ばか狼(いぬ)が迎えに参りました。

12時のトキノカネ

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7.  もう一度の再会(土下座付き)。

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(だからなんでお前がここにいる)


校門辺りがざわついているのに他人事と思いながら人ごみを避けながら
校門のを出る。すると騒がしい一段の中心が動いた。その真ん中の
一番大きな物体が迷惑にもすみれたちに近づいてくる。

「え、なになになに?」

真麻が喜びの声を上げる。
それに顔をしかめたすみれはこちらに近づいてくる人物を睨んだ。

「すみれちゃん、顔が…ラ○ウ…」

ラオ○になんかなってません。
すみれは香澄の言葉に突っ込みながら険しくなる顔の眉間をほぐす。
女の子なのに○オウはないよ…。ぐすん。

「すみれ…」

一メートル先で零れる自分の名前。
それを呼ぶのは狼のような男。

前世では青色狼として自分の夫だった人。
特徴が青い髪。今は犬耳がないが体毛すべてが青だ。
ほかに灰色や茶色、金色や銀色もいるらしいが
彼の話ではただの目印に過ぎないらしい。

狼は群れを成す。色はそれを表すカラーぐらいだ。
あとは血が濃くなりすぎないように血の濃い奴が違う色の奴を
見分けるためくらいのもんだよ。

そう言っていた、今よりもずっと若かった声は加齢のためか
少し落ち着いてかすれて、皮肉なことに色気が増している。
低音になって落ち着いた声になったその男を一瞥したすみれは無表情で
次には道端に合った小石に興味をなくしたように目をそらし
男を避けるように歩き出す。

男は無言ですみれの行動を見守って立ち尽くす。
そしてはっとわれに返ったようにすみれの前に進み出る。

そして

無言でその場に足をつき土下座をした。


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