三尺刀使いの仮想現実戦記

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進行する激震

地獄の門は、開かれた

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災害を2体倒したは良いものの我々の総兵力は六割を切って居た。もはや次の災害で死ぬ覚悟をした次の災害は本当に厄災であり地獄であり災害だった。
龍災害書目(創作)9章進行する地獄より冒頭

私は椛と共に最前線に到着した。
亀を倒すにあたって他の接近戦組はもう前に移動させているので最後に私達は来た。しかし、
そこに広がるのは阿鼻叫喚と腹に穴が空きそこから骸骨を落としてくる木馬の存在だった。
「なんですか、何ですか!?これは!」
浄水と小炎はとっとこ行かせているがその二人が骸骨に少し手間取っている。
そこそこ強いのだろう。あれらは
「本当に、何なのよ?これは」
「私が聞きたいよ。小炎!居るか!?」
小炎が居ると戦い易くなるから小炎の所在を確認する。
「ああ!居るぞ!現状説明は要るか!?」
「浄水に任せるからいい」
「了解だ。浄水!激流が及びだ!」
「了解です大将!今行きます」
「いやいい」
「はっ?」
私は声のした方に移動した。
「現状を簡潔に説明してくれないか?」
「現状は木馬に生み出されたアンデット兵の対処に追われてます」
「ふむ。つまりはそれに手間取り木馬本体にダメージを与えられてないということかな?」
「そうです」
「了解。さて椛」
「何かな?旦那様」
「下を、頼めるか?」
「分かりました。でも、」
「死なないさ。少なくとも、君の前以外ではね」
「私の前でも死なないでください!」
「ふふっ、わかったよ。さて、私は上に登るよ」
「了解です」
「出陣です!寒天一流逆氷柱!」
「さて、激流は行きました。私達もやりましょうか」
「了解です」

木馬の背の上
さて、私は木馬に攻撃をしようか。
「寒天一流氷砕!」
氷砕で木馬の背を攻撃するもひびが少し入る程度。
「途方もないな、これ」
私はそう溢した。
「仕方ない。大海流水竜の舞!」
狙いは上への飛び上がり。そこから出すのは
「寒天一流!氷柱!三連!」
氷柱を3回連続して繰り出し上空へと飛び上がる。そこから出すのは
「大海流!奥伝!ナイアガラ」
狙ったのは木馬の首元。
結果は命中したものの勢いを殺す事が出来ずに地面に刀を深く刺してしまった。
まあ通りすがりのゴリマッチョに刀を抜いていただいたのだが、本当に感謝してます!
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