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俺は今焦っていた。
急な夕立に雷雨がゴロゴロと音立てて今にも落雷しそうだ。
コンビニでビニール傘を買ったが気休め程度にしかならない。
通りの人気は少なく皆どこかで雨宿りしているのだろう。ずぶ濡れになる前の俺ならそうしていただろうが、今は一刻も早く家に帰ってシャワーを浴びたい。最近風邪気味だったので猶更だ。
視界を塞ぐような豪雨の中家路を急ぐ。
次の瞬間目の前の街路樹がパッと光ったかと思うとそこで俺の意識は途絶えた。
◇
「やったぞ! 成功だ! ついに私はやったぞ!」
うるさいキンキン声で目を覚ますとそこは見知らぬ天井だった。
(たしかあの時雷で……俺は死んだのか?)
しかしどう見ても生きている……。
しかも横で中学生くらいの女の子がはしゃいでいる。
状況整理が全く追いつかない。
「あの、君ちょっといいかな?」
「おおそうだった、まず私から質問してもいいかな?」
「えっ!? あ……うん」
「今何年だかわかるかね?」
「えっと2021年だろ?」
それを聞いた少女は大はしゃぎで小躍りでもするかのように喜んでいる。
「300年だ! 300年の時間跳躍をやってのけた! 私は天才だ!」
300年??一体何のことを言っているんだ?
「頼む、俺にもわかるように説明してくれ」
「これは失礼した。私はここで科学者をやってる有坂奈津美というものだ」
「俺は坂本望太郎、落雷にあったと思ったらここにいたんだ一体何がどうなってるのか皆目見当もつかない」
「ほう、ボータロ」
「望太郎だ」
「どっちでもいいではないかボータロ」
「君の状況については私が説明しよう、君は落雷のエネルギーを経てここ2321年、つまり24世紀へとやってきたわけだ」
……頭の整理が追いつかない
24世紀だって?そんなバカげた話があるか!
「そんな馬鹿げた話があるか、といった顔だな」.
少女は図星を突いてくる。
「そりゃそうだろ! 俺はさっきまで東京の豪雨の中にいたんだぞ」
多分雷に打たれて死んだを思っていたのが、未来の世界だって?そりゃだれでも疑いたくなる。
「だが実際に君は古代東京からここ、私のラボへと跳躍してきたのだ」
そう言われてはぐぅの音もでない。
「しかしなんで俺なんだ?」
当然の疑問を投げかけるも返ってきた言葉は……。
「たまたまだよ。偶然そこに君がいた、私のタイムマシンは過去と現在の落雷を通じて時間跳躍のエネルギーを得ているのだ、小難しい話はわからんだろうから省くが今、間違いなく君は2321年にいる!」
そう自信満々に断言されても困る。
俺にだって一応帰る家があったんだ。そっちの都合で呼び出しておいて何を言ってるんだこの子供は……。
ハックシュン
そういえば雷雨で濡れ鼠のままだった。
「おお、すまない君の服を発注しておいたんだ、もうすぐ届くころだろう」
ピーッドサッ
何かが投げ込まれる音がした。宅配ボックスらしきものを開けると。
「うん、ジャスト30分、時間通りだ」
宅配ピザかよ……。
「さ、早く着替えるといい、私は上のリビングにいるから何かあったら呼んでくれ」
そういうと小柄な彼女はドーム状の建物の階段を登って行った。
とにかく上下一式靴までそろってるので着替えることにした。着替え終わって見てみると元居た時代の服とは大きく違っていた。ナイロンなのかビニールなのかわからない素材でできており靴も足に合わせてキュッとフィットした。それに暖房機能もついているのか暖かい。雨に濡れて冷えた身体に沁みる。
とにもかくにもこの不服な状況に抗議するためにも彼女がいるリビングへと向かった。
「おお、なかなか似合ってるじゃないか過去の服を来ていたら街中で好機の目に晒されるからな」
なんて呑気なことを言ってやがる。
「お前! 勝手に呼び出しておいて何悠長なこといってるんだ!元の時代に帰してくれ!」
「結論から言おう、今は無理だ。」
「なっ……ふざけんなよこのガキ!」
「失礼な! 事実を述べているだけだ、それに私はガキなどではないれっきとした国家認定科学者だ。」
「そのナリでか? まだ中学生くらいだろう」
見た目は小柄で小学生といっても通じるくらいの姿だ。
「科学に歳は関係ないだろう私は16歳だが、頭が良ければ認められる世の中だぞ」
なるほど、未来ではそんなことになっているのか。
って関心してる場合か!
「今は無理ってどういうことなんだよ! ちゃんとわかるように説明しろ!」
「ふむ、このタイムマシンは片道切符なんだ、具体的にいうと落雷のの瞬間的な電力を利用する、つまり雷の電力を得たとしてもより未来に跳躍するだけだ」」
「じゃあ俺はどうすりゃいいんだよ!」
そりゃそうだ勝手に呼びたしておいて帰れないなんて理不尽にほ程がある。
「簡単だ、ここで暮せばいい、市民表も身分も偽装してやろう、幸い私は金銭に余裕がある、欲しいものはなんでもいってくれ」
どうやらこのちびっ子は俺が元居た時代に帰る協力はしてくれないらしい。
かと言って頼る当てもない。不服ながら俺は彼女の庇護下に置かれるしかないのだ。
「それでボータロといったか?君の居た時代の話を聞きたい、古代東京人は一体どんな生活をしていたのかね?」
「お前よくもぬけぬけと……」
「お前ではない奈津美という名前がある、ちゃんとそっちで呼びたまえ」
「んじゃ奈津美、俺は一体これからどうすればいい?」
「簡単だ、この24世紀の未来を楽しむといい」
「そんな観光気分に浸れるか!」
いきなり今までの日常を奪われたほうの身にもなってみろってんだ。
肝心の奈津美の方は何やらブツブツ呟いて部屋を行ったり来たりしている。
「おお! そうか!」
いきなり大声をあげたかと思うとデスクに向かってなにやらやり始めた。
「おい何してるんだ?」
「うるさい、今は話かけないでくれ」
VRゴーグルのようなものを付けて空中で手を動かしている。最新の技術なのか?そうなのか?
「やはり、いける! いけるぞ! 君を元居た時代に帰すことができそうだ」
「何! それは本当か!?」
思いもよらぬ僥倖に心が躍った。
「あぁ、君にもわかりやすく言うと回路を逆接続して座標を君のいた時代に合わせる」
「おおぉ! じゃあすぐにでも……」
「無理だ」
「なんでだよ!」
ノリ突っ込みみたいになってしまった。
ゴーグルを外した奈津美が淡々と言葉を綴る。
「まず一つ目に逆接続するにあたってコア部分に手を入れなければならない、これは時間がかかるが何とかなるだろう、二つ目は今回のタイムトラベルで破損した部品の修復及び調達が困難であること、そして三つ目はマシンを起動させる電力、つまり雷がくるまで帰れないことこれらのファクターを全てクリアしないと君は帰れない」
長々とした説明で頭がパンクしそうだ。つまり部品が無くて雷もいつ来るかわからんから帰れないってことか?
「待ってくれ説明が長すぎて状況が把握できない、つまり俺は何をすればいいんだ?」
「この世界を楽しむといいさ」
急な夕立に雷雨がゴロゴロと音立てて今にも落雷しそうだ。
コンビニでビニール傘を買ったが気休め程度にしかならない。
通りの人気は少なく皆どこかで雨宿りしているのだろう。ずぶ濡れになる前の俺ならそうしていただろうが、今は一刻も早く家に帰ってシャワーを浴びたい。最近風邪気味だったので猶更だ。
視界を塞ぐような豪雨の中家路を急ぐ。
次の瞬間目の前の街路樹がパッと光ったかと思うとそこで俺の意識は途絶えた。
◇
「やったぞ! 成功だ! ついに私はやったぞ!」
うるさいキンキン声で目を覚ますとそこは見知らぬ天井だった。
(たしかあの時雷で……俺は死んだのか?)
しかしどう見ても生きている……。
しかも横で中学生くらいの女の子がはしゃいでいる。
状況整理が全く追いつかない。
「あの、君ちょっといいかな?」
「おおそうだった、まず私から質問してもいいかな?」
「えっ!? あ……うん」
「今何年だかわかるかね?」
「えっと2021年だろ?」
それを聞いた少女は大はしゃぎで小躍りでもするかのように喜んでいる。
「300年だ! 300年の時間跳躍をやってのけた! 私は天才だ!」
300年??一体何のことを言っているんだ?
「頼む、俺にもわかるように説明してくれ」
「これは失礼した。私はここで科学者をやってる有坂奈津美というものだ」
「俺は坂本望太郎、落雷にあったと思ったらここにいたんだ一体何がどうなってるのか皆目見当もつかない」
「ほう、ボータロ」
「望太郎だ」
「どっちでもいいではないかボータロ」
「君の状況については私が説明しよう、君は落雷のエネルギーを経てここ2321年、つまり24世紀へとやってきたわけだ」
……頭の整理が追いつかない
24世紀だって?そんなバカげた話があるか!
「そんな馬鹿げた話があるか、といった顔だな」.
少女は図星を突いてくる。
「そりゃそうだろ! 俺はさっきまで東京の豪雨の中にいたんだぞ」
多分雷に打たれて死んだを思っていたのが、未来の世界だって?そりゃだれでも疑いたくなる。
「だが実際に君は古代東京からここ、私のラボへと跳躍してきたのだ」
そう言われてはぐぅの音もでない。
「しかしなんで俺なんだ?」
当然の疑問を投げかけるも返ってきた言葉は……。
「たまたまだよ。偶然そこに君がいた、私のタイムマシンは過去と現在の落雷を通じて時間跳躍のエネルギーを得ているのだ、小難しい話はわからんだろうから省くが今、間違いなく君は2321年にいる!」
そう自信満々に断言されても困る。
俺にだって一応帰る家があったんだ。そっちの都合で呼び出しておいて何を言ってるんだこの子供は……。
ハックシュン
そういえば雷雨で濡れ鼠のままだった。
「おお、すまない君の服を発注しておいたんだ、もうすぐ届くころだろう」
ピーッドサッ
何かが投げ込まれる音がした。宅配ボックスらしきものを開けると。
「うん、ジャスト30分、時間通りだ」
宅配ピザかよ……。
「さ、早く着替えるといい、私は上のリビングにいるから何かあったら呼んでくれ」
そういうと小柄な彼女はドーム状の建物の階段を登って行った。
とにかく上下一式靴までそろってるので着替えることにした。着替え終わって見てみると元居た時代の服とは大きく違っていた。ナイロンなのかビニールなのかわからない素材でできており靴も足に合わせてキュッとフィットした。それに暖房機能もついているのか暖かい。雨に濡れて冷えた身体に沁みる。
とにもかくにもこの不服な状況に抗議するためにも彼女がいるリビングへと向かった。
「おお、なかなか似合ってるじゃないか過去の服を来ていたら街中で好機の目に晒されるからな」
なんて呑気なことを言ってやがる。
「お前! 勝手に呼び出しておいて何悠長なこといってるんだ!元の時代に帰してくれ!」
「結論から言おう、今は無理だ。」
「なっ……ふざけんなよこのガキ!」
「失礼な! 事実を述べているだけだ、それに私はガキなどではないれっきとした国家認定科学者だ。」
「そのナリでか? まだ中学生くらいだろう」
見た目は小柄で小学生といっても通じるくらいの姿だ。
「科学に歳は関係ないだろう私は16歳だが、頭が良ければ認められる世の中だぞ」
なるほど、未来ではそんなことになっているのか。
って関心してる場合か!
「今は無理ってどういうことなんだよ! ちゃんとわかるように説明しろ!」
「ふむ、このタイムマシンは片道切符なんだ、具体的にいうと落雷のの瞬間的な電力を利用する、つまり雷の電力を得たとしてもより未来に跳躍するだけだ」」
「じゃあ俺はどうすりゃいいんだよ!」
そりゃそうだ勝手に呼びたしておいて帰れないなんて理不尽にほ程がある。
「簡単だ、ここで暮せばいい、市民表も身分も偽装してやろう、幸い私は金銭に余裕がある、欲しいものはなんでもいってくれ」
どうやらこのちびっ子は俺が元居た時代に帰る協力はしてくれないらしい。
かと言って頼る当てもない。不服ながら俺は彼女の庇護下に置かれるしかないのだ。
「それでボータロといったか?君の居た時代の話を聞きたい、古代東京人は一体どんな生活をしていたのかね?」
「お前よくもぬけぬけと……」
「お前ではない奈津美という名前がある、ちゃんとそっちで呼びたまえ」
「んじゃ奈津美、俺は一体これからどうすればいい?」
「簡単だ、この24世紀の未来を楽しむといい」
「そんな観光気分に浸れるか!」
いきなり今までの日常を奪われたほうの身にもなってみろってんだ。
肝心の奈津美の方は何やらブツブツ呟いて部屋を行ったり来たりしている。
「おお! そうか!」
いきなり大声をあげたかと思うとデスクに向かってなにやらやり始めた。
「おい何してるんだ?」
「うるさい、今は話かけないでくれ」
VRゴーグルのようなものを付けて空中で手を動かしている。最新の技術なのか?そうなのか?
「やはり、いける! いけるぞ! 君を元居た時代に帰すことができそうだ」
「何! それは本当か!?」
思いもよらぬ僥倖に心が躍った。
「あぁ、君にもわかりやすく言うと回路を逆接続して座標を君のいた時代に合わせる」
「おおぉ! じゃあすぐにでも……」
「無理だ」
「なんでだよ!」
ノリ突っ込みみたいになってしまった。
ゴーグルを外した奈津美が淡々と言葉を綴る。
「まず一つ目に逆接続するにあたってコア部分に手を入れなければならない、これは時間がかかるが何とかなるだろう、二つ目は今回のタイムトラベルで破損した部品の修復及び調達が困難であること、そして三つ目はマシンを起動させる電力、つまり雷がくるまで帰れないことこれらのファクターを全てクリアしないと君は帰れない」
長々とした説明で頭がパンクしそうだ。つまり部品が無くて雷もいつ来るかわからんから帰れないってことか?
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