三尺刀使いの仮想現実戦記

始まり

はじめての鍛冶

その後おっさんに連れてこられてのは小さな小屋でした。
「ここじゃ。薪は外にある。できたらギルドに居るワシに教えてくれ」
「わかりました。この火緋色金なる金属で刀打ちますね」
「ああ頼んじゃぞ」
さて引き受けたは良いもののこの火緋色金とはどんな金属だろう？確か鍛冶スキルに鉱石鑑定と言うアーツがあったはず。
そう思いステータスから見てみるとあった。
「物は試しに、鉱石鑑定」
火緋色金
鍛えると火緋色に光る金属。３０００度から溶け始める。
「３０００度かぁ、じゃあ釜の温度を２３００度位まであげたら入れますか」
そう言いながら釜に薪を入れふいごを使って釜に酸素を入れる。

少女(少年)奮闘中

釜に酸素を入れ始めて約１００分私の勘がそろそろだと言っている。
火の色をみると本当にそろそろだ。
その後少し酸素を入れて火緋色金を釜に入れた。
釜に入れた後も酸素を入れて火緋色金を見てとかなり作業量が多い。

少女(少年)奮闘中

約３０分は経っただろうか？また私の勘がそろそろだと言っている。
と言う事で打つことにした。今回作るのは刀。
火緋色金の量的に二尺程度の太刀がいいだろう。そう思った。

少女(少年)奮闘中

１時間もしたら形が大体できてきた。そろそろリアルの時間でお昼だ。実に４時間半もやっていた。
「ログアウト」
そう言いながらログアウトボタンを押した。