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14、実は小説のキャラクターではないのです
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ウサギがぴょんっと跳ねるみたいに、ピアノの音が跳ねています。
高音を愛らしく、ポロン、ポロンって鳴らして。ポーンっと飛んで、ほろほろと繊細に優しく、なめらかにリズムを変えて。
聞いているだけで体を揺らして楽しい気分になってしまいそうなメロディが室内に響いています。
「いただきます」
そんな音楽を背景に、わたくしはカレーパンを初体験していました。
断面のパン生地が意外とやわらかそうな白い色をみせていて、その内側のカレーはふわぁっと湯気をあげて、温かさと独特の匂いを伝えています。
フォークでひとくち、口に運んでみると、外側の衣がサクサク。
こんがりした感じで、中はぐんにゃり。
とろ~り、とした具はアツアツで、たっぷり時間をかけて煮込んだとおぼしき濃厚な味わい。
スパイスが効いていて、ピリリとした辛さが不思議な安心感みたいなものを感じさせるのです。
良薬、口に苦し、ではありませんが……なんだか良いものを食べている、という感覚です。
具とパンが絶妙に調和していて、これは他の料理と合わせるのではなくこれひとつで完成された料理なのだ、とひしひしと感じて、……つまり、美味しいのですっ!
オヴリオ様が目の前で「どうだ?」ってソワソワした表情をみせています。
手にお水入りのグラスがあるのは、わたくしの口に合わなかった場合を心配なさっているのでしょう。
「美味しいですわね」
にこりと微笑めば、オヴリオ様は「そうだろ、そうだろ」と嬉しそうに笑ってカレーパンを半分お皿に分けてくださり。
「明日からはメモリア嬢の分も用意させよう」
と仰ったのでした。あっ、ピアノの前に座っているトムソンがうらやましそうにしています。
「ええと……そのパンですけど、平民の奨学生が購入したくて行列をつくったり、貴族階級の学生の従者がご主人様のために代理で列に並んだりしているときいた覚えがあるのです。並んでいるのに購入できない方もいるらしいので、わたくしは結構ですわ」
「そういうの、悪役令嬢っぽくないぞ。遠慮をするな」
「わたくし、実は小説のキャラクターではないものですから」
「現実と虚構の区別がついてしまったか」
悩ましく首をかしげるわたくしに、オヴリオ様は楽しそうに眼を細められました。
「では、明日から全員が必ず購入できるよう、十分な数量をつくるよう命じたらよいのではないかな」
あっ、思いつくやいなや、従者さんに手配させています……。
トムソン、明日からはカレーパンが買えそうですよ。わたくしはチラチラとトムソンに目配せをしました。
あら? トムソンは……。
「トムソン君のピアノ、好きだな。もっとピアノに打ち込んではどうかな? 最近、妙なことにうつつを抜かしてピアノの練習を怠けているのだろう?」
「ユスティス殿下に目をかけられているのですもの。もっと精進するべきですわ」
トムソンは上級生に絡まれています。助けるべきかしら……?
わたくしが気にしていると、オヴリオ様はけしかけるように立ち上がりました。
「よし、俺が後ろで王家の威光をアピールするから『わたくしの従兄弟に思うところがあって? 愚民ども?』って言ってみたらどうだ?」
「わたくし、そういうのはちょっと……」
ぐいぐいと押されるままトムソンくんに近寄ると、上級生は何かを悟ったようにさっさと逃げていきました。た、助かりましたわ。
「見てみたかったのに」
オヴリオ様は見てみたかったらしいです。
「わたくしで遊ばないでくださる……?」
「俺が遊んだ分、君も俺で遊んでいいぞ。やられたらやり返すんだ、メモリア。君は誰の顔色も気にせず、俺に堂々と平手打ちとかをしてもいい……いや、平手打ちはダメだな。肌が触れる」
「お顔を覆う仮面でも着用なさったらいかが」
「いいアイディアだな」
……乗り気じゃないですか。
わたくしが軽く引いていると、トコトコと白ネコがやってきて、愛らしく鳴きました。にゃあ、と。
「あら、またネコが」
「ん」
そのネコは、校門で見かけたのと同じ真っ白の綺麗なネコでした。
いつ入り込んだのか。どこのネコなのか。
誰も、それを知らないらしき真っ白ネコさんにユスティス様は笑って「このお嬢さんもサロンメンバーにしようじゃないか」とおっしゃったのでした。
◇◇◇
「おかえり、メモリア。学園は平穏だったかい」
「お兄様!」
学園から帰ったわたくしを待っていたのは、カーテイルお兄様でした。
「聞いてくださるお兄様? ナイトくんったら、破廉恥なのです」
ナイトくんの奇行を打ち明けると、カーテイルお兄様は柔和な表情で恐ろしいことを呟くではありませんか。
「メモリアの力は、聖女だったおばあさまの力をすこしだけ受け継いでいると思うんだ。おばあさまは、『聖女の力はこころを反映するのよ』とよくお話なさっていた。つまり、ナイトくんが破廉恥なのは、メモリアのこころが反映されている可能性が」
「なん……ですって……」
ショッキングなことを言いながら、カーテイルお兄様はナイトくんの耳をくいくい引っ張ったり、尻尾をむぎゅっと掴んだりしています。
「それか、送り主の王子殿下のこころかな。そっちのほうがありそうだ」
「お兄様、その発言は不敬なのでは」
ユスティス様が破廉恥だなんて、そんな。ありえませんわ。
「ナイトくんに力を与えるのを止めたら、動かなくなって簡単に解決するじゃないかな?」
「動かなくなったら、寂しいではありませんか。ユスティス様もオヴリオ様も、ナイトくんを可愛がってくださってますし」
イタズラも困りますが、動かなくなるのは寂しいです。
わたくしがお兄様と一緒にナイトくんを撫でていると、メイドのアンが嬉しいお知らせを運んできてくれました。
「旦那さまが手配してくださったので、さっそくお料理に挑戦できるよう、料理人のリックが準備していますよ」
お父様がわたくしのおねだりをきいて、厨房の一部を準備してくださっているらしいのです。
高音を愛らしく、ポロン、ポロンって鳴らして。ポーンっと飛んで、ほろほろと繊細に優しく、なめらかにリズムを変えて。
聞いているだけで体を揺らして楽しい気分になってしまいそうなメロディが室内に響いています。
「いただきます」
そんな音楽を背景に、わたくしはカレーパンを初体験していました。
断面のパン生地が意外とやわらかそうな白い色をみせていて、その内側のカレーはふわぁっと湯気をあげて、温かさと独特の匂いを伝えています。
フォークでひとくち、口に運んでみると、外側の衣がサクサク。
こんがりした感じで、中はぐんにゃり。
とろ~り、とした具はアツアツで、たっぷり時間をかけて煮込んだとおぼしき濃厚な味わい。
スパイスが効いていて、ピリリとした辛さが不思議な安心感みたいなものを感じさせるのです。
良薬、口に苦し、ではありませんが……なんだか良いものを食べている、という感覚です。
具とパンが絶妙に調和していて、これは他の料理と合わせるのではなくこれひとつで完成された料理なのだ、とひしひしと感じて、……つまり、美味しいのですっ!
オヴリオ様が目の前で「どうだ?」ってソワソワした表情をみせています。
手にお水入りのグラスがあるのは、わたくしの口に合わなかった場合を心配なさっているのでしょう。
「美味しいですわね」
にこりと微笑めば、オヴリオ様は「そうだろ、そうだろ」と嬉しそうに笑ってカレーパンを半分お皿に分けてくださり。
「明日からはメモリア嬢の分も用意させよう」
と仰ったのでした。あっ、ピアノの前に座っているトムソンがうらやましそうにしています。
「ええと……そのパンですけど、平民の奨学生が購入したくて行列をつくったり、貴族階級の学生の従者がご主人様のために代理で列に並んだりしているときいた覚えがあるのです。並んでいるのに購入できない方もいるらしいので、わたくしは結構ですわ」
「そういうの、悪役令嬢っぽくないぞ。遠慮をするな」
「わたくし、実は小説のキャラクターではないものですから」
「現実と虚構の区別がついてしまったか」
悩ましく首をかしげるわたくしに、オヴリオ様は楽しそうに眼を細められました。
「では、明日から全員が必ず購入できるよう、十分な数量をつくるよう命じたらよいのではないかな」
あっ、思いつくやいなや、従者さんに手配させています……。
トムソン、明日からはカレーパンが買えそうですよ。わたくしはチラチラとトムソンに目配せをしました。
あら? トムソンは……。
「トムソン君のピアノ、好きだな。もっとピアノに打ち込んではどうかな? 最近、妙なことにうつつを抜かしてピアノの練習を怠けているのだろう?」
「ユスティス殿下に目をかけられているのですもの。もっと精進するべきですわ」
トムソンは上級生に絡まれています。助けるべきかしら……?
わたくしが気にしていると、オヴリオ様はけしかけるように立ち上がりました。
「よし、俺が後ろで王家の威光をアピールするから『わたくしの従兄弟に思うところがあって? 愚民ども?』って言ってみたらどうだ?」
「わたくし、そういうのはちょっと……」
ぐいぐいと押されるままトムソンくんに近寄ると、上級生は何かを悟ったようにさっさと逃げていきました。た、助かりましたわ。
「見てみたかったのに」
オヴリオ様は見てみたかったらしいです。
「わたくしで遊ばないでくださる……?」
「俺が遊んだ分、君も俺で遊んでいいぞ。やられたらやり返すんだ、メモリア。君は誰の顔色も気にせず、俺に堂々と平手打ちとかをしてもいい……いや、平手打ちはダメだな。肌が触れる」
「お顔を覆う仮面でも着用なさったらいかが」
「いいアイディアだな」
……乗り気じゃないですか。
わたくしが軽く引いていると、トコトコと白ネコがやってきて、愛らしく鳴きました。にゃあ、と。
「あら、またネコが」
「ん」
そのネコは、校門で見かけたのと同じ真っ白の綺麗なネコでした。
いつ入り込んだのか。どこのネコなのか。
誰も、それを知らないらしき真っ白ネコさんにユスティス様は笑って「このお嬢さんもサロンメンバーにしようじゃないか」とおっしゃったのでした。
◇◇◇
「おかえり、メモリア。学園は平穏だったかい」
「お兄様!」
学園から帰ったわたくしを待っていたのは、カーテイルお兄様でした。
「聞いてくださるお兄様? ナイトくんったら、破廉恥なのです」
ナイトくんの奇行を打ち明けると、カーテイルお兄様は柔和な表情で恐ろしいことを呟くではありませんか。
「メモリアの力は、聖女だったおばあさまの力をすこしだけ受け継いでいると思うんだ。おばあさまは、『聖女の力はこころを反映するのよ』とよくお話なさっていた。つまり、ナイトくんが破廉恥なのは、メモリアのこころが反映されている可能性が」
「なん……ですって……」
ショッキングなことを言いながら、カーテイルお兄様はナイトくんの耳をくいくい引っ張ったり、尻尾をむぎゅっと掴んだりしています。
「それか、送り主の王子殿下のこころかな。そっちのほうがありそうだ」
「お兄様、その発言は不敬なのでは」
ユスティス様が破廉恥だなんて、そんな。ありえませんわ。
「ナイトくんに力を与えるのを止めたら、動かなくなって簡単に解決するじゃないかな?」
「動かなくなったら、寂しいではありませんか。ユスティス様もオヴリオ様も、ナイトくんを可愛がってくださってますし」
イタズラも困りますが、動かなくなるのは寂しいです。
わたくしがお兄様と一緒にナイトくんを撫でていると、メイドのアンが嬉しいお知らせを運んできてくれました。
「旦那さまが手配してくださったので、さっそくお料理に挑戦できるよう、料理人のリックが準備していますよ」
お父様がわたくしのおねだりをきいて、厨房の一部を準備してくださっているらしいのです。
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