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17歳の俺
第4王子17歳 5
一先ず、魔物化したものの戻し方を俺は知っている。この部屋の中に材料が残っているようで作り出し、口を開かせて薬を流しいれる。げほげほっとせき込みながらしゅうっと煙を立てて倒れた。鑑定をすると元に戻ったようで安心する。
そのままティナに持たせて出ていくと、剣を持った兵士に囲まれた。手をあげて一応降伏のポーズをする。ティナが何かをしようとしたのでそれを止めておいた。
「何者だ!武器を捨てて膝をつけ!」
「あー……」
俺の知名度が低いのは仕方ないよねー?大人しく従おうとすると、さっと彼らの前に立ち、兵士たちを叱責した。
「お前たち!誰に向かって武器を向けている!」
「その方は第四王子殿下だぞ!」
ノルン君とノイン君だ。
彼らは膝をついて敬服のポーズをとる。同じように慌てて兵士も武器を収めて膝をついた。
いや、ごめんね。俺がこんなところに非公式で来るから悪いんだけども。
「顔をあげろ。私は非公式で此方に来ているんだ」
舐められると困るから威厳ある口調でそういう。声もいつもより低めだ。それから周りを見渡してふむっと頷く。
「ところで、これは何の騒ぎだ?」
知っているけど、知らん顔しよ。
俺の問いかけに、ノルン君が話し出す。
「此方に竜が出たという話を聞きまして、その討伐に参りました」
「竜?そんなものは居なかったぞ、いたのは魔導兵器だ」
「はっ?」
ティナに視線を向けるとティナは鞄からあの筒を出し、俺に渡す。俺はそれを受け取って良く見せた。この装置はどの魔導兵器にも入っているものであるので見ればすぐにわかるだろう。
「……っ」
「……ん?」
何か反応が薄い……?もしや魔導兵器ってここらへんじゃ一般化してない?いやいやそんな馬鹿な。え、いや、えっ!?
しかし、ここで動揺してはいけない。俺は今王子だ。王子なんだ!こんよく分からない人に舐められるわけにはいかない!!
ここは目をつぶってスルーで!
「安心していい。私が倒した。原因はこの者たちがこの中に入ったことで作動したのだろう」
ノルン君に近寄って筒を渡す。彼は恐る恐るそれを受け取る。
危ないもんじゃないから。大丈夫だから。
「ああ、それから、町で面白いうわさを聞いたんだが知っているか?」
俺がそう聞くとびくっとノルン君の体が震えた。
え、ごめん、そんなに威圧的だった?
俺がそう思っているとノイン君が声をあげた。
「それはどのような噂でしょうか」
「双子が災厄をもたらすと」
「噂は噂でございます」
「ああ、そうだな。実際大したことなかったし……」
「はい、左様でございます。殿下の実力であれば些細なことでしょう」
「う、うん」
持ち上げられて俺はそう答えるしかなった。とはいえ、彼らがあまり気にしていないようで良かった。このまま健やかに育って俺のことを綺麗さっぱり忘れてくれればいいよ。まだティファだと思ってるんだよね。多分。
「それは証拠品としてやろう。息災でな」
それをノイン君に渡して横を去ろうとした。そこで思い出したことがある。
「そうだ、ハンカチは持っているか?」
「は?」
「え?」
「何かあれば、いや、何かなくても不安なら燃やすと良い。俺がお前たちの力に……」
あ、やべ。
俺はどうしてこんなに迂闊なんだろうと毎回思うよ。うん、わかってる。でも心配なんだ。心配から来る言葉なんだ。分かるでしょ!ねえ!分かるよね!?
「ハンカチ……は、ティファから……」
「ティファ……が……あれ……?」
「大丈夫!思い出さなくていいから!君らぼーっとしてないで回収して!帰って!!」
俺があげたやつを言うと簡単に記憶が戻るのどうにかして!助けて!倒れちゃったし!
頭を押さえて彼らは気絶し倒れ込んでしまったので仕方なく、仕方なーく俺が両脇に抱えて馬車に放り込んだ。
俺の責任だから仕方ないよね。
「……俺の責任なので邸宅まで送ろう」
「い、いえ、殿下!そのような事は……っ!」
「俺がいいと言っているんだ。早く出せ」
同じように俺も馬車に乗るとティナも入ってきた。最後に何か言ったら兵士さん顔真っ青になってた。何言ったの君。
ノイン君とノルン君を座らせた。向かいに俺とティナが座ると、馬車がゆっくりと動き出す。俺ははあっとため息をついて頭を抱える。
今のうちに記憶にカギ閉めてた方がいいかな。
「殿下、彼らと知り合いなのですか」
「え、まあ……」
「……そうですか」
ティナがじとっと二人を睨みつけていた。暫く無言の空間が続きガタンっと大きく馬車が動いた。ティナの体が前方に傾いたので思わず受け止めるとばっとティナが勢いよく端っこに飛びのいた。
それから顔を真っ赤にして器用に椅子で土下座をする。
「も、申し訳ありません!申し訳ありません!!」
「え、いやいやそんなに謝らなくていいから!」
「い、いえ!いえ!」
そう言ってティナが首を振るが顔は椅子に着つけたままだ。そんなにしなくたっていいのに。気にしてないから。
因みに向かいの二人は大丈夫だ。面白いバランス感覚だが、倒れていないようで何よりだ。
ティナが落ち着いたころに、きちんと座らせた。それでも彼らは起きず、というより森の中が暗くなってきた。まだ時間的には昼間過ぎなのに。俺は事が済んだら速攻で帰ってるから新鮮だ。そんな事を思っていると馬車が停まる。まだ森の中なのにだ。
きょとんとしていると扉をノックする音が聞こえた。ティナがすぐに扉を開けて外に行く。
俺は彼が戻ってくるまで
黙って待っていると再びノック音がしたので扉を開けるとティナが入ってきた。
「何だって?」
「ここらへんで野宿を、と」
「ええ?ご子息倒れたのに暢気すぎない?ただ気絶してるだけだけどさ」
「そうですね。どうでもいいんじゃないですか?」
君はさらっとそういうこと言うね。
「俺らのテントがあるとは思えないから出したほうがいい?」
「自分が持っていますのでご心配なく。出来ましたらお呼びしますのでどうぞゆっくり待っていてください」
「え、手伝……あ」
俺がそう言う前にバタンと扉が閉められた。ティナはせっかちだ。俺はそう思いながら、まあ一応王子だしと思いその場にいる事にする。
あ、そうだ。今のうちに記憶に鍵しちゃおう。ルチアーノの二の舞にならないように……っと。
俺はそう思い席を立って二人の頭を触ろうとして、がっと手首を掴まれた。
びくっと体を震わせると、目の前の人物が同時にぱちっと瞳を開けた。げっと声をあげて、慌ててそれを振りほどいて出ていこうとするが、腕を掴まれて引っ張られる。
体が傾き、椅子に座らせられると肩を強く掴まれた。それから間髪入れずに上に乗っかるので身動きが取れない。
「うわっ!」
「どこ行くの?」
ぐいっと顎を掴まれて眼前にノイン君の顔が広がる。まずい、逃げ損ねた上にこれでは身動きが取れない。じっと見つめられて視線が泳ぐ。
「逃げようとしたように見えたけど、そんなことないよね?」
「う、うん。勿論だよ」
「そう……」
「そうそう!だから、その、降りてくれると……」
そう言うと彼は隣に座る。その事にほっとしながら次に黙っているノルン君を見る。というか、あれ、ノルン君心なしか顔が赤いような……?考えるまでもなく怒ってらっしゃる。そうだよねノルン君は既に会ってるもんね。うう、こうなる予定ではなかったのに……。
「ノ、ノルン君、あの……」
俺が声をかけるとびくっとノルン君が体を震わせて慌てたように声をだす。
「あ、えっと、えっと、ご、ごめんなさい!!いや!別にあの時言おうとした言葉は何も嘘じゃないんだけど、その、あの、でも……っ!!」
「う、うん。落ち着いて?」
何のことかさっぱり分かんないから。
俺がそういうと、あうあうっとノルン君は真っ赤な顔でそう言葉を発しながら頬を抑える。
「何だか分からないけど、気にしてないから」
「え!?あ、あ、うん、そう、だよね。なんでなのか分からないけど忘れてたんだし……」
「い、いや!それは君達のせいじゃないから気に病むことは無いよ!」
実際俺は君達の記憶がないことを良いことに改竄しようとしたんだから。申し訳なさで死にそう。胸が痛いよ。
「ところで、どうして竜退治に来てるのかとか改めて聞いてもいい?」
こうなってしまった以上、友達としてずかずかと話を聞くことにしよう。後、パーティーで知らない子がいたことも聞きたいし。
俺がそう聞くと二人は顔を見合わせて話し出した。
そのままティナに持たせて出ていくと、剣を持った兵士に囲まれた。手をあげて一応降伏のポーズをする。ティナが何かをしようとしたのでそれを止めておいた。
「何者だ!武器を捨てて膝をつけ!」
「あー……」
俺の知名度が低いのは仕方ないよねー?大人しく従おうとすると、さっと彼らの前に立ち、兵士たちを叱責した。
「お前たち!誰に向かって武器を向けている!」
「その方は第四王子殿下だぞ!」
ノルン君とノイン君だ。
彼らは膝をついて敬服のポーズをとる。同じように慌てて兵士も武器を収めて膝をついた。
いや、ごめんね。俺がこんなところに非公式で来るから悪いんだけども。
「顔をあげろ。私は非公式で此方に来ているんだ」
舐められると困るから威厳ある口調でそういう。声もいつもより低めだ。それから周りを見渡してふむっと頷く。
「ところで、これは何の騒ぎだ?」
知っているけど、知らん顔しよ。
俺の問いかけに、ノルン君が話し出す。
「此方に竜が出たという話を聞きまして、その討伐に参りました」
「竜?そんなものは居なかったぞ、いたのは魔導兵器だ」
「はっ?」
ティナに視線を向けるとティナは鞄からあの筒を出し、俺に渡す。俺はそれを受け取って良く見せた。この装置はどの魔導兵器にも入っているものであるので見ればすぐにわかるだろう。
「……っ」
「……ん?」
何か反応が薄い……?もしや魔導兵器ってここらへんじゃ一般化してない?いやいやそんな馬鹿な。え、いや、えっ!?
しかし、ここで動揺してはいけない。俺は今王子だ。王子なんだ!こんよく分からない人に舐められるわけにはいかない!!
ここは目をつぶってスルーで!
「安心していい。私が倒した。原因はこの者たちがこの中に入ったことで作動したのだろう」
ノルン君に近寄って筒を渡す。彼は恐る恐るそれを受け取る。
危ないもんじゃないから。大丈夫だから。
「ああ、それから、町で面白いうわさを聞いたんだが知っているか?」
俺がそう聞くとびくっとノルン君の体が震えた。
え、ごめん、そんなに威圧的だった?
俺がそう思っているとノイン君が声をあげた。
「それはどのような噂でしょうか」
「双子が災厄をもたらすと」
「噂は噂でございます」
「ああ、そうだな。実際大したことなかったし……」
「はい、左様でございます。殿下の実力であれば些細なことでしょう」
「う、うん」
持ち上げられて俺はそう答えるしかなった。とはいえ、彼らがあまり気にしていないようで良かった。このまま健やかに育って俺のことを綺麗さっぱり忘れてくれればいいよ。まだティファだと思ってるんだよね。多分。
「それは証拠品としてやろう。息災でな」
それをノイン君に渡して横を去ろうとした。そこで思い出したことがある。
「そうだ、ハンカチは持っているか?」
「は?」
「え?」
「何かあれば、いや、何かなくても不安なら燃やすと良い。俺がお前たちの力に……」
あ、やべ。
俺はどうしてこんなに迂闊なんだろうと毎回思うよ。うん、わかってる。でも心配なんだ。心配から来る言葉なんだ。分かるでしょ!ねえ!分かるよね!?
「ハンカチ……は、ティファから……」
「ティファ……が……あれ……?」
「大丈夫!思い出さなくていいから!君らぼーっとしてないで回収して!帰って!!」
俺があげたやつを言うと簡単に記憶が戻るのどうにかして!助けて!倒れちゃったし!
頭を押さえて彼らは気絶し倒れ込んでしまったので仕方なく、仕方なーく俺が両脇に抱えて馬車に放り込んだ。
俺の責任だから仕方ないよね。
「……俺の責任なので邸宅まで送ろう」
「い、いえ、殿下!そのような事は……っ!」
「俺がいいと言っているんだ。早く出せ」
同じように俺も馬車に乗るとティナも入ってきた。最後に何か言ったら兵士さん顔真っ青になってた。何言ったの君。
ノイン君とノルン君を座らせた。向かいに俺とティナが座ると、馬車がゆっくりと動き出す。俺ははあっとため息をついて頭を抱える。
今のうちに記憶にカギ閉めてた方がいいかな。
「殿下、彼らと知り合いなのですか」
「え、まあ……」
「……そうですか」
ティナがじとっと二人を睨みつけていた。暫く無言の空間が続きガタンっと大きく馬車が動いた。ティナの体が前方に傾いたので思わず受け止めるとばっとティナが勢いよく端っこに飛びのいた。
それから顔を真っ赤にして器用に椅子で土下座をする。
「も、申し訳ありません!申し訳ありません!!」
「え、いやいやそんなに謝らなくていいから!」
「い、いえ!いえ!」
そう言ってティナが首を振るが顔は椅子に着つけたままだ。そんなにしなくたっていいのに。気にしてないから。
因みに向かいの二人は大丈夫だ。面白いバランス感覚だが、倒れていないようで何よりだ。
ティナが落ち着いたころに、きちんと座らせた。それでも彼らは起きず、というより森の中が暗くなってきた。まだ時間的には昼間過ぎなのに。俺は事が済んだら速攻で帰ってるから新鮮だ。そんな事を思っていると馬車が停まる。まだ森の中なのにだ。
きょとんとしていると扉をノックする音が聞こえた。ティナがすぐに扉を開けて外に行く。
俺は彼が戻ってくるまで
黙って待っていると再びノック音がしたので扉を開けるとティナが入ってきた。
「何だって?」
「ここらへんで野宿を、と」
「ええ?ご子息倒れたのに暢気すぎない?ただ気絶してるだけだけどさ」
「そうですね。どうでもいいんじゃないですか?」
君はさらっとそういうこと言うね。
「俺らのテントがあるとは思えないから出したほうがいい?」
「自分が持っていますのでご心配なく。出来ましたらお呼びしますのでどうぞゆっくり待っていてください」
「え、手伝……あ」
俺がそう言う前にバタンと扉が閉められた。ティナはせっかちだ。俺はそう思いながら、まあ一応王子だしと思いその場にいる事にする。
あ、そうだ。今のうちに記憶に鍵しちゃおう。ルチアーノの二の舞にならないように……っと。
俺はそう思い席を立って二人の頭を触ろうとして、がっと手首を掴まれた。
びくっと体を震わせると、目の前の人物が同時にぱちっと瞳を開けた。げっと声をあげて、慌ててそれを振りほどいて出ていこうとするが、腕を掴まれて引っ張られる。
体が傾き、椅子に座らせられると肩を強く掴まれた。それから間髪入れずに上に乗っかるので身動きが取れない。
「うわっ!」
「どこ行くの?」
ぐいっと顎を掴まれて眼前にノイン君の顔が広がる。まずい、逃げ損ねた上にこれでは身動きが取れない。じっと見つめられて視線が泳ぐ。
「逃げようとしたように見えたけど、そんなことないよね?」
「う、うん。勿論だよ」
「そう……」
「そうそう!だから、その、降りてくれると……」
そう言うと彼は隣に座る。その事にほっとしながら次に黙っているノルン君を見る。というか、あれ、ノルン君心なしか顔が赤いような……?考えるまでもなく怒ってらっしゃる。そうだよねノルン君は既に会ってるもんね。うう、こうなる予定ではなかったのに……。
「ノ、ノルン君、あの……」
俺が声をかけるとびくっとノルン君が体を震わせて慌てたように声をだす。
「あ、えっと、えっと、ご、ごめんなさい!!いや!別にあの時言おうとした言葉は何も嘘じゃないんだけど、その、あの、でも……っ!!」
「う、うん。落ち着いて?」
何のことかさっぱり分かんないから。
俺がそういうと、あうあうっとノルン君は真っ赤な顔でそう言葉を発しながら頬を抑える。
「何だか分からないけど、気にしてないから」
「え!?あ、あ、うん、そう、だよね。なんでなのか分からないけど忘れてたんだし……」
「い、いや!それは君達のせいじゃないから気に病むことは無いよ!」
実際俺は君達の記憶がないことを良いことに改竄しようとしたんだから。申し訳なさで死にそう。胸が痛いよ。
「ところで、どうして竜退治に来てるのかとか改めて聞いてもいい?」
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