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番外編:鳥府潤の憂鬱①
しおりを挟むオレは今日も昨日も、そして1年前も数年前もずっとゆううつなんだ、と鳥府潤は思っている。
思っているけれど、はたから見ればいつもご機嫌で陽気、天性のたらしに見えるらしい。自分が割と容姿にめぐまれていることは知っているし、その恩恵も十分に受けてきた。モデルの仕事の依頼がSNSを通して入ることもあったし、それによって収入を得る手段も高校生にして持っている。
それにある種アイドルのような立場をキープしていることで、「特定の彼女をつくる」という概念の外にもいれたし、男子からもそのキャラクターゆえに「鳥府ならな」と大抵のことは許される。
色香、フェロモン、オーラ。そういう目に見えないけれど、確実に人の本能をとらえて離さない。力づくで何かを取りに行かなくても、鳥府は人の心を掴んでいたけれど、誰かに目の敵にされるような方法はとらない。
そして人の彼女をとったとか、何股しているとか、本命は誰かとか、そういうことは保留かつ、留保されていた。なぜなら、鳥府は「1回通過すれば、もういいわ」な男として女の子たちの間では有名だったからだ。
「1回やっちゃったら、もういいわ」
「キスしちゃったらもういいわ」
「付き合ってみたら、もういいわ」
「ご飯食べたら、もういいわ」
なぜかすぐに「もういいわ」と言われて女の子たちは離れていった。理由は不明。
いろんなことが、そんなに下手だったとは思わない。
鳥府は愛情やスキンシップの純粋培養で、すくすく育った鳥府は人のパーソナルスペースに入り込むのは上手だった。
どんな場面であっても、身体的な違いはあるから、「女性の扱いは丁寧に」「尊厳は守った行為と」と幼少期から教育されてきたのだ。
「どんな人であっても、大切にされて嫌な気はしないはずだよ」と言って。
鳥府は優しさには気をつけていたし、「そのとき」は、女の子たちは喜んでたように見えたし、感極まっていたようにも見えた。
とりわけ身体的特徴に関しては、どこをそっても、けなしにくい。しいていうなら、筋肉がつきにくい身体くらいで、非の打ちどころがない。
それに鳥府は中性的な癖のない顔立ちをしているせいか、顔のパーツの特徴をあげつらって悪口を言うことも難しい。
鳥府自身は容姿をけなされもせず、けれど「もういいわ」と言われることに不満があった。
じゃあ問題は身体じゃないけれど、やっぱり中身か性格か、と思い「もういいわ」と去ろうとした女の子に聞いてみる。
ちょうど彼女は、ソファの上で抱き合った後で「もういいわ」と言ってきたのだ。
「オレのどこがもういいわ、なの?」
「鳥府くんは流行モノで感染症みたいなモン。一時めちゃくちゃハマるんだけど、さっと、何かのタイミングで冷めちゃう。そうすると、もう。何年もめぐって来ないんだ、むしろ、ダサく感じちゃう」
衝撃かつ、恐怖。人目をはばからずキスをして、SNSでは自分へのポエムを載せていた子が、バッサリとダサいと言ってくる。
「ダサくならない方法はないの?」と聞けば、「ないね、流行の宿命。バズったら最後なんだよ」と言い捨てた。
※※※
高校3年生の鳥府は今日もゆううつだ。
水を向けなくても、思いを向けなくても、ぐいぐいと来てくれていた子たちは、さっと去ってゆき、次の子たちがやって来る。
女の子たちが絶えることはなかったけれど、誰一人として留まらない。
鳥府自身は一見さんが好きなわけじゃなくて、高校で付き合って、結婚して、米寿以降まで一緒にいる、そんな長さを求めていた。
今時にしては割と重めだ。
「鳥府くんはどんな子でもいいんでしょ?」
「どんな子でも好きになれるんだよね?」
そう言って去っていく女の子たちは「もういいわ」と思ってしまった自分の罪悪感を鳥府の軽さやモテのせいにしたがっていたようだ。その後もれなく新しい彼氏を作っていく。
何か通過儀礼のための人柱みたいだな、と鳥府は思っていた。
いつもいつでもゆううつだけれど、鳥府は友人の三河とその女友達のやりとりを見ているのは好きだ。
本当にくだらないバカ話をしている。
どんな人となら経験しても良いか、なんて話もしていて、三河は「胸よりお尻派だからお尻のラインがキレイなら」と言えば、
「お尻がよければ、顔はどーでもいいの?顔を見る場面の方が多いじゃん」と女の子とは返す。
「顔は、割と好みがハッキリとしてるから」三河は女の子の顔をじっと見つめる。
「へー多分、美女系だな。慧ちゃんパンとした顔、肌、腰の子が似合いそう。骨格タイプなら、ストレートみたいな」
「那々は?」
「私は好みはないな~」
「クラスなら、誰?芸能人なら?」
「えー遠くの芸能人と近くのクラスメイトって、まだ、落差が激しいセレクトするよね」
「好みはあるじゃん」
「近くのクラスメイトとかの方がリアルだな。スポーツ選手は割と好きだけど」
「鳥府とかはどう?」
「鳥府くん?ああ、えーと××選手に似てるよね」
「オレは?」
「慧ちゃんは●●選手に目が似てる」
「似てたら興味あるとかないの?」
「どこがよければ、してみたいとかないな~」
「そんなもん?」
「お尻でどーとかは、まずない。慧ちゃんこそ、女の子のお尻ばっかみてんなよな!」
と女の子が言って、三河が慌てるのを目撃した。
「みてねーよ!」
と三河が言えば、女の子は大笑いする。
ああ、いいな、と鳥府は思った。
「ちなみに、××選手と●●選手、とっちが好き?」と三河が聞いて、
「どっちもどっち。海外の試合だと、あんま見れないからねー」と女の子は言った。
三河は残念そうに肩をすくめる。
ああ、好きなんだなあ。いいなあ、と鳥府潤は思った。
次の瞬間に鳥府は2人の間に入り込んで「楽しそうだね、オレも混ぜてよ」と言ってみる。
その女の子はきょとん、としていた。三河は「潤お前さー、好きだよな~」と言うのだった。
※※※
鳥府は「仲のいい二人」というのが好きで、カップルというカップルの間に入り込んできた歴史を、三河は知っている。三河とは高校1年で仲良くなり、以降ずっと親しくしていた。
「言っとくけど。お前がほしいものはここにはなんにもないから」と三河は言った。
鳥府は別にカップルの間を裂きたいわけじゃなくて、楽しく付き合っていくための秘儀を探していただけだ。
会話の内容やテンポかもしれない。
セックスの仕方かもしれない。
見た目かもしれないし、性格かもしれない。
何がそんなによくて、楽しく付き合っていけるのか。
長く付き合うには、どうすればいいのか。
鳥府が知りたいのは、そういう部分だった。
だからつい、「ふたりはどんなエッチをしているの?」と聞いてカップルをドン引きさせたり、彼女側とたまたまふたりきりでいるときに、同じ質問をきいてみて、その子と本当に「そういう関係」になってしまったりしている。
「オレともっと話をしてくれない?」
「どんな風に接すればオレのこと好きになる?」
と言って、変に気を持たせてしまったりしてしまう。
壊すつもりなんてないのに、結果としてカップルは壊れていくことが多い。
だから三河は言ったのだと思う。
「オレたちは付き合ってないから、潤の欲しいもんなんてないんだよ」って。
女の子は何の話だろう?と二人の話を最初の内は耳を傾けていたようだったけれど、途中で飽きてきたらしく、女友達の会話に交ざりに行ってしまった。
「なんにもなくても、仲がいいにはなにかコツがあると思うんだよ」
と鳥府が言えば、
「そんなのフィーリングだけだよ。那々はノリが近くて、楽しい。そんな感じで一緒にいるから、上手くいってる。そんだけ」
と三河は簡潔にまとめてしまう。
「慧梓は好きでしょ?」
鳥府の言葉に、三河はため息をつく。
「お前はその鋭さを何かに活かせば大成すると思うけど。でも、恋愛にはあんま、活かしてねーよな」
「うるさいよー」
三河はからっとした性格なので、物事へのこだわりはない鳥府とも馬が合う。
「那々がもし潤を好きっていうなら、協力する。那々のことはそんなレベルで好きだよ。でも、お前が一方的にグイグイアプローチすんのは、基本的には許さん。那々が主体である限りには、協力する」
と三河は牽制半分、冗談半分で言ってきた。
冗談じゃあないんだろうな、と鳥府は思う。
鳥府は自分の審美眼ならぬ、審愛眼には自信があった。本気度は手に取るようにわかる。パーセンテージレベルで、カップルの心の天秤見えるのだった。
三河とその女の子は五分五分で思い合っている。
ただし、その思いの質や種類は、鳥府には分からない。
思いが性欲なのか恋なのか、友情や推し活なのか、その辺は鳥府には分からないのだった。鳥府は女の子と話してみようと思ったけれど、女の子は鳥府にさほど興味がないようだ。
三河の話題しか出てこなかったし、鳥府との距離をつめてこようとはしない。
ただ、その場限りの話題として、会話を盛り上げようとはしてくれた。
「鳥府くんといると、特権があるみたい」と言った。流行りのものを身につけているみたいに、鳥府ということは、一種の特権足りえるようだ。
ただし、その子にとっての、流行中だけ。去ってしまえば、ダサくて過去のものらしいけれど。
彼女に三河の話題を禁止したら、
「鳥府くんってどんな子が好きなの?」
「何人と付き合ってきたの?」
とか本当にどうでもいい話をしてくる。三河という共通点や仲介者がいなければ、彼女は鳥府に興味を持てないようだった。
鳥府にとっては、好きなタイプも付き合ってきた人数も過去のもので、どうでもいいものだ。一人の女の子と、長くそして楽しく付き合っていければそれでいいのだし。
「付き合った回数は多い方がいいの?少ないほうがいいの?」
「モテるのとモテないのとどっちがいいの?」
「どんなエッチなら飽きないの?」とかいって。
彼女はなんだその質問、と笑いながら答えてくれる。
「付き合った経験はどうでもいいな。モテるかモテないなら、モテた方が面白いかも。エッチは、経験ないから分かんない。でもそういう風になったら勉強するかも」
鳥府にとって新鮮だったのは、あっさりとかわしてくれる感覚だ。
「どんな風に話したら、オレのこともっと好きになる?」
といつもする質問をしても、彼女は、
「楽しく話が出来れば好きになるよ」と言う。
それは多分、この子が鳥府にまったく興味がないからの答えだ。
でも、だからこそ、鳥府にとっては新鮮で心地よい。
※※※
だから、今回は初めて自分から思いを向けてみた。軽いキスをして、付き合うなら那々巳がいいな、と言う。してしまってから、三河からは「許さん」と言われていたことをしていたと思い出した。
女の子・玖珠那々巳は「なにこれ、モテ男の挨拶?」と聞いてくる。そんなわけじゃないじゃん、と思ったので「違うよ」と鳥府は訂正した。告白のつもりだったけど、那々巳には通じなかったみたいだ。
そのあと三河に相談したら、三河は玖珠からも相談を受けたという。
怒られるかと思ったけれど、「お前が自分から手を出すなんて、珍しいな」と三河は言った。
そして、
「那々はお前のこと好きだって」と言う。
「それ嘘だよ」
と鳥府は思わず言った。玖珠は自分のことは好きじゃない、という自信があった。鳥府には思いの天秤が見えるのだから。
「でも本人が言ってたし。だからさ、協力するよ」
と三河は少しだけ寂しそうに言った。
鳥府はそのとき、初めて気がつく。なぜ、系統の違う三河と馬が合うのか。二人とも、自分の持つポテンシャルを生かせていない点で共通しているからだ。
三河はワイルドな魅力があると言って、かなり人気がある。いつということなく、それとなくアプローチをかけられているようだった。ただ、鳥府からすれば、三河は玖珠那々巳にしか興味がないようにしか見えない。いつだって視線の先には玖珠がいる。
ちょっとした失敗や、羽目外しで彼女を作ってしまうこともあったみたいだけど、「好きな人いるけどいい?」と律儀に言うらしい。そして、「最初に言ったんだから、どんな目にあっても文句言うなよ」と言うスタンスで、少し関係を持った後で、おしまいにしてしまう。かなりポテンシャルを生かせていない男なのだった。
「どんなエッチをするの?」と三河に聞いても無駄だな、と思う。
長く続く方法じゃないんだから。そして玖珠に関しては、経験がないという。
今回に至っては、自分の好きな人との関係を「協力する」なんて言っているのだから、たぶん、この先しばらく生かせないだろう。
でも、鳥府からすれば初めてのケースだったので、大人しく協力してもらうことにした。自分に興味がない相手と付き合うために、その相手が好きな相手に協力してもらう。複雑怪奇な状況に、自分の中の可能性がひらくような期待があった。
ひょっとしたら、玖珠那々巳となら、長く付き合っていけるのかもしれない。
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