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16 弱まる磁力 1-16
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神谷くんが言ったように、確かに調教紛いの事は……した。
ノーマルな恵は、自分が同性の男と寝るだなんて想像した事はなかっただろう。
でも、何故か俺の事は受け入れてくれて。
キスやおさわり位は全く普通に許してくれた。が、流石に挿入は……
「ところで神谷くん、落ち着く気はないの?」
俺は頭の中を整理するかのように、彼に話題をふった。変な事を思い出して、1人で悶々とするのもな……
「だからー、今狙ってるのがその相手。落ち着ける気がする。」
「へぇ、案外本気なんだね。迷い犬のようだなんて言って、可愛い小型犬か?」
「ん~、確かに可愛い。顔も俺好みだし。まぁ、ひとつ難が有るとしたら、それはノーマルな男、ってところで。そこは真琴さんに習って調教するしかないけど。」
「は?……っ、バカな事言うなよ、俺、変態みたいじゃん!」
「あはは、冗談ですって!……あ、オレ、そろそろホテルに戻ります、明日早いんで。」
「……ああ、そうだな、こんな話してる場合じゃないな。打ち合わせの資料に目を通しておかなきゃ。」
そういうと、ようやく素面に戻れた俺たち。
また、というと、互いにニコリと笑って別れる。
ノーマルな恵は、自分が同性の男と寝るだなんて想像した事はなかっただろう。
でも、何故か俺の事は受け入れてくれて。
キスやおさわり位は全く普通に許してくれた。が、流石に挿入は……
「ところで神谷くん、落ち着く気はないの?」
俺は頭の中を整理するかのように、彼に話題をふった。変な事を思い出して、1人で悶々とするのもな……
「だからー、今狙ってるのがその相手。落ち着ける気がする。」
「へぇ、案外本気なんだね。迷い犬のようだなんて言って、可愛い小型犬か?」
「ん~、確かに可愛い。顔も俺好みだし。まぁ、ひとつ難が有るとしたら、それはノーマルな男、ってところで。そこは真琴さんに習って調教するしかないけど。」
「は?……っ、バカな事言うなよ、俺、変態みたいじゃん!」
「あはは、冗談ですって!……あ、オレ、そろそろホテルに戻ります、明日早いんで。」
「……ああ、そうだな、こんな話してる場合じゃないな。打ち合わせの資料に目を通しておかなきゃ。」
そういうと、ようやく素面に戻れた俺たち。
また、というと、互いにニコリと笑って別れる。
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