1,081 / 1,429
「K・ジャックの落書きノート/私小説集」92
しおりを挟む
「おい、この小説、いつからグロホラー路線になったんだ」
俺はモグリンにクレームを出した。
「グロホラー路線?」
モグリンが聞いてくる。
「そうだ。さすがに、レザーフェイスの人皮マスクはやり過ぎだ。あまりキショい模写が続くと苦情が来るんだよ。色々なところから」
「いいだろ。そんなこと俺が知るか。このまま、グロホラー路線で突っ走ればいいだろ」
「バカめ。キサマは毎日、ボッタクリ&インチキ美容整形手術して血を観るのも慣れているか知らんが、俺も含めて世間一般にはフェイクの血のりを観ても不快指数が爆上がりする人たちがたくさんいるんだよ。ほどほどにしろ」
「いいだろ。清水監督の『ミンナノウタ』は、久々に面白かったし。ようやくJホラーも復活の兆しが見えてきたなあ。しばらく海外作品にやられっぱなしだったが……」
モグリンが嬉しそう。
「どうでもいいが、セリフに、実際に見た映画の感想を盛り込むなよ。ウザいんだよ。だから、キサマはいつまでたってもモグリンなんだよ」
「医者をなめるな。整形手術して変な顔にするぞ」
「うるさい(五月蠅い)。五月の蠅、ゴキブリ野郎め」
「ゴ、キ、ブ、リ?」
このように放っておくと、延々とくだらないやり取りが続きそうだった。
その時、
「そろそろ、マジでコイツ殺そうぜ。ジャック」
左手のモグリンが呟いた。
俺はモグリンにクレームを出した。
「グロホラー路線?」
モグリンが聞いてくる。
「そうだ。さすがに、レザーフェイスの人皮マスクはやり過ぎだ。あまりキショい模写が続くと苦情が来るんだよ。色々なところから」
「いいだろ。そんなこと俺が知るか。このまま、グロホラー路線で突っ走ればいいだろ」
「バカめ。キサマは毎日、ボッタクリ&インチキ美容整形手術して血を観るのも慣れているか知らんが、俺も含めて世間一般にはフェイクの血のりを観ても不快指数が爆上がりする人たちがたくさんいるんだよ。ほどほどにしろ」
「いいだろ。清水監督の『ミンナノウタ』は、久々に面白かったし。ようやくJホラーも復活の兆しが見えてきたなあ。しばらく海外作品にやられっぱなしだったが……」
モグリンが嬉しそう。
「どうでもいいが、セリフに、実際に見た映画の感想を盛り込むなよ。ウザいんだよ。だから、キサマはいつまでたってもモグリンなんだよ」
「医者をなめるな。整形手術して変な顔にするぞ」
「うるさい(五月蠅い)。五月の蠅、ゴキブリ野郎め」
「ゴ、キ、ブ、リ?」
このように放っておくと、延々とくだらないやり取りが続きそうだった。
その時、
「そろそろ、マジでコイツ殺そうぜ。ジャック」
左手のモグリンが呟いた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
異世界宇宙SFの建艦記 ――最強の宇宙戦艦を建造せよ――
黒鯛の刺身♪
SF
主人公の飯富晴信(16)はしがない高校生。
ある朝目覚めると、そこは見たことのない工場の中だった。
この工場は宇宙船を作るための設備であり、材料さえあれば巨大な宇宙船を造ることもできた。
未知の世界を開拓しながら、主人公は現地の生物達とも交流。
そして時には、戦乱にも巻き込まれ……。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる