15 / 21
過去話
再会-11-
しおりを挟む
走る。走る。走る。
心臓が破裂しそうだ。足元の泥が靴を掴もうとするのを、無理やり振りほどいて駆ける。
呼吸をするたびに、肺が焼けるように熱い。
だが、それ以上に身体が重かった。
泥水を吸った靴のせいだけではない。肩にのしかかるコートの重みだ。
──重い、なぁ。
サイズが合わない袖をまくり上げながら、走り続ける。
この重さは、あの人の命の重さだ。
──数分前。別れ際の記憶が蘇る。
「──これを」
そう言って、ルートヴィヒは着ていたコートをアルノシトに着せた。
あたたかい。こんな状況でも、驚くほど手触りが良く、見た目よりは軽い……が、サイズが大きい。邪魔になる袖口を折りたたんでいると、いくばくかの金貨と懐中時計を渡される。
「あの」
質問したいことはたくさんあるが、あまり言葉を多くしては、話す声で気付かれてしまうかも知れない。
控えめな視線にルートヴィヒは顔をやや俯けた。
「ささやかだが、刃を受ける程度の細工はある」
周囲を気にするように声を落とす。どこかで水滴が落ちた音だけが響く。
「……それに、そのコートを着て走れば、囮としての効果も上がる」
冷徹な理屈。けれど、その手は不器用にアルノシトの襟元を合わせてくれていた。
「金貨や時計は……いざという時に床に落とせば、気をそらせるかもしれない」
金に目がくらむような連中であれば。襟を整えてもらいながらアルノシトはポケットの中の鎖に指で触れる。
かちゃり、と音が響いた気がして、慌てて動きを止めた。
「……これ、大切なものじゃ」
「君が生き残るための道具になるなら、それが一番の使い道だ」
有無を言わせない迫力。
アルノシトは唇を噛み締め、深呼吸。
重い。
けれど、物理的な重さ以上に、守られているという実感が、震える足を支えてくれる気がした。
「……必ず、返しに行きますから」
「ああ。必ず受け取りに行く」
──返さなきゃ。
回想を振り切るように、さらに足を速める。
背後から、複数の足音と怒号が迫ってくるのが聞こえた。
「待て! そっちへ行ったぞ!」
「おい、今のコート……総帥だ! 間違いない!」
作戦通りだ。暗闇の中で翻る上質なコートを見て、奴らは完全にアルノシトをルートヴィヒだと誤認している。
だが、距離が詰まってきている。
このままでは追いつかれる。
──この先、道は──
アルノシトは角を曲がり、わざと崩落しかけた危険な区画へと足を踏み入れた。
同時に、向かい側の通路に向かって、金貨を数枚掴んで放り投げる。
旧水道を照らす追手の灯りが、投げつけられた金貨を映し出す。暗闇の中で綺羅星のように輝いたそれに追手の足が止まる。
「き、金……?!」
「馬鹿野郎、そんなもんに気を取られるな! 見失うぞ」
その一瞬の時間でアルノシトは通路の隙間に滑り込んだ。崩落した柱の間から滑り込んだ先は何も見えない。後ろで騒いでいる追手がすぐに滑り込んでくる気配はない。
は、は、と荒い息を整えながら手を伸ばす。壁に触れた。
自分の位置を確認。新しい目的地への道順。
──アルノシトが向かう先は、工業地帯の手前の倉庫街。
ルートヴィヒの屋敷からは遠い位置。それにくわえて、倉庫街なら自分の店の常連客や顔見知りも何人か働いている。
彼らを巻き込んでいいのかどうか。
それはまだ迷っているけれど。
そうでなくても、幼いころから慣れ親しんだ場所。歩きながら地図を構築するこの場所よりはよほど逃げやすいはずだ。
ふー、と大きく息を吐く。油断すると泣き言を考えそうになってしまう。
今、自分がするべきこと。
それを確認するために、サイズの合わないコートの袖を折り直し、襟を整えた。
◇◇◇◇◇
アルノシトに教えてもらった道をルートヴィヒは走っていた。
手元には細く絞った鉱山灯の試作品。頼りない光は今にも消えそうな弱さだが、それすらなければ満足に歩くことも出来ない自分の不甲斐なさが、地面を蹴る足に力を込める。
囮になる、と言った彼を引き留められなかった。彼の提案よりも確実な案を出せなかった。
一般人を巻き込んだ挙句に、自分のために犠牲にした──いや、させない。
それだけは絶対だ。ルートヴィヒの足に更に力がこもる。
自分の足音か、追手の音か。暗い通路の先で揺れる灯りが見えたが、迂回している余裕はない。
──左。二つ。Y字。右。――右の壁。脇道。
その道から外れたら、自分はもう戻れない──自ら囮をかってくれた彼も道連れにしてしまう。
迂回は出来ない。ならば──
走りながら光量を最大に。だが、灯はすぐには応えない。圧縮石の発光は、じわりと遅れて増す。明るさを増していく灯りに向こうも気づいた。
影は二人。足の運び方、動き方からすると訓練された者ではない。
「何だ……?」
動きを止めた灯りへと試作品を投げつける。限界まで増した光が、暗闇の中で眼をそむけたくなるほどに眩しく輝く。
「ぐあっ、目が!」
かぁん、と乾いた音を立てて壁にぶつかった試作品が転がるまでの刹那。
走り込んだルートヴィヒは肩で一人を壁に叩きつけ、もう一人の膝を刈った。倒れる音が出る前に、身体はもうその隙間を抜けている。とどめを刺すことも、雇い主を吐かせることも後回しだ。
今することは──
がしゃん。
行き交う通りに響く金属音。立ち入り禁止の看板を中から打ち破り、錆びた扉から突然現れた人物に注目が集まる。
髪も顔も泥だらけ。破けたシャツ、口元をハンカチで覆った様は、追われて逃げて来た人物そのもの。
悲鳴とざわめきを背に、真っ直ぐに向かった先はベーレンドルフ邸の正門。当然、門番たちが血相を変えて駆け寄って来る。
「貴様、止まらないと──」
手が銃にかかると同時、ルートヴィヒはハンカチをかなぐり捨てた。
「私だ!」
「そ、総帥……!?」
あまりの姿に絶句する彼らへ、間髪入れずに命令を叩きつける。
「馬を。それとエトガルに連絡を入れろ……早く!」
心臓が破裂しそうだ。足元の泥が靴を掴もうとするのを、無理やり振りほどいて駆ける。
呼吸をするたびに、肺が焼けるように熱い。
だが、それ以上に身体が重かった。
泥水を吸った靴のせいだけではない。肩にのしかかるコートの重みだ。
──重い、なぁ。
サイズが合わない袖をまくり上げながら、走り続ける。
この重さは、あの人の命の重さだ。
──数分前。別れ際の記憶が蘇る。
「──これを」
そう言って、ルートヴィヒは着ていたコートをアルノシトに着せた。
あたたかい。こんな状況でも、驚くほど手触りが良く、見た目よりは軽い……が、サイズが大きい。邪魔になる袖口を折りたたんでいると、いくばくかの金貨と懐中時計を渡される。
「あの」
質問したいことはたくさんあるが、あまり言葉を多くしては、話す声で気付かれてしまうかも知れない。
控えめな視線にルートヴィヒは顔をやや俯けた。
「ささやかだが、刃を受ける程度の細工はある」
周囲を気にするように声を落とす。どこかで水滴が落ちた音だけが響く。
「……それに、そのコートを着て走れば、囮としての効果も上がる」
冷徹な理屈。けれど、その手は不器用にアルノシトの襟元を合わせてくれていた。
「金貨や時計は……いざという時に床に落とせば、気をそらせるかもしれない」
金に目がくらむような連中であれば。襟を整えてもらいながらアルノシトはポケットの中の鎖に指で触れる。
かちゃり、と音が響いた気がして、慌てて動きを止めた。
「……これ、大切なものじゃ」
「君が生き残るための道具になるなら、それが一番の使い道だ」
有無を言わせない迫力。
アルノシトは唇を噛み締め、深呼吸。
重い。
けれど、物理的な重さ以上に、守られているという実感が、震える足を支えてくれる気がした。
「……必ず、返しに行きますから」
「ああ。必ず受け取りに行く」
──返さなきゃ。
回想を振り切るように、さらに足を速める。
背後から、複数の足音と怒号が迫ってくるのが聞こえた。
「待て! そっちへ行ったぞ!」
「おい、今のコート……総帥だ! 間違いない!」
作戦通りだ。暗闇の中で翻る上質なコートを見て、奴らは完全にアルノシトをルートヴィヒだと誤認している。
だが、距離が詰まってきている。
このままでは追いつかれる。
──この先、道は──
アルノシトは角を曲がり、わざと崩落しかけた危険な区画へと足を踏み入れた。
同時に、向かい側の通路に向かって、金貨を数枚掴んで放り投げる。
旧水道を照らす追手の灯りが、投げつけられた金貨を映し出す。暗闇の中で綺羅星のように輝いたそれに追手の足が止まる。
「き、金……?!」
「馬鹿野郎、そんなもんに気を取られるな! 見失うぞ」
その一瞬の時間でアルノシトは通路の隙間に滑り込んだ。崩落した柱の間から滑り込んだ先は何も見えない。後ろで騒いでいる追手がすぐに滑り込んでくる気配はない。
は、は、と荒い息を整えながら手を伸ばす。壁に触れた。
自分の位置を確認。新しい目的地への道順。
──アルノシトが向かう先は、工業地帯の手前の倉庫街。
ルートヴィヒの屋敷からは遠い位置。それにくわえて、倉庫街なら自分の店の常連客や顔見知りも何人か働いている。
彼らを巻き込んでいいのかどうか。
それはまだ迷っているけれど。
そうでなくても、幼いころから慣れ親しんだ場所。歩きながら地図を構築するこの場所よりはよほど逃げやすいはずだ。
ふー、と大きく息を吐く。油断すると泣き言を考えそうになってしまう。
今、自分がするべきこと。
それを確認するために、サイズの合わないコートの袖を折り直し、襟を整えた。
◇◇◇◇◇
アルノシトに教えてもらった道をルートヴィヒは走っていた。
手元には細く絞った鉱山灯の試作品。頼りない光は今にも消えそうな弱さだが、それすらなければ満足に歩くことも出来ない自分の不甲斐なさが、地面を蹴る足に力を込める。
囮になる、と言った彼を引き留められなかった。彼の提案よりも確実な案を出せなかった。
一般人を巻き込んだ挙句に、自分のために犠牲にした──いや、させない。
それだけは絶対だ。ルートヴィヒの足に更に力がこもる。
自分の足音か、追手の音か。暗い通路の先で揺れる灯りが見えたが、迂回している余裕はない。
──左。二つ。Y字。右。――右の壁。脇道。
その道から外れたら、自分はもう戻れない──自ら囮をかってくれた彼も道連れにしてしまう。
迂回は出来ない。ならば──
走りながら光量を最大に。だが、灯はすぐには応えない。圧縮石の発光は、じわりと遅れて増す。明るさを増していく灯りに向こうも気づいた。
影は二人。足の運び方、動き方からすると訓練された者ではない。
「何だ……?」
動きを止めた灯りへと試作品を投げつける。限界まで増した光が、暗闇の中で眼をそむけたくなるほどに眩しく輝く。
「ぐあっ、目が!」
かぁん、と乾いた音を立てて壁にぶつかった試作品が転がるまでの刹那。
走り込んだルートヴィヒは肩で一人を壁に叩きつけ、もう一人の膝を刈った。倒れる音が出る前に、身体はもうその隙間を抜けている。とどめを刺すことも、雇い主を吐かせることも後回しだ。
今することは──
がしゃん。
行き交う通りに響く金属音。立ち入り禁止の看板を中から打ち破り、錆びた扉から突然現れた人物に注目が集まる。
髪も顔も泥だらけ。破けたシャツ、口元をハンカチで覆った様は、追われて逃げて来た人物そのもの。
悲鳴とざわめきを背に、真っ直ぐに向かった先はベーレンドルフ邸の正門。当然、門番たちが血相を変えて駆け寄って来る。
「貴様、止まらないと──」
手が銃にかかると同時、ルートヴィヒはハンカチをかなぐり捨てた。
「私だ!」
「そ、総帥……!?」
あまりの姿に絶句する彼らへ、間髪入れずに命令を叩きつける。
「馬を。それとエトガルに連絡を入れろ……早く!」
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
タトゥーの甘い檻
マリ・シンジュ
BL
執着系わんこ攻(大学生)× 高潔な美形教授受(30代)
どのお話も単体でお楽しみいただけます。
「先生、ここ……僕の瞳を入れるから。ずっと、僕だけを見てて」
真面目な大学教授・新城が、大学生の・羽生にだけ許した、あまりにも淫らな「わがまま」。
それは、誰にも見えない内腿の奥深くに、消えないタトゥーを刻むこと。
「下書き」と称して肌を赤く染めるペン先の冷たさ。
アトリエの無機質なライトの下、四つん這いで晒される大人の矜持。
ずっと年下の青年の、必死で、残酷で、純粋な独占欲。
愚かだと知りながら、新城はその熱に絆され、ゆっくりと「聖域」を明け渡していく――。
「……お前のわがままには、最後まで付き合う」
針が通るその時、二人の関係は一生消えない「共犯」へと変わる。
執着攻め×年上受け、密やかに刻まれる秘め事のお話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる