51 / 63
50. お仕置き 2※
破られたローブから双丘が零れ落ち、それを無表情で見つめるヒューベルを目の前に、シェリルの身体はゾクゾクと疼いた。
「可愛いね、シェリル。身体がビクビクしているよ?シェリルは僕ととても相性が良さそうだ。
さて、お仕置きがお仕置きになると良いんだけど······で、さっき一人で慰めていた時は達してはいないんだよね?可哀相に、それも知らないで一人で慰めるなんて······」
シェリルはその言葉に恥ずかしくて俯く。といっても、裸体のまま両腕をあげたまま吊られているから何もできないのだけど······。
爪先立ちになるのがやっとで、脚もガクガクと震えてしまう。
「さあ、見せて?どんなになっているのか」
ヒューベルはそんなシェリルの脚を開かせると秘部を割り開いてそこを覗き込んだ。
蜜口から垂れた蜜が太腿を濡らし、ヒューベルはそれを舌でなぞるように舐め取る。
「ッ、ひああッ!」
ベロりと舌が太腿を這う感覚に、シェリルの身体が跳ね、更に蜜を零し。
「甘いな······本当に蜜だね。これがシェリルの······「やめて······っ······」
シェリルが脚を閉じようとして、ヒューベルは彼女の内股を軽く叩(はた)いた。
「ッんああァ!」
その反応をみて、ヒューベルの今までの疑問が確信に変わる。
「シェリル、やっぱり君は痛みを快感に変えてしまう能力も得たんだね?これも”世渡り人”の祝福か······」
「痛いと、気持ち良いが······別、なの······?」
「シェリル、君は前世では痛みを感じなかったと言ったよね?今世で痛みが分かるようになると同時にそれが快感に変わっているんじゃないかな?······ロイ、パドルを貸して」
ヒューベルがロイを呼ぶと、ロイは小さな乗馬用に使う様なパドルを持ってきて、彼に渡した。
「ヒュー様、っそれは······?」
「大丈夫、試したいだけだから。勿論最初は優しくするよ」
痛めつけたいわけではないからね。そう言って妖艶に笑ったヒューベルがそれを臀部に当てて、軽く叩く。
「ッひぁ、ぁん!!」
パンッと音がして、叩かれた部分からピリピリとした快感が広がる。それがじんわりと熱となって身体に巡り、シェリルは震えた。
「手で叩くより痛くない筈だよ。でも、シェリルはどちらも好きみたいだね。じゃあ、もう少し」
ヒューベルはそれを少し大きく振りかざす。パチンッと大きな音がして、痺れる様な快感が襲い、身体の内側から熱せられるような熱さと欲がうねる。
シェリルはその痛みという快感に身体を震わせた。
「ああッ!ヒュー様っ······!駄目ッ!なんでっ」
これが······快感ではなく······痛み······だと言うの?!
その瞬間、ロイが一本の縄をシェリルの股下に通し、それをゆっくり擦った。
硬く冷たい縄が秘芽に擦れ、シェリルの思考が曖昧になっていく。
「ッ、うあぁン······やめて······気持ち良いっ······だめ······」
「お仕置きなのに、全然仕置きにならないな······」
冷ややかな笑みを浮かべたヒューベルにロイは口を開いた。
「ヒューベル様。姫様の秘芽は自慰によるものか未だ刺激を欲しておりますので、一度達して差し上げた方がいいかもしれません」
「うん、分かった。じゃあ、ロイ、お前は言葉責めか、叩きを頼むよ?」
「畏まりました」
与えられていた快感が突如消え失せて、シェリルはそれを求め身体をモジモジと動かす。
「姫様、殿下が自ら貴女様を快感へ導いて下さるのです。殿下も仰っていたように、何をして欲しいかは言葉にしないといけませんよ」
そんなシェリルの耳元でロイがそう言葉を囁き、ヒューベルは両脚を抱えて大きく開いた。
「ぁ······見ないで······汚いから······っ、あぁぁん!」
パンッ、と太腿を叩かれ、シェリルは快感に身を捩った。
「ご、ごめんなさい······触って欲しい······です、ヒュー様にもっと······触ってもらいたい······」
「よく言えたね、シェリル。僕の可愛いシェリル、すぐにイかせてあげよう」
ヒュ―ベルが秘部に舌を這わせれば、じゅるじゅると卑猥な水音が響き渡り。
身動きの取れない状況も相まってシェリルは羞恥心でいっぱいになった。
「っ、ひ······きもち······あ······だめ、なんか······だめだめっ、」
「いいよ、良い子だね、一度イくんだ。シェリル」
彼の息がかかり、舌が秘芽に触れる。それを一気に押し上げ、執拗にだが優しく舐めまわして吸われ······。
「っはぁ、······っあああ、や······ッう、あああ、だめええぇ!!」
彼の歯が敏感な部分に触れ、甘噛みされて、シェリルは体内に迫りくる闇のようなものに身体を乗っ取られた。
抵抗も出来ずビクンビクンと身体が跳ね。
もう、この快楽の海に溺れてしまいたい······もうなにもかも、忘れてしまいたい。
この世界なんて······自分の役割なんて······なければいいのに······。
薄れゆく思考でそう思いながら、シェリルは焦点の合わなくなった瞳を、そっと閉じた。
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
婚約破棄?いいですけど私巨乳ですよ?
無色
恋愛
子爵令嬢のディーカは、衆目の中で婚約破棄を告げられる。
身分差を理由に見下されながらも、彼女は淡々と受け入れようとするが、その時ドレスが破れ、隠していた自慢のそれが解き放たれてしまう。
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
《完》義弟と継母をいじめ倒したら溺愛ルートに入りました。何故に?
桐生桜月姫
恋愛
公爵令嬢たるクラウディア・ローズバードは自分の前に現れた天敵たる天才な義弟と継母を追い出すために、たくさんのクラウディアの思う最高のいじめを仕掛ける。
だが、義弟は地味にずれているクラウディアの意地悪を糧にしてどんどん賢くなり、継母は陰ながら?クラウディアをものすっごく微笑ましく眺めて溺愛してしまう。
「もう!どうしてなのよ!!」
クラウディアが気がつく頃には外堀が全て埋め尽くされ、大変なことに!?
天然混じりの大人びている?少女と、冷たい天才義弟、そして変わり者な継母の家族の行方はいかに!?