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戦士王杯
総員の配置
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閉会式の後。一瞬で何処かに転移した。その直後にそれは起きた。
『『『『グワぁぁぁ!!!』』』』
突如世界が振るえるほどの巨大な咆哮が鳴り響いた。
後ろから。何が、起こっている?
私は後ろに振り向いた時我が目を疑った。眼前には山間の砦が広がりその奥大体1km先に大体5000m間隔で化け物が進行して来て居た。先頭は超巨大な脚の長いヤドカリだ。高さはおそらく50m程。タカアシガニの脚を縦に伸ばして竜の頭骨を背にかけて歩いてきている感じがわかり易いだろう。次に巨大な亀だ。甲羅の上には山があり、頂上は蟹と同じ位。亀本来の高さは10mあるかないかくらいだ。縦と横に広いタイプだな。その奥をトロヤの木馬をこの世界に出してきたかの様な樹のに近いと思われる表面を持つ木馬の化け物だ。高さは頭が50m程。その奥を四足歩行の巨大な竜が近づいてきている。長さは150m程だろう。遠目でだがおそらく二足歩行は可能だ。その場合高さはおそらくだが100mは超えるだろう。そうなった場合の被害は予測出来ない。
「おい!激流、どうすんだ?つーかあれ、何だ?」
「私にもわからん。ただ、食い止めればいいと言うことだけはわかる」
「何でだ?」
「お前にはわかって欲しかったがね。炎。あの化け物達は皆一様に殺気を抱いている。この砦に対してな」
「了解だ。それで?どう対処する?」
「幸い此処は砦だ。親方率いるあいつらに大砲とかバリスタとかを頼んで私と炎、お前が接近戦で奴等を攻撃する。親方!親方いる!?」
「いるぞ!お前さんの後ろにな」
「ありがとう。親方」
「そんで、わしらは何をする?やって欲しいことがあんだろう?」
「ありがとね。親方と工房の皆んなにはバリスタや大砲などの迎撃兵器を使っての攻撃をお願いしたい。親方、友達の工房の奴とかも誘って。見た感じバリスタと大砲、後超巨大大砲とカタパルト、後あれ何?機銃?があるね。これらを工房組及び最終予選まで行けなかった奴らに操作を頼みたい。弓とか魔法などの遠距離攻撃を主力とする奴等も兵器組と一緒に石垣の上に居て。そんな感じの指揮かな」
「だそうだ。テメェ等、話は聞いて居たなぁ!遠距離主力プレイヤーと最終予選まで行けなかったプレイヤーは全員もれなく兵器を扱う組に入ってくれ!バリスタは一人でいいが!カタパルトや大砲なんかは一つにつき二人以上だ。超巨大大砲は周辺の大砲やバリスタに少し多めに振り!一人が臨機応変に撃つか撃たないかを判断して貰う!最終予選までいった近接戦組はあいつ等と白兵戦だ!分かったか!?」
「「「了解!」」」
「だとよ。頑張んな」
「ありがとう!頼んだぞ!戦友達よ!我等で守り抜くぞ!配置につけぇ!近接組は私に続けぇ!」
「「「了解」」」
「親方、兵器配置の式と下にある兵器工場をやってくれない?」
「分かった!」
「ありがと。それじゃあ私は行くね」
「行くぞぉ!」
作者
これでこの章は終わりです。
『『『『グワぁぁぁ!!!』』』』
突如世界が振るえるほどの巨大な咆哮が鳴り響いた。
後ろから。何が、起こっている?
私は後ろに振り向いた時我が目を疑った。眼前には山間の砦が広がりその奥大体1km先に大体5000m間隔で化け物が進行して来て居た。先頭は超巨大な脚の長いヤドカリだ。高さはおそらく50m程。タカアシガニの脚を縦に伸ばして竜の頭骨を背にかけて歩いてきている感じがわかり易いだろう。次に巨大な亀だ。甲羅の上には山があり、頂上は蟹と同じ位。亀本来の高さは10mあるかないかくらいだ。縦と横に広いタイプだな。その奥をトロヤの木馬をこの世界に出してきたかの様な樹のに近いと思われる表面を持つ木馬の化け物だ。高さは頭が50m程。その奥を四足歩行の巨大な竜が近づいてきている。長さは150m程だろう。遠目でだがおそらく二足歩行は可能だ。その場合高さはおそらくだが100mは超えるだろう。そうなった場合の被害は予測出来ない。
「おい!激流、どうすんだ?つーかあれ、何だ?」
「私にもわからん。ただ、食い止めればいいと言うことだけはわかる」
「何でだ?」
「お前にはわかって欲しかったがね。炎。あの化け物達は皆一様に殺気を抱いている。この砦に対してな」
「了解だ。それで?どう対処する?」
「幸い此処は砦だ。親方率いるあいつらに大砲とかバリスタとかを頼んで私と炎、お前が接近戦で奴等を攻撃する。親方!親方いる!?」
「いるぞ!お前さんの後ろにな」
「ありがとう。親方」
「そんで、わしらは何をする?やって欲しいことがあんだろう?」
「ありがとね。親方と工房の皆んなにはバリスタや大砲などの迎撃兵器を使っての攻撃をお願いしたい。親方、友達の工房の奴とかも誘って。見た感じバリスタと大砲、後超巨大大砲とカタパルト、後あれ何?機銃?があるね。これらを工房組及び最終予選まで行けなかった奴らに操作を頼みたい。弓とか魔法などの遠距離攻撃を主力とする奴等も兵器組と一緒に石垣の上に居て。そんな感じの指揮かな」
「だそうだ。テメェ等、話は聞いて居たなぁ!遠距離主力プレイヤーと最終予選まで行けなかったプレイヤーは全員もれなく兵器を扱う組に入ってくれ!バリスタは一人でいいが!カタパルトや大砲なんかは一つにつき二人以上だ。超巨大大砲は周辺の大砲やバリスタに少し多めに振り!一人が臨機応変に撃つか撃たないかを判断して貰う!最終予選までいった近接戦組はあいつ等と白兵戦だ!分かったか!?」
「「「了解!」」」
「だとよ。頑張んな」
「ありがとう!頼んだぞ!戦友達よ!我等で守り抜くぞ!配置につけぇ!近接組は私に続けぇ!」
「「「了解」」」
「親方、兵器配置の式と下にある兵器工場をやってくれない?」
「分かった!」
「ありがと。それじゃあ私は行くね」
「行くぞぉ!」
作者
これでこの章は終わりです。
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