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第一陣ヤドカリ
倒れる者と立ち向かう者
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作者
前の話の途中に引き続き椛視点です
木枯流を使って青蓮をキャッチした。第一回戦はもう終わりだ。誰もがそう思っていた。しかしリーズンカラーベトの死骸から蟹型の魔物が大量に出現し、近接組に襲い掛かった。
「そうか。そうくるか!」
「あ、お?無、理だよ。私の失態のせいで、もう大丈夫だから治療受けて!」
「そうだ!いくらお前でも流石にこれは厳しい!俺等に任せて治療されろ!」
「そうです大将!貴方が居なくて誰が指揮をとるんですか!?」
「ふっ、木の葉らしくねぇな。いつもならこれも妻の務めです的なこと言うのに。だがなぁ!ふっ、私も可笑しくなったものだ。愛する妻の前ではカッコいい男を演じたいんです!それにな、私だってまだ動ける。ヤバくなったら倒れるから回収頼んだ。バリスタ班!エイムがいい奴は固定に乗って撃て!悪い奴は移動式と交代して前線に向かえ!大砲班!エイムのいい奴は固定バリスタに行け!悪い奴は移動式で前線だ!動け!此処は任せて次の奴に備えろ!」
曲波で蟹共を300程消す旦那様。カッコいい。それにしれっと私への愛を囁いて、嬉しい!そして視界の端で兵器班が動き始めている。
「分かりました。待ちますよ。全くこれも強情な旦那を持つ者の苦労です。死なないでくださいね?」
「おうよ!俺は遊撃するわ!」
「私が大将に付きます!お側は任せてください!」
「わーってらぁ。後、浄水了解。頼んだよ。さーて暴れますかぁ?大海流!千波!」
曲波で蟹共を300程消す旦那様。カッコいい。
「腹に骨が刺さって居ようがかんけえねぇ!強え奴は死ぬまで強えんだよ!大海流!万波!」
青蓮がまた技を放つ。今度は700匹程の蟹が死ぬ。
「まだまだぁ!大海流!水面!」
2000は下らない程の蟹が死んだ。
「チッ!流石にもう無理だ。浄水、頼んだ!」
「了解です。大将」
「ちっ!クソが!テメェら!青蓮が倒れた!だが号令は変わらん!行け!野郎ども!医療班!青蓮の治療を頼む!浄水さんは治療場所から弓で支援でのを頼む」
「「「了解!」」」
「医療班から報告です!激流殿の容態を見るに3分も経てば戦線3分守ってください!」
「言われなくても旦那を守るのは妻の務めです。そして炎!非常に不服ですが炎、共闘しましょう」
「非常に不服なの!?」
「ええ。旦那様の事を殺す宣言しましたからね。忘れて居ませんよ私」
「ダチは守る、それの何が悪い?それにな私情以外にもあいつは今の俺達の大将だ。死なれちゃ困るぜ」
「そういえば、最初から気になっていたのですが、貴方、誰ですか?小炎のフレンド?もしかして私の旦那様のフレンドデスカ?」
旦那様のフレンドなら消さないと。
「顔怖いです!まあ、名乗らなければ行けませんね。私の名は良影峰長と言います。奥様には大変申し上げにくいのですが激流のリア友です」
「アバター名どっちも苗字じゃねえか!」
「貴方、中身は女?」
「ばりくそ男です!」
「なら良いわ。でも、旦那様とゲイに走る様では、分からないわね。今の所は大丈夫よ。貴方が女だったら旦那様とちょっとお話をしなければなりませんから」
「走らない様に努めます!」
「頑張って頂戴」
「じゃあ行くぞぉ!激流にだけかっこつけさせるな!」
「「「おう!」」」
「指令はただ一つ!殲滅しろ!」
「「「了解!」」」
作者
一応プレイヤー側の総大将は小炎という事になってます。
前の話の途中に引き続き椛視点です
木枯流を使って青蓮をキャッチした。第一回戦はもう終わりだ。誰もがそう思っていた。しかしリーズンカラーベトの死骸から蟹型の魔物が大量に出現し、近接組に襲い掛かった。
「そうか。そうくるか!」
「あ、お?無、理だよ。私の失態のせいで、もう大丈夫だから治療受けて!」
「そうだ!いくらお前でも流石にこれは厳しい!俺等に任せて治療されろ!」
「そうです大将!貴方が居なくて誰が指揮をとるんですか!?」
「ふっ、木の葉らしくねぇな。いつもならこれも妻の務めです的なこと言うのに。だがなぁ!ふっ、私も可笑しくなったものだ。愛する妻の前ではカッコいい男を演じたいんです!それにな、私だってまだ動ける。ヤバくなったら倒れるから回収頼んだ。バリスタ班!エイムがいい奴は固定に乗って撃て!悪い奴は移動式と交代して前線に向かえ!大砲班!エイムのいい奴は固定バリスタに行け!悪い奴は移動式で前線だ!動け!此処は任せて次の奴に備えろ!」
曲波で蟹共を300程消す旦那様。カッコいい。それにしれっと私への愛を囁いて、嬉しい!そして視界の端で兵器班が動き始めている。
「分かりました。待ちますよ。全くこれも強情な旦那を持つ者の苦労です。死なないでくださいね?」
「おうよ!俺は遊撃するわ!」
「私が大将に付きます!お側は任せてください!」
「わーってらぁ。後、浄水了解。頼んだよ。さーて暴れますかぁ?大海流!千波!」
曲波で蟹共を300程消す旦那様。カッコいい。
「腹に骨が刺さって居ようがかんけえねぇ!強え奴は死ぬまで強えんだよ!大海流!万波!」
青蓮がまた技を放つ。今度は700匹程の蟹が死ぬ。
「まだまだぁ!大海流!水面!」
2000は下らない程の蟹が死んだ。
「チッ!流石にもう無理だ。浄水、頼んだ!」
「了解です。大将」
「ちっ!クソが!テメェら!青蓮が倒れた!だが号令は変わらん!行け!野郎ども!医療班!青蓮の治療を頼む!浄水さんは治療場所から弓で支援でのを頼む」
「「「了解!」」」
「医療班から報告です!激流殿の容態を見るに3分も経てば戦線3分守ってください!」
「言われなくても旦那を守るのは妻の務めです。そして炎!非常に不服ですが炎、共闘しましょう」
「非常に不服なの!?」
「ええ。旦那様の事を殺す宣言しましたからね。忘れて居ませんよ私」
「ダチは守る、それの何が悪い?それにな私情以外にもあいつは今の俺達の大将だ。死なれちゃ困るぜ」
「そういえば、最初から気になっていたのですが、貴方、誰ですか?小炎のフレンド?もしかして私の旦那様のフレンドデスカ?」
旦那様のフレンドなら消さないと。
「顔怖いです!まあ、名乗らなければ行けませんね。私の名は良影峰長と言います。奥様には大変申し上げにくいのですが激流のリア友です」
「アバター名どっちも苗字じゃねえか!」
「貴方、中身は女?」
「ばりくそ男です!」
「なら良いわ。でも、旦那様とゲイに走る様では、分からないわね。今の所は大丈夫よ。貴方が女だったら旦那様とちょっとお話をしなければなりませんから」
「走らない様に努めます!」
「頑張って頂戴」
「じゃあ行くぞぉ!激流にだけかっこつけさせるな!」
「「「おう!」」」
「指令はただ一つ!殲滅しろ!」
「「「了解!」」」
作者
一応プレイヤー側の総大将は小炎という事になってます。
応援ありがとうございます!
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