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6歳の俺
孤児6歳 9
俺は正面に立ち、それはそれは俺が崇高で崇拝な神であるかのように俺をただただ敬い続けるその男にこう言った。
『俺はいい人だから特に君に何か邪なことをするでもなく、生死に関わる事を強要することはないけれど、そう何も確認せずにこの同意書に署名するのはやめなよ?もし悪い人にでも悪用されたらどうするの?』
苦笑しながら俺は手元の紙を見つつも、その紙を突っ返すことはしない。こんな貴重な実験ざい……いや、実験た……まあ、そんな俺の趣味の一貫である研究に協力してくれる逸材を早々手放すわけにはいかないのでそうとしか言えないのだが。
そんなことを俺が言うとキョトンとした顔をして彼はこう言った。
『僕は殿下にならどうされてもなにされても殺されても苦しめられても犯されても構いません』
『それは俺が構うわ』
はあっと相変わらずおかしな言動をしているその男をあきれた顔で見る。それから、『まあ』っと言葉を付け加える。
『まあ、君がもし、もし俺のような善良な研究者ではなく、わるーいわるぅ~い誰かに変な実験されても、材料にされても、例えその過程で死に至っても、俺は君が目を覚ませば何事もなく、ただただいつも通りに今まで通りに生活を送れるようにするからいいんだけど』
とはいえ、ある程度、そう、ある程度は俺としては協力をする算段だ。だって同じ研究者として互いに協力し合うのは当然だ。その見返りに知識を得たいという下心があるが。
ただ、他人を使い、他人の人生を踏みにじり、尚且つそれを元通りにできないと豪語するようなものであれば俺の実験に協力してもらおうとは思う。
『大好きです殿下』
至極嬉しそうに蕩けた顔で惚けた声で彼はそう言って笑顔を見せた。
その後、数々の協力者が現れたのが記憶に新しく、そしてそこで俺の記憶はまた終わる。
****
体が思うように動かない。ぼやける視界のなか見えたのは俺の体。頭がない。ということは、今俺の頭は、どこかに置いてありその体が見える場所にあるのだろう。まるで、見せつけるように。よく分からないが、とりあえず頭はもとの場所に戻そう。それ、がったーい。
これは部分転移と勝手に俺が呼んでいる。
俺が先程頭と体を離しつつも生きていたのはそれをかけられていただけだ。普通生首だけになれば死ぬのは誰だって知っている。繰り返して言うが俺が生きていたのはその魔法を使われていたからである。とある一部だけ空間を曲げて他の場所に移動させる方法だ。やり方はいたってシンプル。その部分だけに転移魔法を施せばいいだけであり、元に戻すのも同じ要領で行う。
簡単であるが、知らない人からいれば先程の状況は悪質な悪戯である。俺がこうして冷静でいられるのは今までの研究成果があるからであって、普通であれば自分の頭のない体が椅子に座っていればトラウマモノ間違いなしだ。うん、きっとそう。それが子供であればなおさらパニックになるに違いない。
拘束もなにもされていない体を動かし俺は立ち上がる。それから周りを見渡し。息を飲んだ。
見渡す限り何やら液体の入った大きなガラス瓶がありそこには頭が二つのもの、足がいくつも生えているもの、虫のような羽を生やしたもの、などなどおおよそ人とは言いがたいそれらがその中に保管されていた。気味悪いことに、俺ぐらいの背丈のものしか並んでいない。子供好きなのだろうか。一瞬そんなことを考えたが、恐らく違うだろう。
おそらくは、子供が拐いやすく、死にやすく、捨てられやすく、捨てやすく、そして合わせやすいからだ。
子供の体は、俺くらいの歳の子供の体は発展途中とでもいえるまだ大人になっていない不完全な成長途上の真っ只中。この場合、恐らく俺の知りうる知識で一番これらに合致するとある実験をするに辺り完成されたものよりも途中から混ぜて成長させた方が成功率は高い。それは、俺が知っている。パーツを合わせるにしても太いものより細いものの方が切りやすい。
俺は別にそれらに関しては心底どうでもいいことではあるが、そう。先程の部分転移も彼、もしくは彼女の実験の一環であれば言いたいことがありそして、やらねばならないことがある。
ーーーひとまず、挨拶に向かうとするか。
俺はぐるんっと頭を動かしてそれを見た。こちらを観察して、監視しているそれを見た。それだけで、逆探知に引っ掛かるようなそんなおざなりの対策しかしていない同じ研究者として恥ずかしい限りのそいつの首元にそいつのちょうど近くにあった果物ナイフを突きつけながら、堂々と正面の机に座りながら俺はにっこりと微笑む。
「やあ、初めまして。俺はアズールっていうんだ、どうもこんにちは」
と、そこで、そいつ以外に誰かがいることに気がついた。それからキョトンと首をかしげる。
「エトさん?もしかして、この実験に荷担してたの?」
「え、あ……」
「いや、ああ、なるほど……」
俺ぐらいの、カイルくらいの歳の近い子供が数々並んでいる先程の光景を思い出した。
「坊っちゃんは、実験材料にされないってところか?」
「……っ!」
俺がそう言うと分かりやすくびくりとエトさんが体を震わせた。いや、いやいやいや、別に彼の行いは正しい。どう考えても数日知り合った子供よりも苦楽を共にしたとも言えるカイルの方を大事にするのは当たり前である。であるが、こんな風に俺が今思えるのは彼らが俺にとって脅威でも何でもなく、さしあたって自分のみがどうこうされるような事はないからだ。これが危機を感じるような事態であれば、この悪魔め!!人殺し!!っと声を大にして容赦なく罵るところだ。しないけど。
そんなことを思考していると目の前の男が俺の首を掴んだ。
「アズール君!!」
「すこぉ~し魔法が使えるだけで調子乗るからだ!!まあ精々俺の実験の役に立ってくれよぉ!?」
ぐぐぐっと首に圧迫感を感じる。俺はすぐにその男の目に持っていたナイフを突きつけた。ひっとひきつった声をあげたあとその男は悲鳴をあげた。俺はけほけほと一応苦しかったので咳き込みつつも冷めた目で傷口を押さえている男を見下ろす。
「くそぉ、くそ!くそがぁ!!このガキぃ!!殺す!!ぜってぇ殺すぅ!!!」
「あのさぁ、俺も曲がりなりにも研究者の端くれだから言いたいんだけど、実験に協力して欲しいときはまず同意書を持ってきて懇切丁寧に実験内容を教え、そのあとで協力してくれるかどうかを検討してもらうっていうのが一連の流れだと思うんだけど。あと、協力してくれているでしょ?そんな上から目線で相手が手伝ってくれると思ってるの?君と俺は友人でも何でもないし、あの中にいる子達もそうでしょ?そういう態度は改めた方がいいよ。それからーーー」
「地獄の炎!!」
「うわ、危な」
彼の周りに炎がとぐろを巻くように現れ、俺に襲いかかる。俺は驚いてその魔法をキャンセルさせてもらった。というか、まだ言いたいことがあるのに、聞きたいことがあるのに人の話の途中で魔法を発動させるなんてなんて常識のない大人。こんな大人にはなりたくないなぁ。
「あと、たぶん、地獄の炎だと思うよ」
「いぎゃあああああっ!!!!」
俺は彼の目に刺さったナイフを引き抜いて直ぐに治した。地獄の炎は発動していない。そんなことしたらこの場所に何も残らないからだ。
痛みは引いたというのに床にのたうち回っているので落ち着くまで放っておくことにしてエトさんに顔を向ける。
「ルチアーノはいないよね?」
「あ、は、はい……」
「そう、ならいいや。ねえ、落ち着いた?」
「……っ!!」
果物ナイフについた血を払いながら彼を見て彼はようやく目が正常に戻ったことに気がついたようで、先程の動揺っぷりとは打って代わり俺を睨み付ける。
「ちゃんと見えてるようでよかったよ。で、あの子達を早く元に戻してあげてよ」
「はあ?ああ、もしかして、知り合いでもいたのか?ふぅん?」
どこをどうとったら知り合いだと思うのか分からないんだが。俺がそんなことを思っていると、悪どい笑顔を浮かべてその男は高らかに笑い声をあげた。
「もうあいつらは俺の実験材料になったから元に戻らねえよ。残念だったなぁ!!」
声でけえなこいつ。というか、え?何て言った?
「元に戻せないの?」
「ああ、もう完全に融合して元の体に退化することはできない!!」
「他人の人生壊しておいて、他人の体を弄んでおいて、他人の尊厳を踏みにじっておいて、元に戻せないの?君、どんな神経してるの。てか、威張って言うことじゃないよ」
同じ研究者として恥ずかしい限りだよ全く。やれやれっと肩をすくめて俺はため息をついた。もう、彼に用はない。
「寝てな」
ぱちんっと指を鳴らすとがくんと男の体が倒れ込んだ。睡眠魔法をかけたので彼は寝息をたてて夢の中だ。さて、とりあえずあの子達を元に戻すか。
その前に、ケイリーさんに通報しないといけないよね。
『俺はいい人だから特に君に何か邪なことをするでもなく、生死に関わる事を強要することはないけれど、そう何も確認せずにこの同意書に署名するのはやめなよ?もし悪い人にでも悪用されたらどうするの?』
苦笑しながら俺は手元の紙を見つつも、その紙を突っ返すことはしない。こんな貴重な実験ざい……いや、実験た……まあ、そんな俺の趣味の一貫である研究に協力してくれる逸材を早々手放すわけにはいかないのでそうとしか言えないのだが。
そんなことを俺が言うとキョトンとした顔をして彼はこう言った。
『僕は殿下にならどうされてもなにされても殺されても苦しめられても犯されても構いません』
『それは俺が構うわ』
はあっと相変わらずおかしな言動をしているその男をあきれた顔で見る。それから、『まあ』っと言葉を付け加える。
『まあ、君がもし、もし俺のような善良な研究者ではなく、わるーいわるぅ~い誰かに変な実験されても、材料にされても、例えその過程で死に至っても、俺は君が目を覚ませば何事もなく、ただただいつも通りに今まで通りに生活を送れるようにするからいいんだけど』
とはいえ、ある程度、そう、ある程度は俺としては協力をする算段だ。だって同じ研究者として互いに協力し合うのは当然だ。その見返りに知識を得たいという下心があるが。
ただ、他人を使い、他人の人生を踏みにじり、尚且つそれを元通りにできないと豪語するようなものであれば俺の実験に協力してもらおうとは思う。
『大好きです殿下』
至極嬉しそうに蕩けた顔で惚けた声で彼はそう言って笑顔を見せた。
その後、数々の協力者が現れたのが記憶に新しく、そしてそこで俺の記憶はまた終わる。
****
体が思うように動かない。ぼやける視界のなか見えたのは俺の体。頭がない。ということは、今俺の頭は、どこかに置いてありその体が見える場所にあるのだろう。まるで、見せつけるように。よく分からないが、とりあえず頭はもとの場所に戻そう。それ、がったーい。
これは部分転移と勝手に俺が呼んでいる。
俺が先程頭と体を離しつつも生きていたのはそれをかけられていただけだ。普通生首だけになれば死ぬのは誰だって知っている。繰り返して言うが俺が生きていたのはその魔法を使われていたからである。とある一部だけ空間を曲げて他の場所に移動させる方法だ。やり方はいたってシンプル。その部分だけに転移魔法を施せばいいだけであり、元に戻すのも同じ要領で行う。
簡単であるが、知らない人からいれば先程の状況は悪質な悪戯である。俺がこうして冷静でいられるのは今までの研究成果があるからであって、普通であれば自分の頭のない体が椅子に座っていればトラウマモノ間違いなしだ。うん、きっとそう。それが子供であればなおさらパニックになるに違いない。
拘束もなにもされていない体を動かし俺は立ち上がる。それから周りを見渡し。息を飲んだ。
見渡す限り何やら液体の入った大きなガラス瓶がありそこには頭が二つのもの、足がいくつも生えているもの、虫のような羽を生やしたもの、などなどおおよそ人とは言いがたいそれらがその中に保管されていた。気味悪いことに、俺ぐらいの背丈のものしか並んでいない。子供好きなのだろうか。一瞬そんなことを考えたが、恐らく違うだろう。
おそらくは、子供が拐いやすく、死にやすく、捨てられやすく、捨てやすく、そして合わせやすいからだ。
子供の体は、俺くらいの歳の子供の体は発展途中とでもいえるまだ大人になっていない不完全な成長途上の真っ只中。この場合、恐らく俺の知りうる知識で一番これらに合致するとある実験をするに辺り完成されたものよりも途中から混ぜて成長させた方が成功率は高い。それは、俺が知っている。パーツを合わせるにしても太いものより細いものの方が切りやすい。
俺は別にそれらに関しては心底どうでもいいことではあるが、そう。先程の部分転移も彼、もしくは彼女の実験の一環であれば言いたいことがありそして、やらねばならないことがある。
ーーーひとまず、挨拶に向かうとするか。
俺はぐるんっと頭を動かしてそれを見た。こちらを観察して、監視しているそれを見た。それだけで、逆探知に引っ掛かるようなそんなおざなりの対策しかしていない同じ研究者として恥ずかしい限りのそいつの首元にそいつのちょうど近くにあった果物ナイフを突きつけながら、堂々と正面の机に座りながら俺はにっこりと微笑む。
「やあ、初めまして。俺はアズールっていうんだ、どうもこんにちは」
と、そこで、そいつ以外に誰かがいることに気がついた。それからキョトンと首をかしげる。
「エトさん?もしかして、この実験に荷担してたの?」
「え、あ……」
「いや、ああ、なるほど……」
俺ぐらいの、カイルくらいの歳の近い子供が数々並んでいる先程の光景を思い出した。
「坊っちゃんは、実験材料にされないってところか?」
「……っ!」
俺がそう言うと分かりやすくびくりとエトさんが体を震わせた。いや、いやいやいや、別に彼の行いは正しい。どう考えても数日知り合った子供よりも苦楽を共にしたとも言えるカイルの方を大事にするのは当たり前である。であるが、こんな風に俺が今思えるのは彼らが俺にとって脅威でも何でもなく、さしあたって自分のみがどうこうされるような事はないからだ。これが危機を感じるような事態であれば、この悪魔め!!人殺し!!っと声を大にして容赦なく罵るところだ。しないけど。
そんなことを思考していると目の前の男が俺の首を掴んだ。
「アズール君!!」
「すこぉ~し魔法が使えるだけで調子乗るからだ!!まあ精々俺の実験の役に立ってくれよぉ!?」
ぐぐぐっと首に圧迫感を感じる。俺はすぐにその男の目に持っていたナイフを突きつけた。ひっとひきつった声をあげたあとその男は悲鳴をあげた。俺はけほけほと一応苦しかったので咳き込みつつも冷めた目で傷口を押さえている男を見下ろす。
「くそぉ、くそ!くそがぁ!!このガキぃ!!殺す!!ぜってぇ殺すぅ!!!」
「あのさぁ、俺も曲がりなりにも研究者の端くれだから言いたいんだけど、実験に協力して欲しいときはまず同意書を持ってきて懇切丁寧に実験内容を教え、そのあとで協力してくれるかどうかを検討してもらうっていうのが一連の流れだと思うんだけど。あと、協力してくれているでしょ?そんな上から目線で相手が手伝ってくれると思ってるの?君と俺は友人でも何でもないし、あの中にいる子達もそうでしょ?そういう態度は改めた方がいいよ。それからーーー」
「地獄の炎!!」
「うわ、危な」
彼の周りに炎がとぐろを巻くように現れ、俺に襲いかかる。俺は驚いてその魔法をキャンセルさせてもらった。というか、まだ言いたいことがあるのに、聞きたいことがあるのに人の話の途中で魔法を発動させるなんてなんて常識のない大人。こんな大人にはなりたくないなぁ。
「あと、たぶん、地獄の炎だと思うよ」
「いぎゃあああああっ!!!!」
俺は彼の目に刺さったナイフを引き抜いて直ぐに治した。地獄の炎は発動していない。そんなことしたらこの場所に何も残らないからだ。
痛みは引いたというのに床にのたうち回っているので落ち着くまで放っておくことにしてエトさんに顔を向ける。
「ルチアーノはいないよね?」
「あ、は、はい……」
「そう、ならいいや。ねえ、落ち着いた?」
「……っ!!」
果物ナイフについた血を払いながら彼を見て彼はようやく目が正常に戻ったことに気がついたようで、先程の動揺っぷりとは打って代わり俺を睨み付ける。
「ちゃんと見えてるようでよかったよ。で、あの子達を早く元に戻してあげてよ」
「はあ?ああ、もしかして、知り合いでもいたのか?ふぅん?」
どこをどうとったら知り合いだと思うのか分からないんだが。俺がそんなことを思っていると、悪どい笑顔を浮かべてその男は高らかに笑い声をあげた。
「もうあいつらは俺の実験材料になったから元に戻らねえよ。残念だったなぁ!!」
声でけえなこいつ。というか、え?何て言った?
「元に戻せないの?」
「ああ、もう完全に融合して元の体に退化することはできない!!」
「他人の人生壊しておいて、他人の体を弄んでおいて、他人の尊厳を踏みにじっておいて、元に戻せないの?君、どんな神経してるの。てか、威張って言うことじゃないよ」
同じ研究者として恥ずかしい限りだよ全く。やれやれっと肩をすくめて俺はため息をついた。もう、彼に用はない。
「寝てな」
ぱちんっと指を鳴らすとがくんと男の体が倒れ込んだ。睡眠魔法をかけたので彼は寝息をたてて夢の中だ。さて、とりあえずあの子達を元に戻すか。
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