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75話 嫉妬と欲望の青い花
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75話 嫉妬と欲望の青い花
五年ぶりに鏡で顔を見てから一週間。
それでもあの“バケモノ”に戻る気配はなかった。
痛みや痙攣はごく稀に感じる程度で、左頬が突っ張る様子もなかった。
今の状態なら仮面でなくとも眼鏡で、まだ残る肌の違和感は誤魔化せそうだと侍従が言っていたが、浴びたのは“最後の魔女の毒薬“だ。安心はできない。
急に顔が以前のバケモノに戻るか不明のため、このまま下弦の月の仮面を被っておくことにした。
まだ両親にぬか喜びをさせたくないので、『自分から両親に伝えるまでは内密に』と侍従に頼んでおいた。
窓の外を見ると今日も早朝から、庭師たちがよく働いている。
最近まで白い花が咲き誇っていたが、次はどんな色の花が咲くのだろうか?
ミスティア嬢の髪のようなブラウンがかった黄色い花か、かわいい唇のようなピンク色の花か、瞳のような青い花だと嬉しい…
騎士団に向かう前に庭師たちに声をかけてみた。
「朝早くからご苦労。次はどんな色の花が咲くんだ?」
庭師の一人が答える。彼は若いが、真面目でセンスが良いと母が言っていた。
「おはようございます。リソルート様。こちらの花はあと一週間ほどで青い花が咲きます」
青い花だと!ミスティア嬢の瞳の色ではないか。
これは僕が咲かせて、僕だけが愛でなければならない。
間違っても他の者に触れさせてはいけない。
騎士団に行ってる場合ではないな、一週間休むべきか…
「あの…リソルート様。あの噂は本当だったのでしょうか?この花壇を潰してリソルート様の鍛錬場を建設すると…」
もしやあの時の話がこんな噂になっているのか?
「そのような計画は全くないから安心してほしい。
では花壇の世話を頼むよ。
あぁ…そうだ。これだけは言っておく。
くれぐれも花には触らないように。
いいか、ミスティ…いや、青い花が痛むから花には触れないように。頼んだぞ」
これだけ念を押しておけば大丈夫だろう。
第一騎士団ではもうすぐ行われる合同特殊実習に向けて、休憩時間も率先して中堅の騎士たちを中心に作戦が練られていた。
団長室で溜め込んだ仕事と奮闘していると、「では中庭の草抜きに行ってまいります」とミスティア嬢の声が聞こえた。
今から中庭に向かうのか?こうしてはいられない。
僕も今向かえば少しでも話ができるか…
こんな時に限って仕事を溜め込んでいたことに後悔する。
ほとんどの仕事を終わらせ、剣を持って中庭に向かう。
もう草抜きは終わっただろうか…
中庭に着くともうミスティア嬢はいなかった。
薬草を植えている一画は綺麗に草抜きがされていて、ミスティア嬢がさっきまでいた面影が残っていた。
今は一人で剣を振る気にもなれず、諦めて戻ろうとするとバケツが置かれていることに気づく。
ミスティア嬢が忘れたのかな。持っていただろう取手に触れるだけで、あの娘の美しい手を包み込んでいるようだ。
そのまま持って帰ろうとすると、前からタッタッタっと駆けてきたのはミスティア嬢だった。
不意に会えた彼女の姿に、喜びで胸が騒がしくなる。
「まぁ……レアソル団長、申し訳ございません。バケツを忘れておりました」
息を整え、僕の手からバケツを受け取ろうとする。
「かまわない。それより一人で草抜き大変だっただろう」
「いいえ。マルカトさんも一緒だったので」
なんだ。“マルカトさん”と呼ばれているのか。
やけに気にかかる。
「暑くなってきましたね。薬草の白い花と緑の葉が少し涼しげです」
そう言ってミスティア嬢は薬草から空を見ると、僕も誘われるように空を見る。
蒼天という言葉をそのまま表したような空を、この娘と見ることで、まるで二人だけの秘密がまた一つ増えたように思う。
ミスティア嬢の首筋にうっすら汗が見えた。
僕は花の蜜に誘われた蜂のよう——
己の針で傷つけてはいけないのに、その蜜に抗えない。
ミスティア嬢はそんな僕のやましい気持ちを知ってか知らずか、ポケットからハンカチを出して汗を拭く。
緑の葉が縁取りされたあのハンカチ。
使ってもらえていることを知り、嬉しさが込み上げる。
ふと今朝の花壇を思い出した。
「…そういえば花壇の花もあと一週間で咲き誇るようだ。目にも涼しいだろう」
「それは眺めるだけで、涼しい気持ちになりますね」
「…もしよければ一緒に、眺めてみないか…
どうだろう?」
「ご案内していただけるのですか!楽しみです」
「あぁ、レアソル城だ」
「えっと…レアソル城の花壇のことでございましたか。
でも私のようなものがお伺いすると、レアソル団長の名に傷がつきます…」
社交界では”バケモノ大公子息“と広まっているのに、この娘はレアソル大公子息“として僕を見てくれている。
本音は分からない。
でも、この表情からは悪意も蔑む気持ちも、一滴も感じられない。
なんて思慮深い令嬢なのだろう。
その純粋な思いやりに、縋ってもいいだろうか…
——断られても当然だ。望んでしまったんだ。
望むだけなら許されるだろうか——
「才媛が来てくれるとは、レアソル家にも名誉なことだ。それでは兄上とご一緒にどうかな」
「兄もご一緒させていただいて、よろしいのですか!では…次のお休みの日はいかがでしょうか」
「あぁ。大丈夫だ。向かえに上がってよろしいかな?」
「そこまでしていただくわけには…兄と相談して、正式にご返答いたします」
「では私は庭師たちと、青い花を咲かせて待っていよう」
「青い花でございますか…あの、楽しみにしています」
「あぁ、君の瞳と同じ青い花。私も楽しみだ」
あの花が咲けば、君の瞳を独り占めできる——
そんな僕のドロっとした気持ちは、純粋な君には想像もつかないだろう。
この気持ちは、悟られてはいけない。
青い花を見ても、君は純粋なままいられるだろうか。
青い花は珍しい。だから気になったのか、それとも自分の瞳と同じ色だからか。
ミスティア嬢の頬には青とは反対の赤い花が咲く。
ミスティア嬢と知人以上の関係を望んでいないと己を戒めながら、この娘とこのような空の下、手を繋いで歩けたらどんなに幸運なことか…
戒めは脆くも崩れた。
叶わぬ望みを、レアソル城内であれば許されるのではないかと、欲を出してしまった。
五年ぶりに鏡で顔を見てから一週間。
それでもあの“バケモノ”に戻る気配はなかった。
痛みや痙攣はごく稀に感じる程度で、左頬が突っ張る様子もなかった。
今の状態なら仮面でなくとも眼鏡で、まだ残る肌の違和感は誤魔化せそうだと侍従が言っていたが、浴びたのは“最後の魔女の毒薬“だ。安心はできない。
急に顔が以前のバケモノに戻るか不明のため、このまま下弦の月の仮面を被っておくことにした。
まだ両親にぬか喜びをさせたくないので、『自分から両親に伝えるまでは内密に』と侍従に頼んでおいた。
窓の外を見ると今日も早朝から、庭師たちがよく働いている。
最近まで白い花が咲き誇っていたが、次はどんな色の花が咲くのだろうか?
ミスティア嬢の髪のようなブラウンがかった黄色い花か、かわいい唇のようなピンク色の花か、瞳のような青い花だと嬉しい…
騎士団に向かう前に庭師たちに声をかけてみた。
「朝早くからご苦労。次はどんな色の花が咲くんだ?」
庭師の一人が答える。彼は若いが、真面目でセンスが良いと母が言っていた。
「おはようございます。リソルート様。こちらの花はあと一週間ほどで青い花が咲きます」
青い花だと!ミスティア嬢の瞳の色ではないか。
これは僕が咲かせて、僕だけが愛でなければならない。
間違っても他の者に触れさせてはいけない。
騎士団に行ってる場合ではないな、一週間休むべきか…
「あの…リソルート様。あの噂は本当だったのでしょうか?この花壇を潰してリソルート様の鍛錬場を建設すると…」
もしやあの時の話がこんな噂になっているのか?
「そのような計画は全くないから安心してほしい。
では花壇の世話を頼むよ。
あぁ…そうだ。これだけは言っておく。
くれぐれも花には触らないように。
いいか、ミスティ…いや、青い花が痛むから花には触れないように。頼んだぞ」
これだけ念を押しておけば大丈夫だろう。
第一騎士団ではもうすぐ行われる合同特殊実習に向けて、休憩時間も率先して中堅の騎士たちを中心に作戦が練られていた。
団長室で溜め込んだ仕事と奮闘していると、「では中庭の草抜きに行ってまいります」とミスティア嬢の声が聞こえた。
今から中庭に向かうのか?こうしてはいられない。
僕も今向かえば少しでも話ができるか…
こんな時に限って仕事を溜め込んでいたことに後悔する。
ほとんどの仕事を終わらせ、剣を持って中庭に向かう。
もう草抜きは終わっただろうか…
中庭に着くともうミスティア嬢はいなかった。
薬草を植えている一画は綺麗に草抜きがされていて、ミスティア嬢がさっきまでいた面影が残っていた。
今は一人で剣を振る気にもなれず、諦めて戻ろうとするとバケツが置かれていることに気づく。
ミスティア嬢が忘れたのかな。持っていただろう取手に触れるだけで、あの娘の美しい手を包み込んでいるようだ。
そのまま持って帰ろうとすると、前からタッタッタっと駆けてきたのはミスティア嬢だった。
不意に会えた彼女の姿に、喜びで胸が騒がしくなる。
「まぁ……レアソル団長、申し訳ございません。バケツを忘れておりました」
息を整え、僕の手からバケツを受け取ろうとする。
「かまわない。それより一人で草抜き大変だっただろう」
「いいえ。マルカトさんも一緒だったので」
なんだ。“マルカトさん”と呼ばれているのか。
やけに気にかかる。
「暑くなってきましたね。薬草の白い花と緑の葉が少し涼しげです」
そう言ってミスティア嬢は薬草から空を見ると、僕も誘われるように空を見る。
蒼天という言葉をそのまま表したような空を、この娘と見ることで、まるで二人だけの秘密がまた一つ増えたように思う。
ミスティア嬢の首筋にうっすら汗が見えた。
僕は花の蜜に誘われた蜂のよう——
己の針で傷つけてはいけないのに、その蜜に抗えない。
ミスティア嬢はそんな僕のやましい気持ちを知ってか知らずか、ポケットからハンカチを出して汗を拭く。
緑の葉が縁取りされたあのハンカチ。
使ってもらえていることを知り、嬉しさが込み上げる。
ふと今朝の花壇を思い出した。
「…そういえば花壇の花もあと一週間で咲き誇るようだ。目にも涼しいだろう」
「それは眺めるだけで、涼しい気持ちになりますね」
「…もしよければ一緒に、眺めてみないか…
どうだろう?」
「ご案内していただけるのですか!楽しみです」
「あぁ、レアソル城だ」
「えっと…レアソル城の花壇のことでございましたか。
でも私のようなものがお伺いすると、レアソル団長の名に傷がつきます…」
社交界では”バケモノ大公子息“と広まっているのに、この娘はレアソル大公子息“として僕を見てくれている。
本音は分からない。
でも、この表情からは悪意も蔑む気持ちも、一滴も感じられない。
なんて思慮深い令嬢なのだろう。
その純粋な思いやりに、縋ってもいいだろうか…
——断られても当然だ。望んでしまったんだ。
望むだけなら許されるだろうか——
「才媛が来てくれるとは、レアソル家にも名誉なことだ。それでは兄上とご一緒にどうかな」
「兄もご一緒させていただいて、よろしいのですか!では…次のお休みの日はいかがでしょうか」
「あぁ。大丈夫だ。向かえに上がってよろしいかな?」
「そこまでしていただくわけには…兄と相談して、正式にご返答いたします」
「では私は庭師たちと、青い花を咲かせて待っていよう」
「青い花でございますか…あの、楽しみにしています」
「あぁ、君の瞳と同じ青い花。私も楽しみだ」
あの花が咲けば、君の瞳を独り占めできる——
そんな僕のドロっとした気持ちは、純粋な君には想像もつかないだろう。
この気持ちは、悟られてはいけない。
青い花を見ても、君は純粋なままいられるだろうか。
青い花は珍しい。だから気になったのか、それとも自分の瞳と同じ色だからか。
ミスティア嬢の頬には青とは反対の赤い花が咲く。
ミスティア嬢と知人以上の関係を望んでいないと己を戒めながら、この娘とこのような空の下、手を繋いで歩けたらどんなに幸運なことか…
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