終わりのない、というのも存外辛いものですなぁ」
戦花繚乱におけるレアムは、王政を打倒した一派によってまとめ上げられた共和国である。故に、プレイアブルキャラクター、特に男達は成人ばかりであった。その中に置いてハイネリアは渋さを売りにしたキャラである。しかし、全キャラ中最も公開されている情報が少ないキャラでもあった。……それこそ、隠れていない隠しキャラと呼ばれている首相よりも。
「この戦場で見つかれば良し、でなければ……」
彼について公開されていたのはその風貌と能力、そして『何かを指し求めている』という事だけである。それもキャラ付けのエッセンス程度にしか思われていなかったのか、アシュカノン側の二人はこの事を失念していた。というのも、彼の素性を隠す狙いなのか、渋くはあってもコミカルなキャラとして描かれていたので、チョイ悪親父ならぬチョイ駄目親父のイメージがついてしまっていた。
「『げぇむ』、とやらが何を指すかはよく分からぬが、余り愉快な気持ちにはなれぬ話であったなぁ。よもや神聖なる一騎打ちをジャンケンの如きと捉えられようとは……。まぁ、あの方の話では『ぼやかす』狙いがどうとかと言ってござったが……」
色々考え始めてしまったハイネリアは、考えを振り解かんと頭を振る。
「いかんいかん、大事な任務の前に余計な思考は無用。自分は研ぎ澄まされた刃の如く在らねばならぬ」
その任務は単独での他部隊サポート。つまり隠密行動である。ゲームではその場の使い捨てで、敵戦力を調べてくるという非課金アイテムがあったが、彼は自分でそれに近いことをやっているのである。戦力を測るのではなく、足りない部分に注ぎ足す目的で。
「かように忍びの如き役割ではあるが、出番となれば全力を出しても良いとの許可も出ておるし、悪くはない役割でござるな。久々の全力に腕がなるわい。天敵……期待して良いのであろうか?」
そう言ってハイネリアは人知れず、腕をゴリゴリと鳴らすのであった。
アシュカノン帝国の南東部にある国境を跨いだ大森林の中を、誰の目にも止まらず進む部隊があった。敵国レアムの将官が二人、ロドミナ・エンチェルケとハルロネ・ウェバリアである。アシュカノン帝国と隣国ベルタエルの目を前線に引きつける間に、音もなく進軍してきていたのだった。
「……本っ当に、ここまで接敵しなかったわね」
「おいおい、相棒よぉ? もしかして私の言う事を信じてなかったのかぁ?」
「いやいや、あんたが潜入してたのは知ってるけど、あんただったからできるもんなんだって思ってたのよ。まさか誰でも国境素通りできるなんて……めちゃくちゃじゃない?」
「これでも私の飼い主様は、長い時間をかけて下準備してきたらしいからな。使えなかったら血涙を穴という穴から噴いてるぜ」
「……だからあの人の軽口はやめてってば。乗れないんだから。第一表現が怖いわよ」
「わりいわりい」
「男共も上手く潜り込んでいるかしら?」
「そうだなぁ。私達とバカ様・ナルシスト・イノシシの3馬鹿トリオはソロで入るから、合計5部隊4方向同時突入ってな寸法だな」
「バカ様って何よぉ! 受っけるぅ~! ……にしてもこんなに出張ってきたら本国の方はどうなのよ?」
「私は別に落とされても何とも思いやしねえが、色ボケコンビもいるしな。仮に抜かれちまったなら、それこそオヤッサンに出張ってもらや良いじゃねえか」
「色ボケコンビも受けるぅ~! でもそれもそうよねぇ。私達が酷い思いをしながら訓練してる時、美味しい物食べてふんぞり返ってたんだし。それ位はしてもらわないとね」
「ヒヒッ……急に現れた敵軍を前に、右往左往する平和ボケした奴等の泣きっ面が目に浮かぶぜぇ!」
「それより私は早くメイリアちゃんに会いたいわぁ! どうやっていじめてあげよう、か・し・ら?」
二人は声を潜めながら楽しそうに顔を歪ませて笑い合うのだった。
………
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「ああ、ついてねえ」
そう独りごちるのはレアムの将官、ヴェサリオ・ヴォイドマンである。
「せっかくあのアホみてえなシゴキに耐えてきたのに、相手にするのがあの野郎じゃねえって何なんだよ全く……はぁ」
ヴェサリオは、国に極僅かながら存在する転生者から聞かされてきたことがあった。アーチボルド・ザルツナーは『げぇむ』に置ける、最強の騎士である、ヴェサリオはいいとこ2番手だと。余談ながらその言葉を口にした者達は、一人残らずヴェサリオに血反吐を吐かされている。上からの『転生者は殺すな』という命令さえなければ殺されていただろう。
「俺様を差し置いて最強だぁ? 俺様が2番手だぁ? 舐めてんじゃねえ。っつか、あいつらの下らねえ戯れ言を覆せるだけの力ってのを得るために、あのクソみてぇな修行つけさせたんじゃねえのかよ。意味分かんねぇぜ」
初めて天敵の存在を聞いた時から思っていた。『そんな奴、俺が捻り潰してやる』と。しかし彼に『クソみたいな修行』を強いた人物は、ヴェサリオをタイマンでボロ雑巾のようにした挙句、あろうことか『アーチボルドの足元にも及ばない』と吐き捨てたのだ。故に彼は奮起した。アーチボルドは勿論、あの野郎もぶっ殺す、と。
「あの野郎はともかく……ああ、あのバケモンはともかく、アーチボルド位は狩っておきたかったぜ」
ヴェサリオはそう嘆くが、彼に課せられた任務はこの強襲に置いて最も重要なものであった。故に軽い気持ちでいて良いものではないのだが、作戦の立案者も6割も計画内容を把握していれば良い方と投げている。なので最初から分かりやすい部分を強調し、他の部分にはごちゃごちゃと余計な情報を入れて渡したのだ。結果、
「静かに帝国に入る。合図があるまでじっとしてる。合図があったら移動。目標を見つけて強襲、だな」
と、奇跡的に大事な部分だけはしっかり分かっていた。勿論保険として、副官にはもっと詳しい指令書が渡っているのだが。
「しゃあねえ、他で我慢するか。何人首を取れるかなぁ? 鬼将軍とやらも狩りたかったがここにゃもう居ねえし、メアラがさらっちまったかなぁ……」
ヴェサリオにしてみればアーチボルドも鬼将軍も、ただの獲物でしか無かった。
………
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「ふふふ……あの方は私に最高の舞台を用意してくれたようですねぇ。ああ、あの方には感謝しかありません」
楽しそうに悦に入るのは、馬を駆るレアムの将官アルディモ・ルッケルス。密かに他の隊より早く帝国内を進んでいた彼は、自分の相対するべき相手が誰かを何となく感じ取っていた。対象の名はサイモン・アルトマン、魔法の運用において右に出るものの居ない神童と名高い少年である。
「貴方には一方的かも知れませんが、恨みしかありませんからねぇ」
アルディモもかつてはその才を褒め称えられ、各国の魔法の専門家が集う発表会にて注目を集め、天才だと持て囃されていた。しかしサイモンの登場によって全てが変わってしまった。彼の才能はアルディモを遥かに上回るものであったため、周囲の者達があっさり掌を返したためだった。
「悔しくなかったはずがありません。ええ、とても悔しかったですねぇ。今でも回りから人が遠ざかっていく光景を夢に見るほどに……っ! あの時から私は愚直とも言える程の自己研鑽を積んできました。しかしより自分を高めるという点に置いて、私一人の力では限界があった。そこに手を差し伸べてくださったあの方が用意して下さった舞台です。燃え上がらずに居られましょうか!」
回りから人が去った後、アルディモはぽっと出の神童に負けてなるかと、魔法の勉強に研究に心血を注いできた。しかし独学には限界があって行き詰っていた。そこに『あの方』が道を示してくれたお陰で迷いは晴れ、彼は『あの方』の期待に応える形で一気に実力を伸ばしてきたのだった。
「それにしても面白いものですねぇ。天敵と呼ばれる男がいるヴェサリオ、そしてかつての栄光を掻っ攫われた私、全く似てない二人が良く似た境遇というのは。ヴェサリオとは余り反りが合いませんが、宿敵を討たんとする点に置いてのみ応援できます。まぁ今回機会を頂けたのは私だけのようですが、……そろそろですかね?」
特攻部隊の中で最も早くアシュカノン帝国に侵入し、目的地に到着した彼は隠れて進む必要が無くなったと判断した。
「行きますよ! 皆さん! 我々は初戦に派手な花火を打ち上げるのが目的! 出し惜しみせずガンガン行きますよぉ!」
「「「「「うおおおおおおおおおおお!!!」」」」」
………
……
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「あの二人はちゃんと進んでおるだろうか?」
ハイネリア・ヒューイックは何の気無しにそうこぼす。戦場に赴く彼の表情からは、何時もの剽軽な雰囲気はまるで感じられない。ただ、二人を思って口をついた言葉は、まるで手のかかる弟達を思うかの様な慈愛の響きが感じ取られた。
「終わりのない、というのも存外辛いものですなぁ」
戦花繚乱におけるレアムは、王政を打倒した一派によってまとめ上げられた共和国である。故に、プレイアブルキャラクター、特に男達は成人ばかりであった。その中に置いてハイネリアは渋さを売りにしたキャラである。しかし、全キャラ中最も公開されている情報が少ないキャラでもあった。……それこそ、隠れていない隠しキャラと呼ばれている首相よりも。
「この戦場で見つかれば良し、でなければ……」
彼について公開されていたのはその風貌と能力、そして『何かを指し求めている』という事だけである。それもキャラ付けのエッセンス程度にしか思われていなかったのか、アシュカノン側の二人はこの事を失念していた。というのも、彼の素性を隠す狙いなのか、渋くはあってもコミカルなキャラとして描かれていたので、チョイ悪親父ならぬチョイ駄目親父のイメージがついてしまっていた。
「『げぇむ』、とやらが何を指すかはよく分からぬが、余り愉快な気持ちにはなれぬ話であったなぁ。よもや神聖なる一騎打ちをジャンケンの如きと捉えられようとは……。まぁ、あの方の話では『ぼやかす』狙いがどうとかと言ってござったが……」
色々考え始めてしまったハイネリアは、考えを振り解かんと頭を振る。
「いかんいかん、大事な任務の前に余計な思考は無用。自分は研ぎ澄まされた刃の如く在らねばならぬ」
その任務は単独での他部隊サポート。つまり隠密行動である。ゲームではその場の使い捨てで、敵戦力を調べてくるという非課金アイテムがあったが、彼は自分でそれに近いことをやっているのである。戦力を測るのではなく、足りない部分に注ぎ足す目的で。
「かように忍びの如き役割ではあるが、出番となれば全力を出しても良いとの許可も出ておるし、悪くはない役割でござるな。久々の全力に腕がなるわい。天敵……期待して良いのであろうか?」
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