身近にいた最愛に気づくまで

しゃーりん

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15歳の時、アネモナが切りつけられて婚約が解消になった。

可哀想だとは思ったが、ヴェントス自身は新たな婚約者を探すことになり、面倒だった。


ジュディとの性処理は続いている。
夜、ベッドで思わず婚約者選びの愚痴を言ったら、ジュディが抱きしめてくれた。


「胸、気持ちいいな。」


思わずそう言った。


「少し成長したかな?でももっと大きくならないとヴェントス様のモノを挟めないわ。」

「………は?」 


どうやら、閨の本に胸の間に男のモノを挟んで奉仕する方法も載っていたらしい。

まだ14歳のジュディの胸は、性処理を手伝い始めた1年前よりかは成長しているし歳の割には大きいとは思うが、本人は不満のようだった。


「……じゃあ、協力するよ。」


ヴェントスのために胸を育てたいのであれば、ヴェントスが育てればいい。
一般的に貴族の女性は、独身の間は侍女のマッサージで、結婚してからは夫の愛撫で胸を育てたり大きさを保ったりしていると言われている。だが、それは不要なところにある肉を胸に寄せている侍女の努力の賜物なのだ。
ある程度、遺伝的要素もあると言われ、身内に貧乳がいればどうしようもないこともある。

それをわかっていながらも、ジュディの胸に触れたくなった。
胸が成長したら挟むつもりだったということは、ヴェントスに胸を見られてもいいということなのだから。

よく抱き込んで寝ているので、寝着の上から胸に触れることはあった。
だが、直接見たことはなかった。

寝着を脱がせると、想像していた大きさの胸が目の前にあった。
だが、乳首と乳輪の色と大きさに吸い寄せられた。

手慣れた娼婦の乳首と乳輪は大きくて色が茶色っぽく濃かった。
純潔だった娼婦の乳首と乳輪は小さく、男と大差なかった。

ジュディのは、綺麗な桃色で胸とのバランスがとても良く、美味しそうだった。


「綺麗だな。色も形も。」

「そうかな?でもそう言われると嬉しい。」


ベッドの中に入ると主従関係ではなく、ありのままの自分でいる。
それが一緒に寝始めてからの約束。
だから、言葉遣いが気安いものとなるのもここでだけ許している。

ゆっくりとジュディの体をベッドに倒し、最初から乳首に吸いついた。
味があるわけではないのに、甘く感じる。
乳首を舌で転がし、唾液をまぶして音を立てて吸い上げるとジュディから可愛い声が漏れた。


「あんっ!揉んでくれるだけじゃないの?」

「ジュディだって俺のを舐めてくれるだろう?手だけじゃなく口も使った方が快感を得られる。
大きくするにはいっぱい刺激して感じることがいいと思う。俺のモノもこの1年で大きくなったろ?」

「それは体が大きくなったし。」

「だろ?ジュディもまだまだ成長期だからちょうどいい。」


そう言って、舌と手でジュディの胸をいじる。
今でも柔らかくて気持ちいいが、もっと育てて俺のモノを挟んで扱くところを想像すればたまらない。

喘ぎ声を手で抑えようとしているジュディの耳元で囁いた。


「気持ちよくなっている声、聞かせて。興奮するから。」


素直にジュディが口から手を離した瞬間、乳首をつねると可愛く喘いだ。

その声に吸い寄せられて、ヴェントスはジュディに口づけた。

これが初めての唇へのキスだった。

 


 
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