突然ねこになった俺

にーにゃ

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「よしっ、やってみるか」


うだうだ考えていても意味がないと思い、
アンバーの魔法も見せてもらったのでイメージしやすくなり、とりあえず漫画やゲームの魔法をそのままやってみることにした。

俺は右手にある水の塊をサッカーボール位の大きさにして、それをアンバーが使った魔法のように飛ばす想像をした。


「・・・ん?あれ?
全然飛ばねー」


むしろ水の塊がでかくなっていくだけだ
ちゃんと想像したぞ?俺


「ワフウォン
(リュンヌ、何をしている?
どこまででかくするんだ?)」


「いや、違うんだってアンバー
アンバーの魔法を見てちゃんと想像して魔力を送ったんだぜ?
だけど水の塊がでかくなっていくだけでさ、どういう事?」


「アウウォン
(あー
そいつは上手く出来てるからすぐに出来ると思ったんだがな
んーそうだな、そいつを俺に当ててみろリュンヌ)」


「はっ!?え、何でそうなるんだ!?」


「ワウウォン
(いいからやってみろ
俺がリュンヌ程度の魔法に殺られるわけないだろ)」


「ええー、いや、そうかもしれないけど、」


「ワウウォン
(おらっ早くしろ
出来ないなら魔法を教えねーぞ)」


「そっそれは困る
・・はあー分かった」


俺は俺から数十メートル距離をとったアンバーに向かって水の塊を当てる想像をしながら魔力をこめた。

すると、いきなりビュンっと音がなったんじゃないかっていうぐらいのスピードでアンバーの方に飛んでいった。


バシャッバキッ


アンバーは俺が放った水の塊を軽々避け、水の塊は俺らが立っているデカイ切り株より先の木にぶつかった。


「ワフ(やるじゃねーかリュンヌ)」


「やベー信じられねー」


俺ってやれば出来るじゃん!
すげー遠くまで飛んでったぜ
テンション上がるんですけどっ


「ワウウォン
(だが、俺に当たってないぜ
次は俺に当ててみろ)」


「え!?さっきのはアンバーが避けるからだろ」


「ワフウォン
(そりゃそうだ
俺は動かない的ではないからな
ほら、よく見ておけ
今からお前に風魔法を当てる)」


そう言うとアンバーはなぜか真正面にいるとは違う方向を向き、風の塊を放った。


え、全然違う方向に魔法を放ってるけど、これじゃあ俺にあたらなっ


「いっ!たー!!
え!何!?どういう事!?」


ぼーっと風の塊を見ていたら急に俺の方に向かって飛んできたんだけど!


「ワフウォン
(くははっ
油断しているからだ
俺はお前に当てるぞと言ったはずだ)」


「だって、俺じゃない方に魔法を放って、俺に当たると思わないじゃん
どうやってやったんだ!?」


それに今の魔法って追跡魔法じゃん!
俺もやってみてー!












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