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悉くを滅ぼし悉くを破壊する巨龍
無駄話
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あの戦いには無駄が有った。いや、この世の全てに無駄がある。この世は無駄で溢れている。私も友もこんな世界は認めていない。命は全員分有るが才能は全員分無い。うまく出来るものは才能というチケットを生まれつき持って居るのだ。
龍災害書目(創作)より序章何故?より一部
今回は青蓮視点
本当に最後の戦いが遂に幕を上げた。この戦いを、この戦争を乗り越えた時私達は本当の勝利を勝ち取るだろう。いざ参る。
「大将!?何だったんですか?あれ」
「あれとは何だ?あれとは」
「大将が大将じゃなくなったみたいに恐ろしくなった神楽?でしたっけのことです」
「水流神楽だな。大海流は特殊基本技、基本技、奥義、奥伝、神伝神技、神楽、焉の型の七つが技の分類としてある」
「そんなに有ったの?」
「うん」
「凄いです」
「其れで水流神楽はその中でも神楽に分類されるのだよ」
「そうなのね」
「そうなんですね」
「因みに神楽は一から始まり前にした技の一つ後の技にしか派生出来ないように作ってる。さて、楓、浄水見えてきたぞ。砦前の決戦広場が」
「待ってますね。あの巨龍」
「砦を崩して私達と戦いやすくしたのでしょうか?」
「そうなんじゃないか?」
「何故そう思うのですか?大将」
「あれからは武士としての心を感じる。恐らく彼奴は卑怯とか絶対許さん!ってタイプだよ。絶対」
「私もそう思うわ」
「何で大将と楓さんは人外の心が読めるんですか!?化け物なんですか!?」
「浄水さん」
「何ですか?」
「今首を斬り落とされるか四肢を捥いだ後に首を斬り落とされるの、どちらが良いですか?選んでいいですよ」
「死ぬか死ね、ですか。其れはちょっと選べないですね」
「楓も浄水も喧嘩しない」
「分かりました」「すいません。大将」
「全く。何で喧嘩するのか?」
「貴方の所為よ。激流」
「楓さんの所為です」
「あら?何で?」
「楓さんが私に喧嘩を売るからです!」
「あらあら、貴女は愛する夫を化け物扱いされて怒らないの?」
「ブチ切れますね」
「其れと同じよ」
「なら何で大将の所為なんですか?」
「そうね、激流を私が病む程愛しいるから、かしら」
「恐ろしいですね、楓さん。大将、早くこんな危険な女と別れて私と結婚しましょ」
「其れは出来ない注文だね。楓が病む程私を好きっていうのは十分分かってる。面倒って思う時が内訳でもない」
「じゃあ何でですか!?」
「教えないよ」
「あら、私も気になるわ」
「楓が其れ程言うなら。二人共自分を完璧に理解してくれる他人って居た?自分と全く同じ考え方や価値観を持つ人が」
「居ないですね」
「居なかったわね。限りなく近い激流は居るけど」
「そうですね」
「だよね。其れは最早他人では無く自分だから居ないんだよ千差万別十人十色、この世界は皆違って皆良いって思想だしね。其れでも、人を愛し受け入れて結ばれる。自身と近いし異性の他人を探すのが結婚相手探しなんだと思う。其れが私にとっては楓だったって言う話だよ」
「そうなんですねでは私が楓さんよりも大将に近い存在になれば良いんですね。頑張ります」
「小娘」
「何ですか?」
「その首、貰うわね」
「ヒィィ!助けて下さい!大将」
「結局こうなんだから」
「そうだ、今度四天王+その副官ってな感じでオフ会しない?」
「雷雷には連絡し難いな。彼奴の副官の鳴なら連絡着くけどさ」
「ふーん。激流は私以外にまだ他の虫の連絡先があるのね。終わったらお話、するわよ」
「ヒィィ!」
「お話って何ですか!?」
「ヒ・ミ・ツ」
「そろそろ着くよ」
「それじゃあ本気で龍殺しになりましょうか」
「楓さんには負けません」
「やるぞ!」
龍災害書目(創作)より序章何故?より一部
今回は青蓮視点
本当に最後の戦いが遂に幕を上げた。この戦いを、この戦争を乗り越えた時私達は本当の勝利を勝ち取るだろう。いざ参る。
「大将!?何だったんですか?あれ」
「あれとは何だ?あれとは」
「大将が大将じゃなくなったみたいに恐ろしくなった神楽?でしたっけのことです」
「水流神楽だな。大海流は特殊基本技、基本技、奥義、奥伝、神伝神技、神楽、焉の型の七つが技の分類としてある」
「そんなに有ったの?」
「うん」
「凄いです」
「其れで水流神楽はその中でも神楽に分類されるのだよ」
「そうなのね」
「そうなんですね」
「因みに神楽は一から始まり前にした技の一つ後の技にしか派生出来ないように作ってる。さて、楓、浄水見えてきたぞ。砦前の決戦広場が」
「待ってますね。あの巨龍」
「砦を崩して私達と戦いやすくしたのでしょうか?」
「そうなんじゃないか?」
「何故そう思うのですか?大将」
「あれからは武士としての心を感じる。恐らく彼奴は卑怯とか絶対許さん!ってタイプだよ。絶対」
「私もそう思うわ」
「何で大将と楓さんは人外の心が読めるんですか!?化け物なんですか!?」
「浄水さん」
「何ですか?」
「今首を斬り落とされるか四肢を捥いだ後に首を斬り落とされるの、どちらが良いですか?選んでいいですよ」
「死ぬか死ね、ですか。其れはちょっと選べないですね」
「楓も浄水も喧嘩しない」
「分かりました」「すいません。大将」
「全く。何で喧嘩するのか?」
「貴方の所為よ。激流」
「楓さんの所為です」
「あら?何で?」
「楓さんが私に喧嘩を売るからです!」
「あらあら、貴女は愛する夫を化け物扱いされて怒らないの?」
「ブチ切れますね」
「其れと同じよ」
「なら何で大将の所為なんですか?」
「そうね、激流を私が病む程愛しいるから、かしら」
「恐ろしいですね、楓さん。大将、早くこんな危険な女と別れて私と結婚しましょ」
「其れは出来ない注文だね。楓が病む程私を好きっていうのは十分分かってる。面倒って思う時が内訳でもない」
「じゃあ何でですか!?」
「教えないよ」
「あら、私も気になるわ」
「楓が其れ程言うなら。二人共自分を完璧に理解してくれる他人って居た?自分と全く同じ考え方や価値観を持つ人が」
「居ないですね」
「居なかったわね。限りなく近い激流は居るけど」
「そうですね」
「だよね。其れは最早他人では無く自分だから居ないんだよ千差万別十人十色、この世界は皆違って皆良いって思想だしね。其れでも、人を愛し受け入れて結ばれる。自身と近いし異性の他人を探すのが結婚相手探しなんだと思う。其れが私にとっては楓だったって言う話だよ」
「そうなんですねでは私が楓さんよりも大将に近い存在になれば良いんですね。頑張ります」
「小娘」
「何ですか?」
「その首、貰うわね」
「ヒィィ!助けて下さい!大将」
「結局こうなんだから」
「そうだ、今度四天王+その副官ってな感じでオフ会しない?」
「雷雷には連絡し難いな。彼奴の副官の鳴なら連絡着くけどさ」
「ふーん。激流は私以外にまだ他の虫の連絡先があるのね。終わったらお話、するわよ」
「ヒィィ!」
「お話って何ですか!?」
「ヒ・ミ・ツ」
「そろそろ着くよ」
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「楓さんには負けません」
「やるぞ!」
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