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戦士王杯
大会開始
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汝右頬を打たれたならば汝相手の左頬を打ち返せ。仕返しから新たな仕返しを生む。しかし人間は仕返しを止める事は出来ないだろう。
鐘が鳴る。戦士王杯予選が始まった。私が今いるのはAフィールド。A~Dの内のAフィールドだ。私達参加プレイヤーは鐘の音が始まりを告げた瞬間に私達は戦いを始める。いや、始めるでは不適切だな。武力を用いる戦いが始まる。
時は戻りて大会開始前。現実。
「青ーいるー?」
「いるよー」
「入るねー」
そう言いながら嫁さん事椛が入って来た。
「なんだい?椛」
「道を見失なわないでね。青が私と高めあった大海流を、私の木枯流と高めあった青の大海流で優勝して来なさい」
「椛って、もしかして、木の葉?」
「そうだよ。私は刀物語の木の葉だよ」
「と言うか、なんで椛が大会の事知ってるの?」
「私も出るから」
「マジ?」
「マジ」
「・・・トーナメント戦でまた会おうよ。椛、いや私のお嫁さん」
椛の顔が急激に赤くなる。
「わ、わかった。(不意打ちはずるい)」
「そんじゃあ」
そう言うと私は腕を前に出した。
「頑張れよ、風の」
「ふっ、私を舐めないでよ、水の」
「「ゲームでまた会おう!」」
「叩きのめしてやるから覚悟しな」
「それは私のセリフですよ。あーお」
そう言い残すと椛は部屋から出て行った。私は四天王との再会は椛が最初だと思っていたが現実は違った。
私はゲームにログインする。さあ始めよう。私の、私たちの戦いという名の旅を
ゲームにログインすると私は鍛冶屋に足を運んだ。
「やあ、来たよおっちゃん」
「来たか!待ちくたびれたぞ!」
「ハハ、済まないね。おっちゃんも出るんだろう?戦士王杯」
「ワシのハンマースキルを舐めるなよ」
「ふふふ、あったら秒殺してあげる」
「やれるもんならやってみろ、返り討ちにしてやる・・・と言いたい所だが、秒殺される未来しか見えんな」
「「「大将!!!?」」」
「おっちゃん、やけに素直だね」
「圧倒的な力を持つ者を前にした者は大体こうなると思いますよ」
「そっか。じゃあ私は失礼するよ」
「次は戦場で会おうじゃねえか」
「会えたらいいですね」
「こっちのセリフじゃ」
「武運を祈のります」
「ワシもお主の武運を祈る」
おっちゃんと話して鍛冶場の外に出たらこの世界にアナウンスがなり響いた。
『これより戦士王杯の参加予約を始めます。メニューのページから参加する場合はyes参加しない場合はnoを押して下さい。又、観戦のみ行う場合はOKを押してください。押さない場合はyesと処理されます。以上です』
私はアナウンス通りにメニューから参加予約エリアに飛び、参加予約をした。
10分程たちまたアナウンスが聞こえて来た。
『以上で参加予約を締め切ります。特殊フィールドへ移送いたします』
そうして送られたフィールドは森の中。高低差があるためこの森は山か丘なのだろう。大太刀を出して腰に掛けて集中する。そうしていると何かが現れた。
『遅れてごめんね。僕は剣と言う。この大会のルールを説明するよ。ルールは至って単純"殺せ"だよ。頑張ってね。大会内で殺した回数のトップ達を最終予選へと連れて行くよ。ではお気をつけて』
そう言うと剣と名乗った何かは消えた。それと入れ替わるかのように私の前に槍を持った男(馬鹿)が現れた。
「お前みたいな女はカスだ。黙って俺様の進出のための贄になれ![錐突き]」
馬鹿みたい。何故そんなそこそこのスピードの突きが当たると思っているのでしょう?
「ふああー、あれ、もう終わりました?というか何が錐突きですか?遅すぎます。さて、では私も大海流・水きり」
槍を持った男は下半身と上半身が別れを告げた。
「お前程度百集まって私の体にかすり傷一つ、と言った所です。もう少し練習しなさい」
そう言いながら消えてゆく男の骸にゴミを見るような視線を送る。
「さて、次の馬鹿は何処に居ますかね?」
私は目を瞑り感覚を研ぎ澄ませる。そうしていると敵(馬鹿)の反応があった。恐らく三人。その反応を感じた瞬間には私はもう飛び出していた。まだ目も完全に開いて居ないまま走る。
「ミーツっけった」
そう見つけた。視覚で敵(馬鹿)を確認刀を爆速で抜く。そのまま走るスピードと勢いを刀を横に薙ぐ。
「グエッ」
腹を斬られて変な声を上げながら死ぬ者と首を一太刀で切り落とされ死ぬ者、そして切られた後私の体当たりで死ぬ者の三人がいた。そしてもう一人、私の前に居る。金髪、女。
「貴様に特に怨みは無い。済まないが私の為に死んでくれ」
「や、やめてーっ本当におねが」
ヒュッ。
金髪女は私の横薙ぎに依り首を切られて絶命する。
「クソッ!!弱い!弱すぎる!誰か!私を!満足させる程に!強い者は!いないのかぁ!!!?」
そう私は大声で叫ぶ。大声で叫んだ為に多くの者に居場所がばれて約三十人が一気に襲いかかって来た。
「遅えんだよっ!この!ボケどもがぁ!テメェら全員、地獄送りじゃあ!死に晒せぇ!」
刀を回りを薙ぐように振るう。そうすると面白い位に馬鹿な敵共の首が落ちて行く。二周した頃には私の周りの馬鹿どもの首は皆悉くが大地の味を味わって居た。その後私は修羅と化した。周りにいる敵を無差別に殺し続ける。気付いた時には予選は全てのサーバーの中で一位で通過した。
鐘が鳴る。戦士王杯予選が始まった。私が今いるのはAフィールド。A~Dの内のAフィールドだ。私達参加プレイヤーは鐘の音が始まりを告げた瞬間に私達は戦いを始める。いや、始めるでは不適切だな。武力を用いる戦いが始まる。
時は戻りて大会開始前。現実。
「青ーいるー?」
「いるよー」
「入るねー」
そう言いながら嫁さん事椛が入って来た。
「なんだい?椛」
「道を見失なわないでね。青が私と高めあった大海流を、私の木枯流と高めあった青の大海流で優勝して来なさい」
「椛って、もしかして、木の葉?」
「そうだよ。私は刀物語の木の葉だよ」
「と言うか、なんで椛が大会の事知ってるの?」
「私も出るから」
「マジ?」
「マジ」
「・・・トーナメント戦でまた会おうよ。椛、いや私のお嫁さん」
椛の顔が急激に赤くなる。
「わ、わかった。(不意打ちはずるい)」
「そんじゃあ」
そう言うと私は腕を前に出した。
「頑張れよ、風の」
「ふっ、私を舐めないでよ、水の」
「「ゲームでまた会おう!」」
「叩きのめしてやるから覚悟しな」
「それは私のセリフですよ。あーお」
そう言い残すと椛は部屋から出て行った。私は四天王との再会は椛が最初だと思っていたが現実は違った。
私はゲームにログインする。さあ始めよう。私の、私たちの戦いという名の旅を
ゲームにログインすると私は鍛冶屋に足を運んだ。
「やあ、来たよおっちゃん」
「来たか!待ちくたびれたぞ!」
「ハハ、済まないね。おっちゃんも出るんだろう?戦士王杯」
「ワシのハンマースキルを舐めるなよ」
「ふふふ、あったら秒殺してあげる」
「やれるもんならやってみろ、返り討ちにしてやる・・・と言いたい所だが、秒殺される未来しか見えんな」
「「「大将!!!?」」」
「おっちゃん、やけに素直だね」
「圧倒的な力を持つ者を前にした者は大体こうなると思いますよ」
「そっか。じゃあ私は失礼するよ」
「次は戦場で会おうじゃねえか」
「会えたらいいですね」
「こっちのセリフじゃ」
「武運を祈のります」
「ワシもお主の武運を祈る」
おっちゃんと話して鍛冶場の外に出たらこの世界にアナウンスがなり響いた。
『これより戦士王杯の参加予約を始めます。メニューのページから参加する場合はyes参加しない場合はnoを押して下さい。又、観戦のみ行う場合はOKを押してください。押さない場合はyesと処理されます。以上です』
私はアナウンス通りにメニューから参加予約エリアに飛び、参加予約をした。
10分程たちまたアナウンスが聞こえて来た。
『以上で参加予約を締め切ります。特殊フィールドへ移送いたします』
そうして送られたフィールドは森の中。高低差があるためこの森は山か丘なのだろう。大太刀を出して腰に掛けて集中する。そうしていると何かが現れた。
『遅れてごめんね。僕は剣と言う。この大会のルールを説明するよ。ルールは至って単純"殺せ"だよ。頑張ってね。大会内で殺した回数のトップ達を最終予選へと連れて行くよ。ではお気をつけて』
そう言うと剣と名乗った何かは消えた。それと入れ替わるかのように私の前に槍を持った男(馬鹿)が現れた。
「お前みたいな女はカスだ。黙って俺様の進出のための贄になれ![錐突き]」
馬鹿みたい。何故そんなそこそこのスピードの突きが当たると思っているのでしょう?
「ふああー、あれ、もう終わりました?というか何が錐突きですか?遅すぎます。さて、では私も大海流・水きり」
槍を持った男は下半身と上半身が別れを告げた。
「お前程度百集まって私の体にかすり傷一つ、と言った所です。もう少し練習しなさい」
そう言いながら消えてゆく男の骸にゴミを見るような視線を送る。
「さて、次の馬鹿は何処に居ますかね?」
私は目を瞑り感覚を研ぎ澄ませる。そうしていると敵(馬鹿)の反応があった。恐らく三人。その反応を感じた瞬間には私はもう飛び出していた。まだ目も完全に開いて居ないまま走る。
「ミーツっけった」
そう見つけた。視覚で敵(馬鹿)を確認刀を爆速で抜く。そのまま走るスピードと勢いを刀を横に薙ぐ。
「グエッ」
腹を斬られて変な声を上げながら死ぬ者と首を一太刀で切り落とされ死ぬ者、そして切られた後私の体当たりで死ぬ者の三人がいた。そしてもう一人、私の前に居る。金髪、女。
「貴様に特に怨みは無い。済まないが私の為に死んでくれ」
「や、やめてーっ本当におねが」
ヒュッ。
金髪女は私の横薙ぎに依り首を切られて絶命する。
「クソッ!!弱い!弱すぎる!誰か!私を!満足させる程に!強い者は!いないのかぁ!!!?」
そう私は大声で叫ぶ。大声で叫んだ為に多くの者に居場所がばれて約三十人が一気に襲いかかって来た。
「遅えんだよっ!この!ボケどもがぁ!テメェら全員、地獄送りじゃあ!死に晒せぇ!」
刀を回りを薙ぐように振るう。そうすると面白い位に馬鹿な敵共の首が落ちて行く。二周した頃には私の周りの馬鹿どもの首は皆悉くが大地の味を味わって居た。その後私は修羅と化した。周りにいる敵を無差別に殺し続ける。気付いた時には予選は全てのサーバーの中で一位で通過した。
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