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進行する激震
一つ目
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今回は久しぶりの小炎視点となります。
「ふざけんなよ!クッソ!」
「カカカッ」
「うざいですね。この骸骨」
「同感です。しかも、其れが五体」
「泣いても良いか?総大将だけど」
「総大将はいつも前向きな姿勢を見せる役割が有るのですから、駄目ですよ。泣いたら」
「そうか。じゃあ総大将の俺が言おう!近接部隊総員、俺に続けぇ!」
「「「らぁぁぁぁ!!!」」」
少し前に遡って語ろう。こんなクソみたいな戦場になった経緯を。
青蓮が落ちて来てゴリマッチョに刀を抜いてもらい木馬の上まで昇って行った。その後に木馬の腹ん中から出て来たアンデットが諸悪の根源だった。
「カカカッ」
ソイツは下顎を震わせ音を立てた。
其れがいけなかった。
バカな奴等が舐められてると思い突撃して死んだ。二人な。
そして俺が処理しに行った訳だがかなり苦戦した。アンデットナイトは突破に5秒とかからねえんだが、あれは三十秒かかった。
其れがかなりでかかった。
「貴方らしくないね時間かけ過ぎだよ。炎」
「そうだな。筆頭でもあれは多分すれ違い殺し出来ないな」
「そんなに?なら貴方が勝てただけでも上々じゃない」
「そこまでボロクソ言われると傷付くんだが」
「実際貴方、弱いもん」
「お前らと比べられたら否定出来ねえな」
「実際、雷雷が結構貴方の四天王除名を旦那様に言ってたらしいわよ」
「マジかよ」
「旦那様、結構優しいから見逃してたらしいわね。其れに、貴方が抜けたら三人になるから新たな呼称を作るのが面倒臭いっていう理由もあったらしいわよ」
「悲しい」
「まあ、其れ抜きにしても四天王は皆揃って終わりたかった、という旦那様の意志もあった為に貴方は四天王を除名されなかったのですよ。終わってしまった以上、分かりますよね?」
「ああ」
「理解が早くて助かります。除名されたくないならば、雷雷さん、説得してください」
「頑張る」
「心底どうでも良いですが、まあ、応援くらいはしてあげます。頑張ってください」
「ありがとう」
「では、仕事をしましょう。狂乱の宴はもう開かれたのです。削りますよ、この骸骨ああ、大きいのは任せてください」
「心得た」
「せいぜい頑張りなさい」
「カカカッ」
「出て来たぞ!木の葉」
「ちゃんと攻撃してくれるとありがたいのですが」
「ふざけんなよ!クッソ!」
「カカカッ」
「うざいですね。この骸骨」
「同感です。しかも、其れが五体」
「泣いても良いか?総大将だけど」
「総大将はいつも前向きな姿勢を見せる役割が有るのですから、駄目ですよ。泣いたら」
「そうか。じゃあ総大将の俺が言おう!近接部隊総員、俺に続けぇ!」
「「「らぁぁぁぁ!!!」」」
少し前に遡って語ろう。こんなクソみたいな戦場になった経緯を。
青蓮が落ちて来てゴリマッチョに刀を抜いてもらい木馬の上まで昇って行った。その後に木馬の腹ん中から出て来たアンデットが諸悪の根源だった。
「カカカッ」
ソイツは下顎を震わせ音を立てた。
其れがいけなかった。
バカな奴等が舐められてると思い突撃して死んだ。二人な。
そして俺が処理しに行った訳だがかなり苦戦した。アンデットナイトは突破に5秒とかからねえんだが、あれは三十秒かかった。
其れがかなりでかかった。
「貴方らしくないね時間かけ過ぎだよ。炎」
「そうだな。筆頭でもあれは多分すれ違い殺し出来ないな」
「そんなに?なら貴方が勝てただけでも上々じゃない」
「そこまでボロクソ言われると傷付くんだが」
「実際貴方、弱いもん」
「お前らと比べられたら否定出来ねえな」
「実際、雷雷が結構貴方の四天王除名を旦那様に言ってたらしいわよ」
「マジかよ」
「旦那様、結構優しいから見逃してたらしいわね。其れに、貴方が抜けたら三人になるから新たな呼称を作るのが面倒臭いっていう理由もあったらしいわよ」
「悲しい」
「まあ、其れ抜きにしても四天王は皆揃って終わりたかった、という旦那様の意志もあった為に貴方は四天王を除名されなかったのですよ。終わってしまった以上、分かりますよね?」
「ああ」
「理解が早くて助かります。除名されたくないならば、雷雷さん、説得してください」
「頑張る」
「心底どうでも良いですが、まあ、応援くらいはしてあげます。頑張ってください」
「ありがとう」
「では、仕事をしましょう。狂乱の宴はもう開かれたのです。削りますよ、この骸骨ああ、大きいのは任せてください」
「心得た」
「せいぜい頑張りなさい」
「カカカッ」
「出て来たぞ!木の葉」
「ちゃんと攻撃してくれるとありがたいのですが」
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