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しおりを挟む「えっ、はいっ
って、ちょっと!歩けます!」
やめてええ
ちょー恥ずかしいからー
俺の中のナニかが失っていくからっ
「あーそうは言ってもな
今裸足だろ?
痛いと思うぞ」
「え、あっ!」
そういえば裸足だった
しかも俺、ズボン履いてないし!
結局彼シャツになってるじゃん!
何処で落としたんだろ
「あの、ズボン・・」
「ん?
ああ、それならさっきアンバーから受け取ったから心配しなくていい
やはり、大きさが合わなかったな
すまないが、これしかないんだ
町に着くまで我慢してくれ」
「あっ、はい、ありがとうございます。」
やっぱりこの人の服だったんだ
それにしてももう何、
この恥ずかしいシチュエーション
それに密着しているから甘い香りが強く感じて、
昨日の夜の事を思い出して体が反応しそうで怖い
「少し体勢を変えるぞ
しっかりと掴まってくれ」
「え、はい」
俺は言われた通りにぎゅっと首に抱きついた。
「よっと」
「わっ」
急に俺の足を抱えていた手がなくなり驚いたが、
片手でしっかりと俺を抱えてくれていたので落ちる心配はなかった。
むしろ片手だけなのにこの安定感が凄い。
俺、一応60kgはあるんだけどなー・・・
この人は空いた手で何やらごそごそと腰辺りにあるポーチの中を探り、
見つかったのか何かを投げる動作をしたと思ったら地面に木の丸太みたいな物が出てきた。
「ええーーっ」
いや、大きさっ!!
「うおっ!どうした?」
「えっと、そのポーチ、どうなってるんですか!?」
ポーチの大きさより大きい物が出てきたんだけど!
「あーこれか、
これは魔法鞄という物だ
生きているもの以外は多少の大きさのものならば収納出来る
入る数も限られているが便利だぜ」
「そうなんですね、凄く便利ですね」
あれじゃん
四次元●ケットじゃん
「下ろすぞ」
そう言って、
そっと俺をさっき出した木の丸太に下ろしてくれた。
「ありがとうございます」
座り心地は固くてあまり良いとは言えないが、
足がギリギリ地面に着かないのは裸足だから汚れなくてすむことに良かったと言うべきか、
足が短いことを嘆くべきか迷うところだ。
「ほら、スープだ」
「あ、ありがとうございます」
多分木の器とスプーンだろう物を渡された。
中を見ると透明なスープに色とりどりの何かが入っていた。
クンクン
いい匂い
匂いは美味しそうな匂いがする
なんだろ、コンソメスープかな?
チラッと男の人を見た。
アンバーって呼ばれた狼に大きい肉の丸焼きをあげてから、
自分用のスープを器にいれていた。
「ん?食べないのか?
口に合わないか?」
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