27 / 34
第二章 乙女ゲームの舞台、それはルミワ魔法学園!!
3
しおりを挟む
ざわざわと騒がしい。思わず黙れ!と叫びたくなってしまう。おかしい。こんなはずではなかったのに・・・・・・。ああ、レイン様がすっごく引いている。
「大変・・・・・・申し訳ございませんでしたーーー!!」
私は、はぁ、とため息を吐いた。
・・・・・・こんな状況になっているのは、こいつの仕業である。そう、こいつ!! 私の元婚約者であり、この国の第二王子であり、元王太子であり、おバカさんなアンポンタン!! レオンハルト・クレメンス!! レイン様と手をつないで楽しく登校していたところに、水を差してきたこのアホ王子!! 学園の校門で、私に対して土下座しやがった!!
確かに謝罪は必要だろう。でも、それはあくまでも、非公式的な訪問での謝罪であることがただしいのだ。それなのに・・・・・・それなのにこのアホ王子、自分がまだ王籍を抹消されていないことを忘れて、公の場で私に土下座してきたんだよ!!
私があまりの怒りにプルプルしていると、王子は何を勘違いしたのかばっと顔をあげてさらに言葉を発してきた。
「私は公の場で、君に婚約破棄をして君を傷者にしてしまった。そのせいで君にはもう、縁談の話は来ないだろう・・・・・・。だからその責任を私に取らせてほしい」
「責任?」
思わず、声が低くなってしまった。レイン様がピクリ、と反応した気がするが・・・・・・気のせいだろう。
「私の婚約者に戻してもらう」
・・・・・・。
コ イ ツ ハ ナ ニ ヲ イ ッ テ イ ル ン ダ ?
「ただ、すまないが私が愛することができるのはアリスだけなんだ。だから、君は側妃ということ、にッ!!」
いきなりアホ王子が飛んで行った。原因はわかっている、レイン様だ。レイン様がアホ王子を殴ったのだ。・・・・・・ん? ・・・・・・あのエンジェルなレイン様が、殴ったぁーーーーーー!?
「エリシア・・・・・・こいつ、殴ってもいいかな?」
レイン様は、凄みのある笑顔を浮かべながらこちらを振り返った。その笑顔は、さながら・・・・・・・M・A・O・U・S・A・M・A・☆
「・・・・・・レイン様、もう、殴ってますよ」
「あれ?ほんとうだ・・・・・・」
おっかしいなぁ~、という風に首をかしげながらレイン様は自分の手を見ていた。その様子に、私はきゅんとしてしまう。レイン様の新たな一面にキュンキュンする! はっ、いけない、今はこの阿呆をどうにかしなければ・・・・・・。
「ぐっ、貴様、王子たる私に無礼っ!!」
また王子が飛んで行った。しかし、今度はレイン様ではない。
「この野郎、またヴァルテスに喧嘩売るつもりか!! やっと、やっと矛を収めてもらったていうのに、また、また!! お前は!!」
「い、痛! おい、テオっ。やめろ!!」
ぎゃんぎゃんとわめいているアホ王子を蹴り続けているのは・・・・・・この国の第3王子で、最近王太子にさせられたテオドール・クレメンス殿下だ。テオドール殿下はあのアホ王子の双子の弟である。乙女ゲームでは彼はお助けキャラとして登場していた。正直に言おう。彼はアホ王子なんかとは比べるべくもなく、この国で、1番王にふさわしいといわれている王子である。そんな彼が、なぜ王太子でなかったのか・・・・・・。それは、テオドール殿下自身が拒否していたから以外に他ならない。第1王子は外交という名の世界放浪の旅に出かけてしまい、テオドール殿下は王太子になることを拒否・・・・・・消去法で、仕方なく!アホ王子が王太子となったのだが・・・・・・今回の婚約破棄騒動でアホ王子は王太子の資格なしと判断されて、テオドール殿下に王太子の地位が回ってきたのだ。
「ふぅ、ふぅっ・・・・・・はぁ・・・・・・エリシア嬢、申し訳ない」
「いえ、その・・・・・・殿下も大変ですね」
「・・・・・・本当に申し訳ない」
とっても申し訳なさそうに頭を下げるテオドール殿下は、どこか、疲れているように見える。テオドール殿下はアホ王子を闇の拘束魔法で縛り上げるとアホ王子を引きづって行った。あの方向には王城があるはず。テオドール殿下はあのアホを王城に連れていくのか・・・・・・。頑張れ、テオドール殿下。
ちらりと隣を見ると、相変わらず美しいレイン様のご尊顔が!!
「エリシア、大丈夫?」
「うん」
しゅんっとしながらこちらを見るレイン様、マジかわいい!! さっきの雰囲気とのギャップが、いい!! そんなことを考えていると、レイン様は少し心配そうに尋ねてきた。
「僕、あいつ殴っちゃったんだけど・・・・・・大丈夫かな? あれでも一応、王族なんだよね? 不敬罪になっちゃうのかな?」
「多分だけど、そうはならないと思うよ」
「そうなの?」
「うん。あいつはあんなおバカだけど、素質自体は悪くなくて・・・・・・その、レイン様は手加減して殴っていたでしょ? あれくらいの攻撃だったらダメージは受けないんだよ」
そう! 非常に残念なことに、あの王太子には少し特殊な常時発動スキルがあるのだ。『対敵意認識障壁』・・・・・・敵意や殺意を感じたら、自動的に障壁が展開されるスキル。そのスキルがあるから、どれだけ殴っても蹴っても、魔力がある限りあいつは無傷でいられるのだ。もっとも、レイン様や私が本気で攻撃したら余裕で壊せる、脆い障壁なんだけど・・・・・・。
「それに・・・・・・私を誰だと思ってるの?」
「え? エリシアはエリシアでしょ?」
レイン様がキョトンとしながら私を見る。・・・・・・その一言がうれしい。うれしいんだけど~、そういう意味じゃなくて!!
「私はエリシア・ヴァルテスだよ? そして我が家はヴァルテス家」
「あっ! そっか。確か、ヴァルテス家って王家でも頭を下げるって言われてたよね・・・・・・。ごめんねエリシア。僕、ずっと森にいたから貴族の力関係とか、そういうのに疎くて・・・・・・」
レイン様が私の手を両手で包んで、上目遣いになりながら私を見る。
「だからね・・・・・・これからたくさん教えてほしいな? 僕、頑張るから・・・・・・だめ?」
か、か、か・・・・・・。
K ・ A ・ W ・ A ・ I ・ I ーーーーーー! パーフェクト!!パーフェクトだよレイン様!! 私のソウルの深いところにズッギューーーンと突き刺さっちゃったよ!! 答え? そんなの決まっている!!
「うん! レイン様に、私がいろいろ教えてあげるよ!!」
「・・・・・・絶対、だよ? 約束だからね?」
「ん? うん!!」
そんなに念を押さなくても、ちゃんと教えてあげるのに? おかしなレイン様。・・・・・・ん? なんだか周りが騒がしいような・・・・・・って、ここ校門!!まだ学園に入ってなかった!! 今は認識疎外の魔法は解かれてるから・・・・・・今のやり取り、全部見られてたーーーーーー!! うあーーーー恥ずかしい、恥ずかしいよーーー!! 私の痴態が見られてた! ヤバい、私が社交界で必死に築いてきたエリシア・ヴァルテス像が崩れる!! と、とにかくここではあれだから・・・・・・
「レイン様、とりあえず教室に行きましょうか!!」
「え? うん? 急にどうしたの、エリシア??」
「いや、早くいかないと入学式に遅れちゃうから!!」
「あ、そうだったね。行こうか、エリシア」
「うん!」
私たちは手をつないで、学園へ足を進めたのだった。
「大変・・・・・・申し訳ございませんでしたーーー!!」
私は、はぁ、とため息を吐いた。
・・・・・・こんな状況になっているのは、こいつの仕業である。そう、こいつ!! 私の元婚約者であり、この国の第二王子であり、元王太子であり、おバカさんなアンポンタン!! レオンハルト・クレメンス!! レイン様と手をつないで楽しく登校していたところに、水を差してきたこのアホ王子!! 学園の校門で、私に対して土下座しやがった!!
確かに謝罪は必要だろう。でも、それはあくまでも、非公式的な訪問での謝罪であることがただしいのだ。それなのに・・・・・・それなのにこのアホ王子、自分がまだ王籍を抹消されていないことを忘れて、公の場で私に土下座してきたんだよ!!
私があまりの怒りにプルプルしていると、王子は何を勘違いしたのかばっと顔をあげてさらに言葉を発してきた。
「私は公の場で、君に婚約破棄をして君を傷者にしてしまった。そのせいで君にはもう、縁談の話は来ないだろう・・・・・・。だからその責任を私に取らせてほしい」
「責任?」
思わず、声が低くなってしまった。レイン様がピクリ、と反応した気がするが・・・・・・気のせいだろう。
「私の婚約者に戻してもらう」
・・・・・・。
コ イ ツ ハ ナ ニ ヲ イ ッ テ イ ル ン ダ ?
「ただ、すまないが私が愛することができるのはアリスだけなんだ。だから、君は側妃ということ、にッ!!」
いきなりアホ王子が飛んで行った。原因はわかっている、レイン様だ。レイン様がアホ王子を殴ったのだ。・・・・・・ん? ・・・・・・あのエンジェルなレイン様が、殴ったぁーーーーーー!?
「エリシア・・・・・・こいつ、殴ってもいいかな?」
レイン様は、凄みのある笑顔を浮かべながらこちらを振り返った。その笑顔は、さながら・・・・・・・M・A・O・U・S・A・M・A・☆
「・・・・・・レイン様、もう、殴ってますよ」
「あれ?ほんとうだ・・・・・・」
おっかしいなぁ~、という風に首をかしげながらレイン様は自分の手を見ていた。その様子に、私はきゅんとしてしまう。レイン様の新たな一面にキュンキュンする! はっ、いけない、今はこの阿呆をどうにかしなければ・・・・・・。
「ぐっ、貴様、王子たる私に無礼っ!!」
また王子が飛んで行った。しかし、今度はレイン様ではない。
「この野郎、またヴァルテスに喧嘩売るつもりか!! やっと、やっと矛を収めてもらったていうのに、また、また!! お前は!!」
「い、痛! おい、テオっ。やめろ!!」
ぎゃんぎゃんとわめいているアホ王子を蹴り続けているのは・・・・・・この国の第3王子で、最近王太子にさせられたテオドール・クレメンス殿下だ。テオドール殿下はあのアホ王子の双子の弟である。乙女ゲームでは彼はお助けキャラとして登場していた。正直に言おう。彼はアホ王子なんかとは比べるべくもなく、この国で、1番王にふさわしいといわれている王子である。そんな彼が、なぜ王太子でなかったのか・・・・・・。それは、テオドール殿下自身が拒否していたから以外に他ならない。第1王子は外交という名の世界放浪の旅に出かけてしまい、テオドール殿下は王太子になることを拒否・・・・・・消去法で、仕方なく!アホ王子が王太子となったのだが・・・・・・今回の婚約破棄騒動でアホ王子は王太子の資格なしと判断されて、テオドール殿下に王太子の地位が回ってきたのだ。
「ふぅ、ふぅっ・・・・・・はぁ・・・・・・エリシア嬢、申し訳ない」
「いえ、その・・・・・・殿下も大変ですね」
「・・・・・・本当に申し訳ない」
とっても申し訳なさそうに頭を下げるテオドール殿下は、どこか、疲れているように見える。テオドール殿下はアホ王子を闇の拘束魔法で縛り上げるとアホ王子を引きづって行った。あの方向には王城があるはず。テオドール殿下はあのアホを王城に連れていくのか・・・・・・。頑張れ、テオドール殿下。
ちらりと隣を見ると、相変わらず美しいレイン様のご尊顔が!!
「エリシア、大丈夫?」
「うん」
しゅんっとしながらこちらを見るレイン様、マジかわいい!! さっきの雰囲気とのギャップが、いい!! そんなことを考えていると、レイン様は少し心配そうに尋ねてきた。
「僕、あいつ殴っちゃったんだけど・・・・・・大丈夫かな? あれでも一応、王族なんだよね? 不敬罪になっちゃうのかな?」
「多分だけど、そうはならないと思うよ」
「そうなの?」
「うん。あいつはあんなおバカだけど、素質自体は悪くなくて・・・・・・その、レイン様は手加減して殴っていたでしょ? あれくらいの攻撃だったらダメージは受けないんだよ」
そう! 非常に残念なことに、あの王太子には少し特殊な常時発動スキルがあるのだ。『対敵意認識障壁』・・・・・・敵意や殺意を感じたら、自動的に障壁が展開されるスキル。そのスキルがあるから、どれだけ殴っても蹴っても、魔力がある限りあいつは無傷でいられるのだ。もっとも、レイン様や私が本気で攻撃したら余裕で壊せる、脆い障壁なんだけど・・・・・・。
「それに・・・・・・私を誰だと思ってるの?」
「え? エリシアはエリシアでしょ?」
レイン様がキョトンとしながら私を見る。・・・・・・その一言がうれしい。うれしいんだけど~、そういう意味じゃなくて!!
「私はエリシア・ヴァルテスだよ? そして我が家はヴァルテス家」
「あっ! そっか。確か、ヴァルテス家って王家でも頭を下げるって言われてたよね・・・・・・。ごめんねエリシア。僕、ずっと森にいたから貴族の力関係とか、そういうのに疎くて・・・・・・」
レイン様が私の手を両手で包んで、上目遣いになりながら私を見る。
「だからね・・・・・・これからたくさん教えてほしいな? 僕、頑張るから・・・・・・だめ?」
か、か、か・・・・・・。
K ・ A ・ W ・ A ・ I ・ I ーーーーーー! パーフェクト!!パーフェクトだよレイン様!! 私のソウルの深いところにズッギューーーンと突き刺さっちゃったよ!! 答え? そんなの決まっている!!
「うん! レイン様に、私がいろいろ教えてあげるよ!!」
「・・・・・・絶対、だよ? 約束だからね?」
「ん? うん!!」
そんなに念を押さなくても、ちゃんと教えてあげるのに? おかしなレイン様。・・・・・・ん? なんだか周りが騒がしいような・・・・・・って、ここ校門!!まだ学園に入ってなかった!! 今は認識疎外の魔法は解かれてるから・・・・・・今のやり取り、全部見られてたーーーーーー!! うあーーーー恥ずかしい、恥ずかしいよーーー!! 私の痴態が見られてた! ヤバい、私が社交界で必死に築いてきたエリシア・ヴァルテス像が崩れる!! と、とにかくここではあれだから・・・・・・
「レイン様、とりあえず教室に行きましょうか!!」
「え? うん? 急にどうしたの、エリシア??」
「いや、早くいかないと入学式に遅れちゃうから!!」
「あ、そうだったね。行こうか、エリシア」
「うん!」
私たちは手をつないで、学園へ足を進めたのだった。
1
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
夫に顧みられない王妃は、人間をやめることにしました~もふもふ自由なセカンドライフを謳歌するつもりだったのに、何故かペットにされています!~
狭山ひびき
恋愛
もう耐えられない!
隣国から嫁いで五年。一度も国王である夫から関心を示されず白い結婚を続けていた王妃フィリエルはついに決断した。
わたし、もう王妃やめる!
政略結婚だから、ある程度の覚悟はしていた。けれども幼い日に淡い恋心を抱いて以来、ずっと片思いをしていた相手から冷たくされる日々に、フィリエルの心はもう限界に達していた。政略結婚である以上、王妃の意思で離婚はできない。しかしもうこれ以上、好きな人に無視される日々は送りたくないのだ。
離婚できないなら人間をやめるわ!
王妃で、そして隣国の王女であるフィリエルは、この先生きていてもきっと幸せにはなれないだろう。生まれた時から政治の駒。それがフィリエルの人生だ。ならばそんな「人生」を捨てて、人間以外として生きたほうがましだと、フィリエルは思った。
これからは自由気ままな「猫生」を送るのよ!
フィリエルは少し前に知り合いになった、「廃墟の塔の魔女」に頼み込み、猫の姿に変えてもらう。
よし!楽しいセカンドラウフのはじまりよ!――のはずが、何故か夫(国王)に拾われ、ペットにされてしまって……。
「ふふ、君はふわふわで可愛いなぁ」
やめてえ!そんなところ撫でないで~!
夫(人間)妻(猫)の奇妙な共同生活がはじまる――
「お前を愛するつもりはない」な仮面の騎士様と結婚しました~でも白い結婚のはずなのに溺愛してきます!~
卯月ミント
恋愛
「お前を愛するつもりはない」
絵を描くのが趣味の侯爵令嬢ソールーナは、仮面の英雄騎士リュクレスと結婚した。
だが初夜で「お前を愛するつもりはない」なんて言われてしまい……。
ソールーナだって好きでもないのにした結婚である。二人はお互いカタチだけの夫婦となろう、とその夜は取り決めたのだが。
なのに「キスしないと出られない部屋」に閉じ込められて!?
「目を閉じてくれるか?」「えっ?」「仮面とるから……」
書き溜めがある内は、1日1~話更新します
それ以降の更新は、ある程度書き溜めてからの投稿となります
*仮面の俺様ナルシスト騎士×絵描き熱中令嬢の溺愛ラブコメです。
*ゆるふわ異世界ファンタジー設定です。
*コメディ強めです。
*hotランキング14位行きました!お読みいただき&お気に入り登録していただきまして、本当にありがとうございます!
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました
ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。
名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。
ええ。私は今非常に困惑しております。
私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。
...あの腹黒が現れるまでは。
『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。
個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。
悪役令嬢だとわかったので身を引こうとしたところ、何故か溺愛されました。
香取鞠里
恋愛
公爵令嬢のマリエッタは、皇太子妃候補として育てられてきた。
皇太子殿下との仲はまずまずだったが、ある日、伝説の女神として現れたサクラに皇太子妃の座を奪われてしまう。
さらには、サクラの陰謀により、マリエッタは反逆罪により国外追放されて、のたれ死んでしまう。
しかし、死んだと思っていたのに、気づけばサクラが現れる二年前の16歳のある日の朝に戻っていた。
それは避けなければと別の行き方を探るが、なぜか殿下に一度目の人生の時以上に溺愛されてしまい……!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる