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髪の毛と目の色が一瞬で変わった!
どういう仕組みなんだ?
「少し、髪を結うわね」
「ああ、わかった」
ネルはベルの長い髪を緩く三つ編みにし、毛先を前にくるようにした。
「後は、これを羽織ってくれる?」
「ああ」
ネルはダルクと同じような上着をベルに渡した。
色はエメラルドグリーンっぽい色をした綺麗な上着だった。
「これで終わりか?」
「ええ、完璧よ!」
ネルは上着を羽織って立ったベルを360度確認して、満足げに頷いた。
「あっ!いけない、これを忘れていたわ!」
ネルが何かを思い出したのか、急いで鞄の中から何かを取り出した。
「ベルンちゃん、もう一度座ってくれる?」
ネルは座ったベルの頭に何かを付け、そしてお尻の方にも何かを付けた。
「ピ?(耳?)」
動物の耳?
犬かな?
「耳?」
俺の言葉に疑問を思ったのか、ベルは自分の頭をそっと触った。
「なんだ、これは?」
どうなっているのか不思議なのだろう、両手で犬耳を確認していた。
「ああん、触らないでちょうだい
取れてしまうわ」
ベルのお尻の方でごそごそと何かをしていたネルは、作業が終わったのかベルが耳を触っているのを見て、注意をした。
「ネル、これはいったい」
「それは、獣人族に似せた偽者の耳よ
私の手作りなの
どお?リュンヌちゃん
これでベルンちゃんとは誰も気づかないと思わない?」
うふふと笑いながら俺に聞いてきた。
「ピッ!(うん!これは絶対に気づかない!)」
俺は犬耳をつけて更にかっこよさに磨きがかかったベルに興奮して、飛び跳ねながらネルに答えた。
「おおお!!
確かにこれは誰にもわからねえな
いいじゃねえか、ベル
似合っているぞ!」
さっきまで落ち込んでいたダルクはいつの間にか側に来ていて、しげしげとベルを見ていた。
「そうか、どうなっているかわからないが
ありがとう」
「ええ、いいのよ
さて、次はダルクよ!」
「勘弁してくれ」
ネルは嫌がるダルクを無理やり引っ張り、椅子に座らせた。
俺はそんなダルクに心の中で少しだけ申し訳ないと思いながらも見送り、ベルを改めてじっくり見てみた。
はあー
かっこいい
ゲームとかで出てくるキャラクターみたいに完璧だ
あ、尻尾もついてる
ベルはネルが背中の方でごそごそと何かをしていたのが気になっていたのか、後ろを振り向き確認していた。
「これは、尾か?」
「ピー(うん、ふさふさの尻尾がついてる)」
「そうか、何か不思議だな
本物ではないが、耳に尾がついてるとは」
困ったように笑いながら言った。
「ピー(確かに不思議かも)」
俺だって心の中は人間の姿だから、こうやってねこになったり鳥になったりしていることが不思議でならない
まあ、嫌ではないからいいけどね
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