121 / 193
速攻お泊り
2
しおりを挟む
「芦野さん、今日泊まりに行くね」
ストップウォッチを止めた瞬間に、宮久土先輩は言った。
タイムは今日一番だ。
泊まる?
言葉に頭が追いつかない。そばにいた土浦先生が絶好調だなぁ、とコメントしていた。
空耳?
部活終わりに連れ立って帰れば、
「一回着替え取りに帰ってから、芦野さんの家に行くね」
と言う。
「な、なんでですか?」
「ひょうに頼まれたから」
なんのことはなく、先輩は言うけれど、兄は何も言っていなかった。
「お兄ちゃん、そんなこと言ってなかったのに」
「護りたいのか護りたくないのか分かんないな、ひょうのやり口。頼む相手間違えたら、危険だよ」
「航には頼んでないよ」
「いや、馳。完全に何もないって安心されてるところは、どうなの?」
「安心されるのはいいことだよ」
宮久土先輩はさらっと流して、一度何かを考える顔をした。
ストップウォッチを止めた瞬間に、宮久土先輩は言った。
タイムは今日一番だ。
泊まる?
言葉に頭が追いつかない。そばにいた土浦先生が絶好調だなぁ、とコメントしていた。
空耳?
部活終わりに連れ立って帰れば、
「一回着替え取りに帰ってから、芦野さんの家に行くね」
と言う。
「な、なんでですか?」
「ひょうに頼まれたから」
なんのことはなく、先輩は言うけれど、兄は何も言っていなかった。
「お兄ちゃん、そんなこと言ってなかったのに」
「護りたいのか護りたくないのか分かんないな、ひょうのやり口。頼む相手間違えたら、危険だよ」
「航には頼んでないよ」
「いや、馳。完全に何もないって安心されてるところは、どうなの?」
「安心されるのはいいことだよ」
宮久土先輩はさらっと流して、一度何かを考える顔をした。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
25年間の闘いー奪われた恋、奪い返す命ー
しらかわからし
恋愛
(あらすじ)
戦乱の時代を経て誕生した新生ドイツ共和国。
かつて屑屋としてまた勉強を重ねて薬局や化粧品屋さらには酒場を営み生きていた男のグレッグは、民衆の支持と仲間たちの信頼を得て、大統領として国家の舵を取ることになる。
外交、財政、医療、軍事、そして諜報――共和国の未来を左右する決断が次々と迫る中、グレッグは人間味あふれる言葉と行動で、国と人々を導いていく。
妻ダクマーとの絆、側近たちとの信頼、そして諸外国との緊張と対話。
これは、一人の男が「国家」と「家族」の両方を守り抜こうとする、壮大な政治叙事詩です。
※グレッグが社会に出た17歳から42歳までの25年間の記録です。
物語は、彼の価値観を形づくった幼少期から始まります。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる