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終 章 ヴィクトリア編
第112話 聖戦器
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アルティオが持ち込んだドゥーベ王国へ進行の話。
もちろん父様達も全てを鵜呑みするつもりもないだろうが、前々から秘密裏に集めた情報からこの話は持ち上がっていたのだという。
今は詳細を詰めるためにアルティオを含めて作戦会議が開かれており、子供である私たちには会議への出席が許されなかった。
アルティオはドゥーベ王国を滅ぼして欲しいという話。あれは本気で国を滅ぼして欲しいという訳でなく、腐敗の原因とも言える現在の王制を解体してほしいという事だろう。
レガリアとしてもドゥーベ王国の地が欲しいというわけでもないだろうし、侵略となれば周辺諸国も黙ってはいない。
少し前、リーゼがいるメルヴェール王国が、隣国のラグナス王国に攻めら入られた出来事があった。
その時はメルヴェール王国の国政で苦しむ民がラグナス王国に懇願し、ラグナス王国は周辺諸国へ理解を求めたのちに攻め入った。
その結果、メルヴェール王国は解体。国は国民から絶大な人気を誇っていたミルフィオーレ王女の血を引いたリーゼが王位に付き、ラグナス王国の第二王子を迎えて、新生ミルフィオーレ王国が誕生した。
おそらく父様やアルティオ達はこれと同じ事をしようとしているのではないだろうか。
「どうするつもりだ? まさかこのまま親父達が行動を起こすまで待っておくだけじゃねぇよな?」
場所を私の部屋へと変え、ジークとアストリア、ルテアとリコ、そしてアリスを心配したユミナやアルベルト、懐かしいスチュワート学園のメンバーが集まった。
「勿論ただ待っているわけにはいかないでしょ。戦争となれば時間もかかるし状況も変わってくる。そんな中にアリスを一人をあの国に置いておくにはいかないわ」
そう、アリスは未だドゥーベ王国の手の内にある。
今はアルティオが信頼のおける者を近くに置いてくれているそうだが、いつアリスの秘密がマグノリアに知られるかが分からない状況では、すぐにでも行動に移らないと手遅れになりかねない。
どうやらハルジオンと名乗らしていたおかげで公爵家の親族だと思われているらしく、その正体は未だ見破られてはいない。だけど悠長にその状況に安心しているわけにもいかず、正体がバレる前になんとか救出しなければ取り返しのつかないことになりかねないだろう。なんといってもアリスの母はマグノリアが罠にかけたセリカさんなのだから。
「じゃどうするんだよ。俺たちだけで潜入しても返り討ちになるだけだぞ」
アストリアの言う通り、如何に私たちが強いといっても気づかれずに行動しようとすれば数人のみ。しかも潜入しようとしているのがドゥーベ王国でもっとも
強固とされる王城ならば、それなりの準備と作戦が必要だろう。
だけど今の私達にはこの時間すらないのだ。
「もし潜入して気づかれた場合、アリスをつれて逃げ切れるとは思えない。せめてミリィが持つ聖剣のようなものがなければ、救い出す事などできないぞ」
アストリアの言葉にジークが続く。
仮にアリスを無事に探せたとして、運動音痴のアリスに長時間走り続けるといった行為は望めない。いかに聖女の力があるとはいえ、こればかりはどうしようもないだろう。この作戦はアリスの生存と私たち救出作戦に関わった者がすべて生き延びなければ意味がない。
アリスを無事連れ帰ることは今更説明する必要もないだろうが、もし私やジークがこの作戦で命をおとせばどうなるか。アリスは自分に責任を感じ一生亡くなった者の想いを背負って生きていかなければならない。
白銀を連れて行けば背に乗せられる事も出来るのだろうが、生憎彼らに与えられた盟約では他国への進入は許されていないのだという。
『我とて力を貸してやりたいが、人と人の争いには関与できない。それにもし我がかの国へと向かえば、流石の彼奴も黙って見ていると言うわけにもいかないだろう』
ハッキリとは教えてくれなかったが、レガリアの聖獣である白銀が別の国へと入れば、天界へと帰っているあの国の聖獣が出てきてしまう。そういった意味なのではないだろうか。
ただでさえ今回は隠密行動が要求されると言うのに、聖獣同士の人知を超える戦いなどハッキリいって願い下げ。
つまり今回の救出作戦では白銀の力は当てにできないのだ。
「もしこのアーリアル以外に聖剣があると言えばどうかしら?」
「はぁ? そんな物があれば俺たちはこんなにも迷わないだろ? 前に見せてもらったミリィの聖剣、あの威力が複数あればアリスを守り切って逃げ切る事も不可能じゃねぇよ」
例の試合直後、聖剣の力を見せろ見せろと迫ってきたアストリア達に、一度だけ全力の力を披露した事があるのだが、イヤまぁ、あれはないわ。その時は私にとっても初の全力だったのだが、アーリアルから一条の光が飛び出したかと思うと、近くの木々が物の見事に吹っ飛んだ。思わず全員無言でその場から逃げだしたのは言うまでもないだろう。
「ココリナ、例の物をここに」
私がそう告げると、後ろに控えていたココリナが布に包まれた大小それぞれの物をテーブルの上に置いていく。
「これは?」
「聖戦器。アリスがこの国を蝕む呪いから救うために生み出した五つの聖戦器よ」
以前邪霊と戦った時の事は覚えているだろうか。
あの時、聖女である姉様が水脈を治すために豊穣の儀式を執り行ったのだが、アリスにすればあれほど時間を掛ける意味も、わざわざ祭壇も築く意味も理解できなかったのだという。
姉様からすれば見えない水脈を操るには、経験の浅いアリスでは無理だろうとの判断だったが、アリスにかかればただ精霊に干渉するだけで出来たのだという。
たぶんその時に解ってしまったのだ。自分は聖女である姉様よりも強い力を持っていると。
そして聖剣を作る際に知ってしまった。この国の置かれた状況と、この大陸に染み付いた血の呪いの事を。
「ちょっと待て、それじゃ何か? アリスは自分の置かれている状況に気づき始めてたってわけか?」
「えぇ、だからこの聖戦器を作ったのよ」
アリスはのほほんとした性格と、天然ボケが全面に出ているせいで勘違いする者も多いだろうが、決して無能でもバカでない。
学力は王女である私と共に教育されてきたのだし、形だけとはいえヴィクトリア高等部への編入試験も実力で通ってしまっている。
だから理解してしまったのだ。平民である自分がなぜ王家で育てられているのかを。
「マジかよ……」
「勘違いしないでよね。アリスは自信が置かれた状況を理解しても、自分に向けられた愛情には嘘偽りはなかったって言っていたんだから」
「それで、この聖戦器があれば国を、アリスを救えるのか?」
「恐らくね。ただ誰にでも扱えるといったものじゃ無いのよ」
「どういう事だ?」
「これはアリスがこの大地に掛けられた血の呪いを解くためにつくった儀式用のアイテムなの」
「アイテム? 武器じゃねぇのか?」
「いまからそれを説明するわ。聖戦器の本当の意味と、アリスが込めた想いの祈りを」
そして私は語り出す。聖戦器の生まれた意味と、アリスが込めた想いの祈りを。
もちろん父様達も全てを鵜呑みするつもりもないだろうが、前々から秘密裏に集めた情報からこの話は持ち上がっていたのだという。
今は詳細を詰めるためにアルティオを含めて作戦会議が開かれており、子供である私たちには会議への出席が許されなかった。
アルティオはドゥーベ王国を滅ぼして欲しいという話。あれは本気で国を滅ぼして欲しいという訳でなく、腐敗の原因とも言える現在の王制を解体してほしいという事だろう。
レガリアとしてもドゥーベ王国の地が欲しいというわけでもないだろうし、侵略となれば周辺諸国も黙ってはいない。
少し前、リーゼがいるメルヴェール王国が、隣国のラグナス王国に攻めら入られた出来事があった。
その時はメルヴェール王国の国政で苦しむ民がラグナス王国に懇願し、ラグナス王国は周辺諸国へ理解を求めたのちに攻め入った。
その結果、メルヴェール王国は解体。国は国民から絶大な人気を誇っていたミルフィオーレ王女の血を引いたリーゼが王位に付き、ラグナス王国の第二王子を迎えて、新生ミルフィオーレ王国が誕生した。
おそらく父様やアルティオ達はこれと同じ事をしようとしているのではないだろうか。
「どうするつもりだ? まさかこのまま親父達が行動を起こすまで待っておくだけじゃねぇよな?」
場所を私の部屋へと変え、ジークとアストリア、ルテアとリコ、そしてアリスを心配したユミナやアルベルト、懐かしいスチュワート学園のメンバーが集まった。
「勿論ただ待っているわけにはいかないでしょ。戦争となれば時間もかかるし状況も変わってくる。そんな中にアリスを一人をあの国に置いておくにはいかないわ」
そう、アリスは未だドゥーベ王国の手の内にある。
今はアルティオが信頼のおける者を近くに置いてくれているそうだが、いつアリスの秘密がマグノリアに知られるかが分からない状況では、すぐにでも行動に移らないと手遅れになりかねない。
どうやらハルジオンと名乗らしていたおかげで公爵家の親族だと思われているらしく、その正体は未だ見破られてはいない。だけど悠長にその状況に安心しているわけにもいかず、正体がバレる前になんとか救出しなければ取り返しのつかないことになりかねないだろう。なんといってもアリスの母はマグノリアが罠にかけたセリカさんなのだから。
「じゃどうするんだよ。俺たちだけで潜入しても返り討ちになるだけだぞ」
アストリアの言う通り、如何に私たちが強いといっても気づかれずに行動しようとすれば数人のみ。しかも潜入しようとしているのがドゥーベ王国でもっとも
強固とされる王城ならば、それなりの準備と作戦が必要だろう。
だけど今の私達にはこの時間すらないのだ。
「もし潜入して気づかれた場合、アリスをつれて逃げ切れるとは思えない。せめてミリィが持つ聖剣のようなものがなければ、救い出す事などできないぞ」
アストリアの言葉にジークが続く。
仮にアリスを無事に探せたとして、運動音痴のアリスに長時間走り続けるといった行為は望めない。いかに聖女の力があるとはいえ、こればかりはどうしようもないだろう。この作戦はアリスの生存と私たち救出作戦に関わった者がすべて生き延びなければ意味がない。
アリスを無事連れ帰ることは今更説明する必要もないだろうが、もし私やジークがこの作戦で命をおとせばどうなるか。アリスは自分に責任を感じ一生亡くなった者の想いを背負って生きていかなければならない。
白銀を連れて行けば背に乗せられる事も出来るのだろうが、生憎彼らに与えられた盟約では他国への進入は許されていないのだという。
『我とて力を貸してやりたいが、人と人の争いには関与できない。それにもし我がかの国へと向かえば、流石の彼奴も黙って見ていると言うわけにもいかないだろう』
ハッキリとは教えてくれなかったが、レガリアの聖獣である白銀が別の国へと入れば、天界へと帰っているあの国の聖獣が出てきてしまう。そういった意味なのではないだろうか。
ただでさえ今回は隠密行動が要求されると言うのに、聖獣同士の人知を超える戦いなどハッキリいって願い下げ。
つまり今回の救出作戦では白銀の力は当てにできないのだ。
「もしこのアーリアル以外に聖剣があると言えばどうかしら?」
「はぁ? そんな物があれば俺たちはこんなにも迷わないだろ? 前に見せてもらったミリィの聖剣、あの威力が複数あればアリスを守り切って逃げ切る事も不可能じゃねぇよ」
例の試合直後、聖剣の力を見せろ見せろと迫ってきたアストリア達に、一度だけ全力の力を披露した事があるのだが、イヤまぁ、あれはないわ。その時は私にとっても初の全力だったのだが、アーリアルから一条の光が飛び出したかと思うと、近くの木々が物の見事に吹っ飛んだ。思わず全員無言でその場から逃げだしたのは言うまでもないだろう。
「ココリナ、例の物をここに」
私がそう告げると、後ろに控えていたココリナが布に包まれた大小それぞれの物をテーブルの上に置いていく。
「これは?」
「聖戦器。アリスがこの国を蝕む呪いから救うために生み出した五つの聖戦器よ」
以前邪霊と戦った時の事は覚えているだろうか。
あの時、聖女である姉様が水脈を治すために豊穣の儀式を執り行ったのだが、アリスにすればあれほど時間を掛ける意味も、わざわざ祭壇も築く意味も理解できなかったのだという。
姉様からすれば見えない水脈を操るには、経験の浅いアリスでは無理だろうとの判断だったが、アリスにかかればただ精霊に干渉するだけで出来たのだという。
たぶんその時に解ってしまったのだ。自分は聖女である姉様よりも強い力を持っていると。
そして聖剣を作る際に知ってしまった。この国の置かれた状況と、この大陸に染み付いた血の呪いの事を。
「ちょっと待て、それじゃ何か? アリスは自分の置かれている状況に気づき始めてたってわけか?」
「えぇ、だからこの聖戦器を作ったのよ」
アリスはのほほんとした性格と、天然ボケが全面に出ているせいで勘違いする者も多いだろうが、決して無能でもバカでない。
学力は王女である私と共に教育されてきたのだし、形だけとはいえヴィクトリア高等部への編入試験も実力で通ってしまっている。
だから理解してしまったのだ。平民である自分がなぜ王家で育てられているのかを。
「マジかよ……」
「勘違いしないでよね。アリスは自信が置かれた状況を理解しても、自分に向けられた愛情には嘘偽りはなかったって言っていたんだから」
「それで、この聖戦器があれば国を、アリスを救えるのか?」
「恐らくね。ただ誰にでも扱えるといったものじゃ無いのよ」
「どういう事だ?」
「これはアリスがこの大地に掛けられた血の呪いを解くためにつくった儀式用のアイテムなの」
「アイテム? 武器じゃねぇのか?」
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