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しおりを挟む「アウーウォン
(あー、その召喚石は持っておけ)」
「?なぜだ?アンバーがいるから必要ないんだが」
「ウォンウォン
(精霊達がそう言っている
なぜかは俺にも分からねー
あとそいつらは魔獣に殺されたんじゃねーよ
その召喚石が原因だ)」
「はっ!?
召喚石が誰かを殺したって聞いたこともねーぞ!?」
俺は慌てて風精霊術で浮かせてあった召喚石を遠ざけた。
「ワフウォン
(くくくっそんなに慌てなくてもいいだろ)」
「アンバー!からかったのか!?」
「ワウウォンウォン
(いや、
その石がそいつらを殺したのは事実だ
召喚石が誰にでも使うことが出来ない事は知っているだろ?)」
「ああ、そうだったな
だが、何人も召喚石を試していたがここまでの騒動になったことは見たことがない」
「ワウウォンウォン
(まあ、そうだろうな
召喚石はたまたま俺らみたいなものが落とした精霊力の塊だからなー。
精霊力量が多いと余分な精霊力が結晶化して体の何処かから落ちるんだが、本人はいつ落ちているのか気づいていない事が多いな)」
「そうなのか。
だからCランク以上の精霊が多かったんだな。
それに、召喚石は召喚されるものがすでに決まっていたってことか」
「ワウウォン
(まあ、そうなるな
召喚が出来たものは、たまたま精霊力の波長が合っていて、力量が十分にあったからだな)」
「うむ、そうか。
ならこいつらはなぜ死んだんだ?」
「アウウォン
(分からねー
召喚石の持ち主が無意識にこいつらに召喚されたくなくてやったんじゃねーか?)」
「干渉出来るものなのか?」
「アウウォン
(さあ?俺はやったことねーな
召喚石を落としていたなんて気づいてもいなかったからな)」
「そうか、」
分からないか。
しかし、この召喚石をどうするかだな
精霊は俺が持っていろと言っていたらしいが何か意味があるのか
「ウーウォン
(なあ、気づいていると思うが囲まれているぞ)」
「ああ、そうだな。
俺はこの冒険者達を一ヶ所に集めて燃やす
それまで引き付けていてくれ」
「ワウウォン
(おう、ベルンの出番はねーな)」
「ははっそうか、頼んだ」
「ウ"ー(行くぜっ)」
アンバーはこちらの様子を見ていた魔獣達より先に攻撃を仕掛けようと、より群れが密集しているところに飛び込んでいった。
「ワウォーン(こっちだお前ら!)」
「ははっ、アンバー楽しそうだな
さて俺もさっさと終わらせるか」
アンバーが魔獣を引き付けていてくれている間に風精霊術で死んだ冒険者達を一ヶ所に集めた。
その時にアンバーの方へ行こうとしたのか俺らを囲っていた魔獣が俺の前に飛び込んできた。
「グルルルルッ」
「グァウグァウ!」
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