三尺刀使いの仮想現実戦記

文字の大きさ
5 / 101
始まり

将軍対筆頭

しおりを挟む
このゲームには敵とエンカウントしたら
いつでも念じれば相手の残HPとキャラ名とlvが見えるようになっているので見てみた。
ゴブリン将軍(ゴブリンジェネラル)
lv1
残HP MAX
これがlv1か、
「面白い、かかってこいゴブリン将軍」
そう言うと、相手も分かっているかの様に雄叫びを挙げた。
「GYAAAA」
小手調べにまずは、
「梟」
最初にチョイスした技は梟。対人性能が今使える技の中で一番低い物だ。
どう来る?
ガキンッ。
ククリナイフで弾いた、
「くっやるじゃあないですか」
そう呟いた。
「ならこっちは如何ですか?八咫烏」
八咫烏もかなり対人性能は低い方だ。だが八咫烏が弱い訳ではない。
八咫烏は八連攻撃な故に使い所によれば敵を一瞬で撃破する技に昇華する。
だが今はそこそこ距離があり目の前で撃っている。
ガキンッ。
ゴブリンジェネラルのHPバーには残り94%と書いてある。
八咫烏を5本落とすか、やるな。なら、
「これでも壊れないかな?水流」
ドンッ。
水流は対人性能がかなり高い。
鋭く、正確な一撃が常人では目で追えない速度で飛んで来るからだ。
ゴブリン将軍の首はククリナイフでガードされたので、
「本当は首にしたかったが腕に負けてやる」
ゴブリン将軍の左腕を飛ばした後に地面に着地し私はそう言った。HPバーは残り79%と
言った。
次は足かな?
「あんたの足、いただくよ。水流」
バンっ。ゴブリン将軍の右足が斬り落とされた。HPバーは残り69%
ズシン。
ゴブリン将軍が音を立てて倒れた。
右足がないので感覚が狂い倒れてしまったのだろう。
そう考えながら、
「次貰うよ。水流」
私は倒れているゴブリン将軍の左足を飛ばした。
「もうちょい行こうか。水流」
さらに右腕を飛ばし残りのゴブリン将軍のHPを確認する。
残り44%・・・半分超えたか。
「一気に行こっか。加速、八咫烏・乱」
加速でスピードを上げた無防備な所に八咫烏が叩き込まれる。
ゴブリン将軍の首にどんどん傷が付いていき1分しない内にゴブリン将軍は首が飛んだ。
【lvが上昇しました】
「強かったな。・・・梟と八咫烏と水流だけはかなりキツイな。そういやさっきからlvが上昇しましたってちょいちょい聞こえるけどなんなんだろう?とりまステータス開くか」

激流
lv6
HP2/10+3
MP10+1
TP10/10+3
STR32+10
VIT0+1
INT0
MND 0+3
DEX16
AGL32

STP60

装備 三尺刀・源(STR+10)
始まりの服(VIT+1MND+3)

スキル
刀lv4
加速lv2
鍛冶lv1

結構凄い事になってる。
STP?ステータスを割り振りするポイントかな?やってみよう。配分は最初と同じでSTR対 AGL対DEXが4対4対2になる様に振ろうかな。

激流
lv6
HP4/10+5
MP10+2
TP10/10+5
STR56+10
VIT0+1
INT0
MND0+3
DEX28
AGL56

STP0

装備 三尺刀・源(STR+10)
始まりの服(VIT+1MND+3)

スキル
刀lv4
加速lv2
鍛冶lv1

割り振れた。
前衛の回避アタッカーと後衛の高火力砲どっちも出来るのがこのステータスビルド(後衛は私だけ)。

作者
最初に貰えるデフォ武器は剣(STR+5)か、杖(STR+1INT+5)のどちらかです。なので激流の持つ三尺刀・源はかなりの質の武器です。服は変えられません。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...