【R18】知らないって幸せ【完結】

とんこ

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14 どこここ 要?

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 目を開けると知らない天井が、そこにあった。

 「どこここ?」

 俺んちじゃないのは、確実だ。

 まだ、酔いがさめておらず、考えがまとまらない。

 ふかふかの布団に…俺、裸…はだか!!!


おパンツは、何処へ!


 辺りを見渡すと、ソファーの背もたれに…俺のおパンツがおる。

 取り合えず、おパンツを取らねば。

 「目覚めた?」

 足の方から声がした。

 石原が、腰にバスタオルを巻き、頭をタオルでふきながら、こちらへ歩いてきた。

 「ここどこ?」

 石原は、ベットへ腰掛け俺の髪を一束取りながら「結構飲んでたでしょ、ふらふらしてたからさ…帰る方向一緒だしとあのあと、追いかけたんだ。」

 「あぁ、すまない。」

 石原は、俺の髪を指に絡めくるくるとしながら「家わからなかったから、連れてきたんだ。」

 「そうか、迷惑をかけたな。」

 俺は、起き上がろうと身体を起こすと、石原が俺の両肩に手を置き、ベットへ押し倒した。

 「ダメだよ。」

 「なんで?」

 石原が、俺を見る…俺の目でなく、昨日吾朗がくれた跡を…。

 石原は、指でその跡をなぞった。

 「なに?石原…。」痛いしくすぐったい…。


どうなってるの?


 「こんな、跡つけて…。」

 石原が、俺に覆い被さってきた。
 
 「ちょっと、なっなんだよ。」

 俺は、石原を払おうと腕を伸ばしたが、さっと払い除けられ、吾朗のくれた跡に噛み付いてきた。

 「いっ痛い。何すんだよ。ヤメロ!」俺は、石原の背中を叩いた。

 「やめてくれ…。」

 なんだか、泣きそうになった。吾朗との事が、思い出されて…。

 「泣かないで。」石原は、顔をあげると右手で、俺の頬を撫でた。

 「お付き合いしてる人と、別れたんだって?山田にきいたよ。」


山田…アイツ!


 「だから、いつもより早いペースで、飲んでたんだろ?」


うむ、間違いではないが…。


 俺は、黙って石原を見た。

 「なぁ、彼女と別れたんだら…俺にもチャンスあるかな。」


ん?
今なんと、おっしゃった?


 「ん??」

 俺は、石原を見た。

 石原が、俺をみつめてくる。

 石原は、俺の唇を親指で撫でながら、耳を疑うような事を言ってきた。
 
 「俺、お前が好きなんだ。男の俺じゃダメかな…。」

 「えっ?」

 石原が、俺の唇に石原の唇を重ねてきた。

 舌で、俺の唇をなぞり少しの隙間から、俺の口の中へと侵入しきた。

 「んん。」びっくりした。


ちょっと待て、お前は女が好きなんじゃ…ないのか?


 石原の舌は、外側の歯茎をれろりんと端からなめられる。

 「んんっ。」


どうなってるの?


 舌が、出て行き安心すると、俺の下唇をあむっとしてきた。

 「なっなぁ…。」唇を吸われ、口を開けてしまった。

 すかさず、石原のの舌が俺の舌を捕らえた。俺の舌は、石原の舌から逃げようとするが、すぐに捕まる。

 口が閉じられず、俺の涎か石原の涎なのか…口から頬へと流れ落ちる。

 「ぐっぅうう、はぁぁ。ふんん。」

 石原は、俺の口を犯していく。

 息苦しさと、酔いで頭がくらくらした。








 

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