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終 章 ヴィクトリア編
第95話 招かざる編入生達(表)
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「聞いて驚きなさい! 私の名前はロベリア・マルクス・ドゥーベ、ドゥーベ王国の第一王女にして可憐なる若き聖女。プリンセスブルー・ロベリアとは私の事よ! おほほほほ」
「「「「……」」」」
余りにも酷い自己紹介に、クラス中の生徒たちが思わず唖然とする。
百歩譲って第一王女と若き聖女までは認めよう。他国の事情までは関わるつもりもないので、次期《若き》聖女というのもあながち間違っていないのかもしれない。
だけど自分で聞いて驚きなさいと前振りされても、申し訳ないがこのレガリアでは誰一人としてドゥーベ王国の王族事情など知らないだろう。そもそも自分でプリンセスブルーとか名乗って恥ずかしくないのかしら。
「ねぇ、ミリィ。ストロベリーブロンド・ミリィってのはどうかなぁ?」
クラス中が唖然とする中、隣の席からアリスが小声で話しかけてくる。
「なんの話よ、それ」
ジト目でアリスの方を見つめ、またどうせロクでもないことない事言い出すのだろうと思っていると。
「もちろんミリィの二つ名だよ。ねぇ、可愛くない?」
ブフッ
コラコラコラ、こんなところで対抗意識を燃やしてるんじゃないわよ。
その前に私の髪はただのブロンドであって、間違ってもピンクがかってはいない。アリスのことだから響きが良いからとか単純な考え方からなんだろうけど、申し訳ないがそんな小っ恥ずかしい二つ名など全力でお断りしたい。
「悪いけど却下よ。それより忘れていないでしょうね、昨日言ったこと」
「もう、しつこいなぁ。ちゃんと覚えてるよぉ」
アリスにはドゥーベ組が編入してくるとわかった日から『近づくな』『話しかけるな』『見つめるな』と散々周りからも言い含めてきた。
それもそうだろう、ロベリアはどうかは知らないが、ライナスの方は間違いなくアリス狙いだ。そうでなければ夜会で騒ぎを起こしておいて、こんなにすんなりドゥーベ側が謝罪をし、あまつさえ正式な編入手続きまで行えるはずがない。
どうせどんな手を使ってでもレガリア行きを決めてこいと、むりやり家臣にでも命じたのだろう。
「おーほほほほ、私のことをもっともっと褒め称えてくれてもいいのよ。おーほほほほ」
「はぁ、このバカと付き合うのがあと1年半も続くかと思うと流石に辛いわね」
思わずため息とともに本音が漏れるのだった。
「で、そっちの方はどうだったのよ?」
午前中の授業が終わり、食堂でリコと合流して女性陣で一時のランチタイムを楽しむ。
このヴィクトリア学園では1学年に2クラス。私達の年では王族である私と、四大公爵家からジークとアストリア、それにルテア。さらに国王《父様》の従兄弟にあたるアルフレート侯爵家のリコまでもがいる。
さすがにこのメンバーが全員同じクラスと言うわけにもいかず、リコとアストリアだけは別クラスとなっている。
まぁ、私達のクラスの方が濃厚と言われればその通りだが、ここはアリス包囲網として大目に見てもらいたい。
そしてドゥーベ組だが、私達のクラスにロベリアとシオン。リコ達のクラスにライナスを割り振った。
本来厳正なる割り振りをするべきなのだろが、流石に甘い顔はできないとと言うことで、人知れずみえない力が働いている。
なぜこのような割り振りにしたかと言うと、アリスにとっては危険人物であるライナスを引き離し、後でごたごたする前にシオンの存在を先にアリス見せる為に同じクラスとし、ロベリアはバカ王子と同じクラスにするのはさすがにアストリア達でも無理だろうとの判断で引き離した。
結果的にこちらの疲労度はMAXに近い状態だが、目の前にいるリコの様子を見るに、あちらも相当振り回されでもしたのうだろう。
「はぁーーー、どう説明すればいいんでしょうか」
リコが深いため息をつき、額を抑えるようにしばし考える。
「おバカなデイジーとイリアを同時に100人相手にし、そこにアリスが100人絡んきた、ぐらいでしょうか」
一度頭の中でデージーを100人思い浮かべ、そのあと対立させる形でイリアを100人想像する。それだけなら爆薬をしかけて一気に吹っ飛ばすぐらいはゆるされるだろうが、天然トラブルメーカーのアリスが絡むと、さすがに爆薬はまずいだろうとの判断で仲裁に入る。それも100人分……。
想像するだけでも頭を抱えて逃げ出したくなるだろう。
「あぁー、それはさすがに辛いわ。アリスが絡むと力押しって訳にもいかないからね」
「ですね。アリスが精霊の力で自身を守ってくれれば、爆薬の一つで一気に吹き飛ばせるんですが。はぁ……」
私の言葉にリコがため息まじりに賛同する。って、本気で爆薬の使用を考えてたんかい!
「あのー、よくわかんないんだけど、イリアさんがいる時点で爆薬はまずいと思うんだけど」
「その前になんで私が出てくるのよぉ~」
そしてルテアとアリスは完全に蚊帳の外に置かれていた。
「それで、ミリィの方はどうだったんですか?」
リコが私にだけ分かるようにチラッとアリスの方に視線を送り、質問を投げかけてくる。
恐らく質問の意味は、シオンとのファーストコンタクトはどうだったのかと言う意味であろう。
「問題ないわ」
と口にし、その後ため息まじりに
「……と言いたいところだけど、天然バージョンのアリスが200人いると言えば分かってもらえるかしら」
「あぁー、それは流石に心情をお察しします」
最初の言葉はアリスのシオンに対する答えで、その後続くのはロベリア達に対する疲れ。
シオンの件はリコが事前に仕掛けてくれた数々の布石で『へぇー、アンテーゼってよくある名前なんだねぇ』で、アリスは完全に信用し、またドゥーベ側にはアリスはハルジオン公爵家の所縁《ゆかり》のもの、と完全に誤魔化せている。
アリスは以前スチュワート学園でアンテーゼと名乗った事があるらしいが、幸いなことに、当時同学年であった生徒たちは全員が卒業し、ヴィクトリア学園に編入してからは悪い虫が付かないよう、ハルジオンと名乗らせている。
中にはスチュワート学園からの編入を疑問視する者もいるだろうが、私やルテア達の中に自然と溶け込んでいる様子を見ては、わざわざリスクを冒してまで声を上げる者はいないだろう。
そういえば以前、デージーが母様とラーナ様から矯正を受けたって噂が流れてたわね。その原因がスチュワートの学生に対する接し方が悪かったと聞かされれば、興味深さにアリスの事情を深く追求するバカはいないだろう。
「ねぇ、さっきから私が比較対象に上がってるんだけど……」
「アリスちゃん1人ならいいんだけれど、さすがに200人はちょっと……」
再び蚊帳の外に置かれたアリスとルテアがボソリと呟くのだった。
「「「「……」」」」
余りにも酷い自己紹介に、クラス中の生徒たちが思わず唖然とする。
百歩譲って第一王女と若き聖女までは認めよう。他国の事情までは関わるつもりもないので、次期《若き》聖女というのもあながち間違っていないのかもしれない。
だけど自分で聞いて驚きなさいと前振りされても、申し訳ないがこのレガリアでは誰一人としてドゥーベ王国の王族事情など知らないだろう。そもそも自分でプリンセスブルーとか名乗って恥ずかしくないのかしら。
「ねぇ、ミリィ。ストロベリーブロンド・ミリィってのはどうかなぁ?」
クラス中が唖然とする中、隣の席からアリスが小声で話しかけてくる。
「なんの話よ、それ」
ジト目でアリスの方を見つめ、またどうせロクでもないことない事言い出すのだろうと思っていると。
「もちろんミリィの二つ名だよ。ねぇ、可愛くない?」
ブフッ
コラコラコラ、こんなところで対抗意識を燃やしてるんじゃないわよ。
その前に私の髪はただのブロンドであって、間違ってもピンクがかってはいない。アリスのことだから響きが良いからとか単純な考え方からなんだろうけど、申し訳ないがそんな小っ恥ずかしい二つ名など全力でお断りしたい。
「悪いけど却下よ。それより忘れていないでしょうね、昨日言ったこと」
「もう、しつこいなぁ。ちゃんと覚えてるよぉ」
アリスにはドゥーベ組が編入してくるとわかった日から『近づくな』『話しかけるな』『見つめるな』と散々周りからも言い含めてきた。
それもそうだろう、ロベリアはどうかは知らないが、ライナスの方は間違いなくアリス狙いだ。そうでなければ夜会で騒ぎを起こしておいて、こんなにすんなりドゥーベ側が謝罪をし、あまつさえ正式な編入手続きまで行えるはずがない。
どうせどんな手を使ってでもレガリア行きを決めてこいと、むりやり家臣にでも命じたのだろう。
「おーほほほほ、私のことをもっともっと褒め称えてくれてもいいのよ。おーほほほほ」
「はぁ、このバカと付き合うのがあと1年半も続くかと思うと流石に辛いわね」
思わずため息とともに本音が漏れるのだった。
「で、そっちの方はどうだったのよ?」
午前中の授業が終わり、食堂でリコと合流して女性陣で一時のランチタイムを楽しむ。
このヴィクトリア学園では1学年に2クラス。私達の年では王族である私と、四大公爵家からジークとアストリア、それにルテア。さらに国王《父様》の従兄弟にあたるアルフレート侯爵家のリコまでもがいる。
さすがにこのメンバーが全員同じクラスと言うわけにもいかず、リコとアストリアだけは別クラスとなっている。
まぁ、私達のクラスの方が濃厚と言われればその通りだが、ここはアリス包囲網として大目に見てもらいたい。
そしてドゥーベ組だが、私達のクラスにロベリアとシオン。リコ達のクラスにライナスを割り振った。
本来厳正なる割り振りをするべきなのだろが、流石に甘い顔はできないとと言うことで、人知れずみえない力が働いている。
なぜこのような割り振りにしたかと言うと、アリスにとっては危険人物であるライナスを引き離し、後でごたごたする前にシオンの存在を先にアリス見せる為に同じクラスとし、ロベリアはバカ王子と同じクラスにするのはさすがにアストリア達でも無理だろうとの判断で引き離した。
結果的にこちらの疲労度はMAXに近い状態だが、目の前にいるリコの様子を見るに、あちらも相当振り回されでもしたのうだろう。
「はぁーーー、どう説明すればいいんでしょうか」
リコが深いため息をつき、額を抑えるようにしばし考える。
「おバカなデイジーとイリアを同時に100人相手にし、そこにアリスが100人絡んきた、ぐらいでしょうか」
一度頭の中でデージーを100人思い浮かべ、そのあと対立させる形でイリアを100人想像する。それだけなら爆薬をしかけて一気に吹っ飛ばすぐらいはゆるされるだろうが、天然トラブルメーカーのアリスが絡むと、さすがに爆薬はまずいだろうとの判断で仲裁に入る。それも100人分……。
想像するだけでも頭を抱えて逃げ出したくなるだろう。
「あぁー、それはさすがに辛いわ。アリスが絡むと力押しって訳にもいかないからね」
「ですね。アリスが精霊の力で自身を守ってくれれば、爆薬の一つで一気に吹き飛ばせるんですが。はぁ……」
私の言葉にリコがため息まじりに賛同する。って、本気で爆薬の使用を考えてたんかい!
「あのー、よくわかんないんだけど、イリアさんがいる時点で爆薬はまずいと思うんだけど」
「その前になんで私が出てくるのよぉ~」
そしてルテアとアリスは完全に蚊帳の外に置かれていた。
「それで、ミリィの方はどうだったんですか?」
リコが私にだけ分かるようにチラッとアリスの方に視線を送り、質問を投げかけてくる。
恐らく質問の意味は、シオンとのファーストコンタクトはどうだったのかと言う意味であろう。
「問題ないわ」
と口にし、その後ため息まじりに
「……と言いたいところだけど、天然バージョンのアリスが200人いると言えば分かってもらえるかしら」
「あぁー、それは流石に心情をお察しします」
最初の言葉はアリスのシオンに対する答えで、その後続くのはロベリア達に対する疲れ。
シオンの件はリコが事前に仕掛けてくれた数々の布石で『へぇー、アンテーゼってよくある名前なんだねぇ』で、アリスは完全に信用し、またドゥーベ側にはアリスはハルジオン公爵家の所縁《ゆかり》のもの、と完全に誤魔化せている。
アリスは以前スチュワート学園でアンテーゼと名乗った事があるらしいが、幸いなことに、当時同学年であった生徒たちは全員が卒業し、ヴィクトリア学園に編入してからは悪い虫が付かないよう、ハルジオンと名乗らせている。
中にはスチュワート学園からの編入を疑問視する者もいるだろうが、私やルテア達の中に自然と溶け込んでいる様子を見ては、わざわざリスクを冒してまで声を上げる者はいないだろう。
そういえば以前、デージーが母様とラーナ様から矯正を受けたって噂が流れてたわね。その原因がスチュワートの学生に対する接し方が悪かったと聞かされれば、興味深さにアリスの事情を深く追求するバカはいないだろう。
「ねぇ、さっきから私が比較対象に上がってるんだけど……」
「アリスちゃん1人ならいいんだけれど、さすがに200人はちょっと……」
再び蚊帳の外に置かれたアリスとルテアがボソリと呟くのだった。
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