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戦後処理
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「ん? おお、帰って来たな。……って喪女さんは何処よ?」
魔王ノーコンが帰って来たリッキーを見つけるも可憐さんの姿が見えず、その事を問うとリッキーは後ろを指し示した。
『あ? あー……後ろに』
「なんで喪女さんは縮こまってんの?」
『(ビクッ! こそこそ、チラッ)』
「……真っかっかやん。どしたん?」
『やり過ぎた……のかも知れん』
「何したんやあんた……」
リッキーのやり過ぎ発言にまたしても縮こまって、完全に隠れてしまう可憐さん。
『にしてもちゃんと作ってくれたんだな』
「おーよ。まぁ俺はリッキー達の世界の情報を収集できるからな。朧気な部分は検索った」
『ああ、そういやそういう便利な事ができるんだったな』
リッキーのオーダーとは、平たく言えばホテルとか療養所の様なものだった。身体を休める施設を作っておきたいって事で、魔王の力をふんだんに利用して作らせたのだ。兵達も突然現れた異世界の巨大建造物に驚いていたものの、アーチボルドと魔王ノーコンの頑張りによって、施設を利用することに抵抗なく馴染むことができたらしい。
「可憐とリッキーが戻って来たって!?」
「見えました!」
そこに飛び込んできたのはアーチボルドと、ずっと帰りを待っていたベティである。全ての人間の視界を巡り、目を皿のようにして探していたらしい。
「で、可憐嬢は何処であるか?」
「あ、ほら。リッキーの後ろに縮こまってるのがそうじゃない? ……何故ああしてるかは知らないけど」
クラインとエリオットもやってきて、可憐の様子を訝しがる。
「あわわわ(ぽふっぽふっ)」
「あ、あの……えっと(カァッ)」
更にフローレンシアとメイリアも加わるが、どうやらメイリアまで事情を察しているようだ。お話、をしてしまったのかも知れない。それからも次々と将官のみならず、一般兵や能力を縛られた敵将までやってくるが、一向に可憐はリッキーの背中から出てこようとしない。……可憐さんを見に来た人間が増えすぎたのが原因だと思われる。しかし、
「フローラ! いえ、可憐!」
『ふえぇぇぇっっ!?』
空気を読まないベティが可憐を引き摺りだした! 微妙にメイクアップが変わっているが、どちらも変わらずお美しい姿です! 無理矢理引っ張りだされたからか、恥ずかしそうに縮こまろうとしているが、そんなおどおどしている様子と、何故か赤らめた顔、そして大きく見開かれてる潤んだ瞳……こんな姿を見たほぼ全ての人々から、
(((((……誰アレ?)))))
と思われても仕方ない事であった。
「ま、それも仕方無い。だって、勇者の片方はあの姿で蹴り潰したからな。やっぱ喪女さんは喪女さんだって誰もが思ったもんよ」
<あっはっは。仕方なーい>
そこは喪女さんをフローラさんに置き換えないと通じないと思いますが、まあ良いです。そしてそれらをぶった切ってベティが口を開く。
「私の無茶なお願いに、力の限りに応えようとしてくれて有難う!! 大好き!!」
『(パチクリ)……もう落ち着いたの?』
「うんっっ! ……死んだ野郎共には、何時かあっちに逝った時に謝るわ。でももう泣かない」
『そ、良かったわ』
きゅっ、とベティを抱きしめる可憐の姿に、男共が「ほぅ……」と溜息を吐く。そしてそれを見たリッキーが睨みを利かし、思わず目を逸らす光景も見られた。尚、女子の多くがリッキーのそんな様子に「ほぅ……」と溜息を吐くのだが、こちらは誰からもお咎めがなかった。
「で、何で可憐は真っ赤なの?」
『~~~~っ!?』
ドヒュンッッ
「あ……」
『あーあ。何処行っちまう気だあいつは……』
「入れ替わる?」
『あー……まぁまだ良いや』
「え? まだやり足りないの?」
『………………』
ボグゥッッ!!
「おげぇっ!?」
『口の利き方には気ぃつけろや』
「ずんばぜん……」
(((((怖ぇ……)))))(ステキッ……っ!)
魔王を躊躇なくボコるリッキーに、ほぼ多くの人々からは恐怖を……ごく一部の女子からはそれでも好意を寄せられたりしていた。
『あれぇ? なんで皆集まってるの?』『………………♪』
そこにのんきな顔をして勇者と上機嫌なルミナも戻ってきた。
『………………お前等俺より大分前にしけこんだよな? しかもノンストップ臭えんだが……底無しか?』
『はっはっは、やだなぁ。流石にそれはセクハラって奴だよ?』
『………………(ポッ)』
(((((爆ぜてしまえ)))))
人々の気持ちは一つになった!
「ゲラゲラ」<チ〇ル>
変化球過ぎませんか?
「ラじゃねえだろアレ」<ごめんちゃい>
『ああ、んで戦後処理はどうなってんだよ?』
「それは僕から説明させてもらう」
『ほぉ? ディレク、良い面できるようになったじゃねえか』
「君にそう言ってもらえると嬉しいものだな。情けない姿しか見せていないから。ではまず……」
ディレクの話ではこの様になっている。
○レアム首相
――能力封印の上、禁錮30年。人物としては特に害は無いものの、導くべき年長者であった事や、神輿として踊らされていたのは問題。代表して罪を負う形に落ち着く。死刑ではないのは、一度は国を救った功績との償却による。
○アルディモ
――能力封印の上、魔法技術開発に置いて貢献する事で、罪の償却とする。クラインの嘆願があったことを併記する。
○ハイネリア
――本人が太古に作られた兵器であるため、過去の遺物としての解析に協力。自己意思はなるべく尊重。意思を持った兵器に関する事例が無かったため、以上のような決定となる。
○アルモ
――能力限定封印の上、社会貢献活動としてレアム内の復興事業に貢献する事で罪の償却とする。
○シェライラ
――能力限定封印の上、社会貢献活動としてレアム内の復興事業に貢献する事で罪の償却とする。アルモのサポート。
○ヴェサリオ
――身体能力限定封印の上、魔法を無効化する能力を活かし、監獄長として就任。また、彼独自の肉体改造法は、魔力を持たない人間にとっての希望となるため、監獄内で鍛錬室を構える事を認められる。ただし、私生活での素行が悪いため、その点での追加拘束が検討されている。
○ロドミナ
――能力は既に剥奪済み。それでも思考が危険なものであるため、身体能力の一部も封印の上、社会貢献活動としてレアム内の復興事業に貢献する事で罪の償却とする。
○ハルロネ
――能力限定封印の上、その能力から医療機関に属しての奉仕活動で貢献する事で罪の償却とする。
○バモン
――能力封印の上、社会貢献活動としてレアム内の復興事業に貢献する事で罪の償却とする。なお、グラジアス家より放逐が決定。
『なるほどな』
『待って!? バモン君、勘当されちゃうの!? メイリアはそれで良いの!?』
何時の間にかこっそり戻っていた可憐がその決定に食って掛かっていた。
「フローラ……いえ、可憐」
『メイリア……』
「グラジアス家には俺の弟が養子に入ることになってる。……メイリアが気に入れば、両家を結ぶ事もあるだろう」
『メイリア? 本当にそれで……?』
「罪の償いはしないと駄目なのよ、可憐。それに薄々分かってたの。ハルロネさんみたいに強引な方法でも使わないと、バモン君は私を選んではくれないって。ううん、違うわね。最初からバモン君は、私に対する後ろめたさしか見ず、私自身は見てくれてなかったの」
『………………』
「あの平手打ちは、私からバモン君への絶縁状みたいなものだったのかも。貴方に縛られるのはもう辞めます、ってね」
『あ、すっごい吹っ飛んだって聞いたよ。見たかったわ』
「(くすくす)私の旦那さんになる人が何かやったら、フローラを呼んで公開処刑かしら?」
『良いわねそれ』
くすくす笑い合う二人にベティとフローレンシア、そしてミリーも加わる。……が、
「で、可憐がまっがもっ……」
「ま、ま、待ってベティ(カァァァッッ)」
「べべべ、ベティ? その話は今度して差し上げますから今はやめませんこと? ね?(カァッ)」
爆弾にもう一度火が点る前に、フローレンシアとミリーが協力し、ささっと消火していたのだった。
『……その様子だと、三人はフローレンシアとも友達になってくれたの?』
「えっと、可憐にこういうのは失礼なのかも知れないけど、とても安心できる貴族令嬢だったわ」
「ええ、本当にそうでしたわよね……」
『えええ……いや、確かに本物だからそうかもだけど……』
「あはは……」
「私は少し張り合いがなかった」
『ベティ、ぎゅー』
「それはもう乗っからないからね」
ベティが華麗に可憐を躱す。
『えー? じゃあ、ってミリーがフローレンシアを盾にしてる』
「私も良い加減対策を練りますわ!」
『……ふっふっふ、甘~い!』
可憐さんはフローレンシア諸共抱きつきに掛かった!
「きゃっ」「にゃあああっ!? 結局こうなりますのぉッッ!?」
「くすくす、だってフローラ……いえ可憐だもの」
「そうね。可憐だもの」
フローレンシアは初めて抱きつかれたからか、余り嫌がらなかった! ミリーは何時も通り捕まった! ベティとメイリアは距離を取って我関せずを貫いた!
「あれ、羨ましいなぁ……」
「坊っちゃま。手回しは済んでおります。いずれご自身の手で存分に……」
「シア姉!? 何言っちゃってんの!?」
ミリーとエリオットの預かり知らぬ所でシンシアによるミリー包囲網が構築されていた!
『……なぁ、可憐。そろそろ良いか?』
『はー……ぃ?(ボフンッ)』
「わぁ……(ドキドキ)」「ひゃあ……(ポフンッ)」「あわわわわ(カーッ)」
「むー。混ざれない……」
声を掛けられた可憐さんは沸騰し、メイリア・フローレンシア・ミリーは貰い茹だり、ベティは置いて行かれた!
『まだ1人、聞いてねえだろ? ……最後にルミナの処遇を聞かねえとよ』
『(ヒュッ)……そうね』
魔王ノーコンが帰って来たリッキーを見つけるも可憐さんの姿が見えず、その事を問うとリッキーは後ろを指し示した。
『あ? あー……後ろに』
「なんで喪女さんは縮こまってんの?」
『(ビクッ! こそこそ、チラッ)』
「……真っかっかやん。どしたん?」
『やり過ぎた……のかも知れん』
「何したんやあんた……」
リッキーのやり過ぎ発言にまたしても縮こまって、完全に隠れてしまう可憐さん。
『にしてもちゃんと作ってくれたんだな』
「おーよ。まぁ俺はリッキー達の世界の情報を収集できるからな。朧気な部分は検索った」
『ああ、そういやそういう便利な事ができるんだったな』
リッキーのオーダーとは、平たく言えばホテルとか療養所の様なものだった。身体を休める施設を作っておきたいって事で、魔王の力をふんだんに利用して作らせたのだ。兵達も突然現れた異世界の巨大建造物に驚いていたものの、アーチボルドと魔王ノーコンの頑張りによって、施設を利用することに抵抗なく馴染むことができたらしい。
「可憐とリッキーが戻って来たって!?」
「見えました!」
そこに飛び込んできたのはアーチボルドと、ずっと帰りを待っていたベティである。全ての人間の視界を巡り、目を皿のようにして探していたらしい。
「で、可憐嬢は何処であるか?」
「あ、ほら。リッキーの後ろに縮こまってるのがそうじゃない? ……何故ああしてるかは知らないけど」
クラインとエリオットもやってきて、可憐の様子を訝しがる。
「あわわわ(ぽふっぽふっ)」
「あ、あの……えっと(カァッ)」
更にフローレンシアとメイリアも加わるが、どうやらメイリアまで事情を察しているようだ。お話、をしてしまったのかも知れない。それからも次々と将官のみならず、一般兵や能力を縛られた敵将までやってくるが、一向に可憐はリッキーの背中から出てこようとしない。……可憐さんを見に来た人間が増えすぎたのが原因だと思われる。しかし、
「フローラ! いえ、可憐!」
『ふえぇぇぇっっ!?』
空気を読まないベティが可憐を引き摺りだした! 微妙にメイクアップが変わっているが、どちらも変わらずお美しい姿です! 無理矢理引っ張りだされたからか、恥ずかしそうに縮こまろうとしているが、そんなおどおどしている様子と、何故か赤らめた顔、そして大きく見開かれてる潤んだ瞳……こんな姿を見たほぼ全ての人々から、
(((((……誰アレ?)))))
と思われても仕方ない事であった。
「ま、それも仕方無い。だって、勇者の片方はあの姿で蹴り潰したからな。やっぱ喪女さんは喪女さんだって誰もが思ったもんよ」
<あっはっは。仕方なーい>
そこは喪女さんをフローラさんに置き換えないと通じないと思いますが、まあ良いです。そしてそれらをぶった切ってベティが口を開く。
「私の無茶なお願いに、力の限りに応えようとしてくれて有難う!! 大好き!!」
『(パチクリ)……もう落ち着いたの?』
「うんっっ! ……死んだ野郎共には、何時かあっちに逝った時に謝るわ。でももう泣かない」
『そ、良かったわ』
きゅっ、とベティを抱きしめる可憐の姿に、男共が「ほぅ……」と溜息を吐く。そしてそれを見たリッキーが睨みを利かし、思わず目を逸らす光景も見られた。尚、女子の多くがリッキーのそんな様子に「ほぅ……」と溜息を吐くのだが、こちらは誰からもお咎めがなかった。
「で、何で可憐は真っ赤なの?」
『~~~~っ!?』
ドヒュンッッ
「あ……」
『あーあ。何処行っちまう気だあいつは……』
「入れ替わる?」
『あー……まぁまだ良いや』
「え? まだやり足りないの?」
『………………』
ボグゥッッ!!
「おげぇっ!?」
『口の利き方には気ぃつけろや』
「ずんばぜん……」
(((((怖ぇ……)))))(ステキッ……っ!)
魔王を躊躇なくボコるリッキーに、ほぼ多くの人々からは恐怖を……ごく一部の女子からはそれでも好意を寄せられたりしていた。
『あれぇ? なんで皆集まってるの?』『………………♪』
そこにのんきな顔をして勇者と上機嫌なルミナも戻ってきた。
『………………お前等俺より大分前にしけこんだよな? しかもノンストップ臭えんだが……底無しか?』
『はっはっは、やだなぁ。流石にそれはセクハラって奴だよ?』
『………………(ポッ)』
(((((爆ぜてしまえ)))))
人々の気持ちは一つになった!
「ゲラゲラ」<チ〇ル>
変化球過ぎませんか?
「ラじゃねえだろアレ」<ごめんちゃい>
『ああ、んで戦後処理はどうなってんだよ?』
「それは僕から説明させてもらう」
『ほぉ? ディレク、良い面できるようになったじゃねえか』
「君にそう言ってもらえると嬉しいものだな。情けない姿しか見せていないから。ではまず……」
ディレクの話ではこの様になっている。
○レアム首相
――能力封印の上、禁錮30年。人物としては特に害は無いものの、導くべき年長者であった事や、神輿として踊らされていたのは問題。代表して罪を負う形に落ち着く。死刑ではないのは、一度は国を救った功績との償却による。
○アルディモ
――能力封印の上、魔法技術開発に置いて貢献する事で、罪の償却とする。クラインの嘆願があったことを併記する。
○ハイネリア
――本人が太古に作られた兵器であるため、過去の遺物としての解析に協力。自己意思はなるべく尊重。意思を持った兵器に関する事例が無かったため、以上のような決定となる。
○アルモ
――能力限定封印の上、社会貢献活動としてレアム内の復興事業に貢献する事で罪の償却とする。
○シェライラ
――能力限定封印の上、社会貢献活動としてレアム内の復興事業に貢献する事で罪の償却とする。アルモのサポート。
○ヴェサリオ
――身体能力限定封印の上、魔法を無効化する能力を活かし、監獄長として就任。また、彼独自の肉体改造法は、魔力を持たない人間にとっての希望となるため、監獄内で鍛錬室を構える事を認められる。ただし、私生活での素行が悪いため、その点での追加拘束が検討されている。
○ロドミナ
――能力は既に剥奪済み。それでも思考が危険なものであるため、身体能力の一部も封印の上、社会貢献活動としてレアム内の復興事業に貢献する事で罪の償却とする。
○ハルロネ
――能力限定封印の上、その能力から医療機関に属しての奉仕活動で貢献する事で罪の償却とする。
○バモン
――能力封印の上、社会貢献活動としてレアム内の復興事業に貢献する事で罪の償却とする。なお、グラジアス家より放逐が決定。
『なるほどな』
『待って!? バモン君、勘当されちゃうの!? メイリアはそれで良いの!?』
何時の間にかこっそり戻っていた可憐がその決定に食って掛かっていた。
「フローラ……いえ、可憐」
『メイリア……』
「グラジアス家には俺の弟が養子に入ることになってる。……メイリアが気に入れば、両家を結ぶ事もあるだろう」
『メイリア? 本当にそれで……?』
「罪の償いはしないと駄目なのよ、可憐。それに薄々分かってたの。ハルロネさんみたいに強引な方法でも使わないと、バモン君は私を選んではくれないって。ううん、違うわね。最初からバモン君は、私に対する後ろめたさしか見ず、私自身は見てくれてなかったの」
『………………』
「あの平手打ちは、私からバモン君への絶縁状みたいなものだったのかも。貴方に縛られるのはもう辞めます、ってね」
『あ、すっごい吹っ飛んだって聞いたよ。見たかったわ』
「(くすくす)私の旦那さんになる人が何かやったら、フローラを呼んで公開処刑かしら?」
『良いわねそれ』
くすくす笑い合う二人にベティとフローレンシア、そしてミリーも加わる。……が、
「で、可憐がまっがもっ……」
「ま、ま、待ってベティ(カァァァッッ)」
「べべべ、ベティ? その話は今度して差し上げますから今はやめませんこと? ね?(カァッ)」
爆弾にもう一度火が点る前に、フローレンシアとミリーが協力し、ささっと消火していたのだった。
『……その様子だと、三人はフローレンシアとも友達になってくれたの?』
「えっと、可憐にこういうのは失礼なのかも知れないけど、とても安心できる貴族令嬢だったわ」
「ええ、本当にそうでしたわよね……」
『えええ……いや、確かに本物だからそうかもだけど……』
「あはは……」
「私は少し張り合いがなかった」
『ベティ、ぎゅー』
「それはもう乗っからないからね」
ベティが華麗に可憐を躱す。
『えー? じゃあ、ってミリーがフローレンシアを盾にしてる』
「私も良い加減対策を練りますわ!」
『……ふっふっふ、甘~い!』
可憐さんはフローレンシア諸共抱きつきに掛かった!
「きゃっ」「にゃあああっ!? 結局こうなりますのぉッッ!?」
「くすくす、だってフローラ……いえ可憐だもの」
「そうね。可憐だもの」
フローレンシアは初めて抱きつかれたからか、余り嫌がらなかった! ミリーは何時も通り捕まった! ベティとメイリアは距離を取って我関せずを貫いた!
「あれ、羨ましいなぁ……」
「坊っちゃま。手回しは済んでおります。いずれご自身の手で存分に……」
「シア姉!? 何言っちゃってんの!?」
ミリーとエリオットの預かり知らぬ所でシンシアによるミリー包囲網が構築されていた!
『……なぁ、可憐。そろそろ良いか?』
『はー……ぃ?(ボフンッ)』
「わぁ……(ドキドキ)」「ひゃあ……(ポフンッ)」「あわわわわ(カーッ)」
「むー。混ざれない……」
声を掛けられた可憐さんは沸騰し、メイリア・フローレンシア・ミリーは貰い茹だり、ベティは置いて行かれた!
『まだ1人、聞いてねえだろ? ……最後にルミナの処遇を聞かねえとよ』
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