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それは、お前の仕事
しおりを挟む「事後かつ、繰り返しの事後のうえに、救いがたいエンディングばかりの俺とは違う……」
「や、待て。なんでネガティブなんだ?」
「どうやっていいか、分からない」
といって頭を振る。
「はー?成人向けの主人公のくせになに言ってんの?初期設定値が高いらしいじゃん。女の子の方から誘ってくれるし、色々してくれると聞いてる。かなりいい身分だぞ、お前」
「初期設定値が高いんだろって、期待され過ぎてて、きつい。上手いんだろ?って」
「補正かかるって、きっと。女の子がわが察して、いいふりしてくれるよ」
「気を使わせてまで、やる意味は?失敗したら死ぬかも」
「お前のとこは、やるか死ぬか、みたいなストーリーなんだっけ?」
「ユーリィルートは失敗すれば、体液が毒になる呪いにかかって、ユーリィともども死亡」
いやだぁ、とそいつは、絶望的な声をあげる。
「わ、きついなぁ。のほほんと学園ライフ出来てるオレは、割と幸せなのかもな。暇だけど」
「どうやったらいい?誤解して怒っているユーリィをなだめるのか、そのまま強引に?まったく分からない」
「テイストに沿うなら、強引に一択だろ。キスして絡めて、胸とかアチコチ触ってー。まぁその後は好みの場所に、イン&リリース」
と簡潔に告げれば、そいつは耳まで真っ赤にしていく。
そして、顔をおさえて、
「ひどい、強姦だ」
と言う。
「はー??それがお前の仕事だ。ハッピーエンドで無双状態、ヤンデレジェノサーダー、ハーレム大魔王、絶倫強姦磨。全部、お前の仕事!」
「その仕事辞める!」
とそいつは頭を抱える。
そして、頭をわしゃわしゃとかき乱し、いやだーと叫び始めるのだ。
「無理。オレが暇で暇で暇で仕方ないのも、仕事だし。仕方ない」
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