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しおりを挟むカシュー伯爵は、何度かセラフィーネに会いたいと手紙をよこした。
無論、断った。
そうすると、連絡もなしに公爵邸に来た。『姪に会うのが何故悪い?』と。
無論、追い返した。
不意打ちに合わないように、フィリーナはいつもカツラをかぶるようになった。
しかし、夜会まであと2か月といった時、ぱったりと連絡がなくなった。不気味だった。
* * *
その頃カシュー伯爵は、ようやく二つの証言を得たのだ。
一つは、ショコルテ公爵邸には何年も前に急に幼い女の子がきた。今は12,13歳くらいだ。
…これはアリシアに違いない!
もう一つは、セラフィーネは8歳の時に母親と共に死んだ。
…これは母親が死んだのを見て娘も死んだとその場にいた者から聞いたから間違いない。と聞いた。
確実にあの日見たのはフィルリナだ。
死んだセラフィーネの身代わりで結婚までさせられたんだろう。
結婚する前でも何年も家から出ることのない生活をしていただなんて怪しいじゃないか。
フィルリナをセラフィーネに仕立て上げるためだったんだ。なるほどな。
フィルリナは結婚して傷物になってしまったが、まだ若いし売れるだろう。
アリシアはフィルリナを欲しがっていた貴族が高値で買ってくれるという。
あいつらは俺の所有物なんだ。返してもらおう。
* * *
「…っあぁ…んん…あ、待って…激し…だめぇ…あぁ!」
フィリーナが体をビクビクさせて達している。
まだだ。まだ足りない。もっと感じてほしい。俺を…見ろ!
「フィー、今日は中に出していいよな?」
「…ん。もう少し優しくして?」
「ああ。ごめん。ちょっと乱暴だったか?痛かった?」
「ううん。大丈夫。」
口づけをして舌を絡める。唾液を送ると俺の舌を吸いながら飲み込んでくれる。
体の中にも俺を入れたい。上からは唾液を下からは精液を。俺で満たしたい。
大きな胸も細い腰も長い脚もフィリーナが触れることがない届かない部分まで知っている体。
ここにある体。いつか触れられなくなりそうな気がしてすがりつく。
優しくしたいのに激しく刻みつけたくなる衝動に駆られる。
子供ができないように、できやすいその数日は中に出さないように言われた。
別に拒絶されたわけではない。
今、子供ができたら落ち着かない。それはわかってる。
それに、いくら若くても何人も立て続けに生ませるのもよくない。
避妊薬を飲めばいい。それもわかってる。
最近の俺はおかしい。それも…わかっているがわかりたくない。
「フィー。気持ちいい?」
「んん。気持ちいいけど…もどかしい…もう少し早く?」
「はは。わかったよ。」
フィリーナが良いところを狙って攻める。喘ぎ声が止まらなくなり中が収縮していく。
達するのに合わせて、中に精を放った。
今日もドロドロだ。フィリーナを世話をするのが楽しい。
俺が汚して俺がキレイにして。
今日もフィリーナを抱きしめて眠る。
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