突然ねこになった俺

にーにゃ

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そういえばどうしてベルとダルクをこの格好にしたのかな?
似合っているし、元のベルの姿と全然一致しないからいいんだけど

そんなことを思っているとベルに抱き上げられ、肩に乗せられた。


「これは、剣は背負わないほうがいいのか?」


ベルは鞄と剣を見てそう言った。


「ピ?ピュイ
(どうだろ?
あんまり服と雰囲気はあってないから背負わないほうがいいかも)」


もっと細身の剣とかだったら似合ってたかもしれないけど


「そうか、それなら鞄の中に入れておくか」


「ピ?(大丈夫なのか?)」


「ああ、剣がなくとも戦えるぞ」


「ピー
(そっか、魔法か)」


「ああ、リュンの前ではまだ攻撃魔法を使ったことがなかったな」


「ピ(うん)」


「攻撃魔法を使わないことはないが、大体は剣で倒すようにしているな」


「ピ?(どうして?)」


「魔法をずっと使っていると体が鈍くなるのもあるが、剣で戦う方が俺には向いているからだな」


「ピー(なるほど)」


「はい!完成よお!
いいわあ!
素敵よ」


ネルがテンション高めではしゃぎ、ダルクを見つめていた。


「ダルク・・・」


「ピ・・(すご・・)」


ネルの声にベルはダルクの側に行き、顔を覗き込んだ。


「どうなってんだ!?」


「どお?
ベルンちゃん、リュンヌちゃん」


「ああ、なんと言ったらいいか
・・綺麗だな」


「・・・ピ(・・・美人)」


ダルクの顔はベルと同じようなベールに目は縁にラインを引き、目じりには赤色で色をつけ、背中の半分くらいまであった髪は結われて髪飾りでとめられていた。

顔だけ見ると下半分はベールで覆われていて髪も結われているから、どう見てもキツメの美人にしか見えない。

多分、ベルと二人で並んで歩くと迫力があり過ぎると思う
これじゃあ余計に目立たないかな?


「でしょお!
背は少し高めだけど、どこからどう見ても女の人だわ」


「はあ!?」


「ああ、そうだな
竜人族は女の人でも逞しい体をしているから、あまりわからないか」


「そんなわけねえだろ!」


「はいはい、文句は終わりにしてちょうだい
今からその変装のことについて話すわね」


「ああ」


「・・・」


「まず、その服はフーピテル王国の商人から買ったものなの
だから、あなた達はフーピテル王国から来た小貴族風よ」


「フーピテル王国のものか」


「小貴族って」


「ええ、
まず必ず守って欲しいことは、ダルク、あなたは話しかけられてもそれに答えてはいけないわ
声でばれちゃうから」


「まあ、確かにそうだな」


「声を掛けられたら、ベルンちゃんが必ず応対してちょうだい
まあ、なるべくなら声を掛けられないことがいいのだけれど」


「ああ、わかった」




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