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悉くを滅ぼし悉くを破壊する巨龍
進撃は・・・止まらない
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最後に笑った奴が一番強えんだ。それを忘れるな。そうすれば未来は見えるだろう。神に祈るなよ。自分で自分の知恵と力を用いて未来を作れ。君にはその権利が有る。さあ、君の武器と本は見つかったかい?其れらを手に明日へと、前へと進みたまえ。
龍災害書目(創作)より終の章その後の世界
「さあ巨龍よ、終幕は近づいてきています。終わりにしましょう、この無駄な戦いを」
『ガァァァ!!!』
「さあ、楽しみましょう!我が身尽きるまで!其の身尽きるまで!命果てるまで!」
「激流を傷つけた罪、兆倍にして返してあげます!」
「大将!?ちょっとキャラ変わってます!其れと楓さんも兆倍はやり過ぎでは!?」
「「あぁ!?」」
「なっ、何でもないです」
私達に行き止まりは無い。ただ迷い進み振り返る。それだけだ。私達は馬鹿だからさ、これしか出来ないんだよ。
「ハハハッ!刀に溺れた者の底力、見せてやる!」
『ガァァー!!!』
その咆哮はかかってこいとでも言うかの様だった。
そして私達に向かいブレスが吐かれる。
「退くよ!激流」
「大海流海流」
大海流海流。前で刀を指で持って回し、攻撃を叩き落とす技。角度をつけると刃が研げる。
少し斜めに海流をし、周りにブレスを逃して私に来るダメージをほぼゼロにする。
椛は退いたが私は攻撃をする機会を待つ。椛が後ろに来て私と共に攻撃の機会を待つ。あの巨体を維持する為にはかなり大きな肺がいるだろう。そしてそろそろその肺も音を上げる頃だ。もう少し回せ!嫁を守りきれ!
「らぁぁぁ!」
『グゥぅぅ!』
耐えきった。ならば考えるよりも先に体が動いていた。
「らぁぁぁ!」
「大海流大海!連!」
「木枯流!神伝神技!伊吹風巻(いぶきしまき)」
木枯流神伝神技伊吹風巻。相手の部位を見ずにただ相手を切り刻むと言う脳筋技。
「寒天一流!氷霧!」
寒天一流氷霧。超広範囲をそこそこの火力(普通のプレイヤーの必殺技)で攻撃する。縦横共に範囲が異常である。
椛があれを出したから私も合わせる。斬り合わない様に氷霧をセレクトし、木枯らし1号であまり出ない火力のサポートをする。
「らぁぁぁ!」
「くらぁぁぁ!」
刹那に巨龍に数多の傷が付き鱗や甲殻が割れ血が噴出する。
「「「あっ、あれに傷が、ポリゴンまで」」」
「やるぞぉぉぉ!弾込めろぉ!砲撃つぞぉ!」
「そうだ!あいつらの努力を無駄にするなぁ!」
ドン!ドン!ドン!シャッ!シャッ!
シャッ!
大砲から砲弾が放たれバリスタから矢が放たれる。しかしあの巨龍は止まらない。未だ前進を辞めずに進み続ける。
「ちっ!このまま行くと後20秒程度で要塞の最深部に到達されるぞ!」
「攻め続ける!」
「はいです!大将!」
「全力攻勢!」
「分かった」
「了解です!」
「大海流神伝神技アナーヒター速の型
早駆ケノ水流」
「木枯流神伝神技蛟流の型
霧ヲモ断チ斬ル暴風!」
木枯流神伝神技蛟の型霧ヲモ断チ斬ル暴風。冠する神の名は日本の竜こと蛟。その名のとおりに神速の斬撃が敵を蹂躙する。
「大海流!渦巻!」
大海流渦巻。中央に向かい螺旋を描き中央についたら外へと螺旋を描く様に刀を回す。
通る物全てを薙ぎ切り刻む早駆ケノ水流。神速の斬撃が敵を何度も襲う
霧ヲモ断チ斬ル暴風。そして螺旋を描き返す渦巻が同時に巨龍に襲い掛かる。しかし
「タフ過ぎない?」
「ええ、私もそう思うわ」
「私も大将と同感です」
奴はまだ健在。タフ過ぎでしょ。
「大海流海流神楽」
もうこれしか無い。あれに対して他に手立ては無い。有っても傷を付けるだけだ。今あれは状態異常出血やられ(大)になっているがあの減りの速さでは砦を壊される。おそらく砦を壊されるかプレイヤーの全滅が失敗条件である為出血やられ(大)をメインダメージソースにするのは悪い判断だ。大体出血やられ(大)と同じDPSを私達が出せればギリギリいける可能性がある。大砲とバリスタの濃密攻撃は出血やられ(大)の半分どころか十分の三程度だ。残りの七割を稼がねばならない。大海流の誇る最高DPSを叩き出せる海流神楽を使ってダメージソースになる。
~此処から椛視点~
「大海流海流神楽」
そう青が呟いた途端に青の雰囲気が変わる。まるで近づくものあまねくことごとくを斬り捨てる様な雰囲気を纏った。そして青はあの巨龍の上に跳ぶ。そして青は口を開ける。
「大海流海流神楽序舞蓮(はす)」
名前の由来は蓮根の花としても有名な池なんかに生えている蓮。
そう青は呟きまるで水面に浮かぶ蓮の様に地面に衝撃を落とす。しかし其れらは全てが巨龍の巨体に命中する。
「大海流海流神楽次舞葦(あし)」
名前の由来は川岸にはえる植物の葦。
川を示す一本の斬撃。そして川岸に生える葦の様に初撃の左右の端に上から刺突の雨が降る。其れらも全てが巨龍の巨体に命中する。
「大海流海流神楽參舞湖面ノ三日月」
大海流海流神楽參の舞湖面ノ三日月。名前の由来はそのまま湖に映る夜空の三日月。
青は巨龍の中頃まで落ちてきて巨龍に横薙ぎをくらわせる。そして跳びあがり巨龍の上から湖に自身を映そうとして居る三日月の様に三日月の形をした斬撃を容赦なく振り落とす。
「ガァァァ!!!」
巨龍は吠える。そして足を早める。其れに青は神楽をしたままついていけないため神楽を解き走る。おそらく砦前で決戦をしようとしているのだ。間もなく砦前に着き其れに伴い本当に最後の戦いが遂に幕を上げる。
作者
私的に今日の話の前の奴は今までで一番良い事書いた気がします。
龍災害書目(創作)より終の章その後の世界
「さあ巨龍よ、終幕は近づいてきています。終わりにしましょう、この無駄な戦いを」
『ガァァァ!!!』
「さあ、楽しみましょう!我が身尽きるまで!其の身尽きるまで!命果てるまで!」
「激流を傷つけた罪、兆倍にして返してあげます!」
「大将!?ちょっとキャラ変わってます!其れと楓さんも兆倍はやり過ぎでは!?」
「「あぁ!?」」
「なっ、何でもないです」
私達に行き止まりは無い。ただ迷い進み振り返る。それだけだ。私達は馬鹿だからさ、これしか出来ないんだよ。
「ハハハッ!刀に溺れた者の底力、見せてやる!」
『ガァァー!!!』
その咆哮はかかってこいとでも言うかの様だった。
そして私達に向かいブレスが吐かれる。
「退くよ!激流」
「大海流海流」
大海流海流。前で刀を指で持って回し、攻撃を叩き落とす技。角度をつけると刃が研げる。
少し斜めに海流をし、周りにブレスを逃して私に来るダメージをほぼゼロにする。
椛は退いたが私は攻撃をする機会を待つ。椛が後ろに来て私と共に攻撃の機会を待つ。あの巨体を維持する為にはかなり大きな肺がいるだろう。そしてそろそろその肺も音を上げる頃だ。もう少し回せ!嫁を守りきれ!
「らぁぁぁ!」
『グゥぅぅ!』
耐えきった。ならば考えるよりも先に体が動いていた。
「らぁぁぁ!」
「大海流大海!連!」
「木枯流!神伝神技!伊吹風巻(いぶきしまき)」
木枯流神伝神技伊吹風巻。相手の部位を見ずにただ相手を切り刻むと言う脳筋技。
「寒天一流!氷霧!」
寒天一流氷霧。超広範囲をそこそこの火力(普通のプレイヤーの必殺技)で攻撃する。縦横共に範囲が異常である。
椛があれを出したから私も合わせる。斬り合わない様に氷霧をセレクトし、木枯らし1号であまり出ない火力のサポートをする。
「らぁぁぁ!」
「くらぁぁぁ!」
刹那に巨龍に数多の傷が付き鱗や甲殻が割れ血が噴出する。
「「「あっ、あれに傷が、ポリゴンまで」」」
「やるぞぉぉぉ!弾込めろぉ!砲撃つぞぉ!」
「そうだ!あいつらの努力を無駄にするなぁ!」
ドン!ドン!ドン!シャッ!シャッ!
シャッ!
大砲から砲弾が放たれバリスタから矢が放たれる。しかしあの巨龍は止まらない。未だ前進を辞めずに進み続ける。
「ちっ!このまま行くと後20秒程度で要塞の最深部に到達されるぞ!」
「攻め続ける!」
「はいです!大将!」
「全力攻勢!」
「分かった」
「了解です!」
「大海流神伝神技アナーヒター速の型
早駆ケノ水流」
「木枯流神伝神技蛟流の型
霧ヲモ断チ斬ル暴風!」
木枯流神伝神技蛟の型霧ヲモ断チ斬ル暴風。冠する神の名は日本の竜こと蛟。その名のとおりに神速の斬撃が敵を蹂躙する。
「大海流!渦巻!」
大海流渦巻。中央に向かい螺旋を描き中央についたら外へと螺旋を描く様に刀を回す。
通る物全てを薙ぎ切り刻む早駆ケノ水流。神速の斬撃が敵を何度も襲う
霧ヲモ断チ斬ル暴風。そして螺旋を描き返す渦巻が同時に巨龍に襲い掛かる。しかし
「タフ過ぎない?」
「ええ、私もそう思うわ」
「私も大将と同感です」
奴はまだ健在。タフ過ぎでしょ。
「大海流海流神楽」
もうこれしか無い。あれに対して他に手立ては無い。有っても傷を付けるだけだ。今あれは状態異常出血やられ(大)になっているがあの減りの速さでは砦を壊される。おそらく砦を壊されるかプレイヤーの全滅が失敗条件である為出血やられ(大)をメインダメージソースにするのは悪い判断だ。大体出血やられ(大)と同じDPSを私達が出せればギリギリいける可能性がある。大砲とバリスタの濃密攻撃は出血やられ(大)の半分どころか十分の三程度だ。残りの七割を稼がねばならない。大海流の誇る最高DPSを叩き出せる海流神楽を使ってダメージソースになる。
~此処から椛視点~
「大海流海流神楽」
そう青が呟いた途端に青の雰囲気が変わる。まるで近づくものあまねくことごとくを斬り捨てる様な雰囲気を纏った。そして青はあの巨龍の上に跳ぶ。そして青は口を開ける。
「大海流海流神楽序舞蓮(はす)」
名前の由来は蓮根の花としても有名な池なんかに生えている蓮。
そう青は呟きまるで水面に浮かぶ蓮の様に地面に衝撃を落とす。しかし其れらは全てが巨龍の巨体に命中する。
「大海流海流神楽次舞葦(あし)」
名前の由来は川岸にはえる植物の葦。
川を示す一本の斬撃。そして川岸に生える葦の様に初撃の左右の端に上から刺突の雨が降る。其れらも全てが巨龍の巨体に命中する。
「大海流海流神楽參舞湖面ノ三日月」
大海流海流神楽參の舞湖面ノ三日月。名前の由来はそのまま湖に映る夜空の三日月。
青は巨龍の中頃まで落ちてきて巨龍に横薙ぎをくらわせる。そして跳びあがり巨龍の上から湖に自身を映そうとして居る三日月の様に三日月の形をした斬撃を容赦なく振り落とす。
「ガァァァ!!!」
巨龍は吠える。そして足を早める。其れに青は神楽をしたままついていけないため神楽を解き走る。おそらく砦前で決戦をしようとしているのだ。間もなく砦前に着き其れに伴い本当に最後の戦いが遂に幕を上げる。
作者
私的に今日の話の前の奴は今までで一番良い事書いた気がします。
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